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SOPHIA都が仕事復帰、闘病生活語る

 帽子姿でファンの前に登場した都=東京・渋谷
 帽子姿でファンの前に登場した都=東京・渋谷

 血液のがんである「ろ胞性悪性リンパ腫」のため入院、休養していたロックバンド・SOPHIAのキーボード奏者、都啓一(39)が10日、都内でイベントに出席し、仕事復帰した。

 自らが参加するもう1つのユニットRayflowerのミニアルバム「Flower Language」発売記念トークショー。「僕が闘病している間、みなさんの声が励みになりました。」とファンに感謝した。

 がんが発覚したのは2月上旬。5月から抗がん剤治療を開始した。副作用で頭髪は抜け落ち、この日も帽子でまゆ毛から上は隠していたものの、イベント後には「今日も髪の毛を帽子で隠してきました」と明るく話した。

 幸いなことに「ろ胞性悪性リンパ腫」が進行の遅いがんだったこともあり、現在は日常生活に支障がないレベルまで回復。9月に抗がん剤治療を終了し、3日に大阪で仕事を再開させていた。

 来春のステージ復帰を目指し、ウオーキングで体力づくりに励む日々。「今は家族(妻で歌手の久宝留理子(41)や2人の子供)も一安心といった感じ。これからは、少しでも自分と同じような病気で頑張っている方の勇気になれれば」。今後は再発予防のための月2、3回の通院を2年間続ける。

(2010年10月11日)






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