2009年12月アーカイブ

ヘアカラーのダメージ毛への弱酸性デジタルパーマ

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ヘアカラーのお薬は、ハイトーンであるほど、ブリーチ力が強くなります。

■ブリーチ力 = 脱色力 

となるのですが、

この脱色力は、

■アルカリ + 過酸化水素水 

で発揮されます。

過酸化水素水とは、ヘアカラーの薬液に混ぜる白い液体ですが、(オキシドールの濃いもの)

明るくするヘアカラーの場合は、過酸化水素濃度が6%ですので、

その強弱、いわゆる「明度」は、アルカリの強さで決まります。

明るいほどアルカリが強い・・・となるのです。

 

写真のお客様は、先日初めてご来店の方で、髪が細く、ややクセ毛で、ヘアカラーでのダメージがありました。

このくらいカラーをしていて、ロングヘアーですと、毛先には、アルカリがかなり効いていまして、通常のデジタルパーマ剤ですと、アルカリが重なり、チリつきが出てしまいます。


縮毛矯正同様に、弱酸性のデジタルパーマ剤で、アルカリ膨潤が重ならないようにして、太めのロッドでかけてみました。 (^-^) 


ダメージのある髪の場合、毛先にいくにつれてカールが細まるのですが、

このお客様の場合、なんとか大きくカールがでました。  o(^-^)o 


髪が細い方は、髪の重さでカールのリッジが伸びてしまうのですが、

vivaceの還元剤(カールを作る成分)では、他の還元剤よりも大きめに出てくれます。


ですので、写真のようなハイトーンの細い髪でも、スタイリングの際にやさしく支えるように乾かせば、きれいなカールを作ることができます。

(縮毛矯正をしている方は、若干カールが細くなりますが、それも他のお薬に比べて最小限で済みます)


クリスマス前に、フワフワカールヘアーにしてみては? o(^-^)o


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デジタルパーマはどれくらい持つ?

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「デジタルパーマはどれくらい持つんですか?」とよく聞かれますが、かかりの良い方は、そのかけた部分は半永久的に持ちます。 

これは、縮毛矯正と同じ原理だからです。

写真のお客様は、7月にデジタルパーマをいかけて、先日カットとしたのですが、まだ、下の方にきれいにパーマが残っています。

もちろん、ホームカラーや、サロンのカラーで、アルカリヘアカラーを毛先まで付けてしまったり、コテやストレートアイロンをしていると、傷んでカールが出なくなってきますが、

ハンドブローでお手入れして、カラーの際も、傷めないように根元だけ染めていれば、デジタルパーマをとても長く楽しめます。

まだ、チェレンジしていない方は、ぜひ一度やってみてください。o(^-^)o 

もちろん、デジタルパーマのお薬も、傷めないものを使うのが、きれいに、長く持たせるコツです。 (・∀・)つ


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朝のヘアアレンジのお客様

9d483ba1.jpgおはようございます。(^-^)/

今朝のヘアーセットのお客様です。

お友達の結婚式のお呼ばれだそうです。(^-^)

フワフワナ髪飾りなので、髪もフンワリアシンメトリーカールで。o(^-^)o

いってらっしゃ~い。(^-^)/

品川区からのM3D後の縮毛矯正のお客様

ef6aaed6.jpg品川区から初めてご来店のお客様です。

11月初めに、M3Dの縮毛矯正をして傷んでしまい、ミディアムの長さからチリチリした部分を切って、短くなってしまったそうです。


それでもやはり、根元のクセが残っていて広がってしまうので、ネットで色々調べて、vivaceを見つけてくださいました。 (^-^) 


毛先のチリつき部分を水で濡らすと、カーブがまだ残っていましたので、傷みはありますが収まりの改善の余地は残っているとお伝えしました。


M3Dとは言っても、特別なものではなく、従来通りのアルカリの縮毛矯正に、樹脂コートするものです。

クセが強く伸びにくい方は、このような処方ですと、還元(クセがほどける)する前にアルカリ膨潤が進んでしまい、毎回、十分には伸びず、傷んでしまうだけとなります。

クセが伸びていないため、毎回毛先までお薬を付けるので、アルカリの膨潤のダメージが重なり、チリチリになってしまいます。


vivaceでは、アルカリ膨潤させない弱酸性の縮毛矯正剤を使いますので、クセがほどけるまで、じっくり待ち、アイロン工程に入ります。

そのため、クセが伸びにくく、アルカリで傷んでいる方でも、最小限のリスクでクセを伸ばすことができるのです。 o(^-^)o 


このお客様は、毛先にかなりチリつきがあり、そのチリつき部分は多少残りますので、少しずつ毛先をカットしていくお話と、

根元から、アルカリで傷めないように縮毛矯正をしていけば、必ずきれいになっていくお話をさせていただきました。


仕上がりは・・・(^-^) 


毛先は、若干ちりつきが残りますが、だいぶ収まりが良くなり、ツヤもでました。

弱酸性の縮毛矯正では、髪の水分を残してくれますので、髪が伸びて入れ替わってくると、だんだんと丸みのあるブローも出来てきます。


それまで、地道に伸ばしていきましょうね!  o(^-^)o 


遠くまでありがとうございました!

また、お待ちしております!!  (^o^) 

8/24のデジタルパーマのお客様、今回は (^-^) 

7d702021.jpg8/24のブログに掲載させていただいた、デジタルパーマのお客様です。(^-^)


3か月半経ったのですが、まだデジタルパーマが残っていたので、今日はカットとカラーにしました。

(左は、8/24のスタイルです)


今回は、後ろはスッキリと (^o^)  

「前下がりがいいんですけど・・・サイドのパーマ切っちゃうのもったいないかな~」

ということで、アクセントでサイドを残してみましたぁ。 (^-^)/ 


デザイナーさんだから、ちょっと変わったヘアスタイルでもいいそうです。 


いつも、かわいい髪型をしているお客様です。o(^-^)o

デジタルパーマで、外巻きにしたい

a105c7a0.jpgいつも、定期的にデジタルパーマをvivaceかけてるお客様です。 (^-^)  

「外巻きになるようにかけたい」とおっしゃっていました。

ご存しかもしれませんが、デジタルパーマでは、床平行にロッドを巻くと、内巻きも外巻きも楽しめます。 (^-^)  

耳下や、あご下ですと、くっきり外巻きに見えないので、今回は耳上くらいまでかけてみました。


デジタルパーマでは、かけたい部分のみお薬をつけて、既にかかっている部分はお薬をつけなければ、傷みが重ならないため継続してかけてもパサつきや傷みが増したりしません。 (^-^)  

もちろん、薬の成分や、塗布の仕方、放置時間も大切ですが、それぞれ配慮・工夫すれば、とても良いコンディションで永くウェーブ&カールヘアーを楽しむことができます。


冬は、カールをつけて温かみのあるヘアーにしてみませんか? o(^-^)o 

ハイトーンの縮毛矯正のお客様

bb5203a3.jpgとても柔らかい髪質で、ハイトーンのヘアカラーをされているお客様です。

初めていらした時は、全体的にクセが残っていて、さらに、アルカリ過剰膨潤でチリチリした感じに広がってしまっていました。


ヘアカラーの際には必ずリタッチにし、アルカリに極力触れさせないようにすることを初回にアドバイスをさせていただきました。

縮毛矯正の際には、弱酸性のお薬を使い、それ以上髪を膨潤させないでクセを伸ばしていきます。

初めの一回は、ハイダメージの中にクセが残っていましたので、神経を使いながら細かく部分部分、還元(クセをほどく)スピードの差を見ながら塗布していきました。

2回目以降は、縮毛矯正もリタッチにして既存のストレート部分の状態を維持していきました。(^-^)


vivaceにいらして、3年半くらい経ちますので、もう全体的にチリチリした部分はなくなり、細くハイトーンのヘアカラーをしていてもサラサラなきれいな髪になりました。


ヘアカラーのアルカリでも傷みは増しますので、いつもリタッチにすることと(ホームカラーは、やめた方がいいです...(>_<))、

縮毛矯正は、弱酸性で、かつ還元力があるものを用います。

ハイトーンのヘアカラーがお好きな方もいらっしゃいますからね。(^-^)

そのような場合は、特に、ヘアカラーの仕方と、縮毛矯正のお薬と塗布方法、が重要です。o(^-^)o

ママと2人でパーティーヘアー

9b67d032.jpg親戚の方の結婚式のお呼ばれで、お子さんとお2人でヘアーセットにいらっしゃいました。(^-^)


たまには、おめかししてお出かけするのも気分が変わっていいですね!o(^-^)o


お嬢さんも嬉しそう...(*^o^*)


いってらっしゃ~い (^O^)/

vivaceで縮毛矯正して1年半くらい...

9805c8fe.jpgだいぶきれいな髪になってきました~\(^o^)/

一年半前、初めてご来店の時には、サイドと表面がチリチリになってしまっていて、全体的にも乾燥してパサついてしまっていました。

ご自分でヘアカラーをされていてダメージの状態で、さらに他店でアルカリの縮毛矯正が重なっていたためです。

出来ればサロンでリタッチ染めしたほうがいいのですが、どうしてもご自分で染める時には、ハケで根元のみピンポイントで染めていただけるようにご説明しました。

しっかり守ってくださったようです。(^-^)

縮毛矯正の薬も、とても重要で、弱酸性で髪の水分や弾力を失わない縮毛矯正にすれば、根元の方から必ずきれいになってきます。

特に髪の細い方でカラーと縮毛矯正している方は、効果が大きく出てきます。


今日来ていただいて、全体的にツヤツヤになったので、掲載させていただきました。o(^-^)o


これからも、きれいな髪を維持してくださいね~(*^o^*)


強く細かいクセと、ダメージのため、縮毛矯正が伸びにくかったそうです

8c6dea5c.jpg今回、初めてご来店いただいた、お客様です。

いつも、職場のある銀座の美容室に行ってらしたそうで、こんなローカルな美容室に来ていただきましてありがとうございます・・・笑。 (*^o^*)


縮毛矯正を長い間されていますが、髪が細く、クセが強いため、「傷みが進んでも、しっかり伸びない」という状態が続いていました。

おそらく、いつもは、アルカリの縮毛矯正だと思います。


縮毛矯正で必要なことは、「クセをほどく」ことなのですが、アルカリの縮毛矯正ですと、髪の内部の結合がほどける(還元)前に、アルカリ膨潤(髪がふやける)が、進んでしまいます。

それを、美容師さんが見ると、「1液が効いた!」と思ってしまって、すすいでアイロンに入ってしまうため、何度やってもクセが伸びてない、という結果になってしまいます。

特に、髪が細く、クセが強い方に、よく見受けられます。


このお客様も、細かく強い縮毛で、髪が細いため、上記の施術ですと、きれいなストレートには伸びません。

弱酸性で、かつ、髪の弾力を損なわないお薬で、じっくりクセをほどきました。



結果は・・・(^-^)  


根元の5~6センチは、アルカリ膨潤していないので、ツルツルで張りのある感触になりました。  o(^-^)o 

中間~毛先も、前回までの縮毛矯正でクセが伸びきれていない所を、今回伸ばしましたので、少し収まりがよくなりました。 

それでも、チリついている場所は、もう、切っていくしかないのですが、毛先を中心に、少しずつカットしていけば、ハイダメージ部分は、なくなっていきます。


毎回、根元のみ縮毛矯正することは、当たり前のことなのですが、おそらく、前回までの美容室では、「伸びていないので、また薬をつけてしまう」の、繰り返しだったのでしょう・・・。


今回で、ダメージ悪循環は、止まりましたので、これからは、好転していきます。  o(^-^)o 

毎回、縮毛矯正を根元のみリタッチして、毛先のダメージ部分をカットしていけば、どんどん、髪の状態は良くなっていきます。


ぜひ、髪を大切に、これからは、風になびくサラサラヘアー目指して、ヘアケアしていきましょう! (*^o^*)


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まゅ様から、石鹸シャンプー・アミノ酸系シャンプー、のご質問

まゅ様からのご質問

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2009/11/23 00:48 投稿者:まゅ 

なんか詳しく書いてあって親切ですね★

気になる事がぁるんですけど最近
石鹸シャンプーが
気になっていて☆

3ケ月に一回くらい美容室でカラーしてるんですけど★石鹸シャンプー使ってもカラーは大丈夫なんですか?
(>_<)

アミノ酸とかものがぃーんですか??

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まゅ様 

ご質問ありがとうございます。

カラーに石鹸シャンプーしても、悪いわけでは、ありませんが、ちょっとゴワつく可能性がありますね。

傷みがあれば、アミノ酸系のがいいと思いますが、他にも優しい界面活性剤(シャンプーのベース)もありますし、混合して作られているものも多いです。

・・・・・・・・・・・

シャンプーも色々ありますから、どれがいいのか迷ってしまいますよね。

髪の特徴は、人それぞれです。


たとえば、

1、ペッタリしやすい髪

2、パサパサしやすい髪

3、アトピー性皮膚炎や、その他、お肌(頭皮も肌)が弱いとか、肌トラブルなどがある

4、肌が、オイリー

5、乾燥肌

6、髪が傷んでいる

7、髪が傷んでいない

8、肌に優しければ、多少、髪がごわついてもヘッチャラか?

9、肌は丈夫なので、髪の質感重視

10、髪が、しっとり重い質感が好き

11、ふんわり軽い質感が好き

12、オーガニック(自然派志向)か

13、自然派は、それほど、こだわらないか?



などなど・・・

今思いつくものを、ザザッと書いてみましたが、肌や髪の質や、その人のライフスタイルによって、適したものが全く違うと思います。


ですので、たとえば、「アットコスメ 年間ランキング1位」 のシャンプーを使っても、

Aさんには良くて、Bさんには全くダメ、みたいなことが起きるのです。 (^o^;) 


■石鹸シャンプーは、上記の、3、4、7、8、12、でしたら、ちょっと使ってみたらいいかもしれません。

■アミノ酸系シャンプーは、2、9,10,13、であれば、試してみてください。


でも、アミノ酸系シャンプーと言っても、配合は色々ですし、その他の質感向上剤によって、重かったり軽かったり色々です。

アミノ酸系界面活性剤(泡立つ材料)の種類もいろいろです。

決して、アミノ酸系シャンプー=高級品、っていうわけでもなく、コンビニで売っている「資生堂スーパーマイルドシャンプー」だって、アミノ酸系シャンプーです。


また、石鹸シャンプーにしても、純石鹸(水道水のミネラルと結合してせっけんカスが生じゴワつきます。でも、アトピーの方などは、これがいいです)もあれば、液体せっけん系で、シャンプーの質感に近いものもあります。

純石鹸を、もう少し処理して、せっけんカスが生じないようにしているものもあったり、植物オイルや、ハーブオイルを配合して質感を向上させているのもあります。


ですので、「どのシャンプーがいいですよ!」 とは、なかなか一言で言いきれないのです。


一番いいのは、使ってみて感触を味わうことなのですが、やっぱり、買う前に知りたいですよね~(^-^)  


ちょっと、参考にしてみてください。 o(^-^)o 


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他の美容室で断られてしまったそう・・・(>_<)、千葉市からのお客様(^o^)

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昨日、千葉市から初めて来ていただいたお客様です。 (^-^) 


過去にブリーチを2回していて、

一年前に、デジタルパーマをかけて、あまりかからなかったそうです。

今回、他の美容室にも、何軒かパーマを希望したそうなのですが、ハイダメージのため断られて、今回vivaceに来ていただきました。


ブリーチをしているので、アルカリのダメージは、大きいです。

「コテは使いますか?」とお聞きしたら、「月に、ほんの数回か、もっと少ないくらい」でしたので、髪のたんぱく質の熱変性は少ないと予想されました。

あとは、1年前のデジタルパーマで、


■カラーでのアルカリ膨潤が髪の限界を超えてしまって、髪の中身が壊れていて、パーマがかからなかったのか・・・

■アルカリ膨潤はしているけど、還元が不十分で、かからなかったか・・・


は、やってみないとわからないというお話を、簡単な言葉でご説明しました。


化学的なお話は難しいですもんね。 


後者でしたら、vivaceのお薬でかかるのですが、パッと見た印象では、「上の方は、なんとか、かかっても、下の方は、ジャリッとした質感で、カールが細くなる」 と、予想しました。

それも、あらかじめご説明しました。(^-^) 


