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電子書籍元年はもう終わったのか?

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これを見て、「もう全然話しにならん…」という方もいらっしゃるでしょうし、「もともと学術系で文字と簡単な図表だけだから気にならん…」という方もいるかもしれませんが、日本の出版に関わってきた多くの方々にこの見た目を受け入れてもらうのは非常にハードル高そうだと感じつつも、実際のプロジェクトではPDFならタダなのにePubの変換にコスト掛けられないというなら、これを受け入れるしかないという現実をどう受け止めるか、まずはお考えいただく必要ありと申し上げておきたいと思います。

昨日も書きましたけど、日本の場合書店が減っている…という割には、ユーザが書店や新聞の書籍広告欄以外に「書籍」の存在を知り、購入するかどうかの判断が下せる従来書店における「立ち見」の環境をどう提供するのかへの取り組みが遅れているように思われ、冒頭に紹介した小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明の「あらゆる文字はGoogleの資産になるのだろうか?」ではこんな一説が…
一度はじまった変化は、二度と昔には戻らない。

 街からCDショップが無くなり、写真屋が根絶やしになりつつあるのと同じように、この先、書店が少しずつ消えていく中で、本を読むわれわれの読み方も以前と同じではいられない。本を書く人間の書き方も変わっていく。

すくなくとも現在は日本のiBooksも開いていないしePubにしたってiPadやiPhoneとかごくごく限られたレンジの人たちのところにしかリーチしそうにな状況ではありますが、SONYが「Reader Library」でiTunes的な事を始めたら話はもう全然違う次元にひとっ飛びな訳です。

音楽販売のところでSONYとAppleが手を組むことは現状想像できませんけど、ePubフォーマットという細い線でつながったこの両者が、音楽ビジネスとの関わりをこの電子書籍分野でどう確保していくかで、モノ離れ元年として電子出版元年は完全に忘れられたものになるのかどうかの鍵を握っているような気がします。
■プロフィール

佐々木康彦

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株式会社CMパンチ代表取締役。
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各分野で活躍する識者や企業ユーザーが、メディアがカバーできない領域や、異なる視点でITの潮流をつづります。

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