社会

岩国基地に移転の空中給油機に爆撃機能計画
(山口県)
在日アメリカ軍再編に伴い岩国基地に移転するKC130空中給油機の一部に爆撃機としての機能を加える計画があることがわかった。これはアメリカ軍基地を監視する市民団体リムピースが明らかにしたもので、2011会計年度の海兵隊航空計画によるとKC130空中給油機は2013年4月に沖縄・普天間基地から岩国基地に15機が移転・配備されるとしている。リムピースがこの計画を
分析したところKC130はこれまでの空中給油と輸送の任務のほかに偵察と爆撃の任務を新たに加えるため部隊の一部にハーベスト・ホークと呼ばれるミサイルランチャーと探知機を装着する計画があることがわかったという。爆撃機としての機能を備えるKC130空中給油機は普天間から岩国に移転する部隊にも3セット配備されるという。リムピースではこれは基地機能の強化だとして抗議するとともに岩国市に対し国に事実関係を確認するよう求めた。岩国市は国に照会し市民生活にどういう影響があるか検証したいと答えていた。
[ 10/12 15:26 山口放送]