2010年8月19日 13時3分 更新:8月19日 13時24分
第92回全国高校野球は19日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われた。第1試合は、東海大相模(神奈川)が10-3で九州学院(熊本)を降し40年ぶりの夏制覇に向けて大きく前進した。
東海大相模は一回2死三塁で、大城卓が左前適時打を放ち先制。二回に大城卓が中犠飛で1点を加え、五回にも守備の乱れなどを突き2点を加えリードを広げた。八回には2死一、二塁で染谷が右越えに適時二塁打を放って2点を、九回にも田中の中越えの適時三塁打などで4点を追加して試合を決定づけた。一二三投手は、味方の好守にも助けられ、九州学院打線を3点に抑えて完投した。
九州学院は、八回に坂井の左中間を破る適時二塁打などで3点を返したが、一二三投手を打ち崩すことができず、初の準決勝進出はならなかった。
第2試合は報徳学園(兵庫)と新潟明訓(新潟)とが激突。打力はほぼ互角。報徳学園は大西、田村、新潟明訓は池田、神田健と、ともに投手の2枚看板を擁しており、継投機がポイントとなる。
20日は準決勝の2試合、興南(沖縄)と報徳学園-新潟明訓の勝者、成田(千葉)と東海大相模の試合が行われる【毎日jp編集部】