こういった、ケースでは、ノンアルカリでも、「チオ」の還元剤のお薬では無理なんですよね・・・ (メーカー社長のIさんに、僕がよく言うことはココ (*^_^*) )


vivaceで備蓄している (インフルエンザのタミフルみたい・・・笑)、もう製造されてない、弱酸性の還元剤で、やさしくじっくり還元させてデジタルパーマをかけてみました。


結果は・・・(^-^) 


思ったよりも、ザラつきはなく、カールのリッジ幅も出ました。

触り心地も、「ポヨンポヨン」してて、弾力のあるカールがでました~。 ヽ(^o^)丿


でもぉ~、ギリギリのラインでパーマがかかっているので、髪の毛、大切にしてくださいね!! (*^_^*)


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結婚式のヘアアレンジ

f7f053e6.jpgお友達の結婚式のお呼ばれパーティーヘアー。o(^-^)o

お仕事が忙しくてなかなか美容室に来れなかったそうです。

片方に寄せてカールを下げてみました。

久々のドレッシーなヘアーで、いってらっしゃ~い(^O^)/


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うるうる・・・(*;o;*)

感激のウルウルでした・・・。 (*^o^*)

20年4月に、初めてご来店くださったお客様。

縮毛矯正で傷んで髪がジリジリになってしまって、インターネットで探してvivaceにいらっしゃいました。

それから、1年半施術させていただいて、今回7回目の縮毛矯正です。


■初回(20年.4月)は、まだ、縮毛矯正の恐怖症になってしまっていて、どんなに、「ダメージ原因と、vivaceでの施術方法」のお話をしても不安は拭えず、施術はせずにご相談だけで、お帰りになりました。

■2回目(同月)、根元のクセは伸びてきていましたが、「今後ダメージを治していく方法」、「その日なら縮毛矯正はこうする」等、お話はさせていただきましたが、まだ不安が残っていたのでトリートメントのみでお帰りになりました。

■20年5月、初めてのvivaceでの縮毛矯正。 「アルカリを除いていく縮毛矯正の方法」、「既存のダメージへの対処」等、お話させていただきながら、施術中も質疑応答しながら、不安にならないように縮毛矯正の施術を、初めてさせていただきました。
(^-^)  

■20年5月~今回まで、ヘアカラーもリタッチのみにして、縮毛矯正も傷まないように、毎回、薬の種類、塗布量、塗布の時間差、を調整しながら、2~3か月ごとに計7回施術、やっと全体がサラサラになりました~\(^o^)/ 

(じ~んと、感激にひたってて、写メとらせていただくの忘れてしまいました・・・(>_<) )


初めのご相談で、縮毛矯正が怖くなってしまっていて、なかなか施術させていただけなかったこと、初めての美容室で、一生懸命お話しても、なかなか説明を理解していただけなかったことなど・・・

思い返していたら目頭が熱くなってきちゃいました。 (;o;)

大げさですが、ほんとに・・・笑。(*^o^*) 


きれいな髪に戻って、よかったよかったぁ~・・・\(*^o^*)/

もずく様から、「フロント縮毛矯正の際、真ん中でパックリ分かれてしまった」 のご相談

もずく様からのご質問

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2009/11/13 13:35 投稿者:もずく 

こんにちわ!!
何回かそちらのお店にお世話になったものです。

ここから相談失礼します。
私は他店で何回か前髪矯正をしています。
癖自体はあまり無いのですが、美容師さんいわく、生え際につむじがある為、変にうねってしまうのです。
個人的には元モー娘の辻チャンのようなピキーンとまっすぐな前髪が好きなので、3ヶ月に一回位のペースで矯正しています。
2ヶ月前にいつもの美容室でかけたのですが、今回なぜか前髪が同じところ(真ん中)でパックリわれてしまうようになりました。
いつもはこんな事なかったのに・・・。

長さは目上でストーンとおろすのが好きな為、非常に困っています。
ブローしてもダメです。
(以前はブローしなくてもストンとおろせました)

こちらは何か原因があるのでしょうか?
以前のようにブローなしでもストンとおろせるようになりたいのですが、改善策はありますか?

お時間があるときにでもお返事頂ければ幸いです。

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もずく様、ご質問ありがとうございます。 (^-^)
  

「前髪が同じところ(真ん中)でパックリわれてしまう」のは、おそらく、分け目をつけた状態で、還元(髪内部の結合をほどくこと)が過剰に効いてしまっているためだと思います。


■分け目が付いてしまう、主なケース

・還元が過剰(薬液が強かった・加温してしまった、など)で、根元付近で、左右分けれて90度に折れ曲がってしまった場合。

・薬液塗布の際、同じ分け目で、薬を長い時間作用させた場合。

・地肌付近の、髪が柔らかく体温の影響を受けやすい部分に、薬が付いてしまった場合。

などなど・・・


適正な還元で、かつ、薬液塗布の際と、チェックの際に、必ず、分け目が付かないように、毎回分ける所をずらして塗布すれば、防ぐことができます。


対処方法としましては、1~2か月経ってから、アルカリ膨潤させない髪にやさしい薬で、90°に折れた部分を少しだけ還元して伸ばし、新しい根元付近も過剰に還元しないように注意すれば、治せる場合もあります。

うねりに関しては、根元が折れず、そして、クセが残らないように、しっかり還元しないといけませんので、「フロント矯正」であっても、細かい配慮と、還元スピードのコントロールが必要です。


もし、ご心配でしたら、現在の状態と、ベターな対処方法をアドバイスできますので、ご相談ください。  

きれいに治るといいですね。o(^-^)o  

今朝のヘアーセットのお客様

ad47f82d.jpg結婚式のお呼ばれヘアー。

いつもパーティーヘアーはご自分てなさるそうですが、

今回は親戚の方々がたくさんいらっしゃるので、きちっとしようと思って、インターネットで探して来てくださいました。(^-^)

高さを持たせてふんわりほぐれた感じがご希望でしたので、好みのシルエットをお聞きしながら作ってみました。

ふんわり華やかヘアーの出来上がり。o(^-^)o


結婚式楽しんできてくださいね。

いってらっしゃ~い (^-^)ノ~~

M3Dの傷みが治ってきました (^-^) 

8cb02a65.jpg3/22のM3Dの傷みが怖くなって再来店いただいたお客様です。(^-^) 

http://vivace.livedoor.biz/archives/51635846.html


その時から、7ヶ月ちょっと経ちました。

だいぶ、上の方からきれいになってきましたね。


M3Dの処方は、「アルカリの縮毛矯正&コーティング剤」 ですが、

vivaceの処方は、「弱酸性の縮毛矯正で、アルカリ膨潤させない」 です。

樹脂でのコーティングも、もちろん必要ありません。

根元から生えてくるきれいな髪を、傷めないように縮毛矯正して、育てていきます。

o(^-^)o 


素の髪でも、水分を保持でき、弾力を損ねないで、艶が出ますので、お手入れも楽ちん。 o(^-^)o 



コーティングに頼らず、アルカリ膨潤させずに縮毛矯正していくと、素に髪でも、
ハンドブローでこんなにきれいになってくるんですよね。 


あと半分、髪が入れ替わると、下の方も、ツヤツヤになります。


もう少し、辛抱しましょう! o(^-^)o 

ダメージがありましたがデジタルパーマにチャレンジ

84e6d585.jpg今年の4月に縮毛矯正をかけて、今回はデジタルパーマにチャレンジです。
o(^-^)o


過去の縮毛矯正で、ダメージを負ってしまった箇所が、まだ下の方に残っているので、
今はデジタルパーマの良さの40パーセントくらいしか発揮出来ない可能性が高いことを、あらかじめお伝えしておきました。


今後は、アルカリに触れない施術をしていけば、髪の状態が良くなって、次回のデジタルパーマでは、もっと横幅のあるカールが楽しめます。
(^-^)


縮毛矯正でダメージを負った髪では、デジタルパーマのカールが引き締まりやすくなります。


今回は、お客様も「上手くカールが出なかったら短くきっちゃうから(^O^)」っとおっしゃっていて、「切る前にパーマで遊ぶ」というスタンスでかけてみました。


仕上がりは...(^-^)


「サイドのカールを後ろに流したい」と、おっしゃっていましたが、ブローの時の乾かす方向で、フォアードにもリバースにもカールを付けることが出来ます。
o(^-^)o


思ったより、カールの引き締まりが出ずに済んで、ダメージのわりにはきれいにカールが出たと思います。

このまま、アルカリを用いず縮毛矯正をしていって、髪を大切にしていけば、次回はもっといい感じにかけられますからね!
(^-^)/


初めて?のカールヘアー、ぜひ楽しんでみてくださいね!
o(^-^)o

ふんわりマッシュなミディアムパーマ

b27d5c56.jpg前回まで、あご下の重めのボブだったのですが、今回はちょっと軽くしてフワッとパーマをかけてみました。


カラーは、明るめのオレンジブラウンで、空気感が出るように。(^-^) 


柔らかいラインを出したかったので、フロントからサイドはマッシュっぽくつなげて、バックも全体のシルエットが丸くなるようにしました。 o(^-^)o


丸くかわいいふんわりスタイルで~す。

久しぶりの縮毛矯正

2e6934ca.jpg今回、2回目のご来店のお客様です。(^-^)  

縮毛矯正は、2年ぶりだそうです。


明るかった色を、21年6月に黒染めしていまして、先月は、徐々に明るくなるように、ほんのり明るい色でリタッチしました。


乾燥しやすいクセっ毛なので、以前のカラーの傷みもあいまって、どうしてもパサパサしてしまいます。


~~~~


弱酸性の縮毛矯正で、それ以上髪を膨潤させないようにして、ゆっくりとクセをほどきました。 o(^-^)o 


傷みが見えにくくなって、ツヤがでましたね!  (^o^) 



これでしばらく、お手入れ楽ちんのサラサラヘアーですね~! 

ヘアカラー+縮毛矯正+デジタルパーマのお客様

070362c7.jpg今年の3月に、vivaceに初めて来ていただいて、ヘアカラー+縮毛矯正+デジタルパーマ、をされたお客様です。(^-^)

今日は、根元が伸びてきてきましたので、ヘアカラーと縮毛矯正をさせていただきました。o(^-^)o

先に、カラーのリタッチをしました。

 既染部と新生部で、ヘアカラーのアルカリに触れる回数を一緒にするためです。 


次に縮毛矯正です。

毛先のデジタルパーマは残したかったので、トリートメントで既存のストレート部とデジタルパーマ部を保護して、根元のクセの部分だけ、弱酸性の縮毛矯正剤をつけました。(^-^) 

~~~~~~~

仕上がりの写真です。(^O^)/

3月にかけたデジタルパーマですが、まだハンドブローできれいにカールがでました。

もうしばらくパーマは持ちそうですね。

根元のクセもきれいに伸びましたのでお手入れが楽になりそうです! o(^-^)o

カラーと縮毛矯正とデジタルパーマをしている方は、特に、アルカリに触れる回数を減らさないと、きれいなカールはでません。

カラーは、リタッチ(根元だけ染める)のみにして、カラー剤のアルカリに触れる回数を、常に1回だけにします。

そして、縮毛矯正とデジタルパーマは、共にアルカリを用いない弱酸性の薬でかければ、3つ重なっても最低限の傷みで済み、上手くカールがでます。(^-^)

クセが強くてパーマをあきらめていた方も、ぜひお試しください。(^O^)/


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

肌のターンオーバーと、髪のターンオーバー

CMで、どこかの化粧品会社のおばさま(社長さん?)が、


■「美肌には、『ペプチドアミノ酸』と『アルカリ』が有効と考えます・・・」と、言っていますね。


vivaceのブログを見てくださっている方の中には、「アルカリって、悪いものじゃないの?」っと、思われるかもしれませんね。



おそらく、あのCMでは、こう言っているのでしょう。


まず、ペプチドアミノ酸ですが、これは、造語かな? 

(ペプチド状態のアミノ酸っていうニュアンスだと思います)



お肌も、髪も、爪も、人間の体はすべて、「タンパク質」で出来ていますが、それをもっと細かくしていくと、「アミノ酸」というものになります。


アミノ酸は、よく耳にしますね。


味の素の、「グルタミン酸」も、

パーマ液にも使われる「システイン」も、

いつも僕が飲んでるグッスリ眠れる「グリシン」も、


アミノ酸です。


種類は、たくさんありますね。


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そして、その繋がりの大きさで、


●一番ちいさい大きさが、「アミノ酸」。

●中くらいの塊が、「ペプチド」。

●もうちょっと塊がつながったのが、「ポリペプチド」。 

(美容業界では、PPTとよく言われます。 ポリ=つながっているという意味。)


