覚せい剤8億円分所持＝台湾から密輸か、会社員逮捕―暴力団事務所捜索・警視庁

　台湾から密輸したとみられる覚せい剤約9キロ（末端価格約8億1000万円）を販売目的で所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課が覚せい剤取締法違反（営利目的所持）容疑で、相模原市の建設会社社員竹原吉明被告（51）＝起訴＝を現行犯逮捕していたことが12日、同課への取材で分かった。
　同課は同日、密輸にかかわった疑いがあるとして、東京都豊島区と新宿区の指定暴力団極東会系暴力団事務所3カ所を家宅捜索した。
　同課によると、同被告は容疑を否認し、「自分あてに送られたのは間違いないが、中身は知らない」と供述しているという。　

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