石田が敵地で微妙な判定負け/ボクシング
<プロボクシング:WBAスーパーウエルター級正規王座決定戦12回戦>◇9日◇メキシコ・テピク
WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(35=金沢)が、敵地での正規王座決定戦に敗れた。同級9位リゴベルト・アルバレス(32)に1-2の小差判定負けを喫した。日本人選手の海外挑戦(決定戦含む)は31連敗となった。7回にダウンを喫した石田は、終盤の反撃も及ばなかった。微妙な判定結果に「大差で勝ったと思った。ダウンは足がからんで滑った。完全なスリップ」と不満を口にした。
リングアナウンサーは採点を読み上げず、アルバレスの2-1勝利を伝えた。しかし、確認を求められたWBA立会人は「3-0でアルバレスの勝ち」と回答。約2時間後に公開された採点表は再び2-1。内訳は石田から見て、114-113、112-115、113-114だった。
試合後、石田は地元出身の世界王者に「君は勝っていた。メキシコを嫌いにならないでくれ」と慰められた。今後については「微妙なところ。もしこれで引退することになっても、胸を張って引退する」と引退をほのめかした。これで5年6カ月ぶりに関西地区の世界王者が不在となった。
[2010年10月11日9時5分 紙面から]
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