●ポリペプチドがもっと集まると、「タンパク質」。 

(正式には、「ポリペプチド」が1つ以上で、もうタンパク質みたいです。)


~~~~~~~~~~~


例えると・・・


●ごはん粒が、「アミノ酸」。

●ミニおにぎりが、「ポリペプチド」。

●お餅が、「タンパク質」。 


っていう感じですね。 (^-^)o ミンナ ゴハンデ デキテル
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■タンパク質の材料はすべて、アミノ酸なのです。



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次に、あのCMで出てくる、「アルカリ」について。


簡単にいうと、ピーリングの原理で、アルカリで、肌の表面の角質やくすみを溶かして、肌本来の再生機能を蘇らせる・・・ ということでしょう。


これまでの一般的な美容の考えでは、

肌の等電点(※1)である、pH4.5~5.5の弱酸性に保つことが、たんぱく質が一番安定して、肌がきれいでいられる状態、という感じなのですが、


いろんな考えがあって、あのCMの会社では、


それだと、肌を怠けさせてしまって、本来の肌の再生機能・能力(ターンオーバーの早さ)が悪くなってしまうので、


アミノ酸(ペプチド)を補いながら、アルカリで角質を取り、肌の自主再生機能を高めて、ターンオーバーを早める、という考えなのですね。




(※1)等電点 = アミノ酸には、酸性の性質をもつ物、アルカリの性質をもつ物、があって、タンパク質はそれぞれがミックスされて出来ています。 コラーゲンや、ケラチンなど、肌や髪を構成するタンパク質には、酸性の性質のもつアミノ酸の方が多いので、総合的に弱酸性状態が安定すると言われています。


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また、再生能力と共に、


肌には、「アルカリ中和能」というものが、もともと備わっていて、アルカリに傾いても、皮脂や汗などで、元の弱酸性状態に戻す作用があります。

それにより、タンパク質そのものも安定し、雑菌などからも守られるようになります。


CMでは、「弱酸性の洗浄成分で・・・」と宣伝していますし、「弱酸性のシャンプーで・・・」と、美容業界でも、よく言われますが、


個人的には、石鹸(弱いアルカリ)で、顔を洗って、汚れとともに、ほどよく角質をやわらかくして取り除き、肌のアルカリ中和能に任せる・・・というのも、良いと思います。


でも、秋冬は乾燥しますからね~。 保湿剤は必要ですね。 

( 自主再生機能が弱まってるのかな?・・・笑  (^o^;) )



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また、vivaceのブログに出てくる、アルカリ・弱酸性は、パーマ液の液性のお話しですね。


上記の、「アルカリの役目=角質を溶かす」、 が、もっと強いアルカリになると、「タンパク質のアルカリ変性」が起きて、タンパク質が壊れていきます。

髪がチリチリになったり、水分が飛んでパサパサになったりするのは、アルカリ変性のせいですので、極力、アルカリに触れさせない方が、髪を傷ませません。


弱酸性、というのは、還元剤(髪の結合をほどく薬)が、髪を傷めず、なおかつ縮毛矯正が効き、デジタルパーマもきれいにかかる(還元力がある)、というのが、

弱酸性~中性域ですので、ほとんどのお客様は、その間のpHで、縮毛矯正もパーマもvivaceでは施術しています。



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髪は、肌と違って、再生能力が無いですからね・・・。

「傷ませないこと」 、これに限ります。


でも、ちょっと考え方を変えてみて、髪を 肌の角質に例えると・・・

「30cmある髪だったら、3年でターンオーバーする」 っていうことですからね。


実際に傷んでいる箇所が毛先15cmとすると、1年ちょっと、傷ませないように施術していれば、きれいに生まれ変わるということです。


傷ませないパーマ、傷ませない縮毛矯正・・・ (正確に言うと、傷みを感じないパーマや縮毛矯正)


これをやっていけば、気になるダメージ部分の長さ「1cm=ひと月」で、髪がきれいになる時期の目安になります。



髪のターンオーバー・・・

ちょっと肌より気長に待たないといけないですが、


vivace風に言うと、


「美髪には、出来るだけ『アルカリに触れさせない』ことが有効です!」 って感じかな? o(^-^)o 

縮毛矯正毛への カラー&デジタルパーマのお客様

22f52f50.jpg東京都板橋区からご来店いただきました。 ありがとうございます。(^o^) 


縮毛矯正している状態で、カラーとデジタルパーマをしたいということで、ネットで探してくださって、今回初めてのご来店です。


過去に、ブリーチや、ハイトーンのカラーを長くされていて、3年半前くらいにコールドパーマをかけ、3年前に縮毛矯正してあるそうです。

直近の縮毛矯正は、今年の夏で、毛先に15cmくらいは、ブリーチ、カラー、パーマ、縮毛矯正2回と、ダメージが重なっている状態です。


そのような場合、弱酸性のダメージの少ないデジタルパーマでも、既存の傷みがありますので、

●ぱさつき、ザラつき、カールの引き締まり、乾くとダレやすい、等、

予想されるデジタルパーマの仕上がり状態をあらかじめご説明させていただいて

、その中での、最善の方法で施術させていただきました。



カラーのご希望は、「イエローアッシュ」ということでしたので、赤味を抑えながら、明るめに発色するお薬を使いました。


ハイトーンのリタッチの場合、新生部をつけて、そのまま一定時間置いてしまいますと、根元の数ミリが明るくなって、既染部と新生部の境界が暗くなってしまいますので、

2~3周塗りながら、既染部と新生部の境界に、カラー剤を重ねていきました。


デジタルパーマのお薬は、通常の弱酸性のお薬をさらに弱めて、還元(髪の中をパーマがかかる状態にする)スピードがゆっくりになるように調節しました。


上記の●印のとおり、毛先の10~15cmは、上手くかからない可能性が高いのですが、全体的には、その髪のダメージの履歴や、髪質によって仕上がりに違いが出ますので、まず、一度やってみましょう、というお話しをしました。


幸い、ウェーブは、「ほどけたようなゆるいカール」で、「マットな質感も好き」と言っていただいたので、毛先の質感だけ我慢すれば、スタイルのご希望の許容範囲に入ることができそうです。



仕上がりは・・・(^-^)  


毛先には、やはり多少「引き締まり」と「パサつき」が出ましたが、

「髪がなんとか耐えてくれて、カールを支えられた~」と、いう感じです。 o(^-^)o 


傷みが限界を超えていると、髪の重みでカールが伸びてしまいますからね。


よかったよかった。 (^-^)  


カラーは今回のようにリタッチでいけば、だんだんと髪は良くなっていきます。


これ以上傷めないよう、大切にしていきましょう!  o(^-^)o 

ふんわり丸いショートカット

2597f78e.jpg5か月前にvivaceでパーマをかけて、今日はカットとヘアカラーでご来店です。


ハーフトーン明るく調合して、リタッチ部分だけ、赤みを抑えた軽い感じのブラウンにしました。


前のパーマもちょっと生かして、前髪を眉上に短めに。


安田成美さんの車のCMみたいな雰囲気で、


ショートですが、下のほうに動きを持ってきたりしてアレンジするとおしゃれかな。o(^-^)o  


6~7㎝カットしたので、すっきりイメージチェンジですね~☆

イプラン ムーポン

e99d0414.jpgこれ、デジタルパーマの仕上げや、柔らかい髪のブローに、すごくいいです。


シンプルですが使いやすいので、一番使っているスタイリング剤です。


ローズの香りで、ふんわり自然な弾力と艶がでます。


大きな詰め替えサイズしかないのですが、専用の泡だちポンプ付きで、2~3回満タンに出来るので結構つかいでがあります。


400ml、3670円です。

(vivaceスタンプ満了プレゼントですと、1670円。o(^-^)o)


ぜひ、使ってみてくださ~い!



■遠方の方で、イプランサイトから、ご購入の際は、

「ヴィヴァーチェのHPからきました」って、書いてみてくださいネ。(^-^)


オマケがあるかも...(*^o^*)



★追伸・・・お~(>_<) 

イプランサイト http://iplanloveri.com/

じゃ、ムーポン売ってないのね・・・泣。



http://www.iplanpafe.com/postmail/postmail.html


で、注文したら、送ってくれるかな?・・・o(^-^)o イプラン シャチョウ、ヨロシクデ~ス!

デジタルパーマの残りを使ってボブに

eecbf49d.jpg6月にvivaceで縮毛矯正+デジタルパーマをしたお客様です。

今回は、短くしてイメージチェンジをしたいということで、肩の長さのボブでしました。o(^-^)o 


肩下5cmくらいだと、「クルン」と内巻きに入るのですが、ご希望は肩上くらい・・・

ちょこっとずつお聞きしながら、デジタルパーマの効果が残るギリギリの線で、ボブにしました。(^-^)  


もし肩上で、ボブっぽくパーマをかけたい場合は、肩下くらいでプレカットしておいて、弱めの薬で、太めのロッドでかけ、アフターカットすれば、この写真の短い版のヘアスタイルが出来ま~す。


デジタルパーマは、巻き髪のイメージがありますが、こんな感じの内巻きボブも可能なんですヨ。 o(^-^)o 



涼しくなったので、ダウンスタイルも楽しめる季節になりました。


秋のスタイルチェンジ、ぜひお待ちしてま~す! (^o^)/

ありゃりゃ・・・(>_<)  またもや、ムースカラー・・・

ヘアカラーで、傷めないように染める方法は、



■1、明るくしたい根元だけに、「明るくするカラー剤」 をつける。

(明るくするカラー = アルカリと、過酸化水素水(6%)の傷み有り。 自毛の色を明るくする部分には必要。)



■2、褪色している部分には、アルカリの入っていないカラー剤で、過酸化水素水の濃度も下げて(1~3%に)塗布する。

そうすることで、余分に脱色せずに、褪色も防げます。 また、アルカリや、過酸化水素での傷みを防ぎます。


(アルカリ = 過酸化水素水と合わさり、酸素を発生させて脱色効果を得る。)

(過酸化水素水 = 酸素を発生させたり、酸化染料を発色させたりする効果。 消毒用オキシドールは、これの3%の物。カラー剤とペアになっている白い液体は6%溶液。)



●3、既存の色を、毛先まで、どうしても明るくしたい場合のみ、傷みを割り切って、■1の明るめのカラー剤を塗布する。 

(明るい色の方が、脱色力が高い=アルカリが多く配合。)


●4、暗めの色でよい場合は、ヘナまたは、酸性酸化染料、などで染める。



上記のように、vivaceでは、お客様の髪の傷みを最低限で抑えるようにヘアカラーを施術させていただいているのですが、


CMでやっている「泡カラー」「ムースカラー」では、(>_<) おそろしい事に、


■2のところを、 ■1の薬で塗ってしまいます。


もし、ホームカラーで、そのように染めてしまうと、髪が伸びるスピードよりも、「アルカリ+過酸化水素」で傷むスピードの方が断然早く、気づいた頃には髪がパサパサボロボロになってしまいます・・・泣。(T_T)


よく、「傷んだからトリートメントで・・・」という発想になるのですが(美容師さんも)、アルカリで変性してしまった髪(タンパク質で出来ている)は、元に戻らないのです。

(トリートメントの役目は、再生させるのではなく、現状より感触を良くする、というものです。)


アルカリは・・・・お台所やお風呂の詰まりを取る「パイプユニッシュ」や、除毛クリームなど に入っている、「髪を溶かす成分」なのです。


もちろん、濃度は違いますが、ホームカラーで、重ねてアルカリを髪に作用させると(■1を全体に塗るやり方)、何回目かには、髪が縮れたり、切れてしまったりする恐れもあります。



それを知っているだけに・・・(>_<)


今CMでやってる、藤原 紀香さんの「シェロのムースカラー」も、「ブローネ 泡カラー」も、表面から(表面は特にデリケートなのに・・・)、「べろ~~ん」と、カラー剤をつけるのを見るたんびに、胸が痛くなります。 (>_<)


どうしても、お店でのカラーの間で、お家で「ちょこちょこ」っと白髪をぼかすのが必要でしたら、ヘナをコッソリおわけしますので、髪を大切にしている、このブログの読者さんは、安易に泡で全体を染めないでくださいね~。


パーマや、縮毛矯正で、いくら弱酸性のお薬で、髪のダメージ(タンパク変性)を抑えても、ホームカラーで台無しになってしまいますので・・・泣  (>_<) トホホ・・・



と、昨日、藤原 紀香さんの新CMを見て、思ってしまいました。 (*^_^*)

川崎市から、縮毛矯正のダメージでお悩みのお客様

2f251ccf.jpg神奈川県川崎市から、初めてご来店いただきました、お客様です。 

遠くから、ありがとうございます。  (^-^)  


いつも、3か月に一回のペースで縮毛矯正をされているそうです。

インターネットで、いろいろな美容室を探して、都内の縮毛矯正で有名な美容室へも何軒か通っていらしたそうです。


vivaceは、初めてですので、きれいになるように頑張って施術させていただきました。 o(^-^)o 



左の写真は、ご来店時の状態です。

4か月前の縮毛矯正が最後、ということですので、根元から4センチくらいは、新しいクセが出ています。


その下の、広がりとパサつきですが、これは、「アルカリ膨潤が過剰に作用されていること」と、「微妙なクセが、まだ残っていること」、が原因です。


おそらく、いつも、アルカリの縮毛矯正剤を使っているため、還元(クセをほどく)される前に、アルカリ膨潤してしまい、美容師さんが「薬液の浸透がOK!」と判断してしまうためでしょう。

この状態で、アイロン行程をいくら頑張っても、癖は伸びず、加熱を頑張るだけ、傷み損となってしまいます。 (>_<)



vivaceでは、この「アルカリ膨潤」をさせずに、クセだけをほどきますので、クセが伸びるまで「待てる」のです。

(通常のアルカリ縮毛矯正ですと、放置時間が長いと髪がアルカリで溶けてしまいます)


ですので、クセが伸びにくい方でも、しっかり伸ばすことができ、次回の縮毛矯正の際に薬液を重ねなくて済むのです。



写真のお客様は、中間~毛先は、数回アルカリ膨潤されていますので、全体的にボワっとした質感になっていました。


また、改善の可能性としましては、中間~毛先の僅かなクセの残りを取り除ければ、若干収まりは良くなる確率が高い、というお話もさせていただきました。


もちろん、根本的に治していくには、「アルカリ膨潤させずに縮毛矯正をしながら、生え換わりを待つ」 しかないのですが、

「伸びきれていない癖を伸ばす」だけでも、収まりが良くなることが多々ありますので、弱酸性のお薬で時間差をつけ、還元状態を見ながら薬液塗布させていただきました。


右の写真は、今回の施術後の写真です。


毛先のチリつきは、若干カットさせていただきましたが、全体的にツヤも出て、だいぶ収まりが良くなりました。  (^o^) ヨカッタヨカッタ


まだまだ、髪の状態は、良くなります。 

ちょっと遠いですが、日ごろのお手入れ時間は大きく短縮されると思いますので、またぜひいらしてくださいネ! o(^-^)o 




一見、まっすぐに見える状態でも、「なんだかふくらむ・・・」、「なんかツヤがない・・・」 という場合、過去の縮毛矯正が不完全な場合もあります。

ご自分で見て判断が難しい場合は、ぜひ髪の状態を見させてください。


ダメージの悪循環から抜け出しましょう!

INSURANCE様から、GM-8のカラー(グレイマット)のご質問

ac82dca3.jpgINSURANCEさま からのご質問

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投稿者:INSURANCE 

こんにちは。
初めてコメントさせてもらいます。

私の知りたかった事が沢山書いてあるので、興味深く
読ませてもらっています。

私はずぶの?素人ですが、ヘアダイは問屋さんで仕入れたタカラベルモント(株)の「マテリアGM8」という
チュウブ入りのものとオキシを同量混ぜて自分でしています。

「マテリアGM8」もいい色だと思うのですが、最近は
http://heo.jp/tag/color/index.php?page=1 にある
"darkolivegreen" という色が気になっています。

この色に近いカラーのものがあれば是非教えていただきたいのですが...。
よろしくお願いいたします。

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INSURANCE さま

ご質問ありがとうございます。 (^-^)  


上記の、「マテリアGM8」が、

もし、ルベルの「マテリアシリーズ」としますと、「M-8G」、「M-8」、「G-8」は、ラインナップとして存在するのですが、「マテリアGM8」という色番は確認できませんでした。

(M=マット=グリーンの色素。 G=ゴールド=薄い黄緑の色素。 M-8G=グレイヘアー用のマットの8番 )

そこで、一般的な認識の、GM8=グレイマットの8 としてお答えいたします。


グレイマットとしますと、「グレイヘアー=白髪が混じった髪」 でも、きれいに染め上げるというものになります。


白髪にも染まるように、色素量が多く入っています。

その分、同時進行の脱色を多くしていないと、8の明るさが出ませんので(色素が多い分、暗く発色してしまうので)、ベースカラー(染めた際に、同時進行で脱色される地髪の明るさ)が明るく調整されています。

ベースカラーが明るい分、透き通るような、オリーブブラウンが出しやすいのですが、反面、脱色量が多いので、上記のM-8よりも、若干ダメージが出るのは割り切ることとなります。


ダメージよりも、発色を重視して、白髪は無いけれども、グレイヘアー用のカラーを使う、というのもアリかと思います。 (^-^)  


(M-8ですと、脱色が少ない分、地毛の赤味が邪魔して、透き通るようなオリーブ色が出にくいので)


http://heo.jp/tag/color/index.php?page=1 にある "darkolivegreen"■

ですが、画面上のイメージカラーですので、近い色となりますと、やはり、オリーブブラウンで、

= GM(グレイマット) or M(マット) となりますね。

髪を、カラーチャートと同じように出すには、ベースカラーが明るくないと出ませんので、必然的に、GM-8 となると思います。



vivaceでも、他社のGM-8 がございますので、もし施術されるようでしたら、一度それで、試してみるのが良いと思います。


メーカー各社 「GM=グレイマット」 ラインはあると思いますが、

大概、8の発色での誤差は、±0.5~1 トーンですので、他のメーカーでも、「GM=グレイマットの8番」を使えば間違いはないと思います。


