A Study on Everything around Another Side of Myself and My Dearests 
2010/03/20 23:24 【音コレ:700MBのプレイリスト
(*「700MBのプレイリスト」とは、CD-R1枚の標準的なサイズが700MBであることにちなんで、独自に編集して収めたマイベストやマイコンピ的な音楽CD-RやMDの曲目リストのことである)
デビルマンのうた2 とべ!グレンダイザー ゼンダマンの歌 009誰がために テッカマンの歌 えん魔くんOP


特撮ファンの僕は、子供と一緒に車の中で聴きたいので、特撮ソングのプレイリスト(CD-R)を作ってます。で、アニメは基本、昔から見ないほうなんだけど、いくつか好きな番組や曲もあるので、これまた子供と一緒に聴くためにアニメソングのプレイリストも作りました。すると分かったんですが、こと主題歌に関しては、アニメのほうがカッコよくて燃えるものが多いんですね〜。やっぱり特撮は良くも悪くもお子様向けなのに対し、アニメは少し上の層をねらっているし、アニメだけに劇画チックで、主題かもそれ相応にドラマチックになるからでしょうか。

<プレイリスト> ★は特におススメ!
★1.誰がために (79〜80年『サイボーグ009』OP。作詞:石ノ森章太郎、作曲:平尾昌晃)
2.デビルマンのうた (72〜73年『デビルマン』OP)
★3.今日もどこかでデビルマン (同『デビルマン』ED)
4.ドロロンえん魔くん (73〜74年『ドロロンえん魔くん』OP、作曲:小林亜星)
5.妖怪にご用心 (同『えん魔くん』ED、作曲:小林亜星)
6.とべ!グレンダイザー (75〜77年『UFOロボ グレンダイザー』)
7.チュク・チュク・チャン (75〜76年『タイムボカン』挿入歌、作詞・作曲・歌:山本正之)
8.ヤッターマンの歌 (77〜79年『ヤッターマン』、作曲・歌:山本正之)
9.ヤッターキング(同『ヤッターマン』2代目OP、作詞・作曲・歌:山本正之)
10.ゼンダマンの歌 (79〜80年『ゼンダマン』OP、作詞・作曲:山本正之)
11.オタスケマンの歌 (80〜81年『オタスケマン』OP、作詞・作曲・歌:山本正之)
★12.ヤットデタマンの歌 (81〜82年『ヤットデタマン』OP、作詞・作曲:山本正之)
13.逆転イッパツマン (82〜83年『逆転イッパツマン』OP、作詞・作曲・歌:山本正之)
★14.嗚呼!逆転王(同『逆転イッパツマン』挿入歌。作詞/作曲/歌:山本正之)
★15.テッカマンの歌 (75年『宇宙の騎士テッカマン』OP。作曲:小林亜星、歌:水木一郎)
16.ハクション大魔王の歌 (69〜70年『ハクション大魔王』OP)←意外なほど古いのね
17.アクビ娘の歌 (同『ハクション大魔王』ED&2代目OP)
18.エッちゃん (71〜72年『さるとびエッちゃん』OP)
19.タッチ(85〜87年『タッチ』、歌:岩崎良美)
20.サーカス・ゲーム (83〜84年『伊賀野カバ丸』、歌:シュガー)
21.銀河鉄道999(79年公開映画『銀河鉄道999』主題歌、作詞:山川啓介、作曲:タケカワユキヒデ、歌:ゴダイゴ)

ではレビューを。You Tubeリンク付けていきます。

009誰がために
★1.誰がために (79〜80年『サイボーグ009』OP。作詞:石ノ森章太郎、作曲:平尾昌晃)
そもそも、アニソンでプレイリストを作ろうと思ったきっかけになった曲。僕は必殺シリーズマニアで、かつ自称ミュージシャンでもあるので、平尾昌晃先生は尊敬すべき存在。でも、意外にも「カナダからの手紙」と「瀬戸の花嫁」、「グッバイマイラブ」以外は曲を知らず、再ブームの水谷豊の「カリフォルニア・コネクション」で感動したのは前にも書いたとおり。それがきっかけで平尾大先生のほかの作品も探していて出会った名曲がこの「誰がために」でした。特撮ファンなので石森先生のファンでもあるにも関わらず、あくまで「変身する特撮もの」が好きなので「変身しないアニメ」である『009』には縁がありませんでした。この曲、今まで知らなかったのが恥ずかしいくらい人気の高いアニソンなんですね。しかも作詞も石森氏!まさか石森×平尾のコラボ作品が存在したなんて!!DVD借りて『009』も見始めてます。歌の成田賢という人は、僕的に分かるのは『デンジマン』の歌を歌っていた人。確かに一緒の声だ。いかにもアニソンな濃い〜声の人じゃないところが、この曲の人気のもう一つの理由だとも思う。ちょっと変わった声なんだけど、すごくイイ!歌詞の「荒野」の部分が「どこまで伸ばすねん、平尾先生っ!」ってとこもポイントです!
「♪涙で渡る血の大河!夢見て走る死の荒野!!」
http://www.youtube.com/watch?v=sRhXtYblqcc *涙を流すのがイイですね。

