抄録
二平行曲がり板返しベンドの凹面および凸面の温度助走区間における局所の乱流熱伝達特性をベンド曲率,ダクトすきまおよび流速を変化させ実験的に研究した.実験は水を用い凹面および凸面を等熱流束の条件で加熱している.その結果ベンドの局所の熱伝達特性はすきまと曲率により大きく影響を受け,例えばすきまの増加と共に凹面の熱伝達率は増大するが,凸面のそれは減少するなどということがわかった.
二平行曲がり板返しベンドの凹面および凸面の温度助走区間における局所の乱流熱伝達特性をベンド曲率,ダクトすきまおよび流速を変化させ実験的に研究した.実験は水を用い凹面および凸面を等熱流束の条件で加熱している.その結果ベンドの局所の熱伝達特性はすきまと曲率により大きく影響を受け,例えばすきまの増加と共に凹面の熱伝達率は増大するが,凸面のそれは減少するなどということがわかった.