佐賀大学“飲酒の強要なかった”
佐賀大学“飲酒の強要なかった” 09/29 19:56

佐賀大学の19歳のラグビー部員が、送別会で酒を一気飲みした後に死亡した事故で大学側は、「飲酒の強要はなかった」とする調査結果を発表しました。

佐賀大学ラグビー部の1年生の男子学生は今年3月、部の送別会で一気飲みして急性アルコール中毒となり翌日、死亡しました。

事故を受け大学は、調査委員会を設置して当時の状況について調べてきましたが、きょう会見を開き、「飲酒の強要は認められなかった」とする調査結果を発表しました。

一方で、その後に予定されていた3次会で飲食代を払うことになっていた4年生が、2次会までに下級生を酔わせてしまい、自らの負担を減らそうとしていた雰囲気があったとしています。

佐賀大学は、ラグビー部を1年間の対外試合禁止としたほか、部の顧問などを厳重注意処分としました。