イノシシに乗る“子ザル”が負傷…福知山市動物園
イノシシの背に乗る子ザル「みわ」 |
京都府の福知山市動物園で、イノシシの赤ちゃんの背に乗って走り回る姿が人気の子ザル「みわ」が、園内のアライグマに襲われ、けがをしていたことが9日、動物園への取材で分かった。
動物園によると、8日午後3時50分ごろ、散歩中だったみわがアライグマ舎に近づいた際、アライグマに足をつかまれひっかかれた。職員らが救助したが、手足を19針縫うけがを負った。
みわは順調に回復しているものの、現在はうり坊の背に乗ることができない状態。治るまでに10日前後かかるという。
二本松俊邦園長(65)は「目を離した一瞬のすきにこのようなことが起きてしまい大変残念。早く元気になってほしい」と肩を落としていた。
[ 2010年10月10日付 ]
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