大胆なコンビニ強盗を逮捕 /ソウル

顔を隠さず犯行、監視カメラ画像の配付後は髪を短く切る

 ソウル冠岳警察署は13日、コンビニで十数回にわたって強盗を繰り返したとして、無職のY容疑者(23)を逮捕した、と発表した。警察によると、Y容疑者は先月18日午前1時ごろ、ソウル市冠岳区大学洞のコンビニに押し入り、刃物で従業員を脅して、現金50万ウォン(約3万6500円)を奪い逃走するなど、1カ月間に同区や釜山市、京畿道烏山市など全国で十数回の犯行を繰り返し、約400万ウォン(約29万円)を奪った疑いが持たれている。

 コンビニ強盗は通常、帽子やマスクで顔を隠すものだが、Y容疑者は顔を隠さず、毎回同じ服装で犯行に及んでいた、と警察は説明した。警察の地区隊(日本の交番に相当)から100メートルほど離れたところにあるコンビニへ押し入った際には、「おれが出ていったらすぐに警察に通報しろ」とまで言ったという。ソウル市冠岳区大学洞に住むY容疑者は、先月21日に同区西林洞のコンビニで現金34万ウォン(約2万5000円)、今月1日には同区奉天洞で同じく100万ウォン(約7万3000円)を奪って逃走するなど、自宅周辺で集中的に犯行を繰り返していたことが分かった。警察の関係者は、「警察が監視カメラの写真をコンビニ各店に配付するなど、捜査に乗り出したところ、髪を短く切って犯行に及んだ」と語った。

写真提供=冠岳警察署

李碩浩(イ・ソクホ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
関連記事
記事リスト

このページのトップに戻る