「新日本」(11日、両国国技館)
IWGPヘビー級選手権試合は、挑戦者でG1クライマックス覇者の小島聡(40)=フリー=が、王者・真壁刀義(38)=GBH=を必殺のラリアートで完全KOし、第55代王者となった。真壁は4度目の防衛に失敗し、5カ月天下に終わった。
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王座から陥落した真壁は「あんなクソ野郎にやられて、みっともねぇ。オレの悔し涙が(両国に)降ってるぜ」と無念の表情。「オレは絶対にゴマすり野郎(小島)を認めねぇからな。健闘をたたえ合うなんてクソ食らえだ!オレの人生にゴマすりはない。この10年、オレには居場所がなかった。また、この場所に戻ってきて、ベルトを巻いてやる」と反攻を誓った。
(2010年10月11日)