(髪が細く、もともと、光が通る髪質の方は、M-8を使っても、オリーブブラウンが出せる場合があります)



ぜひ、ご検討ください。  o(^-^)o 

フロントの縮毛矯正、ペタッとさせない方法

お客様からのご質問

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前に前髪だけ縮毛をかけたことがあるのですが
始めは前髪がストレートになって喜んでいたのですが
ペタッとなってふんわり感がでずスタイリングに
悩まされました。

知り合いにヴィヴァーチェさんはいいと伺ったので
今度、行こうと考えているのですが前髪だけ縮毛
かけた後のスタイリングのコツとかはあるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

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ご質問ありがとうございます。 (^-^) 


現在は、縮毛矯正をかけた個所は残っているのでしょうか?

まだ、「ぺたっとしてしまう前髪」が残っていて、その箇所をスタイリングで、なんとかしたい場合は、


スタイリング剤の種類を、

・重たくなく

・セット力が多少ある

ものにして、シャンプー後に、フロントに付けて、丸くブローするのが、今できる対処でしょうか。


もし、縮毛矯正している部分が、フロントに残っていなければ、

今度の縮毛矯正の際に、弱酸性の縮毛矯正剤で試してみてください。  o(^-^)o 


その時に、還元(クセをほどく)を90%~95%くらいにすると、根元がペタっとせず、立ち上がりが残ります。

(縮毛矯正の薬は根元1cmは付けられませんので、元々、根元の生え方が、地肌に沿って0°で生えている場合は、根元の立ち上がりはブローに頼るしかありません)


還元を甘くする、もう一つの効果としますと、わずかなカーブを残すことで、直線的に下りないようになることも挙げられます。

(縮れた癖の場合は、100%還元してブローで丸めた方がきれいです)


また、一般的なアルカリの縮毛矯正は、髪の水分を飛ばして、髪内部のタンパク質も壊してしまいますので、コシも無くなってパサパサした質感になってしまいますが、アルカリを用いずに弱酸性の縮毛矯正にすると、髪の水分が飛ばず、髪内部のタンパク質も壊れませんので、自然な髪の艶と弾力が残ってくれます。


縮毛矯正と一口に言っても、薬液の特性、還元の度合いによって、仕上がりは異なりますので、新たな発見があると思いますよ。 o(^-^)o


ぜひ、お待ちしております。 (^-^)  

デジタルパーマが、かかりにくいお客様

4ea3714d.jpg習志野市から、初めてご来店いただきましたお客様です。

2か月前に、デジタルパーマをかけて、かからなくて、もういちど1週間後にかけなおしても、またかからなかったそうです。

髪の状態を見させていただいたところ、きしみとパサつきがありましたので、アルカリでの傷みがあるようでした。

「ヘナで染めてるからかからないのかな?」

と、心配していらっしゃいましたが、ヘナでかかりずらくなるといっても、通常の3割増しでお薬を長く置けば解消できる程度ですので、おそらく、元々髪内部の結合がほどけにくい髪質なのでしょう。

一般的な、デジタルパーマのお薬ですと、還元が進む前に、アルカリが効いてしまい、美容師さんが、「もうかかったかな?」と(やわらかくふやけたので)錯覚して、ロッドを巻いてしまいます。

(還元=髪の中身の結合をほどく。 アルカリ=還元剤が染み込みやすいように薬に混ぜてあるもの。vivaceのお薬は、アルカリを混ぜなくても染み込む還元剤と使用しています。)


※ アルカリは髪を軟化する効果がありますが、一度ふやけた髪は元には戻らず、髪の弾力が無くなり、乾くとパサつきと、きしみが出ます。

アルカリは、明るくするヘアカラーでは必要な成分ですが、パーマでは必ずしも必要な成分ではなく、還元剤の分子量(ミクロのつぶつぶの大きさ)が小さければ、アルカリに頼らずパーマや縮毛矯正をかけることができます。


2か月前の、2回のパーマでは、「アルカリで髪はふやけているけれども、還元は不十分」 ということが予想されます。


遠くから来ていただきましたので、またかけ直しになっては申し訳ないので、弱酸性の還元剤でじっくり時間を置いて、念のため細めのロッドで巻いてみました。 

o(^-^)o 


仕上がりは・・・


一回り大きいカールになりましたが、きれいにかかりましたね。 ヽ(^o^)/

ツルツルした髪質なので、なるべくカールを縮めるようにドライヤーで乾かすとクルンとカールが出ます。


「いいトリートメント剤かスタイリング剤はありますか?」

と、おっしゃっていましたので、

イプランの「ムーポン」というスタイリング剤をおすすめしました。

重たくならずに、髪を保護しながらクッキリとカールがでます。 

やってみてくださいね! (^-^)/


一度、施術させていただくと、カルテにデータを書き込んでいきますので、「次回は、こんな感じで」とか、調節できます。


もっと強くかけたい場合も、方法はありますので、ひとまずしばらく、このくらいのかかり具合いでやってみてくださいネ。 o(^-^)o 



また、お待ちしておりま~す。  (^o^)/ 

花束のようなアップ

81d85a60.jpg真ん中が細目に下がった、ふんわりアップのお客様。

お友達の結婚式のお呼ばれで、お友達と来てくださいました。

通常のダウンスタイルとちょっと違った珍しいバランスだったので撮らせて頂きました。

ありがとうございました~。(*^o^*)

迷った末にストレートにしました~(^o^)

27acd7a4.jpg5/28のブログ記事の、デシタルパーマのやまこさん、もう一度パーマをかけるか、ストレートにするか、迷っていたのですが、2年くらいパーマヘアーだったということで、ストレートヘアーにしました~。

ちょっとダメージが心配でしたが、きれいなストレートヘアーになりましたね!

長さもだいぶ伸びた感じ。(^-^)

しばらくサラサラなストレートヘアーを楽しんでみてくださいね!

カーブを残す縮毛矯正と、手触りの関係

I.M 様からのご質問

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2009/08/30 22:53 投稿者:I.M 

4月に縮毛矯正をして頂いた者です。
矯正直後より、根元の立ち上がりや全体の流れは今の方が気に入っているのですが手触りがキシキシしてきました。ゆるく出てきたクセはこのまま残し、キシキシだけを改善する方法はありますでしょうか。
*トリートメントで効果があるのか。
*クセを少し残す形での矯正がよいのか。
*クセを残す=手触りの悪さを残すのでしょうか?
急いではおりませんので、返信はゆっくりで結構です。
よろしくお願いします。

麻布十番、なにわや の鯛焼きを買ってお店の前で記念撮影をしていたら、おじさんが一緒に撮ろう!と自らツーショットになってくれました。20年前より少し大人が進んでいたおじさんですが、トレードマークのサスペンダーと蝶ネクタイばっちり決まってました。
おじさんは、私にとっては大物です(^^)

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I.M さま

こんにちは。

ご質問ありがとうございます。

縮毛矯正で、100%まで、伸ばさず、一歩手前で、還元(クセのほどく)と止めた場合、若干のクセのカーブを残せる反面、クセ特有の表面のザラザラ感も多少残ってしまいます。

ザラザラ感=傷みではなく、(過去2~3年前の傷みが無いと仮定した場合)、「髪の形状が、まだ光沢がでるほど真っ直ぐになっていない」可能性があります。

その場合は、根元の立ち上がりや、カーブはあきらめて、まっすぐなサラサラストレートの方が、きれいに見えるかもしれません。

(根元に関しては、若干薬液の還元力・塗布量を工夫して、還元を甘くさせることも可能です)


> *トリートメントで効果があるのか・・・・

現状のまま、感触を良くするためなら、トリートメントが有効です。 トリートメントでは、髪の形状は変えられませんので、その「キシキシ」の原因が過去の傷みのためでなく、クセの残りであった場合は、根本的にはトリートメントでは治りません。 あくまでも、「感触改善のために、少しでも現状より良くする」という意味合いでは、効果があると思います。 (^-^)  


> *クセを少し残す形での矯正がよいのか・・・・

現状の髪の表面をよ~く見て、「クセのためのザラつき」であれば、次回の縮毛矯正のときに、もう一歩還元を進めると良いでしょう。 過去のアルカリ等の傷みが原因のキシキシであれば、前回の記事の1~6を参考にしてみてください。 (^o^)


> *クセを残す=手触りの悪さを残すのでしょうか? ・・・・

上記の通り、もともとのクセの種類が、髪の表面に光沢のないクセッ毛の場合は、ありえることだと思います。 もともと髪の表面がツルツルしている癖の場合は、90%~95%の還元で、ゆるいカーブを残しても、光沢が出るのですが・・・ (>_<)


「まっすぐ過ぎない縮毛矯正」 = 「少しクセが残っている」 = 「多少ザラつきが残る(かも)」

なんですよね・・・


次回の時に、「9/1のブログの質問で・・・」とおっしゃっていただければ、内容がわかりますので、最善の方法をご相談できると思います! o(^-^)o



p.s. 麻布十番、詳しいんですね~! (*・o・*) 昔いってたお店に、当時のおじさんやおばさんがいると嬉しいですよね! 僕が子供の頃に行ってた麻布十番の「チャコール」っていうステーキ屋さんの、揚げた餃子の皮が乗ったサラダが大好きだったのを思い出します。(この間探したけど、どこにあったか忘れちゃってました~(>o<))


ユリ様から、髪のダメージから抜け出す方法のご質問

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投稿者:ユリ 

はじめまして。質問の仕方が分からなくてこちらにコメントしてみたのですが大丈夫でしょうか?訳の分からない質問かもしれませんがお時間のある時にでも読んで頂けたら嬉しいです。

7月の初めに縮毛矯正と毛先に二回転半位のデジタルパーマをかけました。
(去年の10月頃縮毛矯正をかけたら毛先がチリチリして広がりショックで肩くらいまですぐ切り、根元にも徐々にクセが出始めましたが7月までは矯正は我慢しました)

髪が多くクセで広がるので下の方まで矯正で毛先だけゆるいクセ毛風?カールを目指して(蒼井優さんみたいな感じ?!)今まではたまにコテで巻いたりしてました。

実際かけたら上はまっすぐサラサラしてるのですが耳下あたりからふくらみだし毛先はチリチリ、うねうねでパサパサになってしまいました(T_T)トリートメントしても治らなそうなのでまた切るしかないのかなと思ったのですが、肩くらいから切ったとしても耳下位からふくらみだしてるので...。パーマを伸ばしてから切らないとダメなのかな?と思いまして...。
今の状態でまた矯正をかけたら更に大変な事になりますか?理想順位は①ストレート+カール(今はパーマも濡らさないとでない)②パサパサしてないストレート③最悪肩くらいまで切ってストレート です。

今は暑さもあるのでまとめたりして過ごしています。ちなみに長さは胸あたりで、矯正は年に1、2回あたりでかけていました。カラーリングもしています。

とても長くなりましたが何か良い方法があれば教えて頂けると有難いです!

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ユリさま

ブログコメントの「お知らせメール」がうまく作動していなくて、気づくのが遅れて申し訳ありません。 (>_<)

ご質問ありがとうございます! (^-^)  


今の、「パサパサ」 「チリチリ」の原因ですが、


1、過去のカラーの重なりでの、アルカリの傷み (もし、ホームカラーをやっているようでしたら、さらに傷みは倍増です・・・)

2、過去の縮毛矯正の、薬の強さ、種類、アルカリの傷み

3、コテでの熱の傷み

4、7月のデジタルパーマの薬の強さ・種類


が、考えられます。


特に、耳下のふくらみは、アルカリと熱でのタンパク変性ですので、根本的に治していくには、上記の4つを無くさないといけません。

でも、縮毛矯正や、ヘアカラーでは、実際、お客様側では、「どのような薬で」 「どう塗布して」 「どのくらい時間をおくか」 ということは、すべて美容師任せとなってしまいますよね・・・

そこに、傷みから脱却する難しさがあります。


☆ひとまず、最善の方法を書きますね! o(^-^)o 


髪は、タンパク質で出来ています。 そして皮膚と違い再生しませんので、長さが30センチあれば、根本的に治すのは3年かかります。

でも、上記の傷みの原因を除いていけば、半年~1年くらいから、回復の兆しが見えてきます。(もちろん、その間カットもしますが)


■1、 カラーは、美容室で行って、いつもリタッチ(根元だけ狙って染める)のみにする。 どうしても、毛先の褪色が気になる場合のみ、ノンアルカリのカラーで、補正する。

■2、 縮毛矯正は、弱酸性の薬液を使って、(なおかつ、十分な還元力のあるもの)、髪をアルカリ膨潤させない。

■3、 コテは、もう使用しないで、カールを付けたいときは、カーラー&ドライヤーもしくは、クルクルドライヤーで我慢する。

■4、 デジタルパーマは、良い髪が伸びて来るまでお休みする。

■5、 毛先のチリチリ部分が、もし濡れた時にクセのカーブが残っている場合は、弱酸性縮毛矯正で若干見た目を改善できる可能性が残っているので、ひとまず、ストレートヘアーに戻して、毛先のパサパサ・チリチリを目立たなくする。

■6、 修復・再生はできないけれど、感触を良くすることは、ラメラメトリートメントや、シャンプー・トリートメントの種類によっては出来ますので、時々メンテナンスする。


こうしていけば、必ず、髪の「傷みのスパイラルから」抜け出して、良い方向に向かいはじめます。


今の、「パサパサだから、コテで・・・」 「縮毛矯正・ヘアカラー・デジタルパーマで、髪がアルカリに浸される」 という流れですと、残念ながら永久にダメージスパイラルから抜け出せないのです。 (>_<)

●1~6のすべてを、いっぺん止めることが、最善ですが、どれかが欠けると、傷みから抜け出すスピードは遅くなります。


http://vivace.livedoor.biz/archives/51567697.html


このお客様は、3年前は、ユリさんのような状態でした。

クセが強く、アルカリの縮毛矯正の重なりで、チリチリになって「ボワッ」と全体的に広がっていました。

この方のように、ロングヘアーで、カラーをしていて、縮毛矯正矯正をしていても、適正に施術して傷みを無くし、髪が良くなったのちに、アルカリを用いないデジタルパーマをかければ、こんなきれいなカールヘアーが出来るようになります。


ぜひ、あきらめず、ダメージスパーラルから抜け出す第一歩を歩み始めてください! o(^-^)o


アップロールヘアー

a8ba0059.jpg着付教室の授与式に行かれるそうです。
(^-^)

ヘアカタログをご覧になっていて、ワンロールのようなロールアップヘアーをやってみたいとおっしゃっていました。
o(^-^)o

明日の式なので、寝やすいように少しこじんまりまとめてみました。

大人っぽいしっとりアップヘアーですね~

(#^-^#)

明るめアッシュカラーで、ふんわりボブ

3d30d70a.jpgこのお客様は、明るめにアッシュ系カラーを入れて、デジタルパーマをかけました。(^-^)

重ためのボブに大きめのロッドでデジパーをかけて、最後に空気感が出るように毛量調整をしました。

8/24のスタイルとまたちょっと違った、大きいカールのふんわりボブになっています。(^-^)

アクセントのある前下がりデジタルパーマ

17ed9a76.jpg前回は前下がりの内巻きボブだったので、今回はデジタルパーマで

「サイドはクルンと、襟足短く、バックは丸くふんわりカール」のスタイルがご希望でした。
(^-^)

いつも、ちょっと個性的でかわいい感じのスタイルをイメージしてご来店されます。

今回もかわいいスタイルが出来ましたね。o(^-^)o

白井市からの縮毛矯正+デジタルパーマのお客さま

2310e8de.jpg縮毛矯正で、初めていらしていただきました。 (^-^)  

「いずれは、パーマをかけてみたいんです・・・」とおっしゃっていたので、


1、今回は、真っ直ぐサラサラストレートヘアーにするか ☆

2、今回、縮毛矯正とデジタルパーマ両方をやってしまうか ☆


どちらか、選んでいただきました。  o(^-^)o

1~2か月でパーマをかけたくなるようでしたら、今回下まで縮毛矯正をかけてしまうと還元(※)が重なって、次回のデジタルパーマの時にカールが細くなってしまうので、今回思い切って、縮毛矯正とデジタルパーマ両方やってしまうことにしました。 o(^-^)o

 (※ 還元=髪内部の結合をほどいて、パーマや縮毛矯正がかかる状態にすること)

いらした時の状態は、

■3ヶ月前(5月)に縮毛矯正(弱酸性のもの)をかけたのですが、クセが少し残っていたそうです。

■その前は、1年半くらい縮毛矯正の期間が開いているそうです。

■5月の縮毛矯正の還元が足りなかたせいか、その際にアイロン工程が無かったせいかで、クセは全体的になんとなく残っていました。


はじめに、vivaceの弱酸性の縮毛矯正剤(充分な還元力のあるもの)を使って、耳下まで縮毛矯正をしました。

次に、耳下から、デジタルパーマのお薬を付けていきます。

縮毛矯正毛用に弱めに調合した、弱酸性のデジタルパーマ剤をつけながら、均一に還元するように各箇所もみこみました。

縮毛矯正している髪は、強い薬ですと瞬間的に還元してしまうので、デジタルパーマ剤の還元力を弱めに調整して、還元スピードを遅くして、部分部分の還元度合いを同じくします。

縮毛矯正毛は、デジタルパーマのカールが引き締まりやすいので、出来るだけ大きいロッドで巻きました。 o(^-^)o


しあがりは・・・

思ったよりも、クルンッときれいにかかりました。 (^o^) 

表面が、若干(過去のカラーのアルカリダメージでしょうか・・・)ぱさつきがありますが、おそらくこの程度ですと、軽いオイルスプレーや、ムースなどで艶を出せると思います。 (^-^)  


初めてのパーマでしたので、楽しみにしていてくださったので、きれいにかかって良かったです。


時間のない時は、オイルや洗い流さないトリートメントだけつけて、自然乾燥でも大丈夫。

お時間のあるときは、濡れているうちにカールを作って、そのままドライヤーでゆっくり乾かしてみてくださいね!

何日かすると、お手入れも慣れてくると思います。


もうすぐ涼しくなりますから、下ろしていても、ハーフアップにしても、暑くないですね。 

スタイリング、がんばってくださいね~! o(^-^)o

初めてのデジタルパーマ

aa85480a.jpg
高校2年生のお客さま。 (^-^)  

vivaceには、初めて来ていただきました。

校則が緩いので、カラーも、パーマも、OKだそうです。

2年前に縮毛矯正をしているということで、毛先に気を付けながら、優しく弱めの弱酸性のお薬でデジタルパーマをかけてみました。

