特集:AW流ものづくり

特集:ドリームキャリーとは
 

工場でよみがえった現代の茶運び人形

茶運び人形

茶運び人形
左を右に応用

ドリームキャリー

ドリームキャリー写真

ゼンマイを巻く

ゼンマイを巻く

お茶を載せる

お茶を載せる

お茶を客人まで運んで止まる

お茶を客人まで運んで止まる

反転して元の位置に戻る

反転して元の位置に戻る

 
約80kgのATそのものの重みにより、次の工程に台車ごと移動させる。同時にスプリングを収縮させることで戻りの動力源とする

 

ATの重みでスプリングが縮んだ図

縮んだスプリングがもとに戻る力で、台車をもとあった位置に戻す。モーター(=電力)なしの搬送を実現

 

スプリングがもとに戻ろうとする図
 

節約効果

従来の搬送機 約300万円/台(モーター付)  

下と比較

ドリームキャリー 約80万円/台

電力節約=600万円/年 (90台置き換えた場合)

写真:左 小泉総理大臣と右 中川経済産業大臣 小泉総理大臣と中川経済産業大臣(当時)にも紹介されました

伝統的なからくり人形である「茶運び人形」を分解・解析・復元。クジラのヒゲのゼンマイと木製のギア、カム機構でできた「からくり」を、ATのコンベア間搬送装置に応用。 
  約80kgのAT自身の重さでATを次の工程に運び、運んだ後はスプリングの力で元の場所に戻る、電気のいらない搬送装置「ドリームキャリー」を実現しました。
 現在は13台が導入されていますが、将来的には90台すべての搬送装置をドリームキャリーに置き換えることを視野に置いています。

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