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2010年10月10日01時25分
電子書籍元年はもう終わったのか?日経ビジネスオンライン小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明の最新の記事「あらゆる文字はGoogleの資産になるのだろうか?」でこんな指摘がされています。
ただ残念ながら零細会社で異業種参入の我々が、このような日本を代表するメーカーと出版社が取り組むビジネスに出る幕なぞあるわけもなく、成り行きを見守るしかない訳で…なんかネットが日本に普及したあたりの頃を思い出すような様相であったりしますが、この辺の想いはまた別な時にエントリ化するとして、
今日は電子書籍のフォーマットとしてオープンなプラットフォームであるePubではあるけど、現状iPad・iPhone向けにコーディングだけでなく、ほかのデバイスを考えた場合にどのビューワーを考慮しようか?と当然悩む訳で、多分名前が最初に挙がるのは「Adobe - Digital Editions」か、Firefoxのプラグインではないか?と思います。
音楽雑誌の新しい形を模索する試みの中でAppleとSONYの溝に大いに苦しめられているのですが、この2社はPC、携行型の音楽プレーヤーを販売し、音楽のダウンロード販売も当然手がけており、来年あたりはテレビの分野でもいろいろぶつかりそうな情勢…ただ電子書籍分野においてはePubをベースにするという点では合致していて、そういう観点から考えた場合、こちらのサイトで提供されているPC用の電子書籍ビューワーは注目すべきアプリです。
まだ日本語バージョンは出ていないのですが、前述のように大手メーカと出版社が戦略的にビジネスを開始する場合には、それ相当の予算を確保して数年やってみて大赤字…という話はよくありますが、外部業者がiPadやiPhoneだけに届くePubというか電子書籍の企画を持ち込んでも、まず売り上げとして見込める部数の段階で話を聞いてもらえないケースも多々ありこの観点においても、こちらの記事ある、
紙の売り上げ増加が大事とは言いつつも、AppleのiPadやiPhoneといった製品だけでなく、Xperia、Sony Readerでも共通コンテンツが流通、PCでは前述のSONYが提供するReader Libraryで閲覧・コンテンツ購入できるとなればePubでコンテンツ提供をしようと取り組んでいただける出版社さんも増えるのではないか?と思うから
ただ、そこには当然いろいろ受け入れにくいだろう…と予測できる事もありまして、
「3Dテレビ元年」ということが喧伝されはじめる直前まで、2010年が「電子出版元年」と言われていたことをおぼえておいでだろうか。そう言われてみればもう2010年も10月で残り2ヶ月あまり…元年の終わりかけにシャープのガラパゴスが登場して新聞や雑誌の定期購読分野に参入する試みがどこまで浸透することが出来るのか非常に興味があるところ…
結果は、いずれも空振り。モノ離れ元年。特に電子出版元年の方は、iPad(アイパッド)の需要が一巡すると完全に忘れられた。
ただ残念ながら零細会社で異業種参入の我々が、このような日本を代表するメーカーと出版社が取り組むビジネスに出る幕なぞあるわけもなく、成り行きを見守るしかない訳で…なんかネットが日本に普及したあたりの頃を思い出すような様相であったりしますが、この辺の想いはまた別な時にエントリ化するとして、
今日は電子書籍のフォーマットとしてオープンなプラットフォームであるePubではあるけど、現状iPad・iPhone向けにコーディングだけでなく、ほかのデバイスを考えた場合にどのビューワーを考慮しようか?と当然悩む訳で、多分名前が最初に挙がるのは「Adobe - Digital Editions」か、Firefoxのプラグインではないか?と思います。
音楽雑誌の新しい形を模索する試みの中でAppleとSONYの溝に大いに苦しめられているのですが、この2社はPC、携行型の音楽プレーヤーを販売し、音楽のダウンロード販売も当然手がけており、来年あたりはテレビの分野でもいろいろぶつかりそうな情勢…ただ電子書籍分野においてはePubをベースにするという点では合致していて、そういう観点から考えた場合、こちらのサイトで提供されているPC用の電子書籍ビューワーは注目すべきアプリです。
まだ日本語バージョンは出ていないのですが、前述のように大手メーカと出版社が戦略的にビジネスを開始する場合には、それ相当の予算を確保して数年やってみて大赤字…という話はよくありますが、外部業者がiPadやiPhoneだけに届くePubというか電子書籍の企画を持ち込んでも、まず売り上げとして見込める部数の段階で話を聞いてもらえないケースも多々ありこの観点においても、こちらの記事ある、
また今回の発表に合わせ、ソニーでは専用の電子ブックリーダー以外でコンテンツの閲覧が可能なソフトウェアの提供スケジュールも発表している。現在PC向けの閲覧ソフトウェアとしてはWindows版とMac版の2種類が用意されているが、今年末をめどにAndroid版とiPhone版アプリの2種類を提供する計画だという。↑これが実現して、その対応フォーマットの基本がePubでOKだとすると、前述のPC用ビューワーのほか、現在iPad/iPhone向けにコーディングしているePubを「Sony Reader」での表示互換を確保しつつ、ソニー系の試聴音源がこの「Sony Reader」派生のビューワーで聞ける環境をSONYが構築してくれると、電子書籍における音楽活用の試みが劇的に変化することが想像できます。
紙の売り上げ増加が大事とは言いつつも、AppleのiPadやiPhoneといった製品だけでなく、Xperia、Sony Readerでも共通コンテンツが流通、PCでは前述のSONYが提供するReader Libraryで閲覧・コンテンツ購入できるとなればePubでコンテンツ提供をしようと取り組んでいただける出版社さんも増えるのではないか?と思うから
ただ、そこには当然いろいろ受け入れにくいだろう…と予測できる事もありまして、
各分野で活躍する識者や企業ユーザーが、メディアがカバーできない領域や、異なる視点でITの潮流をつづります。
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