少しクセッ毛で、トップは自然に膨らむので、耳下から大きいロッドで巻きました。

お姉さんっぽくなったね~。

「前から撮ってもいいですよ」って言ってくれたので、笑顔でパシャリ。

ありがとう~ (^o^)/ 

また、お待ちしてま~す!!

お客様から、縮毛矯正+フロントパーマのご質問

お客様から、縮毛矯正+フロントパーマのお値段のご質問

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

縮毛矯正をかけたいと思っています。

現在前髪はぱっつんです。

前髪には縮毛矯正をかけずに内巻きにくるんっとなるように(わかりにくいかもしれませんが・・・)パーマをかけたいのですが可能でしょうか?

ちなみに前髪に癖などはほとんどないです。 

可能な場合は縮毛矯正代と別にいくらくらいかかりますか?

また現在は前髪の長さが目の上か、ちょっと目にかかる位なのですが大丈夫でしょうか? 

お返事お願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ご質問ありがとうございます!  o(^-^)o

縮毛矯正の際のフロントパーマですが、


通常のコールドパーマでかける場合は、縮毛矯正+2620円、

デジタルパーマでかける場合は、縮毛矯正+3150円となります。

(全体の縮毛矯正と同日の場合の価格です)


フロントに、根元からの膨らみが欲しい場合は、通常のコールドパーマ(傷みの少ない、弱酸性のコールドパーマ液でおかけいたします)が適しています。

フロント毛先に、ノンブローで自然な丸みになるようにかけたい場合は、デジタルパーマ(こちらも、弱酸性のデジタルパーマで、傷みを軽減し、ソフトにかけさせていただきます)がオススメです。


長さですが、あまり短くならないようにかけるのでしたら、弱めにかける方が良いでしょう。

また、「巻けるかどうか?」の長さのご質問でしたら、「ちょっと目にかかる位」あれば、ぜんぜん大丈夫です。  o(^-^)o


ぜひ、ご検討ください!

昨日、松戸市内から初めていらしていただいた縮毛矯正+デジタルパーマのお客様の施術

お写真は撮っていなかったのですが、昨日いらした、縮毛矯正とデジタルパーマのお客様の施術例です。


1、髪質は細く、細かい縮毛で、光沢の無くなりやすいクセがありました。

2、ヘアカラー、アルカリ縮毛矯正、アルカリデジタルパーマのダメージがありました。

3、デジタルパーマを最後にかけたのは、1か月前。もう何年も前からデジタルパーマはかけています。縮毛矯正もデジタルパーマも、2~3か月に1回されているようです。

4、パーマがうまくかかっていなかったので、コテ(カールアイロン)を頻繁に使っていました。

5、ここ数回、縮毛矯正の際、根元の折れが気になっていたそうです。


施術前に髪に状態を見させていただいたところ、

・アイロンを日頃から使っていること、

・過去のヘアカラー・縮毛矯正・デジタルパーマでの「アルカリ」の傷みがかなり有ること、

・ここのところ、デジタルパーマがかからなくなっていたということ、

等の理由によって、髪が熱とアルカリに対して耐えられる限界を超えているかもしれない・・・というお話をしました。

トップの縮毛矯正に関しては、根元の折れの補正、アルカリ縮毛矯正と弱酸性縮毛矯正での「みずみずしさ」、「弾力」の違いは、今回の施術で解っていただけるというお話はさせていただきました。


根元から3センチくらいのところにある「折れ・縮れ」の原因ですが、多くは、前回の施術の際に地肌に薬がついていたか、もしくは、髪質・クセに対して過剰な強さの縮毛矯正剤で施術したため、薬液の付け始めの地点で境界ができてしまい、作用が過剰な部分は直角に髪が折れる、ということが挙げられます。

折れの部分は、とてもデリケートになっていますので、アルカリの縮毛矯正を続けるのは、とても危険です。 そこで切れてしまいますので。


根元の新生部から先に、弱酸性の縮毛矯正剤をつけて行き、新生部の還元(クセをほどく)が80%くらい進んだら、折れの部分を慎重に還元させて真っ直ぐにしていきます。


今回の縮毛矯正では、弱酸性縮毛矯正剤で施術しましたので、アルカリ膨潤をそれ以上進めずにクセを解けますので、折れの部分さえ気をつければ、リスクはとても少なくなります。

中間部分も、「アルカリ膨潤は過剰に進んでいますが、還元が不十分でクセがかすかに残っている」、ところがありましたので、補正しました。

縮毛矯正後、トップから耳下まできれいにストレートになり、弾力と、艶がでました。 (^-^)


次はデジタルパーマです。

デジタルパーマでも、弱酸性の還元剤を使います。

上記の通り、過去のアルカリでの傷みがかなりあって、乾いた時に「パサつき」と「ツリつき(「ビビリ」と専門用語では言います)」がありました。

ただ、救いは、濡れているときの弾力が、まだ若干残っていましたので、アルカリ膨潤は過剰でも、還元は、まだ余力があるということが察せられました。

還元に余力があれば、デジタルパーマもかかる余地は残っているということです。


そのお客様は、もう何年もデジタルパーマをかけていて、「1回目のデジタルパーマは上手くカールがかかったけど、2回目以降がかからなくなった」と言っていました。

これは、2つどちらかの原因があります。

A、1回目は適正にデジタルパーマがかけられたが、2回目以降も既存のパーマ部に重ねてデジタルパーマ剤をつけてしまったため、髪内部の結合が壊れてしまいかからなくなった。

B、2回目以降に、美容師さんが、「傷んでいるので、弱い薬液を使おう」 と思って、還元力の弱い薬を使ったため、カール自体が出なくなった。(さらに、既存のパーマ部に重ねて付けてしまったため、アルカリ膨潤が進み、髪がカールを維持出来なくなった)


のどちらかです。


今回の場合は、濡れているときに若干の弾力が残っていましたので、Bの理由が考えられました。

でも、施術をしてみないと、はっきりとは断言できませんので、ひとまず、考えられる可能性の高いことはすべてお話して、デジタルパーマに入りました。


弱酸性のお薬で、還元力は、通常の1/4くらいに調整して耳下から、薬液を塗布しました。

これは、髪が非常に薬液に対して敏感な為、薬に還元力が普通に有ると、先につけ始めたところが、1~2分後には、還元OKとなってしまい、全体に薬液を塗布する前に還元差が生じてしまうからです。


(ここで余談ですが、よく、「縮毛矯正している髪はパーマがかかりずらい」という風説がありますが、厳密にいいますと、アルカリ縮毛矯正が施された髪は、パーマ剤に対して敏感すぎて、適正に還元できず、還元が過剰ですと、Aのようになってかからず、還元不足ですとBのようになって、どちらにしても、きれいにかかりにくい為、「かかりずらい」とよく言われるのだと思います。)


1/4くらいに還元力を弱めますと、髪全体(耳下)に塗布する際に、部分部分の還元差が生じにくくなります。

つけ終わったあと、還元が足りない部分は、1/2くらいの還元力の薬液で補正すれば、ハイダメージ毛でも、均一に適正な還元ができます。

縮毛矯正している髪は、すでに一度100%還元されていまして、デジタルパーマの還元適正度合い(60~70%)より大きく過去に還元されています。

ですので、再度還元するのには、極弱の還元剤で、ゆっく~り還元しないと、すぐに、適正の還元ポイントを過ぎてしまいます。

ましてや、「アルカリ・チオ」のアルカリ度・還元力の高い薬液は、論外です。 (怖・・・)

付けた瞬間にチリチリのビビり状態になってしまいます。 (>_<)


弱酸性域で、極弱めの還元剤で、適正に還元し、大きいロッドで、デジタルパーマをかけていきます。

アルカリのダメージや、過去の縮毛矯正で過剰に還元してある部分は、カールが細く引き締まりやすいため、一番大きいロッドで巻きました。


心配なのは、普段使っているコテの影響でしたが、髪が熱によるタンパク変性を起こす一歩手前だったようで、思ったよりもきれいにカールが出ました。


できれば、この状態で、コテを使わずにスタイリングすると、ダメージも止まるお話をしました。

 →→傷みが出て→パーマが出ず→コテを使う→
↑                             ↓
←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←

の悪循環から抜け出すのは、とても大変です。

特に、毎日のスタイリングを一生懸命している方は、スタイルの完成度を高めたいという意識が働きますので、コテやストレートアイロンのスタイリングから抜け出すのは難しいのです。


唯一、ダメージスパイラルから抜け出せられるのは、「アルカリ膨潤を避け、ダメージの進みを止める」 ことです。

アルカリ膨潤を出来るだけ避けていきますと、毎回毎回、縮毛矯正のたびに、髪のみずみずしさと自然な弾力が戻っていくことが実感されます。


ストレート部は、ハンドドライでOK。

カール部も、ハンドブローでOK。 (^-^)


となりますと、毎回少しずつ毛先をカットしていくにつれて、一歩一歩ダメージが確実に減っていきます。


TVCMや、ネットで、盛んにカールアイロンやストレートアイロンの宣伝をしています。

「傷まないアイロン」なんていうものが存在するわけがありません。

200度なんていうのは、フライパンで卵焼きを作る温度です。

イオンが出ようが、スチームが出ようが、着実に、毎日ダメージが進んでいきます。

それよりか、長い目で見たときには、ハンドブローでスタイリングできる髪を取り戻したほうが、絶対にいいと思います。 o(^-^)o

モデルさんやタレントさんはスタイリストさんが付いていますが、一般の方々はそうはいきませんですからね。

毎日のお手入れは楽チンのがいいに決まってます。  (^o^) 


もうそろそろ、髪を結ばずに、下ろした状態でヘアスタイルが楽しめる季節になりますね。 

クセっ毛の方も、縮毛矯正やデジタルパーマのダメージに悩んでいる方も、ぜひ一度、弱酸性縮毛矯正と、弱酸性デジタルパーマの質感を味わってみてください。 o(^-^)o

やまこ様から、デジタルパーマを太くかけ直すか、ストレートにするかのご質問

■やまこ様からのご質問■

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2009/08/07 21:36 投稿者:やまこ 

こんばんわーやまこです

そちらでかけて頂いたパーマ、かなりもっていてまだくるくるしてまーす

さてさて、相談なんですが、夏が終わったら髪型かえにまた行きたいと思ってるのですが...ゆるくパーマにするかストレートにするかまだ迷い中です

ゆるくパーマの場合、6月16日の写真の方ぐらいが理想なんですが。

・今の状態からゆるく出来るのか?出来るとしたら、どのような工程になるのか?
・ストレートにする場合、矯正以外は可能か?(パーマ落としって感じで...)

お時間あるときにでも答えてくれたらうれしいです

お忙しいとこ申し訳ありません

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やまこ様

ご質問ありがとうございます。 (^-^)

コメントに気づくのが遅れてしまいまして、お返事遅くなって申し訳ありません。 (>_<)

パーマ、長持ちしてるのですね。(^o^) 


現状より、ゆるくかけ直す場合ですが、弱めのお薬で、太いロッドでかけ直すと、カールを大きくすることができます。

でも、ストレート(縮毛矯正)を過去3年以内にしている場合や、毛先にダメージがある場合は、ロッドを太くかけ直しても、「カールの引き締まり」が出てあまり大きくかかりません。

カールを大きくかけ直すには、髪の弾力(髪の傷みが少ないこと)が必要です。


一方、ストレートに戻す場合は、縮毛矯正まではいかなくても、アルカリのダメージを加えないで、アイロン行程を入れることで戻すことが出来ます。

薬液だけでパーマを取っても(パーマ落とし)、デジタルパーマ・縮毛矯正と同じように、熱による再結合がないとパサパサした質感になります。

自毛のクセが気にならない場合は、vivaceのストレートパーマ(弱酸性の還元剤で、短時間還元して、軽くアイロン行程を入れる)で、パーマを落とすと良いでしょう。

クセがある場合は、縮毛矯正の方がまとまりが良いと思います。


6月16日の写真のお客様は、髪が細く・かかりずらく・直毛で・トップの長さがある方なので、同じようにかかる条件が揃う方は少ないのですが、大きめのロッド、もしくは中くらいのロッドで、上からかけることになります。

やまこ様の髪の状態にもよりますので、ご来店時にご相談してストレートとデジタルパーマ、を決めるとよいと思います。

夏が終わって、お時間のあるときに、お待ちしております。 (^-^)

オリジナル縮毛矯正剤、リアニモ完成!o(^▽^)o

ae40aa8b.jpg夏休み初日、リアニモが納品されました~!

台風で超ザーザー降りの中、工場からトラックが到着。

42箱-合計400kgもあったから、若手メンズスタッフを2人助っ人に頼んで、トラックのおじさんと4人でサクサク店内に運びました。

フタをあけると「ん~(=^▽^=)。フルーティーな、いい匂い」。パーマ液じゃないみたい。

なんだか、1000個の可愛い子供が生まれた感じです。

お店でオリジナルの薬を作るの夢だったから嬉しいなぁ~。(*^o^*)

髪を大切にしている全国の美容室さんに使って欲しいのですが、

やはり薬液だけでなく、塗布の仕方、ダメージ度合いの見極め、時間の置き方...

いろんな要素があるので、安易に販売するのもなぁ...と複雑な気持ちです。

髪を大切にしている美容室さんに、同じようなコンセプトのお薬を卸しているディーラーさんが一社あって、そこでリアニモを取り扱ってもらう予定です。

そうすれば、ヴィヴァーチェはヴィヴァーチェで、安心してお客様の技術に専念できるかな~っと思っています。

リアニモを使った縮毛矯正やデジタルパーマで、たくさんの方々の髪が生き生ききれいになってくれたらいいな~。

o(^-^)o

アイロンのガサガサは縮毛矯正で治りますか? のご質問

メールでいただきましたご質問です。(^-^)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんばんは☆美容室のサイトを見ていてたどり着きました。

6月くらいまでは鎖骨下くらいのロングでした。カットして今は肩くらいの長さです。
傷んでいる所を全部切ったのですが、アイロンを使って毛先を丸めていたせいか、
あっという間にガサガサ、乾燥して広がってしまう感じになってしまいました。

もともとの癖は、自分ではそんなに気になるほどではないです。
毛先のチリつきを縮毛矯正で改善することは可能なんでしょうか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんばんは。

ご質問ありがとうございます。 (^-^)


いくつか確認してからでないと、正確にはお伝えできないのですが、下記のような条件によって、改善できる場合と、難しい場合があります。


●カラーの傷みは、どのくらいか?

●縮毛矯正は、しているか?

●アイロンを使い始めてから、「ガサガサ乾燥して広がってしまう」までの間に、ホームカラーや、サロンでのカラー、パーマ、縮毛矯正はしているかどうか?

●髪は、太いか細いか?

●若干あるクセは、ハネるようなクセか、膨張するようなクセか?

など


アイロンの温度は、200度近いので、(卵焼きが出来るくらいの温度)、アイロンの傷みに関しては、「日々傷みが増す」のは確実です。

傷みは、進む一方で、元には戻りませんので、アイロンの回数は、少しでも少ないほうがいいのですが、既に熱によって髪のタンパク質が壊れてしまっている場合は、縮毛矯正でも改善は難しいです。

(アイロンの傷みでの「縮れ」は、「クセ」ではないのですぅ~(>_<))


唯一、改善できる場合は、(改善=アイロンでの傷みを治すのは不可能ですので、傷みを目立たなくするという意味。)、もともとのクセがあって、そのクセが乾くと膨張する場合です。

また、現在の傷みで、アルカリの傷みが髪の限界の越えてないことも必要です。

(アルカリ=髪をふやかす成分。ヘアカラーを毛先まで塗ってしまったり、アルカリのパーマや縮毛矯正では髪が膨潤して傷んでしまいます。)


髪が濡れているときに、クセのカーブがあって、乾くとガサガサになる場合は、アルカリ膨潤のない弱酸性縮毛矯正を試してみてください。 

髪を拝見すれば、もう少し的確なアドバイスができるかもしれませんので、お近くでしたら一度ご相談ください。 !(^^)!

アイロンは、これからの髪の健康を取り戻すためにも、もうしないほうがいいと思います。 (^-^)

マッスーのツートンカラーヘアー

11d7af79.jpg「テゴマス」「NEWS」の増田くんのヘアーにしたいと、神奈川県から来ていただきました。 (^-^)

髪質は、硬く、強めのクセがあって、いつも縮毛矯正をしても伸びないそうです。

クセが伸びにくいと、毎回毛先まで薬液を付けてしまい、傷みが増していく・・・という悪循環が続いてしまいます。

アルカリの縮毛矯正ですと、癖がほどける前にアルカリで髪が溶けてしまうので、弱酸性の縮毛矯正剤で、アルカリ膨潤をそれ以上させずに、「くせ」だけをほどきます。

でも、ご希望のマッスーの写真を見せてもらうと、トップはかなり明るいカラー。

お客様の髪質からすると、ブリーチ剤を使わないといけません。

ブリーチ&縮毛矯正ですと、既存のアルカリ縮毛矯正の部分はチリつく恐れがあるお話をしました。

ショートカットにするので、だいぶ傷みは取れると思うのですが、ブリーチ部がどれくらい縮毛矯正に耐えられるかは、やってみないとわかりません。

アルカリの縮毛矯正ですと、一瞬で、トロトロに溶けて、乾くとホウキのようにバサバサになってしまうので、もちろん弱酸性の縮毛矯正剤で。

「クセのほどけ具合い」=「還元具合い」を見ながら、薬液を塗布していきます。

還元しにくいバック部分は、薬液を上乗せしていきながら、「伸びの差」を縮めます。


・・・結果は (^-^)

思ったよりも、ブリーチ部のチリつきが出ないで、襟足もきれいに伸びました。

これなら、縮毛矯正も次回からはリタッチで大丈夫ですね。


お客様も喜んでいただいて、よかったよかった~ (^○^)

2時間以上かけて来てくださったので、ご希望を叶えてあげたいですもんね。

ブリーチ&縮毛矯正ですと、一般のお客様ではあまりお勧めしませんが、地毛でコスプレする方には「忠実な再現」が重要ですもんね。

夏はイベントが多いから、ウィッグカットの方も増えてきましたね。


vivaceは、縮毛矯正やデジタルパーマだけじゃなくて、いろんなヘアーのニーズに答えていきま~す! !(^o^)!

習志野市から縮毛矯正に来ていただいたお客様

a3981b78.jpg習志野市から初めて来ていただきました。

7ヶ月前に「自在縮毛矯正?」というのをやったら、硬くバサバサに傷んでしまったそうです。

 初めて聞いた縮毛矯正ですが、硬い質感になって傷んだということは、おそらくアルカリの縮毛矯正で、髪のタンパク質がアルカリ変性してしまったためでしょう。

 明るめのカラーの重なりと、アルカリ縮毛矯正でのチリつきが毛先5センチにありました。