石森編はここまで。実際にはあとで『さるとびエッちゃん』も出てきますが、やっぱり最初はカッコいいので固めたいので別扱いで。石森アニメって、この2つくらいしか思いつかないですね。あ、今ちょっと見たいのは時代劇アニメの『佐武と市 捕物控』。必殺好きで有名な京極夏彦氏が、錠と鉄みたいだと言ってたので。

デビルマンのうた2
2.デビルマンのうた (72〜73年『デビルマン』OP)
ここからは永井豪編。
なんといっても僕が好きなのはデビルマン。理由は等身大変身ヒーローが好きなので…と言いたいところなんですが、デビルマンが意外に巨大なことを知ったときは子供ながらにちょっとショックでした(ずっと不動明サイズだと思っていた)。軽く調べたところでは4mだとか。ちなみにマジンガーZは18m…でも、劇場版でこのあたりのロボとデビルマンが共演していたときは同じくらいだったと思うんだけど??
曲は、壮大なイントロやTVでも流れたことがあったと記憶している2番も入れたいので、このプレイリストではフルバージョンで収録。作詞・作曲者は個人的に特筆すべきところはないのですが、歌の十田敬三という人、めっちゃカッコええ声ですよね、少しハスキーで。てっきりデビルマンの声優さんと思っていたんですが違うようです。略歴を調べたところCMソングが多い人で、サロンパスとかイチジク浣腸(!)とかのCMで歌を歌ってるそうです。あの声で「♪イチジク浣腸〜」とか言うのかなぁ。聞いてみたいような恐いような…。興味のある人はどうぞ(http://www.youtube.com/watch?v=Vf3KrM-6LBc)。僕はすぐに再生をやめました(笑)。
「♪初めて知った人の愛。その優しさに目覚めた男」
http://www.youtube.com/watch?v=mR4p0slEfgo&feature=related

今日もどこかでデビルマン
★3.今日もどこかでデビルマン (同『デビルマン』ED)
言わずと知れた名曲。EDでここまで有名なのも珍しいのでは?夕陽を背に鉄塔に座るデビルマンと、この切ないメロディのマッチング感は最高ですね。とくに秀逸なのはBメロですが、ここのコード進行は平尾大先生の代表曲「カナダからの手紙」のBメロ「♪色づく街をながめていると涙が頬にこぼれてきますぅ〜」の部分と共通しています。僕も好きなコード進行の一つだったりします。ボーカルはOPに同じ。これもテレビで1番、2番の両方が聞き覚えがあるのでフルバージョンで収録。
「♪人の世に愛がある、人の世に夢がある」
http://www.youtube.com/watch?v=ju2IOdYqFgM

えん魔くんOP
4.ドロロンえん魔くん (73〜74年『ドロロンえん魔くん』OP、作曲:小林亜星)
僕の小1のときのヒーローで、今でも最終回を見ると泣いてしまう『えん魔くん』のOP。環境問題にスポットを当てたテーマや切ないストーリー、個性的な妖怪の数々…永井豪の傑作です!
「♪どろろん、おどろん、でろでろばぁ!どろろん、おどろん、でろでろばぁ!」
http://www.youtube.com/watch?v=9XJuZplSUyg
↓ちなみに、超泣ける最終回をアップしてくれた人がいます。
http://www.youtube.com/watch?v=GJsD37XBZwE&feature=related

