妖精スマイル全開！アサクサ、６戦ぶりの４強

ストレート勝ちし、笑顔をみせる浅尾 Photo By スポニチ

　ビーチバレー国内ツアー第７戦・川崎市長杯第２日は８日、神奈川・川崎マリエンで行われ、女子２回戦で浅尾美和（２４）、草野歩（２５＝ともにエスワン）組は保立沙織（２６＝フリー）、松山紘子（２４＝Ｓａｎｄ　Ｂｌｏｃｋ）組に２―０でストレート勝ちし、開幕戦の東京オープン以来６戦ぶりの準決勝進出を決めた。敗者復活戦に回った菅山かおる（３１＝ＷＩＮＤＳ）、駒田順子（３１＝ポイント）組は楠原千秋（３４）三木庸子（３３＝ともにフリー）組に０―２で敗れた。

　久々に妖精スマイルが全開した。２連勝で６大会ぶりの４強入りを決めた浅尾は「（前回準決勝に進んだ東京オープンは）昔のことのよう。率直にうれしい」と声を弾ませた。序盤から積極的にスパイクを打ってリズムをつくった。要所ではブロックも決まり、アマチュアコンビを圧倒。草野は「プロの私たちは１セットも落としちゃいけない」とストレート勝ちに胸を張り、「初めてチームとして機能していた。美和が決めてくれたのが大きい」と珍しくパートナーを絶賛した。低調な成績が続いて浮上したペア解消問題も、一時棚上げ。念願の初優勝へ向けて、浅尾は「しっかり声を出して、勢いをつけていきたい」と気合たっぷりだった。

[ 2010年10月09日 ]