毛先の色が白っぽくなっていたので、かなりのダメージですね。(>_<)

でも、霧吹きで濡らしてみると、白っぽく傷んでいる所も、うねりがまだ残っていましたので、「改善の余地は少し残っているかもしれませんが、毛先がどれくらい耐えられるかですね...」と、わずかながら可能性は残っているお話をしました。

伸ばしているそうなので、なるべくカットせず、縮毛矯正の2剤に弱酸性ヘアカラーとトリートメントを混ぜて毛先の白っぽい所はカラー補正することにしました。

 カラーでのダメージがあるため、アルカリの縮毛矯正ですと還元剤の効きより先にアルカリで髪がふやけてしまい、即すすいでアイロンに入ってしまうため、一向にクセが伸びない...という繰り返しだったようです。

※ 還元剤=クセをほどく成分

※ アルカリ=還元剤が浸透しやすいように髪をふやかせる成分。還元剤の種類によっては必要のないもの。明るくするヘアカラーには必須なもの。カラーの褪色補正にはアルカリの入っていないカラー剤が使えます。

いつものように、弱酸性の縮毛矯正でアルカリ軟化させずに緩やかに還元させました。

根元のクセが強かったので先に薬をつけ、毛先のダメージ部は、後から少しずつつけていき、なるべく負担をかけないようにかすかに残っているクセを伸ばすようにしました。

・・・・o(^-^)o

仕上がりは、思ったよりもザラつきが出ないで、サラサラ柔らかい感じになりました。

白っぽくなっていた所も、色がつながりましたね。(^-^)

アルカリのダメージがあっても、クセがまだ残っている場合は改善の余地は残っています。

ダメージ度合いは、その方その方でケースバイケースですので 「絶対にサラサラになります」とは、断言できませんが、

明らかに、アルカリの縮毛矯正を続けるよりかは良いと思いますし、「現状のままダメージを我慢する」よりも、多少なりともお手入れしやすくなると思います。(^-^)

 縮毛矯正の傷みで、縮毛矯正恐怖症になってしまった方も、ぜひ一度お問い合わせください。o(^-^)o

047-311-7677

遠くから来ていただいたので、なんとか改善したかったのですが、思った以上にきれいになって、よかったよかった~。 (^▽^)


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

カラーと縮毛矯正とデジタルパーマの軽めのボブスタイル

70f685f9.jpg夏休みのお出かけ前に、スタイルチェンジ。o(^-^)o

ヘアカラーを明るい感じにして、弱酸性の縮毛矯正と弱酸性のデジタルパーマでふんわりボブに。

ヘアカラーのアルカリと、パーマ&縮毛矯正のアルカリが2重3重にならないようにすれば、髪は過剰に膨潤しないので、なめらかさを保てます。

縮毛矯正もデジタルパーマも、薬が地肌に付かないから、カラーと一緒に問題なくできます。(^-^)

内巻きのボブから、ちょっと大人っぽいボブにスタイルチェンジ。('-^*)

縮毛矯正についてのご質問

縮毛矯正について質問です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕はかなりの剛毛で前髪が全然垂れません。

今前髪は3センチほどあるのですが、水平に髪が生えてます。

他の部分も真っ直ぐ生えてるので髪がボワッとしてます。

縮毛矯正をしたら普通に垂れた感じになって髪をいじったり(くねらしたり)できるのでしょうか?

縮毛矯正って不自然な感じになりませんか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


文面から察しますと、縮毛矯正は未経験でしょうか。(^-^)

頭皮から垂直に生えているということは、根元付近は、その角度は変わりませんので、下にさげる方法としましては、還元をやや深めに進めて、根元から7~8mmのあたりで、下にカーブするように、調整するとよいでしょう。

(※ 還元=髪に縮毛矯正1剤を作用させてクセ(ボワつき)をほどくこと)

ですが、アルカリの縮毛矯正ですと、クセが伸びにくい場合は、クセが伸びるより先にアルカリで髪が過剰に膨潤して傷んでしまいます。

一番良い方法は、アルカリの入っていない縮毛矯正で、硬いクセをじっくり、やや深めにほどいて、癖を伸ばすと同時に、フロントは額の方へ下りるようにすることです。

縮毛矯正をしたヘアスタイルが、「自然かどうか」は、主観的な部分もありますね。 (^-^)

硬いクセをしっかり伸ばして、前髪を下げるということは、還元をしっかり進める、ということですので、現状よりも劇的にサラサラヘアーになります。

それを、「嬉しい~!☆」と感じるか、「不自然~?」と感じるかは、ご本人の感じ方も、あるかもしれません。 (^-^)


ただ、弱酸性の縮毛矯正ですと、髪の水分を残せますので、髪の水分を飛ばして乾いた質感になるアルカリ縮毛矯正よりかは、自然な、みずみずしい質感になります。

また、フロント以外の還元を、意識的に90%くらいにして、「直線すぎないように」することも可能です。

そうすれば、トップやサイドは、ワックスで変化を付けられますね。 (この場合、トップやサイドのクセは10%残すということです)


ぜひ、ご検討ください。 o(^-^)o

茨城県牛久市からの縮毛矯正のお客様

cfd35c8e.jpgインターネットで探してvivaceに来てくださいました。

遠くからありがとうございました。
(#^-^#) m(u_u)m

娘さんがボーナス入ったので、お母さんに縮毛矯正をプレゼントしてくれたそうです。

お~なんていい娘さんなんでしょう!(≧▽≦)
(*ToT*)ウルウル 感動~☆。

お嬢様ぁ~お母様の髪サラサラツルツルになりましたよ~(^O^)/

「娘に証拠写真を送らないといけないので撮ってもらえますか?」と、スタッフに頼まれていたので、一緒に撮らせてもらいました。o(^-^)o

ありがとうございました。

遠いですが、またぜひお待ちしておりま~す。(^▽^)

水縮毛矯正と、ノーアイロン矯正、どちらがダメージが少ない??

水縮毛矯正と、ノーアイロン矯正どちらがダメージが少ない??

■ご質問■

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

縮毛矯正をしようと思っています。
最近はいろいろな種類があるようですが、水縮毛矯正とノーアイロンの縮毛矯正ではどちらがよりダメージが少なく済むのでしょうか?
かかり具合よりもダメージが少ない方法を選びたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いろいろなネーミングのパーマや、縮毛矯正が出ていますね。 (・o・)?


「水パーマ」「水縮毛矯正」・・・というものは、通常のパーマや縮毛矯正の行程に、ナノ分子の水分を髪に入れていく、というものです。


でも、実際に髪に影響が大きいものは、★縮毛矯正剤(またはパーマ剤)の中の、「アルカリ度合い(※1)」と、「還元剤(※2)の種類」です。

髪が傷んでは、せっかく髪に水分を補給しても、すぐ蒸発してしまいますからね。(>_<)


※2・・・還元=髪内部の結合をほどいて、パーマや縮毛矯正がかかる状態にすること。

※1・・・アルカリ=還元剤が作用しやすいように、髪をふやかすこと。過剰に膨潤させるとダメージも増します。還元剤の種類によっては、アルカリを用いずに還元できる薬もあります。


●傷めたくない = アルカリ膨潤させない = 中性~弱酸性の縮毛矯正でクセを伸ばす

ことが、一番傷みの少ない方法です。


また、ノーアイロンですと、強いアルカリと還元剤で髪を軟化させ、ブロー行程で伸ばすのだと思いますが、それだと、アルカリ膨潤・還元、共に過剰になりますので、必ずダメージが出ます。

さらに、ブロー行程も無いものですと、昔のストレートパーマ程度にしか伸びませんので、傷み損となってしまいます。

縮毛矯正では、光沢を出すために、アイロン行程は必須となります。


色々なネーミングの縮毛矯正も出ていますが、「縮毛矯正の液性」と、「還元剤の種類」、「薬液の塗布の仕方」など、を知ることが重要となります。

また、その美容室(美容師さん)がどれくらい、髪を傷めないように配慮しているかが大切だと思います。

クセが強い所、弱い所、ダメージのあるところ、無い所を見極めながら塗布量を変えたり、すでに伸びている部分は薬液をつけないとか、時間をかけて還元させたり・・・などなど。



また、「傷みは少ないけど、クセも伸びない・・・」 といった、薬もあります。

これは、還元力が足りないということなのですが、

伸ばしきれず、癖が残っていると、ボワッとした感じで膨らんで、くせ毛の種類によっては、光沢が出ず「傷んでみえてしまう」こともあります。

薬液の「液性」と同時に、「十分な還元力が有るか」、も重要です。


しっかり癖が伸びると、ツヤツヤになりますからね。 (^-^)


還元剤の種類と、濃度、アルカリ度合い(弱酸性域で伸びる癖であれば、アルカリを用いない)、塗布の仕方、適正な還元力、が重要項目だと思います。

一回傷んでしまうと、何年も悩んでしまいますからね・・・(ToT)


ぜひ、きれいなツヤツヤヘアーを目指してくださいネ!

癖毛の種類と、縮毛矯正剤の相性

たとえば、風邪をひいてお医者さんの薬を飲んでいても、なかなか効かないとします。

そういう時は、お医者さんは処方を変えて、違うお薬を出してくれますね。
(^-^)


縮毛矯正でも、ほとんどのお客様には効く成分でも、20人に1人くらい90%くらいの効き目が限度になってしまう方もいます。

そのときは、還元力が少し強めのお薬を重ねていきます。

※ 還元力=癖をほどく力

還元力は強くても、アルカリ度は強くてはいけません。

アルカリが強いと、髪がチリチリバサバサしてしまいますからね。

※ アルカリ=髪をふやかせる成分


癖が伸びにくい方にも、極力アルカリ膨潤させないように、気をつけて薬液と塗布していきます。

「伸びずらいから・・・強い薬・・・ ってことは傷むんですか?」

と聞かれますが、アルカリが強いわけではなく、還元力が強いという意味です。

癖が残っていると、傷みの少ない薬でも、なんとなくパサパサした質感になります。


その方その方で、一番ギリギリの最低限の還元力で、キッチリ癖を伸ばすようにするのが、一番うるおいが残ってツヤが出ます。


梅雨は明けましたが、蒸し蒸し、これからが夏本番ですね。

湿気に強い、みずみずしい弾力のある髪で、夏を乗り越えましょう! o(^-^)o

イプランパフェ・シャンプートリートメント

c5d2d776.jpgこれ、いいですぅ。 (*^o^*)

髪にすご~く優しいシルクプロテインの洗浄剤で、どんなにすすいでも髪がきしみません。

そんで洗浄力は、程良くあって、トリートメントとセットで使うと、なめらかなのにベタつかずフンワリ艶が出ます。

不思議な感覚。

しかも(?ω?)/、各1360えん。

お~すばらしい!(≧▽≦)

目ざといスタッフは、すでにお家で使ってます...笑。

湿気で髪が不安定になりやすい方も、効果ありです。

ぜひ使ってみてくださいね~!

o(^-^)o

■イプランの公式ホームページ■

http://iplanloveri.com/

(「VIVACEのブログから」って言っていただいたら、メリットがあるかも・・・(#^-^#))

レイヤーの少ないデジタルパーマと、レイヤーのあるデジタルパーマ

7cfee05d.jpg左の写真は、以前にブログに掲載させていただいたヘアスタイルです。

この時は、デジタルパーマをかけて何か月か経っていたのですが、下のほうのカールを残してカットだけしました。 (^-^)


そのまま何か月か経って、カールも弱くなって下のほうに下がっていましたので、今回は、トップからレイヤーを入れて、デジタルパーマの大きいロッドでトップから巻いてみました。

いつも段が少なめだったのですが、思い切ってレイヤーにして、ふんわり軽やかなカールヘアーになりました~。 (*^o^*)

マロンで染めている方の縮毛矯正

3018f10c.jpgマロンで染めている方の縮毛矯正


マロンというカラー剤で染めている方が、縮毛矯正にご来店くださいました。

アレルギーで、通常の酸化染料が染められないので、マロンという非酸化染毛剤で染めてらっしゃるそうです。

通常のカラー剤は、パラフェニレンジアミン等の酸化染料と、過酸化水素水、アルカリ剤で、作られていますが、この「マロン」は、没食子酸、サリチル酸Na、鉄塩、尿素、等で出来ていて、全く違った概念で染める仕組みになっています。


このお客様は、もともとクセが伸びずらく、今まで、何回もアルカリの縮毛矯正剤で、うまく伸びす、アルカリ膨潤の重なりで、チリつきがかなり出ていました。

そして、このマロンですが、アルカリ縮毛矯正では、ほとんど、1回の縮毛矯正で色が取れてしまうそうです。


毎回縮毛矯正をするごとに、全部マロンの色素が取れてしまい、白髪が目立ってしまうので、縮毛矯正後は、あわててマロンで染め直していたそうです。 


ご来店の日も、縮毛矯正+カラーのご来店でしたが、よくお話をお聞きしていくと、酸化染料でも、ブラウン系ヘナでも、アレルギーのリスクがあるということで、市販のマロンを買ってきて、縮毛矯正後にマロンで染める予定でした。


ヘアマニキュアなどでもそうですが、「イオン結合」という電気的な吸着で髪に着色するカラーは、アルカリの薬液ですと、溶け出して色が落ちてしまうのですが、中性~酸性の薬液ですと、あまり落ちないという経験がありましたので、「もしかしたら色はそんなに落ちないかも・・・」と思いましたが、マロンで染めている方への縮毛矯正は初めてでしたので、万全の準備をしておきました。

髪のチリつきをオイルでカバーしていらっしゃったので、プレシャンプーをしっかりして、還元スピードを部分部分確認しながら、弱酸性縮毛矯正剤をつけていきました。


「マロンで染めていると、パーマがかかりにくい」と、そのお客様はおっしゃっていましたが、おそらくそれは、鉄塩が含まれるので、パーマ剤の還元力が、鉄に消化されてしまって、髪に作用しなくなるからでしょう。


でも、薬液を塗布して2周目でチェックすると、還元が始まっていましたので、「伸びそう!(*^-^*)」と、手ごたえが感じられました。


タオルには、やはり黒い色素はつきますが、白髪の部分の染まりは、まだそれほど落ちていない模様・・・


髪の内部にオイルが浸み込んでいましたので、還元時間がかかりましたが、内側も外側も、きれいに伸びました。 

(前回までの縮毛矯正で、アルカリ膨潤の限界を超えてチリチリしてしまった部分は、少しずつカットしていきましょう。 o(^-^)o)


内側の根元10センチのスベスベな感じが、弱酸性縮毛矯正での本来の艶です。


前回までの、アルカリ縮毛矯正で、表面は上の方までチリついてしまっていたので、全部生え換わるまでは時間がかかりますが、スベスベ部分を増やしていけば、絶対にきれいになります。


マロンの取れも、アルカリ縮毛矯正ほど無く、その日は染めずにお帰りになりました。


肌にやさしいカラー剤なのに、美容室まで普及しないのは、パーマがかけずらくなるからかな?

でも、アレルギーがあって、マニキュアか、ナチュラルヘナしか選択肢が無かった方には、いいのかも・・・マロン。 (*^-^*)


ストレートヘアーでしたら、アルカリの入っていない縮毛矯正ならマロンと並用しても大丈夫そうですね。


次回は、普段のスタイリングのオイルも減らせそうですので、もう少し、施術時間を短縮できそう。 o(^o^)o

(資生堂TSUBAKI椿などのオイルの入ったシャンプーも、縮毛矯正する1週間前は避けたほうが、施術時間の短縮になります。)


ちょっとずつ、チリついたダメージ部分を取っていって、本来のツヤツヤヘアーに戻していきましょう!! !(^^)!

先日、縮毛矯正のコメントいただいた、ぶっちさん

45ca4325.jpg先日、コメントいただきました、ぶっちさんの施術前と施術後の写真です。

ぶっちさん、お写真ありがとうございました。 (*^-^*)


茨城県の土浦の方から、来てくださいました。

遠くからありがとうございました。(^-^)

定期的に、縮毛矯正されていたそうですが、うまく癖が伸びず、vivaceをインターネットで見つけてくださいました。


カラーでのアルカリダメージの上に、アルカリの縮毛矯正をしているため、還元する前にアルカリで髪がふやけてしまい(アルカリ軟化)、アイロン行程に移ってしまう・・・という繰り返しで、傷みが増してしまうんですね。

毎回、クセが残っているため、また同じようにアルカリに触れ、還元は、いつまでも十分にされない、といった悪循環になっていました。 (>_<)

※ 還元=髪内部の結合をほどいて、クセをほどく工程


傷んでいても、足りない「還元」を補わないと、一向にクセが伸びないので、アルカリ膨潤させないお薬で、じっくりクセをほどいていきます。

長い期間、クセが伸びず、縮毛矯正やアイロンを繰り返していると、更にクセがほどけにくくなるので、ちゃんとクセがほどけるまで、辛抱します。 !(^^)!


若干、表面には、細かいチリつきが残っていますが、こうして、弱酸性の、還元力のあるお薬で、くせを伸ばしていくと、髪の水分と弾力を保ったまま、クセのみを伸ばしていけます。

(※ 弱酸性であっても、還元力が足りないと、クセは残ってしまいますので、十分な還元力は必要です。)


これで、傷みのスパイラルから、抜け出せましたね! \(^o^)/


あとは、コツコツ、健康な部分を増やしていけば、必ず、みずみずしい、艶やかな、自然な弾力のある髪に戻っていきます。


子供の頃からの夢だったサラサラヘアー、思う存分楽しんでくださいね! (*^o^*)

縮毛矯正しても、なんかしっくりこない...  っと思う方

縮毛矯正しても、なんかしっくりこない...

そう感じる方の多くは、「クセが伸びきってない」 場合が多いです。

「髪がふやけやすく、クセがほどけにくい」のが、その理由です。


よく、美容師さんが、「軟化OKで~す!」といって、縮毛矯正のアイロン行程に移っていくのは、本当はちょっと違うのです。

軟化は、=「髪がふやける」 なので、アルカリが効いているだけ、かもしれないのです。

そもそも、クセを伸ばす役目は、アルカリではなくて、還元剤の方ですので、「一般的なアルカリの還元剤 = 一般的な縮毛矯正剤」では、クセがちゃんと解けているかどうか判別するのが難しいのです。

ですので、「いつも、縮毛矯正してるけど、なんかボワッと艶がなくて膨らんで傷んでしまう・・・」 となってしまうんですね。


アルカリで髪をふやけさせること無く、純粋にクセだけをほどいて縮毛矯正をすれば、クセはきれいに伸び、艶や水分も保たれ、髪は安定します。(^・^)


でも、そのような薬では、薬液の量も通常の倍以上使いますし、お時間もかかりますので、あまり行われない施術方法です。 


そういった薬液は、傷んだ部分用に少量使われる場合が多く、上記の方法は、生産効率や、コスト削減を求める美容室では、行われず、メーカーさんも需要が減ると、そういったお薬を廃番にしてしまうんですよね・・・。


それで、今回のvivaceオリジナルで独自製作することに至ったわけです。

(上記の理由で、vivaceの縮毛矯正は、ちょっとお時間かかりますが、ご了承ください。(^_-)-☆) 

