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注目集める「ペニーオークション」苦情も急増

web R25 10月8日(金)10時5分配信

近ごろ、新しいネットオークションの形として注目を浴びているのが、1回入札するごとに「入札料」を支払う形式の「ペニーオークション」。落札できないと入札料を損するわけだが、一方で開始金額がかなり低く設定されており、通常のオークションよりも安い価格で落札できるケースが多いとして、ユーザー数を急激に増やしているという。

そんなペニーオークションだが、ネット上では「落札できなくても料金がかかるのはおかしい」「落札できるかどうか分からないものに入札料を払うのは、ただのギャンブルではないのか」という意見も頻繁に見かける。

MSN産経ニュースによるペニーオークションの現状を伝えた記事に関して立ちあがった、2ちゃんねるのスレッドを見てみると、

「第三者に絶対落札されないようにすれば、在庫0で確実に儲かる仕組みだな」
「みんな表示価格が安いから釣られるんだろうな」

と、やはり懐疑的な意見が多い。

また1人のネット住民は、あるペニーオークションサイトで市場価格4万円程度の精米機が11万円以上の入札価格になったという事例をスクリーンショット画像つきで紹介。続いて、同じ事例と思われる動画も別のIDのネット住民によってアップされた。ディスカウント率「-192%」という信じられない状況に対し、ほかの住民たちは、

「これ何の罰ゲームだよw」
「ボットぶっ壊れているだろw」

などとコメントしている。「ボット」とは、インターネット上で特定のタスクを自動で行うプログラムのこと。つまり、自動で入札を行う「ボット」が仕組まれており、そのプログラムが暴走した結果、過剰な入札が繰り返された、という可能性を指摘しているのだ。

本当にボットによって落札価格が引き上げられていたのかどうかは不明だが、いずれにしろペニーオークションには大きなリスクがともなうということは間違いない。激安な落札額だけに踊らされないように十分気をつける必要があるだろう。

(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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最終更新:10月8日(金)10時5分

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