サブカテゴリー

PR:

チリ鉱山落盤 作業員団結、救助の順番譲り合い

9日、チリ北部コピアポ郊外の鉱山で、チリ国旗を手に地下に閉じ込められた作業員の救出を待つ親族ら
9日、チリ北部コピアポ郊外の鉱山で、チリ国旗を手に地下に閉じ込められた作業員の救出を待つ親族ら
Photo By AP=共同

 チリ北部の鉱山落盤事故で、ゴルボルネ鉱業相は10日、地下に閉じ込められている作業員33人の多くが「地上に出るのは自分が最後でいいと話している」と述べ、13日正午(日本時間14日午前0時)に始まる見通しの救出作業を前に、仲間を先に助けるよう希望していることを明らかにした。

 現地で日本などのメディアと会見したもので、マニャリク保健相も同日の会見で「称賛すべき団結精神を持ち続けている」と作業員たちを称えた。共同電によると、チリ政府は、健康状態などに基づき、原則として33人を3つのグループに分けて順次、引き上げる方針。ただ、鉱業相は最終的には地下に下りる救助担当者が決めるとし、直前の変更があり得るとしている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月12日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