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【あの人は今こうしている】

「ワタシ、10年間の潜伏期間を経て、奇跡的にゾンビのように蘇ったのよ」

【芸能】

2010年9月28日 掲載

AVからオファーも。「4000万円のギャラを提示された」

●岡本夏生さん
 モータースポーツが大ブームだった90年代、レースクイーンはモテモテだった。中でも“ハイレグの女王”と呼ばれた岡本夏生さんはバラエティー番組にひっぱりだこ。テレビで見ない日はなかった。しかし、徐々にフェードアウト。いつしか忘れられた存在に。さて今どうしているのか。

「こにゃにゃちは、おっ久しブリーフ。ゲンダイさんの取材って記憶にないぐらい過去のことね。ワタシ、10年間の潜伏期間を経て、今、奇跡的にゾンビのように蘇ったのよ。この前、TBSの『サンデージャポン』で世界のディカプリオさまと渡辺謙さまにインタビューさせていただいた上、富士急ハイランドのテレビCMにもお呼びがかかったの。ホント、芸能生活25周年の今年にふさわしい快挙だったわ」
 お台場にあるホテルのロビーにばっちりメークで現れた岡本さん、ハイテンションでこう言った。
「それもこれも『岡本夏生の人生ガチンコすぎるわよ!』をアメーバブログで始めたのがきっかけね。アクセス数は1日最高60万超。10代20代のコたちばっかりの中で、40代のワタシがグラビアアイドル部門で1位になって注目されたの」
 ブログにはハイレグ水着やミニスカート姿はもちろん、パンチラにハミ乳、手ブラなどのカットがエロエロとアップされている。
「禁断のセクシーショットはシャレ。ワタシ的にはガチンコトークがウリね。8月20日からグリーでもブログを始め、10日でベスト10に入っちゃった。食い込むのはハイレグだけじゃないのよ、フフフ」
 ともに更新とコメントの返信は100%、岡本さん本人。しかもケータイだけで行っている。
「親指が腱鞘炎になりそう。だけど、芸能人はお声がかかってるうちが花。チャンスって一生のうちに、そう何度も訪れないものよ」
 さて、数百倍の難関を勝ち抜いて「11PM」のカバーガールに選ばれた岡本さんはその後、「日清カップヌードルレーシングチーム」のレースクイーンに抜擢されて“ハイレグの女王”として君臨。「たけし・逸見の平成教育委員会」や「新婚さんいらっしゃい!」の5代目アシスタントで人気タレントになった。
「それで慢心しちゃったのね。3年4年、そして10年経って気がついたら、毎日が日曜日。『あの人は今』になってたわ」
 それがここ2カ月で形勢逆転。日活ロマンポルノやAVからもオファーがあったそうだ。
「今月で45歳になったのに、捨てたもんじゃないでしょ。AVは“どこまでヤレますか?”ってズバリ聞かれ、4000万円のギャラを提示された。悪い気はしなかったけど、こう見えて脱ぎそうで脱がないの」
 後悔はしない?
「ン~、ちょっともったいなかったかしら。でも、人生なんてしょせん1回限り。今度のプチブレークもパッと咲いた真夏の夜の夢だと思って楽しまなきゃ。これからも昭和の美熟女、岡本夏生をどうぞよろしくネ」
 都内の富士山が見えるマンションで自炊の毎日だ。

(写真=ワコール「ラブ、エイジング」キャンペーンのキックオフイベントで)
~2010年9月28日以前の記事~