もう「寒露（かんろ）」なんですね…。

【やっぱ九条 in ヨコスカ（九つの分科会）】

直前になってしまいましたが、素敵な・豪華なイベントですので、
このブログにも記録しておきましょう。

やっぱ九条 in ヨコスカ
　　　　　　　　　～基地の街で平和を考える～　



★主催；　「九条かながわの会」　
　やっぱ九条 in ヨコスカ実行委員会
★日時；　10月9日（土）11：00～18：00
★場所；　横須賀芸術劇場（とその周辺）

☆講演 11：00～13：00　
　澤地久枝さん、アーサービナードさん
☆分科会《注b》、現地調査《注a》
　14：00～17：00
☆エンディング 17：00～18：00
　岡田尚さん、きたがわてつさん、他
☆上記以外に、ロビーに展示コーナー、
　書籍販売コーナー



《注a》　現地調査は、
①軍港ウォッチング　鈴木和弘さん
②「坂の上の雲」学習会　仲築間卓蔵さん
③米兵犯罪現地調査　山崎正則さん
④陸から見る米軍基地　石澤偉男さん
⑤戦艦の描写と平和　古澤潤さん
の五つがあります。

《注b》　分科会は、以下のとおりの九つがあります。
①基地を知り九条を考えあうフリートーク広場　アーサービナードさん
②原子力空母と横須賀基地　呉東正彦さん
③私たちは９条、世界はどうだ？　笹本潤さん・川崎哲さん・土井香苗さん
④なし崩しに進められる九条崩壊と私たちの運動　半田滋さん
⑤教育と九条　俵義文さん
⑥メディアは基地をどう伝えているか　神奈川新聞＆沖縄タイムス記者
⑦自衛官の命と人権を守る九条　新倉裕史さん
⑧青年分科会　中西新太郎さん
⑨映画「沖縄」第１部一坪たりともわたすまい（1969年製作・75分）

文字通り、充実した内容です。

実行委員長の岸牧子さん（横須賀市民九条の会）は語ります。
「…横須賀は基地の街だからこそ、平和の鍵を握っています。
…多くの人に憲法九条の目で横須賀の事実を見てほしいと思います」

詳しくは、「横須賀市民九条の会」、「９条フォーラム★湘南+α」をご覧下さい。
by MO


この”やっぱ九条 in ヨコスカ”の
エンディングで歌われる予定の曲のひとつ「どこでも」をご存知でしょうか。
《９条ピースウォーク公式ホームページから転載》
ミュリエル・ルーカイザー《注c》 の「everywhere」という詩を、
アーサー・ビナードさんと木坂涼さんが日本語の詩にして下さり、
それに横井久美子さんが曲をつけて、
９条ピースウォークのイメージソングとしてプレゼントして下さいました。（後略）

「どこでも」

わたしたちはどこへ歩いて行こうと　　　　
作りながらゆく、作りながらゆく

どこで抗議しても、そのあいだじゅう
種をまきつづける、種をまきつづける

詩を作り、種をまき、子供に食事を与え、
成長を見守り、 家を建て、

たとえどんな力に、立ち向かったとしても
私は食事を作って、種をまく

私はどこへ歩いて行こうと、
作りながらゆく、作りながら行く

《注c》　Muriel Rukeyser (1913-1980)　
アメリカの女性詩人、政治運動家。
1960年代から70年代にかけて国際ペンクラブ、アメリカンセンターの
会長をつとめた。その時期には、フェミニストの立場からベトナム反戦
運動もリードしている。彼女の名言から二つ…。
「主旋律は遠退き、何度も繰り返される…転調し、形式を変えて。」
「世界は原子でできているのではない。物語でできているのだ。」