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早くも余裕 正恩氏 慣れたしぐさで10万人超の前に

9日、平壌で開催された芸術公演「アリラン」を観覧し、拍手する金正恩氏(右から2人目)
9日、平壌で開催された芸術公演「アリラン」を観覧し、拍手する金正恩氏(右から2人目)
Photo By 新華社=共同

 金正日総書記と同じひな壇に並ぶ正恩氏。パレードする将兵やミサイル部隊に、やや緊張した表情ながらも、手慣れたしぐさで敬礼や拍手を送る。両脇に並ぶ金永春人民武力相や李英鎬総参謀長の2人の年配者と時折話を交わす姿は自信や余裕もうかがわせる。

 10日、平壌の金日成広場で約2時間にわたり行われた朝鮮労働党創建65周年を記念する軍事パレードで、金総書記の後継者となった正恩氏が10万人を超える観衆や平壌市民の前に姿を見せた。

 既に9日のマスゲーム公演を金総書記とともに観覧、一般国民や外国からの代表団、メディアの前に登場していたが、この日は外交団や海外からの代表団も参加する国家的な公式行事に初めて登場、内外に後継者としての存在感をアピールした。

 軍事パレード前に李総参謀長が行った演説や、赤や黄色の造花を両手に持った数万人の市民が描く「金正日」「一心団結」などの人文字では、正恩氏に関連した内容は登場せず、正恩氏自身の肉声も伝えられなかった。

 しかし、制服姿の軍高官に挟まれ、金総書記が着用するものと似たデザインのジャンパー風スーツ姿でひな壇に立つ正恩氏は、党内序列とは別に特別な地位にあることを印象づけた。 (共同)

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