えん魔くんED
5.妖怪にご用心 (同『えん魔くん』ED、作曲:小林亜星)
『ギャートルズ』なんかもそうだけど、EDにカントリー調のノホホンとした曲がくるのは好きなパターンです。カントリー調ではないけど、『宇宙刑事ギャバン』のEDや、最近だと『仮面ライダークウガ』のEDもそんな雰囲気ですね。こちらは、1番と2番の両方が流れた記憶があるのでフルバージョンで収録。
「♪変な感じがしませんか?あの角曲がる女の子。妖怪っぽくはないですか?」
http://www.youtube.com/watch?v=uk9-YTuKC5k&feature=related

とべ!グレンダイザー
6.とべ!グレンダイザー (75〜77年『UFOロボ グレンダイザー』)
「等身大」の「特撮」が好きな僕としては、「巨大ロボ」の「アニメ」は最極端に位置するわけで、当然スーパーロボ系やガンダムとかにはまったく興味が湧かないんですが、そんな中で妙にその姿を見るだけで懐かしくなるのがグレンダイザー。なんででしょうね〜。TOYも持ってないけど、いずれは一つほしいと思ってます。
歌はとくに好きなわけでも懐かしいわけでもないんですが、「♪ゆけー、ゆけー、デュークフリード、とべー、とべー、グレンダイザー」の歌い出しが『ラ・セーヌの星』OPの歌い出し「♪とべー、とべー、流れ星、とべー、とべー、流れ星」に似ていて面白いし、なんかその部分はカッコいいので収録。 で、あまりにも似てる(途中からメジャーコードになるあたりもソックリ)ので調べたら、『ラ・セーヌ』も同年に放送が始まっていて、『ラ・セーヌ』のほうが半年ほど早いんですが、なんと作曲者だけでなく、作詞者も一緒!確信犯やん!!(というか、作曲はかの菊池俊輔氏。1号からZXまでのライダー主題歌やバロム1などの東映特撮ソングの数々を手がけた巨匠です!)
http://www.youtube.com/watch?v=CBqOS85Imio
↓ちなみに『ラ・セーヌの星』
http://www.youtube.com/watch?v=aPj3HIqOOFg

さて、ここからはタツノコ編。まずはタイムボカンシリーズ。

チュクチュクチャン
7.チュク・チュク・チャン (75〜76年『タイムボカン』挿入歌、作詞・作曲・歌:山本正之)
いきなりOPではなく挿入歌。『タイムボカン』のOPは、以降のシリーズと違って、のんびりとした曲なのでココでは外しました(包括的なリストを組むなら入れるのですが、今回は好きなものを集めてます)。第13話以降から登場したこの挿入歌は、タイトルや擬音だらけの歌詞からは想像が付かないくらいに実はカッコいい曲で、『ヤッターマン』以降のアップテンポなOPの先駆け/原点とも言えます(「アチョー、ほよほよ・・・」もこちらが元祖)。もちろん、詞・曲・歌は山本御大によるもの。イントロが完全に『助け人走る』(73〜74年)なところは、必殺ファン泣かせ!タイムボカンシリーズの主題歌と言えば<カッコいい系>というイメージだが、『タイムボカン』のそれは非常にノホホ〜んとしたものだった。ちなみに、「チュク・チュク・チャン」は、ギターのワウの音を擬音化したものらしいです(⇒それって「ワウ」そのものがそうなんじゃないですか、御大?!)
「♪ちゅくちゅくちゃん!ちゅくちゅくちゃん!ちゅくちゅくちゃんちゅんちゃん!」
http://www.youtube.com/watch?v=RiCX_iMLFvg
↓ちなみに『助け人走る』
http://www.youtube.com/watch?v=DvsUt73lFfQ *イントロが雰囲気似てます。

ヤッターマンの歌
8.ヤッターマンの歌 (77〜79年『ヤッターマン』、作曲・歌:山本正之)
冒頭のエンジン音、ヤッターワンの雄たけび、そして華々しいイントロ!タイムボカンシリーズの王道的な歌ですね。
「♪仮面に隠した正義の心」
http://www.youtube.com/watch?v=oFKHEerkhu4