~~~~

昨日も、中学3年生でロングヘアーで、クセっ毛が伸びにくい子が来てくれました。

中3でも、おしゃれで大人っぽいんですね。 びっくり。

還元時間がかかる髪質で、ちょっと時間がかかってしまいましたが、きれいに伸びてサラサラになってニコニコ喜んでくれました。 (*^o^*)


夏は、ドライヤーでブローしてもすぐ汗ばんで、髪がまたボワボワってなっちゃいますからね。

今からでも遅くありません。

きれいなサラサラヘアーに治していきましょう! o(^-^)o

VIVACE-Rianimo (ヴィヴァーチェ・リアニモ)

a0bc4d03.jpgパッケージのデザインが出来あがりました~。

かわいいでしょ。 (*^o^*)


VIVACE・Rianimo (ヴィヴァーチェ・リアニモ) って、いう名前にしました。


「髪が、イキイキと生まれ変わりますように・・・ (*^o^*) ☆」


っていう願いをこめて。


楽しみ~。

香調 (*^~^*)

8648fa98.jpg薬液の製造メーカーさんと打ち合わせ。
o(^-^)o

念願のvivaceオリジナル、縮毛矯正とデジタルパーマの薬を制作中で~す。('-^*)/

長い時間お客様に触れる薬だから、いい香りにしないとね。

いろいろ試した結果、さわやかなフルーツの香りにしました。

いい匂いのほうが、お客さんも美容師も、嬉しいもんね。(^-^)

効き目は、もちろん今まで同様、みずみずしい自然な弾力になるように「アルカリ膨潤させない」、還元剤です。

関東以外の、髪を大切に、ちゃんと知識を持って丁寧に施術してくれるサロンには、お分けしちゃおうかな~。(^-^)

な~んて、ローカルな美容室のくせに偉そう発言でした~。(//▽//)

縮毛矯正剤の「強い」「弱い」とは?

「強くない薬でも伸びるんですか?」(?ω?)?

と、今日縮毛矯正のお客さまに質問されました。

良い質問ですね~ o(^-^)o


強い薬...

弱い薬...

(?_?)

「何が」強いか、「何が」弱いか、

が、ポイントですね。


1、アルカリが、強いか弱いか、無しか。

2、還元力が、強いか弱いか、適性か。

3、還元剤の種類は?


パーマ剤や縮毛矯正剤の「強い」「弱い」を、もし、

「傷む」か「傷まない」か

(もしくは「傷みが多いか」「傷みが少ない」か)

と、解釈した場合、

1では、アルカリは、髪をふやかして、髪の保水力を無くして、パサパサチリチリさせてしまう物なので、できるだけ避けたほうがいいです。

2では、還元力というのは「癖を伸ばす力」ですので、適正が望ましいです。

還元しやすい髪質では、5分でも還元してしまうし、還元しにくい髪質では、2時間以上かかる場合もあります。

もし、薬にアルカリが含まれていると、どれくらい還元しているかが、見えないのです。

還元しにくい髪質では、

「アルカリ膨潤は過剰で、還元は足りない」

ということが、よく起こります。

その繰り返しで、何回縮毛矯正しても、傷むだけで、ボワボワが増していく、となってしまいます。

また、還元しやすい髪は、アルカリにも負けやすいので、「伸びているけど、髪がクテクテてコシが無い」、「トップがペッタリする」、などが生じてしまいます。

還元スピードは、見た目の癖の強さではわかりません。

また、個人個人、還元スピードが大きく異なりますので、その振り幅に対応できるお薬が必要なのです。


3の、還元剤の種類ですが、これも色々で、「還元力の強さ」と、「還元剤の違いによっての髪の質感」と、「還元剤の臭い」など... 判断基準がたくさんあります。


上記の色々な要素を踏まえて、vivaceでは、還元しにくい方への「スピード(時間)」だけ、妥協していただいて、

「髪の潤い」と「伸びの良さ」は、妥協しないで、薬を選んでいます。

「時間の早さ」を求めてしまうと、アルカリも入れないといけないし、還元剤も強くしないといけません。

(還元しやすい方は、「還元時間の問題」は、無いですね。(^-^)。)

1、アルカリ膨潤させないで

2、還元スピードは、塗布力や時間差でコントロールして

3、還元剤は、一番髪の自然な弾力と潤いを残せる物を選んで


こういったコンセプトで、vivaceでは、縮毛矯正も、デジタルパーマも、コールドパーマも、施術しています。

質問のお答えと大きく反れてしまったかもしれませんが、

縮毛矯正の、「強い」「弱い」には、色んな要素が含まれるのです。

縮毛矯正では、4時間くらいが平均ですが、そのお客様の髪質の還元スピードによって、2時間くらいで終わる方もいれば、6時間近くかかってしまう方もいます。

(還元スピードや、髪の量?長さによってのアイロン所要時間によって)

毎回、発見がありますし、同じお客様でも、髪のコンディションは、その都度違います。

質感も、毎回、より良い仕上がりにしていきたいと思っています。

そのお客様の「好みに合わせた適正な還元度合い」が見つかったら、忠実に毎回繰り返します。

(痛めないヘアカラーの塗り方も重要ですが割愛します)

そうすれば、髪は必ずきれいにスベスベになっていきます。

夏は、湿気で一番髪がまとまりずらくなりますね。

vivaceで、潤いと艶のある髪を取り戻していきましょう! o(^▽^)o

弱酸性デジタルパーマで、ふんわりクルクルカール

675f8b8d.jpg1週間くらい前に他の美容室でかけて、パサパサしてしまい、パーマがうまくかからなかったため、もう一度vivaceに来てくださいました。(^-^)

