中国、北朝鮮新指導部に訪中要請

 朝鮮労働党創建65周年の記念行事に出席するため、平壌を訪れている中国共産党の周永康・政治局常務委員は11日、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談し、金総書記をはじめとする北朝鮮の新指導部が都合の良い時期に中国を訪問することを求める胡錦濤国家主席のメッセージを伝えた。中国の新華社電が伝えた。

 労働党の新指導部には、党の中央軍事委員会副委員長、中央委員に選出された後継者、金正恩(キム・ジョンウン)氏が含まれており、正恩氏が早ければ来年初めにも新指導部の一員として訪中する可能性が指摘されている。金総書記は後継者に指名された9年後の1983年に中国を初めて訪問したが、後継者としての公式デビューが急ピッチで進んでいる正恩氏の初訪中はそれよりもはるかに早まりそうだ。

 中国側の訪中要請を受け、金総書記も同日、胡主席の訪朝を正式に要請した。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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