地球規模の視点で日本の自然を見つめ直す2回シリーズの2回目は海。 氷の海からサンゴ礁、さらには1万メートルの深海まで、あらゆる環境がそろっている。また、最近の国際調査で、日本の海にすむ生きものが3万4千種で、世界一多いことが明らかになった。
なぜ、日本の海はこれほどまでに多様な環境に恵まれているのか?その秘密は「境界線」。はるか上空から日本列島を俯瞰してみると、海にいくつもの「境界線」が見えてくる。 陸と海の「境界線」。海流がぶつかり合うことで生まれる「海の境界線」。プレートの「境界線」。大陸と大洋の「境界線」。 これらの境界線が、絶妙なバランスで影響し合い日本の海に豊かな多様性を生み出しているメカニズムを解き明かしていく。
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