大学の校舎建て替え現場に拳銃？　発砲跡も　東京

　１２日午前８時１５分ごろ、東京都新宿区下落合４丁目、「聖母大学」の校舎建て替え工事現場で、入り口前の路上に拳銃とみられるものが置かれているのを男性作業員が見つけ、警視庁戸塚署に通報した。同署によると、入り口脇の鉄板のフェンスに銃弾が撃ち込まれたとみられる跡などがあり、発砲事件として調べている。

　同署によると、拳銃には実弾数発が入っていた。銃弾が撃ち込まれたような跡は１カ所という。

　昨年１０月以降、都内の大学や銀行の工事現場などに銃弾が撃ち込まれる事件が相次いでおり、うち少なくとも４件では近くで拳銃が見つかっている。同署は関連を調べている。