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ダライ・ラマが中国批判「強硬派がいまだに古い考え方をしている」

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は11日、航空機の乗り継ぎのため到着した成田空港で共同通信の取材に応じ、中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞に中国政府が反発していることについて「一部の強硬派がいまだに古い考え方をしている」と批判した。

 ダライ・ラマは「中国政府は個人が政府と異なる意見を持つことを認めないが、中国の人々を救う唯一の方法は、透明性のある、開かれた社会をつくることだ」と指摘。

 「中国は変わらなければならない。温家宝首相でさえ政治的変化の必要性を指摘している」と訴えた上で、劉氏の受賞をめぐる中国政府の対応に言及、批判した。

 ダライ・ラマはチベット独立運動に関連し、1989年にノーベル平和賞を受賞している。11日は講演活動などのため訪米する途中で、インドのムンバイから成田に到着した。 (共同)

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