女子サッカー:ヨ・ミンジ出場試合に地元ファン歓声

1000人以上詰め掛け「ヨ・ミンジは出る?」「ミンジはどこ?」

 8日、慶尚南道の咸安スポーツタウンが久々にざわめいた。第91回全国体育大会の女子サッカー高校生の部・準々決勝に、咸安代山高のヨ・ミンジ(17)が出場したからだ。小さな競技場に1000人以上のファンが集まった。

 先月行われたサッカーU17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で、ゴールデンボール(MVP)とゴールデンブーツ(得点王)の2冠に輝いたヨ・ミンジが、W杯終了後に初めて出場した公式試合だった。咸安代山高は、W杯出場メンバーのイ・ジョンウンの先制点を皮切りに、ゴールを量産した。そして、5-1のリードで迎えた後半15分、ヨ・ミンジが姿を現した。

 黄色いヘアバンドに黄色いスパイク姿のヨ・ミンジは、左サイドのFWとしてピッチを駆け回った。ヨ・ミンジは攻撃ポイント(得点とアシスト)を挙げられなかったが、試合は咸安代山高が忠州蘂城女子高を相手に、6-2の大勝を収めた。試合後、ヨ・ミンジは多数のカメラの前で、「女子サッカーに多くの方々が関心を持ってくださってありがたい」と話した。

咸安=チャン・ミンソク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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