SC-LX83は32bitDACを搭載し、業界初※1のビット拡張処理によるオーディオ再生を実現しました。これまでのような入力信号(16bit/24bitデータ)をそのまま処理するだけの32bitプロセッシングとは異なり、ビット拡張をすることにより接続プレーヤーを問わず音声信号の解像度が飛躍的に向上(原理的には8bit=28倍の解像度を実現) 。ブルーレイディスクの最高解像度24bitのロスレスコンテンツにおいても、より自然なアナログ波形に近づけて微細な音のニュアンスまでも再現することを可能にしました※2。さらに、ハイサンプリング処理により再生帯域も拡張。サウンドに生き生きとした躍動感や深みを与えるだけでなく、体感音の音圧も向上させています。その効果はCD再生はもちろん、DVD/ブルーレイディスクのマルチチャンネル再生において、より大きな威力を発揮します。 ※1:AVアンプとして2010年9月時点パイオニア調べ。 |
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高品位なカスタムパーツをはじめ、パイオニアならではの音質チューニングにより、低域の再現性や中域から高域の優れたレスポンスなど、さらなる高音質化を追求した第4世代「ダイレクト エナジーHDアンプ」を搭載。ダイレクト エナジーHDアンプだからこそ実現できる全チャンネル同時出力770Wの卓越したハイパワーと「Hi-bit32/Hi-sampling Audio Processing」による高品位な音声信号との相乗効果により、コンテンツに収録されたすべての情報を細部に至るまでよりリアルに再現します。
HDMI®伝送におけるジッターの影響を最小化する独自の高音質技術「PQLS マルチサラウンド」機能が、従来のLPCM伝送に加え、Bit-stream伝送に対応。CDはもちろん、DVD/ブルーレイディスクのマルチチャンネル再生においても極めて高純度な信号伝送により、音像の定位感、立体感、クリア感など、余すところなく再現します。
※PQLS ビットストリーム対応パイオニア製ブルーレイディスクプレーヤーとの接続時。
デジタル/アナログ高精度PLL※2をD/Aコンバーターの前段に配置。HDMI®接続以外でもすべての入力に対し、音質に影響を与えるジッターと位相ノイズを低減します。
※1:アナログ入力のPure Directを除く。
※2: PLLは、Phase Locked Loopの略称です。
極めて高精度な自動音場補正を行う「Advanced MCACC」と、接続されたすべてのスピーカーの正確な位相制御を行う「フルバンド・フェイズコントロール」。この2つの革新的な技術の相乗効果により、理想のマルチチャンネル環境を創出する独自の機能がさらに進化。クロスオーバー周波数の自動判別が可能になりました。また、測定データをUSBメモリーに出力。専用PCアプリケーションによる3D表示も可能にしました。 |
パワー部とプリ部のセパレート構造をはじめ、「インシュレーテッド・デュアルシャーシ」や「インディペンデント・パワーサプライ設計」など、LX90の設計思想を継承。また、高性能DSPによるデジタルコアエンジンやジッターリデューサーIC、低位相ノイズクロック発振器の採用など、筺体構造からパーツの隅々に至るまで徹底した高音質化を追求しています。
フラッグシップモデルSC-LX90の優れた設計思想を継承。パイオニア独自の小型で高効率な「ダイレクト エナジーHDアンプ」を搭載したことにより、筺体内においてパワー部とプリ部を独立させた理想的なセパレート構造を実現しました。特に、パワー部は鋼板によるシールドに加え、パワー部専用シャーシを特殊なインシュレーターを介してメインシャーシに締結する「インシュレーテッド・デュアルシャーシ」(絶縁二重構造)を採用し、クリーングランド化を徹底しています。また、デジタル回路、アナログ回路、パワー部それぞれの特性に合わせて電源を独立させた「インディペンデント・パワーサプライ設計」。さらに、各回路を構成する基板同士の接続はコネクタによるリジッド構造を多用し、配線材の使用を従来の約2/3とすることで伝送径路によるノイズの発生を防止。回路間の相互干渉や負荷変動を確実に排除する高音質設計を可能にしています。
5.1chスピーカーのままでフロントハイトやサラウンドバックを加えた音場を実現する、パイオニアオリジナルの「バーチャルハイト」と「バーチャルサラウンドバック」を装備。2つの仮想音場機能を同時にONすることで仮想9.1ch音場を楽しむこともできます。さらに、フロントワイドを加えた独自の「ワイドサラウンドモード(MOVIE/MUSIC)」を合わせると最大で仮想11.1ch音場も可能。その他にも「ドルビープロロジックⅡz」による7.1ch再生にも対応しています。
※音声フォーマットや設定によっては再現できない場合があります。
縦方向の立体感に優れた空間表現を実現。 |
前後の移動感や奥行き感が向上。 |
フロントからサラウンドへの移動感の向上や拡がり感をプラス。 |
パイオニアオリジナルの「ワイドサラウンドモード」や「ドルビープロロジックⅡz」など、最新のリスニングモードに対応した9chスピーカーターミナルを装備しています。また、7.1ch出力に対応したプリアウト端子は、FH(フロントハイト)/FW(フロントワイド)に対応した端子をSB(サラウンドバック)と別に設定。スピーカー設定に合わせて出力が選択できる9.1ch分の端子を装備しています。
※アンプ出力は7chです。
ドルビー TrueHD/DTS-HD マスターオーディオに対応した高性能デコーダーを搭載。ドルビー デジタル プラスやDTS-HD ハイレゾリューションオーディオ、DTS EXPRESSなど最新フォーマットにもフル対応しています。 |
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THX社が提唱するシアター空間の音場を家庭の音響空間でも再現することを目指したHome THXシステム。その最高規格THX Ultra2の最新ボリウムコントロール技術、THX Loudness Plusに対応。映画館で体感する迫力のサウンドはもちろん、小音量時でも臨場感やリアルな音場感を再現します。
数々の名作アルバムを手がけ、世界的に有名な英国の名プロデューサーGeorge Martin卿がロンドン郊外に創設した世界最高峰の録音スタジオ、「Air Studios」のエンジニアとのチューニングセッションを実施。プロのサウンドエンジニアも認める音質に仕上げました。
従来の2ch圧縮音源に加え、地上・BS放送やDVDのマルチチャンネル音声にも対応した音質補正技術「A.S.R(アドバンスド・サウンドレトリバー)forマルチ」を搭載。よりのびやかで密度感のある再生に威力を発揮します。 |
通常のサラウンドで再現する移動感や音源位置の感覚などは、左右の耳で感じる音圧の差によって知覚されます。パイオニアは独自の技術により、この聴感上の違いを左右2本のフロントスピーカーのみで再現することを可能にしました。従来のような音を加工してつくるバーチャルサラウンドの疑似感覚とはまったく異 なる次元の音場を創出。原音の周波数特性を変えることなく、左右の耳で感じる音圧の差を再現しているため極めてリアルで、より自然なサラウンド感を実現しました。これにより聴感上の違和感がなく長時間の視聴でも聴き疲れすることなく、また音質的な加工をしていないため、より高音質な再生を可能にしています。「フロントサラウンド・アドバンス」には、ピンポイントでサービスエリアを設定し、より高いサラウンド効果を実現する「フォーカスモード」と複数の人数でも楽しめる「ワイドモード」の2つのモードを搭載しています。