ヤッターキング
9.ヤッターキング(同『ヤッターマン』2代目OP、作詞・作曲・歌:山本正之)
45話でヤッターワンが大破、48話からヤッターワンを改良したヤッターキングが登場し、59話から使用されたのが2代目のOPソング(EDも同じタイミングで変更)。僕はこっちの歌のほうが好きだったりする。ちなみに、ワンがキングとして復活しているにも関わらずまだ初代OPが流れていた48話から58話までのあいだは、映像だけヤッターワン登場部分を別の映像に差し替えたものになっているらしい。
メカについては、58話からキングに格納されるヤッターブル、ヤッタードジラ、ヤッターパンダが登場(その翌週から「♪ブル!ドジラ!パンダ!コパンダ!」の2代目OPになったわけですね)。91話からはキングの後継機としてヤッターゾウと、新しい被格納メカであるヤッターヨコヅナが登場します。ちなみに僕は、この91話から最終回(108話)までの短期間の主役メカとなったヤッターゾウがいちばん好きだったりします。あまりにもマイナーなのか、当時モノ以外はフィギュアが存在しません。
「♪風を!雲を!追い越し〜、世界の果ての果て〜」
http://www.youtube.com/watch?v=6uEX3Xjk03Q&feature=related

ゼンダマンの歌
10.ゼンダマンの歌 (79〜80年『ゼンダマン』OP、作詞・作曲:山本正之)
続くシリーズ第3弾『ゼンダマン』の主題歌。個人的には、『ヤッターマン』より『ゼンダマン』派です。OPは、山本御大がもちろん続投で作詞・作曲ですが、歌は別の人。その代わり、御大はゼンダライオンの声で声優として参戦!あと、「♪ゼンダ〜アクダ〜」の挿入歌とEDは御大が歌っています。
このOP、『ヤッターマン』と比べるとテンポは落ちますが、異国情緒漂う雰囲気と切なめのメロディがけっこう好きです。イントロは、『ヤッターマン』よりもヒーローソングしててイイと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=oBmfIkDwwu8
「♪空を、海を、山を越え、時を越え〜」

オタスケマンの歌
11.オタスケマンの歌 (80〜81年『オタスケマン』OP、作詞・作曲・歌:山本正之)
番組・歌ともにあまり好きな作品ではありませんが、ここだけ抜くわけにもいきませんので、入れました。でも、オトナになってから一番よく歌ってた気がする。「♪キラッ!キラッ!キラッ!キラッ!スター、スター」ってことで(笑)。あ、あと今聞きなおすと、イントロで入るマンドリンのトレモロがめっちゃ切なくてイイですね!
http://www.youtube.com/watch?v=f6W4JTtK498
「♪助けにきたぞ!オッタスケ〜 助けにきたぞ!オッタスケ〜」(笑)

ヤットデタマンの歌
★12.ヤットデタマンの歌 (81〜82年『ヤットデタマン』OP、作詞・作曲:山本正之)
変身するのが男一人になって、巨大ロボ(大巨人)が登場するという新フォーマットの作品。曲もグンとカッコよくなってますね。ボーカルがソウルシンガー出身の人らしいんですが、これがまたハスキーでカッコいい!作曲はもちろん山本御大ですが、終盤にかけての盛り上がりはハンパじゃないです。ふつう、歌はAメロ、Bメロ、サビの3部構成になっている(Aメロとサビが同じで実質は2部のものも少なくない)んですが、この歌は細かく刻むとAメロ〜Eメロの5部構成くらいになってます!しかも無駄に多いんじゃなく、必然性があってキレイに流れている。ドラマチックな歌です。イントロの異国情緒ある笛の音もいいですね。昔はとくに好きでもなかった曲ですが、今聞くとボカンシリーズでは一番じゃないでしょうか。
「♪遠く耳を澄ませば、聞こえるあの笛の音。ジンと勇気がせまる正義のメロディ」
http://www.youtube.com/watch?v=FFB_Uu9qFL0

イッパツマンの歌
13.逆転イッパツマン (82〜83年『逆転イッパツマン』OP、作詞・作曲・歌:山本正之)
ヤットデタマンの路線がさらに発展して、よりシリアスになった作品。でも歌は「♪パ!パ!パパパパパパパパパッ!」です(笑)。
「♪パ!パ!パパパパパパパパパッ!イッパツマ〜ン!」
http://www.youtube.com/watch?v=Fq-UoaFBt18

