AMG SLS(10月13日)
COTYの試乗会のためFISCOへ。東富士五湖道路を走っていたら、対向車線のバイクが下を見て運転しながら中央分離帯に寄ってきた。スレ違うあたりで気づいたようだけれど、すでに分離帯に近寄ってしまっている。大丈夫なのか? と心配しながらバックミラー見たら分離帯(高さ10cmくらいのコンクリート)を乗り上げた。
そのまんま転倒して対向車線(対面通行区間)に転がっていく! 後続車も居なかったためどこにもブツからずケガで済んだと思うけれど、あと10秒遅いタイミングだったら私の目の前! お互い相当不幸な事態になったと思う。対面交通ってこんなことも起きるのね、と怖くなりました。
COTYの試乗会は天候にも恵まれ、ノンビリムード
意外だったのがマークX。BMWの5シリーズと乗り比べてみたのだけれど、走りの質感は予想以上の僅差。やっぱしマークXって良い! 先代マークXと5シリーズって雲と泥の差がありましたから。もちろん大きなギャップを越えた時などの挙動でイマイチの部分もあるマークXながら、なかなかでございます。
レクサスLFAのライバル
ベンツの伊藤さんがSLSに乗ってきており「どうですか?」。乗ってびつくり! 絶対的な金額こそ2430万円と安くないが、内容を考えたらリーズナブルだと思った。だってアルミのスペースフレームですぜ! 足回りもアイバッハのパーツや、凝ったザックスのショックアブソーバーである。
まぁオシャレですなエンジンはAMGチューンの6,3リッターV8。剛性感のカタマリのようなボディに、素晴らしく滑らかに動く足回りを組み合わせているため、文字通り「苦しゅうない」。ECOカー作りで四苦八苦しているベンツなれど、こういったクルマを作らせたら上手い! 高く感じないのだ。
それこそ1億円のフネに乗っている人なら、7200万円のマクラーレンSLRだと「良いクルマだし内容を考えれば価格だって納得できる。でもどうしようかな」と迷うだろうが、2430万円のSLSなら即座に「いいね!」。トヨタのポーナム28Gより安いのだから。こいつぁ売れると思う。
私はお金無いけど、お金持ちの気持ちはよ~く解るのだった。そう遠くないウチ、夢の島マリーナで普通に見かけるようになると思う。COTY試乗会終了後、行きと同じく中央道で帰京。中野に寄ってうなぎ屋修行。そういや最近「人世の最終コーナー」を更新してませんでした。近々。
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