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2010年10月11日(月) 19:35 |
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瀬戸内国際芸術祭に大勢の観光客
終盤を迎えた瀬戸内国際芸術祭は多くの人で賑わっています。 芸術祭の会場の一つ直島には、全国から大勢の観光客が詰めかけました。 10日は、一日の最高となるおよそ26000人を記録。 あまりの観光客の多さに美術館は、入場制限を行うなど島からはうれしい悲鳴が上がっています。
7月に開幕した瀬戸内国際芸術祭の来場者は、今月9日の時点でおよそ60万人を突破し、当初の見込みの倍以上になりました。 さらに芸術祭の会期が今月31日に控えたなかでの3連休、全国から多くの駆け込み客が詰め掛けました。 10日は、一日の最高となるおよそ26000人が訪れました。 直島で人気の地中美術館は、午前中に入場整理券の配布が締め切られました。 そのほかの施設でも入場に最大4時間待ちなどといった盛況ぶりです。 宇野港のフェリー乗り場でも、急きょ、混雑を伝える掲示板が設置されました。 詰め掛ける観光客に帰りのフェリーに乗れない恐れがあることなどから、異例となる「来場を控えて」との呼びかけです。 今までにない賑わいをみせる中、島の宿泊施設は観光客のもてなしに大忙しです。 芸術祭会場となった7つの島は、どこも少子高齢化という悩みを抱えています。 そうした中で開かれている芸術祭です。 島の元気を取り戻すためにこんな方法もあるんだという形を芸術祭が示しているように感じます。 今後も週末は混雑が予想されることから、芸術祭実行委員会では、平日に来てもらえればと話しています。 芸術祭の会期は残り20日です。
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