記事入力 : 2010/10/09 10:37:40
オバマ大統領、中間選挙遊説で韓国称賛
バラク・オバマ米大統領が、中間選挙での民主党支持を訴える遊説で、韓国に言及するケースが増えている。
オバマ大統領は7日、メリーランド州のブーウィー州立大で行われたマーチン・オマーリ州知事(民主党)の支持集会で、共和党の教育政策を非難する際、韓国に言及した。オバマ大統領は、「国民が大学教育を受けることを、韓国はより困難にしているのか」と反問し、共和党を批判した。有権者らが「そうではない」と答えると、「この国(韓国)は2位を目標にはしていない」と述べた。そして、「米国も2位を目標にはしていない。(共和党とは異なり)われわれは皆さんに投資するつもりだ」と主張した。
オバマ大統領は先月29日、訪問先のバージニア州リッチモンドで、米国の公立学校の夏休みが3カ月にも及ぶ点を指摘し、「米国の子どもたちが韓国や中国、もしくはほかの国家の子どもたちに比べて劣らないようにする方法を模索するのが重要だ」と、教育改革の必要性を強調した。同28日には、ウィスコンシン州で行われた民主党全国委員会で、数千人の大学生の前で、韓国の大学教育について「望ましい事例」として言及した。
オバマ大統領は今年8月にも、中間選挙に向けた候補者支援の遊説で、「韓国は(望ましい)未来をつくるため、全力を傾ける国」と述べ、3日連続で韓国を称賛した。
オバマ大統領は幼少期をハワイで過ごし、シカゴで貧困階層を救うために活動していた際、韓国人による子女教育に強い印象を受けたという。
ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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