大阪地検特捜部の元主任検事が押収した証拠を改ざんしたとして11日に起訴され、懲戒免職処分を受けたことに関連して、柳田法務大臣は、前特捜部長と前副部長の2人についても、捜査の結果を待って処分を検討する考えを示しました。
この事件をめぐって、大阪地検特捜部の元主任検事が、証拠として押収したフロッピーディスクのデータを改ざんしたとして、11日、証拠隠滅の罪で起訴され、懲戒免職処分を受けたほか、当時の上司に当たる前特捜部長と前副部長が、改ざんを知りながら隠ぺいしたとして、犯人隠避の疑いで逮捕されています。これに関連して、柳田法務大臣は、閣議のあと記者団に対し、前特捜部長と前副部長の2人について、「しかるべきときに厳正に対応したい」と述べ、捜査の結果を待って処分を検討する考えを示しました。