★14.嗚呼!逆転王(同『逆転イッパツマン』挿入歌。作詞/作曲/歌:山本正之)
これぞボカンシリーズの隠れた名曲!御大もいつになくシリアスな歌い方。巨大ロボ逆転王のテーマとして流れた挿入歌です。ただ、逆転王のときにボーカル入りが流れたのは第29話のみ。三冠王(31話より登場)になると、歌詞の「♪逆転王」を「♪三冠王」に差し替えたものがボーカル入りで頻繁に使われたらしい。
余談ですが、サビ最後の「♪お前の真実、嗚呼逆転王〜」の部分が、堀内孝雄の「愛しき日々」(86年、年末時代劇『白虎隊』主題歌)のBメロ「♪もう少し時がゆるやかであったなら〜」の部分にかなり似てる(*この話しは次のテッカマンにも続きます)。
「♪誰が誰がわかろう!」
http://www.youtube.com/watch?v=pIiqbgJkI-o

テッカマンの歌
★15.テッカマンの歌 (75年『宇宙の騎士テッカマン』OP。作曲:小林亜星、歌:水木一郎)
ボカンシリーズに続いて、さらにタツノコ作品よりのラインナップ。ボカンシリーズ以外のタツノコヒーロー作品では、『キャシャーン』のほうが番組自体はよく見ていた覚えがあるんだけど、やっぱりビジュアル的に好きなのは素顔の見えないテッカマンのほう(ボバフェットみたいでカッチョええっすよね)。テッカマンの歌は、最後の「♪宇宙の騎士、宇宙の騎士、テッカマ〜ン!」の部分しか覚えてなかったんですが、今回のプレイリスト作成にあたって聴いてみるとめっちゃカッコいいので収録決定(ちょっと歌い出しがスターにしきのっぽいですがね笑)。
とくにBメロの「♪一筋流れる涙星〜」のところが泣けて燃える!亜星もやるなぁ(このプレイリストでは『えん魔くん』のOP/EDも亜星氏の作曲)。でも、こちらのBメロもなぜか、『愛しき日々』の同じ部分に似ている。・・・他にも何かある気がするけど分からない。・・・とここで書くのをやめてお風呂に入っていると、ふと思い出した。『それいけ!レッドビッキーズ』(80年)の主題歌「やがて青春」のBメロ「♪あの子の瞳に見えました、輝く瞳に見えました」の部分だった。これ、少年野球のドラマなんですけど、ロボコン系のシリーズの後番組だったからか妙に見てて記憶に残ってます。調べてみると、これも石森原作らしい。ほんと幅広いなぁ、石森先生は。この系のメロディを時系列で並べると、テッカマン⇒ビッキーズ⇒逆転王(イッパツマン)⇒堀内孝雄となるので、原点は亜星氏ですね。 (コード進行はいずれも、Amをキーとすると、すべて直前がE#で、続いてAm⇒Dm⇒E7⇒Amというもの。しかしテッカマンは、直前への流れが、E7⇒Am⇒Dm⇒G⇒C、B⇒E7⇒D⇒C⇒E7という、ちょっと思いつかない変則進行で、これが「Am⇒Dm⇒E7⇒Am」の盛り上げを絶頂まで高めている!)
そんでもって、水木の兄貴の歌はやっぱりスゴイなぁ。僕的にはちょっと濃いのが苦手なんだけど、やっぱスゴイわ。ライダーでは、7人ライダーでは一番好きな『仮面ライダーX』のOPを兄貴が歌ってますね。
「♪やるぞぺガス!テックセッター!」
http://www.youtube.com/watch?v=7w6pl1xNcGw(テッカマン)
↓ちなみに『ビッキーズ』
http://www.youtube.com/watch?v=vLxlvhTvMeM(ビッキーズ)、
↓ちなみに堀内孝雄「愛しき日々」
・・・は、まあいいか(笑)。

ハクション大魔王シングル
16.ハクション大魔王の歌 (69〜70年『ハクション大魔王』OP)←意外なほど古いのね
これもタツノコですが、ここからはちょっとコミカル路線編に突入。
『ハクション大魔王』のOPは、ジミヘンやツェッペリンも真っ青なベースラインの上に、まさにそれっぽいノイジーなファズギターが乗るイントロが、強烈に斬新で画期的! ロケンです!コミカルだけどカッコいい!
「♪くっしゃーみ一つで呼ばれたからにゃ、それがあたしのご主人さまよ〜」
http://www.youtube.com/watch?v=DU4FTtfTk54

アクビ娘の唄
17.アクビ娘の歌 (同『ハクション大魔王』ED&2代目OP)
もともとはEDだったのが、2代目OPの座に就いた珍しいパターン。「♪トゥルットゥルッ、トゥットゥワ〜」で始まる、こちらもちょっとファンキーな曲です。
「♪派っ手〜なイタズラ、たまにきず〜」
http://www.youtube.com/watch?v=-6Qp26K4a8M

