2010年9月、中国当局が「フジタ」の社員4人を拘束。9月30日に3人、10月9日に残る1人を解放。[関連情報]
ヘッドライン
中国河北省で軍事施設保護法違反の疑いで取り調べを受け、9日に釈放された「フジタ」の高橋定さんが10日午後、経由地の上海から中国東方航空機で羽田空港に到着した。写真は帰国した高橋さん(中央=羽田空港)(時事通信) |
高橋さん「大変うれしい」、解放で5万元支払う
中国河北省石家荘市で中国当局に拘束され、9日に解放された中堅ゼネコン「フジタ」の現地法人社員、高橋定(さだむ)さん(57)が10日午後、帰国し、東京・渋谷区の本社で記者会見を行った。(読売新聞)[記事全文]
◇保釈金5万元は約60万円
・ 長引いた理由「ビデオ撮影」=高橋さん拘束で説明―保釈金は5万元・フジタ - 時事通信(10月10日)
◇10日、正午すぎに日本到着
・ 高橋さんが日本に到着 疲れた表情で車に乗り込む - 産経新聞(10月10日)
◇9日に4日目の面会
・ 大使館員が高橋さんと面会=健康状態は良好―日中関係筋 - 時事通信(10月9日)
▽3回目の面会では「中華料理が続いてやや胃が疲れている」
・ <フジタ社員拘束>高橋さんと領事面会 3人釈放後は初 - 毎日新聞(10月5日)
・ 高橋さん解放、独自の「中国ルート」で働きかけ - 読売新聞(10月10日)
・ 邦人解放 政府「安堵」も対中「弱腰」の傷深く - 産経新聞(10月10日)
◇3人は9月30日に釈放
・ 中国で拘束のフジタ社員3人が釈放、1人は依然取り調べ中 - ロイター(9月30日)
・ フジタ 取り調べは紳士的、衝突事件言及なし 3社員会見 - 毎日新聞(10月1日)
・ 事件の概要と経緯 - 関連情報エリア
・ フジタ - 当社社員の解放について(10月9日)
バックナンバー
釈放の高橋さん帰国 会見へ(10日) / 独自の「中国ルート」で解放(10日) / 解放の高橋さん 10日午後帰国(9日) / 解放の高橋さん 上海に到着(9日) / 解放の高橋さん 上海へ出発(9日) / 大使館員が高橋さんと面会(9日) / 中国拘束の高橋さん解放(9日) / フジタ社員と面会 胃の疲労も(5日) ...
ニュース
- 高橋さん「大変うれしい」、解放で5万元支払う(読売新聞)10日 - 16時19分
- 長引いた理由「ビデオ撮影」=高橋さん拘束で説明―保釈金は5万元・フジタ(時事通信)10日 - 16時16分
- 帰国した高橋さん=20日間の拘束後(時事通信)
10日 - 13時55分
- フジタの高橋さん、帰国=羽田空港(時事通信)
10日 - 13時45分
- 釈放の高橋さん帰国=20日間の拘束後―中国・上海(時事通信)10日 - 13時10分
- 釈放のフジタ社員が帰国(日本テレビ系(NNN))
10日 - 13時5分
- フジタ・高橋さんが帰国、本社で会見へ(読売新聞)
10日 - 12時55分
- 中国・日本人拘束 解放されたフジタ社員・高橋 定さん、上海の空港から帰国の途に(フジテレビ系(FNN))
10日 - 12時25分
- 釈放されたフジタ社員が帰国の途に(日本テレビ系(NNN))
10日 - 12時17分
- 解放のフジタ・高橋さんが帰国の途に(読売新聞)
10日 - 10時10分
※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。 表示方法: 標準全部
事件の概要と経緯
時系列
日 付 | 内 容 | 報道など |
---|---|---|
2010年9月20日 | フジタの社員4人が身柄を拘束される | フジタの発表(PDFファイル) |
2010年9月25日未明 | 日本の検察が中国漁船の船長を釈放 | |
2010年9月29日 | 民主党の細野豪志前幹事長代理が訪中(30日帰国) | 時事通信 |
2010年9月30日 | 中国当局が4人のうち3人を釈放 | フジタの発表 |
2010年10月9日 | 中国当局が残る1人を釈放 | 時事通信 |
軍事管理区域で撮影したとして拘束
- 「救命」…拘束のフジタ社員がSOSメール - 読売新聞(2010年9月24日)
- 遺棄兵器処理で調査中、フジタ幹部「大変心配」 - 読売新聞(2010年9月24日)
漁船事件の報復?との見方も
- 「仮に報復なら遺憾」 社員拘束でフジタ会見 - 中国新聞(2010年9月24日)
- 尖閣問題と「関連ない」と官房長官 フジタの4人と認める - 産経新聞(2010年9月24日)
フジタの発表
- 当社社員への3回目の領事面会実施について(2010年10月5日)
- 中国石家荘における当社社員への取調べについて(2010年10月1日)
- 当社社員3名の釈放について(2010年9月30日)
- 当社社員への2回目の領事面会実施について(2010年9月29日)
- 当社社員への領事面接について(2010年9月25日)
- 中国における当社社員の取調べについて(PDFファイル・2010年9月24日)
- 会社概要 - フジタ
中国の軍事施設保護法
中国では、軍事施設保護法に違反して、国家軍事機密の保護を侵した場合は7年以下の懲役刑になるほか、軍事施設を破壊したなどとされれば、死刑になる可能性もある。また、スパイ行為をしたとして有罪になれば、3年以上の懲役や無期懲役となる。
コラム
- 国の責任 - 菅内閣は、断固として領土を守り、断固として国民を守る、という気持ちがないのだろうか。BLOGOS(2010年10月8日)
- この政権が政治決断すると、この顛末か!?今日の自民党外交部会で明らかになったこと・・・#SENKAKUS - BLOGOS(2010年9月24日)
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