記事入力 : 2010/10/06 08:20:05
サッカー:韓日戦、朴智星をトップ下で起用か
「セントラル・パーク」―英メディアは昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッドの朴智星(パク・チソン)=29=をこう呼んでほめたたえた。欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ(CL)16強戦のACミラン戦で中盤を支配し、チームを勝利に導いた朴智星の名字(英語名:Park)と、中央を意味する「セントラル」を組み合わせた愛称だ。
12日に日本と親善試合(国際Aマッチ)を行うサッカー韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督は、「朴智星のよさを最大限に生かすため、トップ下に配することを考えている」と語った。朴智星を中央のMFで起用する考えを明らかにしたものだ。趙監督は主に、中央にMF二人を配する戦術を採用するため、中盤での朴智星のパートナーが誰になるのかに注目が集まっている。今回の代表メンバーのうち、中央のMFは奇誠庸(キ・ソンヨン)=セルティック=、具滋哲(ク・ジャチョル)=済州=、ユン・ビッガラム=慶南=の3人だ。
スコットランドリーグでベンチを温めていた奇誠庸は、2日のハミルトン戦に先発出場し、攻撃を引っ張った。また、具滋哲(6ゴール8アシスト)とユン・ビッガラム(5ゴール5アシスト)は、Kリーグで目覚ましい活躍を見せている。
KBS放送のハン・ジュンヒ解説委員は、「朴智星のレベルを考えれば、中盤に非常に攻撃的な役割が与えられるだろう。朴智星をフォローできる守備力を兼ね備えた選手が、中盤でコンビを組む可能性が高い」と語った。
チャン・ミンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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