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【芸能・社会】阿蘇、最高齢ホッキョクグマ死ぬ 推定30〜31歳2010年10月11日 20時41分
熊本県阿蘇市の動物施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」が飼育していた、日本最高齢のホッキョクグマの雄「トウチャン」が3日、死んだ。11日までにドミニオンが明らかにした。死因は肝不全。推定年齢30〜31歳で、人間の80〜85歳に相当するという。 1980年に来園、推定5歳年下の雌「カアチャン」と同じ熊舎で飼育された。同じ施設にいる約240頭のクマの中でも体格が大きく、存在感のある人気者だった。 8月には豪快にプールに飛び込む姿も見せていたが、9月中旬から食欲がなくなり、10月1日から展示を中止して治療を受けていた。 飼育員の古庄晃さん(32)は「大きなトウチャンが小さなカアチャンと寄り添って寝る姿はほほ笑ましかった。自分と年齢も近かったので寂しい」と話した。 ドミニオンによると、国内で飼育中のホッキョクグマの最高齢は、東京・上野動物園の26歳の雌になった。 (共同)
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