日時:2009年12月5日
場所:東京都
「日本軍性暴力パネル展」(武郷展)が11月2日、中国でついに正式にオープンし、一般に公開されました。オープンの式典から戻られた石田米子さんによる最初の報告となります。
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WHR日本建設委 連続学習会 第3回
「武郷展の現状―中国で日本軍性暴力問題を展示する意義」
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開幕直前の4月17日、突然「暫時延期」の知らせが中国側開催責任者から舞い込んだ「日本軍性暴力パネル展」(武郷展)。国慶節諸行事(建国60周年)後の11月開催に向けてねばり強い努力が続けられた結果、11月2日、ついに武郷展が正式にオープンし、一般に公開されました!!
今回の学習会は、オープンの式典から戻られた石田米子さんによる最初の報告となります。奮ってご参加ください。
講師:石田米子さん(岡山大学名誉教授 武郷展実行委員会共同代表)
日時:12月5日(土)14時〜
場所:明治大学 リバティタワー1087教室
武郷展は中国の人々に中国とアジア全域で被害を受けた女性たちの尊厳回復のための闘いを知らせることで、「今も苦しんでいる被害女性たちとその家族が少しでも生きやすい環境をつくる」ことを願って企画されました。約2年に亘る模索と準備の末、今年5月5日に山西省武郷県の八路軍紀念館で開催の運びとなりましたが、突然「暫時延期」に。なぜ開催が阻まれたのか。そこから見えて来る中国山西省の被害女性たちの「今」を、石田さんにお話しいただきます。
■WHR日本建設委 連続学習会――――――――――――――
韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が2004年から計画・推進
してきた「戦争と女性の人権博物館」は、2009年3月8日に着
工式を迎え、建設に向けて大きな一歩を踏み出しました。しか
し、その着工式の現場でも、殉国先烈遺功会が建設反対のビラ
まきをするなど、未だ独立運動関連団体による反対運動は続い
ています。「民族の聖地」である西大門独立公園内に「慰安婦
」博物館を建てることは「殉国先烈に対する名誉毀損」だとい
う彼らの主張は、日本軍「慰安婦」問題を記憶し伝えようとす
る試みが、加害国の日本で抵抗を受けるだけでなく、被害国に
おいても未だ厳しい営みであることを示しています。中国の武
郷で企画されていた「日本軍性暴力パネル展」は開幕直前に「
暫時延期」となり、東ティモールパネル展示も幾多の困難を乗
り越えてのものでした。
これらの例から、私たちはまず、生存者たちが生きている現場
の厳しさを思わずにはいられません。そして、まずはその現実
をきちんと知ることから始めるべきだと考えます。その上で、
自らの存在をかけて二度と戦争が繰り返されてはならないと訴
えて来た生存者たちの思いにどう応え、どう伝えて行くのか、
共に考えたいと思います。
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「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会
Email;whrmuseum@gmail.com
TEL&FAX 03-6324-5737
URI;http://www.whrmuseum-jp.org
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<募金受入口座>
【口座番号】00170-6-266644
【口座名】 女性人権博物館
領収書は振込取扱票右側の振替振込受領証をもって替えさせていた
だきます。ご理解いただけますようお願い致します。
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<署名をお願いします>
光復会をはじめとする独立運動関連団体が博物館建設に反対し
ている状況で、ソウル市がひるむことなく、今後も建設の推進
に協力するよう求める署名を募っています。
ホームページ上からメールにて署名することもできます。さら
なるご協力をお願いいたします。
*署名用紙はhttp://www.whrmuseum-jp.orgからダウンロー
ドできます。
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