ROUGE DIOR
オートクチュールから誕生した、魅惑的な新ルージュ。
今回、蓮舫議員のインタビューの聞き手になってくださったのは、家族やいじめなど、少年少女が抱える問題についての作品で知られる作家の重松清さん。重松作品の大ファンだという蓮舫議員たっての希望で、実現した顔合わせです。2010年8月20日、参議院議員会館の蓮舫事務所。議員としての信念、苦悩、そして野望─重松さんが120分にわたってじっくりと聞き出してくれました。
─昨日、蓮舫さんのツイッターを拝見しましたら、今ちょうど双子のお子さんたちがそれぞれ合宿に行ったり、お父さんと一緒に与論島に旅行に行っている、とありました。蓮舫さんにとっては、ちょっと寂しい夏休みなのかな(笑)。夏休みは実際何日くらい取れましたか?
蓮舫(以下 R) 今年は家族一緒に青森県大湊のねぶた祭りに行きました。2泊3日で、それが実質の夏休みでしたね。土、日、月の3日間です。
─夏休みは家族で一緒に過ごす、というのは恒例なんですか?
R 基本ですね。私も子どものころは、父が台湾でビジネスをしていたので、必ず夏休みには台湾に1カ月ほど滞在していましたし、双子が生まれてからは、彼らが乳児のころは台湾、歩けるようになってからは必ず与論島に行っているんです。1週間から10日、とにかくたっぷり夏休みを取る、というのが我が家の基本です。
─それは政治家になってからも、変わらず?
R はい。だけど政治家になってからは、みんなは10日滞在だけど私だけ2泊3日になったり、旅の日程もずれたりしていますね。
─今年はついに別行動になってしまいましたね。
R 総選挙だったので一緒のお休みは無理でしたねえ。これで2年続けて、一緒に長い夏休みを取れていないことになりますね。
─それは蓮舫さんの忙しさに加えて、お子さんの成長もあるのかな。今、中学1年生ですか。親からの最初の「旅立ち」が始まるころだよね。
R 中1です。13歳。もうべったりしてこなくなっちゃって。間違いなく息子は反抗期で、口もきいてくれません(笑)。そんななか、「反抗期なんだから仕方ないよ」って言ってくれる娘は大人ですね。
─2004年からですよね、政治の世界に入られたのは。ちょうどお子さんが小学校に入学されるころだったのではないですか。
R そうですね。3月の末に出馬会見をして、4月に入学式。そして7月に選挙でした。
─出馬に関するお話は、家庭でもしていたんですか?
R 普通に当たり前にしていました。私自身の子どものころもそうだったのですが、食卓での会話に普通に政治の話が出てくるんです。我が家でも昔、「田中」とか「三木」とか、「リクルート」という言葉が家庭の会話のなかに当たり前のように入ってきていましたね。陳水扁さんが初めて総統になられたとき、サンデープロジェクトの取材で台湾に行ったのですが、そこで現地の食堂でおじいさんが新聞を読んでいたんですよ。おじいさんが孫を呼んで新聞を指差して「これ、だあれ?」って言うと、3歳くらいの子どもが普通に「新しい総統」って答えるんです。それを見て「ああ、うちの家庭の原点って、やっぱりここだ」って。中国に留学していたときには、政治が人民の生活に自然に入り込んでいる印象を受けました。アメリカの友達や、当時できたトルコの友達にもそれが普通でした。帰国して、どうして日本では、父親のいる食卓で、政治の話が出ないんだろう? って思ったんです。
─なるほど。
R 私もできることからやろう、と、双子が生まれてからは家庭で政治の話を自然にするようになりました。だからママが選挙に出ることに何の違和感もないようだし、むしろ社長になるって言っても、サラリーマンに戻ると言っても問題なく理解できたと思います。
─子どもたちと社会のあいだに、継ぎ目がない、シームレスなんだね。
R そうですね。子どもたちに伝えられる言葉を持っていない人は、政治家として難しい、と思うんです。子どもの質問のほうが、実は鋭くて。「なんで600兆円も借金つくってきちゃったの? 返せないでしょ」って言われたり。「なんで消費税を上げるの?」という問いにも、ちゃんと答えてあげるのが当たり前だと思っています。
(以下、つづく。作家・重松清が迫る! 蓮舫との120分ロングインタビュー(2)はこちら)
撮影の裏側「蓮舫さん」編 その1は、こちら。
撮影の裏側「蓮舫さん」編 その2は、こちら。
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