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救出待ちわび、祈る家族「待ち遠しい」

 「待ち遠しい」。チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山落盤事故で、地下に閉じ込められた作業員の救出開始が秒読み段階に入った12日、テント村「希望」は早朝から救出を待ちわびる家族や報道陣でごった返し、抱き合ったり、最後の祈りをささげる家族の姿が見られた。

 最初に救出されると報道されたフロレンシオ・アバロスさん(31)のおじウィルソンさん(37)は救出を前に「順番は重要ではなく、大事なのはみんなが元気で出てくること」と強調する一方で「不安だが、落ち着かないと」と自分に言い聞かせるように話した。

 フロレンシオさんの弟レナンさん(29)も閉じ込められている。多くの親族が駆け付けたため、ウィルソンさんはテントに入れず、いすに座ったまま寝て夜を明かし、いつものように家族で神に無事救出を祈った。

 ウィルソンさんは「2人が出てきたらどうするかなんて考えていない。今は救出のことしか考えられない」と表情を引き締めた。

 2番目に救出される予定のマリオ・セプルベダさん(40)は、10月4日に地下で誕生日を迎えた。弟ホセさん(37)は「待ち遠しい気持ちと心配する気持ち」でいっぱいだが、「誕生日と生還の両方を祝うパーティーをするんだ」と笑顔を見せた。(共同)

 [2010年10月13日9時2分]


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