海上自衛隊の新型護衛艦「あきづき」の進水式が13日、長崎市の三菱重工業長崎造船所で行われた。
同艦は基準排水量約5千トンで、全長151メートル、幅18・3メートル。ヘリコプターを搭載できるなど多様な事態に対応できる。これまでに配備された同型艦と比べ、新たに最新の多機能レーダーを備えて対空戦闘機能が強化されている。
この日は市民を含め約3500人が見学に訪れ、船体が無事に進水すると、大きな拍手が沸き起こった。今後、レーダー類を取り付け、平成24年3月末に就役する予定。