1回戦でローラ・ロブソンを破ったクルム伊達公子=大阪市靱テニスセンター
「HPジャパン女子オープン第2日」(12日、大阪市靱TC)
シングルス1回戦が行われ、世界ランク56位のクルム伊達公子(40)=エステティックTBC=は、同201位のローラ・ロブソン(16)=英国=を6‐3、6‐3で下し、2回戦に進出した。森田あゆみ(キヤノン)はアルベルタ・ブリアンティ(イタリア)に5‐7、6‐3、4‐6で競り負け、2回戦に進めず。中村藍子(ニッケ)と不田涼子(東京レストランHD)は1回戦を突破した。
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貫禄勝ちだった。08年ウィンブルドンジュニアを制した英国の新鋭に、伊達が経験の違いを見せつけて完勝した。実に24歳差。親子ほど年の離れた相手を退け「若くて伸び盛りの選手だけど、しつこさがまだないのは頭にあった。パーフェクトではないけど、まあ良しとするかなって感じです」と、笑顔を見せた。
序盤はサウスポーから繰り出される力のあるサーブに手を焼いたが、勝負どころを見極める力はさすが。3‐3の第7ゲームに力強いラリーから相手のミスを誘い、初めてブレークすると、そのまま第1セットを奪取。第2セットに5‐1から相手の反撃を許し「決めきれなかった。今の課題」と反省もあったが、連戦の疲れもある中で、上々のスタートだ。
40歳を迎えた9月東レ・パンパシで元世界ランク1位のシャラポワら格上を次々撃破した好調ぶりは健在。これまでのツアー最年長優勝はビリー・ジーン・キング(米国)の39歳7カ月。「試合に入れば、年齢差は感じない。見ている人がどう思っているかは分からないけど」と笑った伊達。進化を続けるスーパーミセスなら、史上初の“不惑V”も夢じゃない。
(2010年10月13日)