さるとびエッちゃんOP
18.エッちゃん (71〜72年『さるとびエッちゃん』OP)
タツノコは以上で、コミカル路線続きでエッちゃんを。メルヘンチックな映像と共に印象深いOPです。これも石森作品。特撮、SFアニメ、時代劇アニメ、ともだちロボット、そして少女アニメ・・・なんという引き出しの多さ!
「♪どうしてエッちゃん、なぜだかエッちゃん、へんだな、へんだな、エッちゃん」
http://www.youtube.com/watch?v=EmFVqggDc5A 

19.タッチ(85〜87年『タッチ』、歌:岩崎良美)
見たことないですが、いい曲なので何となく入れました。間奏のギターソロが泣けるのでフル収録。
「♪呼吸をとめて1秒あなた真剣な目をしたから、そこから何も聞けなくなるの、星屑ロンリネス」
http://www.youtube.com/watch?v=zpGb_Wc6QWE

サーカスゲーム
20.サーカス・ゲーム (83〜84年『伊賀野カバ丸』、歌:シュガー)
「ウエディング・ベル」で(だけで?)有名なシュガーが歌う『伊賀野カバ丸』のOP。『伊賀野カバ丸』は少女マンガですが、そっちに興味があったわけではなく、JACファンだった流れで、JACによる実写版映画の影響で、このアニメもよく見ていました。今聞くと、すごくカッコいい泣きメロ曲ですね。Bメロからサビへの盛り上がりが尋常じゃないです。
「♪好きよなんて、とてもI can't say. I love you. I want you. Love me...」
http://www.youtube.com/watch?v=Z9oYR03EXI0&feature=PlayList&p=3F96D5CA19D89EFC&index=1

銀河鉄道999ゴダイゴ
21.銀河鉄道999(79年公開映画『銀河鉄道999』主題歌、作詞:山川啓介、作曲:タケカワユキヒデ、歌:ゴダイゴ)
これもまともに見たことないんですが、大好きな曲なので最後は爽やかにゴダイゴで締めます。78〜81年のTVアニメ版放送中の夏休み映画2作のうちの第1作『銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)』の主題歌として使われたのが本曲です。また、TVスペシャルでも主題歌として使われたそうです。タケカワユキヒデは、いい仕事をしますね〜。作詞の山川啓介氏は、宇宙刑事シリーズの主題歌や岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」など、なんとも重厚で男らしい詞を書く人です。ちなみに、僕はずっとこの曲がテレビアニメの主題歌だと思ってたんですが、テレビのほうは作曲:平尾昌晃、歌:ささきいさおによるものらしいですね(YouTubeで聞いてみたら、聞き覚えのある曲でした)。尊敬する平尾大先生の楽曲ですが、残念ながらあまりグッとは来なかったため今回は未収録です。
「♪そうさ君は気づいてしまった。やすらぎよりも素晴らしいものに」
http://www.youtube.com/watch?v=-KIboDS4w8M



以上!




*見やすいTaDaゴトの<カテゴリー&記事一覧>はこちら



トラックバック(0)  コメント(2)
■ Re: いいコレクションですね!
誰がために、昔から知ってたなんて、うらやましいです。
というか、今まで知らなかった自分が情けない!

ボルテスV、機会があったらというか、速攻聞きましたよ。
味があっていいですねぇ。平尾系のBメロも切ない感じで。
好みです。

ちなみに、必殺の殺しのBGMだけを集めたCDが市販/レンタルされてますが、運転中にこれを聞くと目が血走ってヤバイらしいですよ笑。
2010/03/21 22:38 【TaDa】 URL 【編集】
■ いいコレクションですね!
平尾昌晃さんだったのですねぇ・・・“誰がために”!
昔から好きなサウンドでしたよぉ。
TaDa さんも好きでよかったです。

デビルマンはOPもEDも文句ナシに最高ですね。


小林亜星さんは、昔からオールマイティですよね。
一番好きだったのは・・・“超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)”
いい曲ですよ、機会があったら是非!
(違っていたらゴメンなさい・・・)

山本正之さんは、タツノコの傑作選をはじめ
個性あるイイ曲を書きますよね。

確かに、どれも車で聴くと爽快に飛ばしちゃいそうですね (笑)
2010/03/21 21:15 【こーら♪】 URL 【編集】

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