11月28日投票が仮決定している次期松山市長選で、共産党中予地区委員会は12日、市役所で会見し、今年5月まで市議を通算5期務めた同委員会副委員長の西本敏氏(57)を党公認で擁立すると発表した。
山本久夫委員長は「歴代3市長に論戦を挑み、市民こそ主役という論陣で正面から市民の声を取り上げてきた。市長選に最もふさわしい」と人選の理由を説明。
西本氏も既に出馬表明した3人に触れ、中村時広市長が後継に擁立した経緯やかつて市政与党的立場だった点を批判し「市民目線でない政治が続けられてはいけない。親身に市民の相談に乗れる市にしたい」と述べた。