救出作業、完了へ=きょう昼にも全員地上に―チリ鉱山事故
時事通信 10月14日(木)6時4分配信
【サンホセ鉱山(チリ)時事】チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山に閉じ込められた作業員33人の救出活動は13日午後(日本時間14日午前)も続き、23人を地上に引き上げることに成功した。同日深夜(同昼ごろ)にも全員が生還し、8月5日の落盤事故から69日ぶりの救出劇は完結する。
ピニェラ大統領は13日午前の記者会見で、「始めは1人当たりの救出に約1時間かかっていたが、(今は)40分程度になっている」と指摘し、同日中の作業終了に自信を示した。ゴルボルネ鉱業相も36〜48時間を要すると見積もられていた救出作戦について、「急速に進展しており、当初予定より早い」と述べ、大きな問題はなく順調だと強調した。
特殊カプセル「フェニックス(不死鳥)」を使って深さ622メートルの坑道から作業員を引き上げる作業は12日深夜に始まり、これまでに最年長のマリオ・ゴメスさん(63)や唯一のボリビア人カルロス・ママニさん(24)らが生還。同国のモラレス大統領も現場に駆け付け、奇跡を祝福した。
【関連記事】
〔写真特集〕チリ鉱山落盤事故
地底の作業員、半数生還=14日にも全員地上に
10人目の作業員救出=チリ鉱山事故
単独インタビューに51万円提示も=チリ救出劇に取材合戦過熱
相次ぎ生還、家族ら歓声=14日にも全員地上に
ピニェラ大統領は13日午前の記者会見で、「始めは1人当たりの救出に約1時間かかっていたが、(今は)40分程度になっている」と指摘し、同日中の作業終了に自信を示した。ゴルボルネ鉱業相も36〜48時間を要すると見積もられていた救出作戦について、「急速に進展しており、当初予定より早い」と述べ、大きな問題はなく順調だと強調した。
特殊カプセル「フェニックス(不死鳥)」を使って深さ622メートルの坑道から作業員を引き上げる作業は12日深夜に始まり、これまでに最年長のマリオ・ゴメスさん(63)や唯一のボリビア人カルロス・ママニさん(24)らが生還。同国のモラレス大統領も現場に駆け付け、奇跡を祝福した。
【関連記事】
〔写真特集〕チリ鉱山落盤事故
地底の作業員、半数生還=14日にも全員地上に
10人目の作業員救出=チリ鉱山事故
単独インタビューに51万円提示も=チリ救出劇に取材合戦過熱
相次ぎ生還、家族ら歓声=14日にも全員地上に
最終更新:10月14日(木)6時5分
Yahoo!ニュース関連記事
- 20人目救出、日本時間昼ごろに救助完了へ動画(日本テレビ系(NNN)) 5時52分
- チリ鉱山落盤、25人目救助…残り8人に(読売新聞) 2時58分
- チリ救出作業は順調 14日中にも全員が地上へ(産経新聞) 1時52分
- 地底の作業員、半数生還=14日にも全員地上に―歓声に沸く救出現場・チリ(時事通信) 0時26分
- チリ落盤 夜徹して救出 作業員次々生還 スピード加速写真(毎日新聞) 13日(水)23時38分