鳩山氏“小沢氏の党処分必要ない”
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鳩山氏“小沢氏の党処分必要ない”

10月12日 23時51分 twitterでつぶやく

民主党の鳩山前総理大臣は、訪問先のソウルで記者団に対し、政治資金をめぐる事件で強制的に起訴されることになった小沢元代表への対応について、「裁判を見守るべきだ」と述べ、党としての処分は必要ないという考えを示しました。

この中で、鳩山前総理大臣は「小沢元代表は、検察が1年以上かけて調べて不起訴になっており、それがいちばん重い判断であり、冷静に裁判を見守るべきだ。菅総理大臣は、政権浮揚策のような発想ではなく、推定無罪を前提にしなければ失礼なことになりかねない」と述べ、小沢氏に対して民主党としての処分は必要ないという考えを示しました。さらに鳩山氏は、小沢氏の証人喚問に否定的な考えを示したうえで、衆議院の政治倫理審査会への出席についても「小沢氏が望むならありえると思うが、その場で結論が出るわけではなくイメージで終わることが多いので、そのあたりを小沢氏も考えているのではないか」と述べました。一方、現在の検察審査会の制度について、鳩山氏は「透明性が見えないところがある。検察が不起訴と決めたものを変えるなら、そこに至った理由をきちんと説明する仕組みが必要だ」と指摘しました。