以前から、こちらでかけさせて頂いていたのですが、髪が細く、とてもかかりずらいお客様です。

お薬の作用を、よ~く見ながら時間をかけて還元して、細いロッドで巻きました。


いらしたとき、毛先がパサついて1本1本の髪がほぐれていたので、先週かけたパーマ液で傷みすぎていた場合は、上手くかからないということをお伝えしました。

~~~~~~

でも、結果はふんわりきれいにかかりました。 (^O^)


トップからいつもかけている方なので、上の方からかけて、きれいな大きいカールのスパイラル風になりました。


デジタルパーマも、縮毛矯正と仕組みは一緒です。


アルカリのパーマ液ですと、還元する前に膨潤してしまい、かかりにくい方の場合は、どうやってもきれいにかかりません。

※ 還元=髪の中の結合をほどくこと

アルカリ膨潤させないお薬で、じっくり還元して、それからロッドを巻いてかけると、ヘアカラーで傷んでいる方や、髪の細い方でも、きれいにかかります。


デジタルパーマは、最近いろいろ出ている他のネーミングのパーマと仕組みが違います。

縮毛矯正と同じ原理でかける、形状記憶のパーマなのです。


傷みやすい方や、かかりにくい方、縮毛矯正している髪の方へは、弱酸性デジタルパーマが最適です。

以前は、「形状記憶デジタルパーマ」 (パイモアの登録商標) と呼んでいましたが、今では、「デジタルパーマ」と呼ぶのがポピュラーになりましたね。


5~6年の試行錯誤の中で、vivaceでは、パイモアの機械と、vivace独自のお薬を組み合わせてかけています。

ですので、他の美容室さんとは、「デジタルパーマ」の名前は一緒でも、ちょっと違うのです。 (#^-^#)


デジタルパーマで、うまくかからなかった方は、ぜひご相談くださいネ。 o(^-^)o

縮毛矯正のあと、ヘアカラーが発色(明るく)しにくい理由

縮毛矯正のあと、ヘアカラーで明るめにしようとしても発色しにくいのはなぜでしょう?
 
従来、言われていたことは
 
縮毛矯正の成分がコーティングされて、髪が守られるから・・・という答え。
 
Mrハビットのような、樹脂系の縮毛矯正ならありえることだと思います。
また、vivaceでも既存の縮毛矯正部分には液体のタンパク質でコートしてから、アイロンの熱を加えるので、キューティクルの表面が熱硬化したタンパク質でコーティングされているので、ヘアカラーの酸化作用が進みにくいということがあります。(これは髪を守っているということですが)
 
でも・・・・縮毛矯正して半年も経っている方でもカラーが出にくいことがあるのです。
最近、これはなんでだろ?・・と思ってきました。
 
確かに、縮毛矯正直後では、上記のようにヘアケア成分が髪を守っているためというのが正しいと思います。
 
でも長い月日が経っていても色が出にくい場合は、(これはあくまでもvivace的な考えですが)、髪の中のメラニン色素が毛皮質(髪毛の中身)の成分と共に、熱酸化(熱硬化)するためのような気がしてきました。
メラニンも、毛根のメラノサイトという色素工場で作られる物質なので、もちろんタンパク質です。
タンパク質は、熱で変質するので、メラニンも縮毛矯正のアイロンの熱で「ギュッ!」となってしまって、酸化脱色させようとしても色素が頑丈になってしまうのではないかと・・・・。

もちろん、2~3トーン明るめにカラー剤を調合して、体温の影響を受けない部分から先に染めて行き発色スピードをコントロールすれば、極端なハイトーンでなければムラなくできますのでご安心ください。
 
こういう、あんまり商品開発につながらない「ちょっとの毛髪研究」は、大学でもメーカーでも、しないと思うので正解はわかりませんが、ふと思ったのでブログに書いてみました。
 
「日本毛髪美容学会」っていうのが以前あって、学会の会報を送ってもらっていたのですが、毎回こういう細かい髪の毛の不思議をかなり真面目に研究発表なされていました。
今も学会あるのかな~?
その会報、けっこう勉強になってました。


ストレートパーマと縮毛矯正の違い

コメント欄に頂いた、じゅんさんへの返信です。

縮毛矯正とストレートパーマの違いですが、一般的には(僕が一般的と思う見解では)、アイロン操作が入るのが、縮毛矯正。
薬液塗布だけで伸ばすのがストレートパーマだと思います。
 
でも、美容室によっては、ストレートパーマというメニューで、軽くアイロン操作が入るお店もあるように思います。
 
「かるい縮毛矯正」とか「良く効くストパー」みたいな、中間的なメニューも存在すると思います。
 
ネーミングは各美容室で違うでしょう。
 
また地方によっては、もしかすると縮毛矯正はストレートパーマの中に含まれているかもしれません。(方言のように言い回しが違うこともありそう)。
 
上記をひっくるめると、
●どんなクセッ毛も超まっすぐになるのが、縮毛矯正。
●効き目が少ないのが、ストレートパーマ
という感じでしょうか?
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
VIVACEでは
■アイロン操作が入るのが、縮毛矯正。
■薬液塗布だけで伸ばすのがストレートパーマです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
多分、微妙に美容室によって、「ネーミング」や「ストレートパーマと縮毛矯正の境界線」は違うと思います。
 
じゅんさんのご質問のお答え、こんな感じでニュアンス伝わりますでしょうか。


ご質問のお答えです(縮毛矯正が効きにくいというご質問)

●ご質問内容
質問していいでしょうか?私はかなりのくせ毛で縮毛矯正を何度もかけた事があるのですが...何度かけてもあまり持続はせず、雨の日は湿気でくせが目立ち、暑い日は汗をかいてその汗でくせがひどくなるのです...この美容室ならそんな私の髪の相談も聞いてくれるのでは...と思ってるのですが、私はまだ中学生で、ここの行き方がよく分からないんです...私は東京都多摩市に住んでるのですが、ちょっと遠いですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
優さん、ご質問ありがとうございます。
 
○もう何回も矯正されているんですね。
ストレートが持続しないのは、もしかすると傷みすぎて、先の方はタンパク変性を起こしているのかもしれません。
 
根元の新生部は、きっちり還元軟化させて(傷まない程度に)アイロン操作をすればきれいに伸びると思います。
 
その際、毛先の状態を見ながら、「薬をつけず、それ以上傷まないようにするか」もしくは、「弱酸性のシステアミン系(その中でも低濃度のもの)で短時間軟化させ、低温でアイロンするか」の二通りになります。
 
後者の方は、傷みを進めてしまうリスクはあるのですが、そのままの状態で何年も過ごすより、効果があるときもあります。
 
どちらにしても、髪の状態を見てみないと、はっきりとしたお答えはできないのですが・・・。
 
多摩からだと、ちょっと遠いですね。
でも先日、品川から来ていただいた方もいらっしゃるので、ミニ旅行的にご相談にいらしてみては。
 
施術はしなくても、ご相談だけでもかまいません。
 
 
で、電車の乗り継ぎとお時間が調べられます。(こちらは「五香」という駅です)
 
これから、梅雨に入りますので、クセが大変ですね。
 
もしさせていただけるようでしたら、髪の状態のなかで、最善をつくしますので、ぜひご相談ください。


弱酸性の縮毛矯正ってなに?

弱酸性の縮毛矯正ってなんでしょう...?


■パーマ剤や縮毛矯正剤は、従来アルカリ性がほとんどでした。それは主成分の還元剤(チオグリコール酸塩など。パーマ類は、髪を還元して結合を切って、そのあと酸化剤で再結合します。)の分子量が大きく、髪の中に入りにくいのでアルカリで膨潤させて入りやすくするためです。


■でも最近ではアルカリを入れなくても髪の中に浸透する薬も開発されました。アルカリで過剰に膨潤すると髪はバサバサに傷んでしまいます。パーマや縮毛矯正は、どちらも還元剤がぎらぎり効くくらいで施術するのが一番傷まないのです。


■縮毛矯正やパーマで傷んでしまう原因は、


1、アルカリでの過剰な膨潤。


2、還元剤での過剰な還元。


3、(縮毛矯正の場合)アイロンでの過剰な加熱。


この三つが主です。


■弱酸性の縮毛矯正と、弱酸性のパーマは、この内の1番を除いて施術するのです。


■成分は従来のチオグリコール酸ではなく、システアミンという新しい成分で還元します。


■システアミンはチオグリコール酸に比べて分子量が小さく、アルカリで髪を膨潤させなくても髪に浸透します。


■分子量というのは、「粒つぶの大きさ」です。お米...大豆...ピンポン玉...、と、粒の大きさちがうように物質には目には見えないですが、粒の大きさがあるのです。


■システアミンは分子量が小さく、髪が水分でちょっと膨潤すれば浸透して還元力を発揮します。これを縮毛矯正に応用したのが弱酸性縮毛矯正であり、パーマに応用したのが弱酸性パーマです。


■適した方は、○髪が細く傷みやすい方 ○繰り返しのカラーやパーマでダメージのある方 ○カラーをして間もない方 です。


■髪が太く、カラーをしてなく、クセが強い方、は弱アルカリの縮毛矯正剤もありますので、こちらの方がいいと思います。(強アルカリの薬は、ほとんどの場合使わなくてすみます。)


■VIVACEでは、今まで数々の縮毛矯正剤をテストしてきました。(知名度の高い縮毛矯正メーカーも含めて)。それぞれ特徴を見ながら現在は、6種類の縮毛矯正剤をお客様の髪の状態に合わせてセレクトしています。根元付近、中間部、毛先、と薬を分ける時もよくあります。


■髪が30センチあれば、毛先は約三年も前に生まれた髪です。三年も経つとシャンプーはすくなくとも1000回以上はやっているでしょう。その間にはカラーやパーマも何度かやっていることも多く、それだけ根元付近と毛先の状態は違いがあるのです。


■多少の損傷度の違いは、塗布する時の時間差でも調節できます。


●こう考えると、パーマ(特に縮毛矯正では)薬液塗布がとても重要とわかると思います。先ほどの三つの傷みの原因を考えないと、1~2回のパーマや縮毛矯正でも髪はボロボロになってしまう場合もありますし、何回やっても艶のあるサラサラな仕上がりにも出来ます。


■カラーでも、同様な事が言えますので(傷みの少ないやり方、傷んでしまうやり方)、ホームカラーの場合は、ぜひリスクも考えてみるようにしましょう。


 (b^-゜)。



詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

縮毛矯正の方がたくさん

今週も一週間ありがとうございました。
 
地元、五香のお客様。松戸市内からは、中金杉、中和倉、常盤平。柏からは、高柳、豊四季、逆井。鎌ヶ谷からは、東中沢、中央、初富。船橋からは、前貝塚町。埼玉から、さいたま市南区。千葉県香取郡。東京都 江戸川区葛西。墨田区立花。たくさんのお客様、ありがとうございます。

湿度が高いですね~。
ボワ~っと髪が広がっちゃう季節ですので、縮毛矯正でご来店の方が多いです。
 
縮毛矯正の問い合わせで「そちらは、何の縮毛矯正ですか?」っと聞かれる事が多いのですが・・・
 
vivaceでは、たくさんの縮毛矯正のお薬を使ってきました。リペア、リシオ、ハビット・・・メーカーは色々数え切れないほどあります。色々使ってみて良い物があると「入れ替えるか」「平行して使うか」の選択をします。
 
特徴とメリットがそれぞれの薬で有る場合は、薬の種類が増えていきます。従来の物に比べて、テストして良い物は取り入れ、そうでないものはスルーします。
 
一人のお客様の髪でも(部分部分で)状態が違う場合は、複数の違う薬を適材適所で使い分けることもあります。

なので、「○○の縮毛矯正です」とお答えできないのです・・・(謝)。
でもその分、十人十色の毛質に合わせて、幅広く対処できますのでご安心ください。
他のページにも書いてあるのですが、縮毛矯正の薬液の浸透は100がいいのです。
120では還元軟化し過ぎて傷むし、80では伸びが悪くなります。
出来るだけ100に近い還元軟化状態で施術すると、髪に水分や、しなやかな弾力が残り、傷んだ感じがなくスベスベになります。
 
2回目以降の縮毛矯正では、新生部にのみ薬液をつけ、既縮毛矯正部には、トリートメントと液体のタンパクPPTをつけアイロンに入ります。
こうすることで、2回以上薬液に浸されないで、ロングでもサラサラの艶のあるストレートヘアーになります。

逆に・・・2回目以降で強い薬をワンタッチ(根元から毛先までいっぺんに)つけてしまうと・・・スチールウールみたくチリチリになってしまうこともあります。
 
縮毛矯正の傷みが・・・という方は、一度ご相談下さい。今の状態での最善の方法をアドバイスできると思います。


ジルさんからの縮毛矯正の質問のお答え

ジルさんこんにちは。 ジルさんはプロの方ですので、ちょっと専門用語が出てしまいますが...m(_ _)m。 ■一剤を化粧品登録の薬と混ぜるのは有効か?......●たとえば取り扱っているアイテムが、「アルカリ&チオグリコール酸」と「化粧品登録の還元力の弱い薬」の二種類の場合、二つを混ぜて減力して、髪のダメージに合わせ調節することは有効だと思います。でも時には、根元の新生部と毛先のダメージ部で、状態がかなり変化している場合は、そのパートパートで、まるっきり薬を変えないといけない場合があるので混ぜずに、違う薬を分けて塗布する場合もあります。 ■2液をブロム酸に......●1液で適正な還元軟化をしていれば、2液の違いによる違いはほとんどないと思います。過水の2液でも、酸化作用以外に髪に艶を与える成分も入っているものがありますので色々テストしてみると良いと思います。 ■マニュアルを鵜呑みにするのではなく、美容師が適切に研究して、メーカー主導でなく、サロン主導でいくと、より良い縮毛矯正を確立できますね! o(^-^)o

オハナさんからのご質問■縮毛矯正ダメージ部のヘアケアについて■

オハナさん、先日はご来店ありがとうございました。
ブログなかなか更新できなくてすみませ~ん。
先週今週はお仕事終わるとおそくなってブログがおろそかになってしまいました・・・(謝)。

以前からの傷みの部分は、多少広がってしまいますね。
 
■スタイリング時におすすめなのが、「16油」です。(小)\2200+税 (中)\3800+税
ラメラメトリートメントのページから、16油のページに行けます。
16種類の天然油分で出来たサラっとしたオイルなのですが、これをシャンプー後に少量毛先になじませてドライするとスベスベになります。
■「This Demoka」(全体量の37%がタンパクpptで出来ているシャンプー)のお値段は、\3200 + 税です。
■シャンプー後のトリートメントは「ビッツル」(髪をフッ素コートする特殊なトリートメント)。がいいと思います。\3800 + 税です。
■16油より、若干軽いのですが、アクアフィックス \1500+税(資生堂サロン専売品)もあります。これもダメージ部をコートします。
 
●夜ドライヤーした時は広がらず、日中に広がるのは、髪の保持出来る水分量が少なく、外気の湿気を髪が吸い込んでしまうためだと思います。
 
ベストなのは、デモカでシャンプーして、損傷部の空洞をタンパク質で埋めて、ビッツルでコートして、16油で仕上げると、かなり改善されると思います。
以前からの傷みは、根本的には伸びるまで待つしかないのですが、上記のように集中ケアすることで、我慢は少なくて済むと思います。
一つずつでも、ぜひ使ってみてください。

縮毛矯正とヘアカラー、どっちが先?

「縮毛矯正とヘアカラー、どっち先にやったらいいですか?」「ヘアカラーしてからどれくらいおいたら縮毛矯正して大丈夫ですか?」「縮毛矯正してからどれくらいおいたらヘアカラーして大丈夫ですか?」...と、よく質問をいただきます。■美容院(師)によって色々な考えがあると思いますが、vivaceで用意してある数種類の縮毛矯正剤を使って、出来るだけダメージを少なくする場合のことを書いてみます。■一番理想は、ヘアカラー(トーンアップカラー)して1ヶ月以内がいいと思います。■理由は、ヘアカラーをして、当日~1ヵ月以内であれば、痛みが少ない弱酸性の縮毛矯正剤などを根元1cmから付けられるからです。(縮毛矯正やストレートパーマの場合、地肌から薬をつけると根元が折れてしまうため1cm空けて塗布します)。■例えば、根元に新生毛が数cm生えている場合の最善な方法は、根元数cmにはバージン部用のやや強めの薬、数cm以降はヘアカラー部用の痛みの少ない薬を分けてつけるのですが、その二つの薬の境界線の既染部側にどうしても少し新生部用の薬が付いてしまいます。本来その部分には、新生部用
の強さは必要ありません。境界線以降の既染部に負担がかかるのです。■また、先に縮毛矯正をしてその数日後に根元のヘアカラーをしたくなった時に、縮毛矯正してある部分は明るくなりにくく、今度は色の境界線がうまくジョイントしません。(なるべく上手くつなげるためにヘアカラーの連結部の新生部側にやや明るめのヘアカラーを付けたり最善を尽くしますが...)。■と、いうように、どちらにしても、新生部と既染部の既染部側に多少負担がかかってしまいます。■vivaceの考えでは「出来るだけ過剰な作用の薬液は使わず、髪質に合わせて適正な強さの薬液を使う」ですので、根元付近と、それ以降の部分の条件を、なるべく一緒にすることで、適正な薬液浸透が可能となります。■ちょっと難しい表現をしましたが、●vivaceで縮毛矯正する時は、ヘアカラーと同じ日か、ヘアカラー後1ヵ月以内が理想 (b^-゜)●と頭に入れておいてくださいネ(^-^)。■でも、どうしてもご予算やお時間の関係で、順序が逆になってしまう場合でも、極力ダメージが出ないように最善をつくしますのでご安心を。 o(^-^)o

縮毛矯正で、きれいに伸びずらい方の事例

昨日の縮毛矯正のお客様(初めてご来店のお客様)の髪の状態で、クセが伸びづらく、現状ではちょっと複雑な薬液塗布が必要でしたので、一例としてブログに残しておこうと思いました。

髪の部分部分で、ダメージ度合いと、既存の縮毛矯正の効き具合 が違っていて、硬い髪でクセも強めのお客様です。

■髪質・・・硬毛(10段階に分けると9くらい

■クセの強さ・・・小さい波状毛で縮毛、(10段階で10くらい)

■状態・・・前回の縮毛矯正から3~4ヶ月。サイドは前回以前の縮毛矯正で完全に還元軟化されている状態。

■毛先にはビビリ有り。(ビビリ=熱や過剰な還元軟化で髪がたんぱく変性してスチールウールのように縮れてしまっている状態)。

■バックは、中間は前回以前の縮毛矯正で軟化還元が不完全(正確にはアルカリ膨潤はしているが還元されていない状態)で細かい縮れあり。
※この部分がクセの残りなのか、ビビリなのか施術前には判断しかねたので薬液塗布しながら軟化状態を見て判断)。

■毛先は、サイド同様5~10センチの範囲でビビリがありました。

■前回までの担当美容師さんの技術内容の予測・・・強めの薬液で、根元中心に塗布していたようですが、サイドとバックの髪の太さと癖の強さの違いで、サイドの方が先に軟化。
ビビリの恐れがあるので、そのまますすぎアイロン操作へ。
この時、バックの根元から中間はサイドに比べ、還元軟化が不完全で癖が残っていたのだと思います。

■昨日の薬液塗布・・・はじめに弱アルカリ(強いのから3番目)で根元3~4センチを塗布。軟化スピードを見る。放置後チェック。

軟化に時間がかかりそうでしたので、2周目でアルカリの薬液(強いのから2番目)を同じ場所に塗布、放置。

次に、軟化のメドがついてきたので、バックの中間部に弱酸性薬液(弱いのから2番目)を塗布。

前回までの施術でアルカリは効いているようですが(軟化はすぐする)還元は不完全なようなので(癖が伸びるまで還元してない)2周目で初めに根元につけた弱アルカリの薬液を軽く塗布。

放置後、サイドの癖の伸びを見て、サイドの中間部にサラッと弱酸性のシステアミン薬液を塗布。

すべての部分で還元を確認後すすぎアイロン操作へ。

■今回あらかじめ、軟化還元がしにくい髪質と予想していましたので、可能な限り(髪のダメージは最小限に抑える技術で)の最短時間で薬液作用させたのですが、それでも、ここまでの1剤の施術でお時間がかかりました。

■アイロンは基本的にはいつも通りですが、小さい波状毛と縮毛のミックスの硬い毛質でしたので、スライス薄めで、テンションをかけた状態で早めの動きで回数を多くスルーして艶を出しました。

■結果:根元もバックの中間部もきれいに伸びて質感も良かったと思います。(あらかじめ、毛先のビビリは残ってしまうお話はしてありました)。

あとは、次からの施術で根元のみの塗布にすることと、サイドより先に、バックの方に薬液を多く作用させて、バックのクセを伸ばしつつ、サイドのダメージが出ないようにすれば、毛先のビビリはカットごとに取れていくと思います。

●同じザラザラした質感も、「傷んで(ビビリで)ざらざら」と「縮毛矯正が不完全でザラザラ」の場合があります。
後者の場合は、改善できることが多いです。

先日a.t.さんからいただいたコメントのように、「良くなる可能性の大きい箇所」「傷みが進んで治らない箇所」「フィフティーフィフティーでやってみないと改善できるかわからない箇所」などをあらかじめご説明して、医療の場のインフォームドコンセントのように、お客様が髪のダメージの状態と改善の可能性を理解して、できるだけ納得の行く説明をしてからの施術を、これからも心がけていきたいと思います。



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縮毛矯正での「ビビリ」(傷んでチリチリになっていること)

a63f42a4.jpg以前ブログに書いた「ビビリ」のお話。

縮毛矯正は、ちゃんと伸びればその部分は「ずっと真っ直ぐ」なもの。
2回目以降は新しく生えてきたクセの所の所だけ狙って薬を浸透させれば、基本的には毛先は最初にやったツヤツヤサラサラ感を保てます。

ところが、縮毛矯正をやっていて「ある時」根元だけ付ければいい薬(強い薬)を毛先まで美容師さんが付けたとします。
そうすると...写真のように「ビビリ」が生じます。
こうなってしまうと、タンパク質が変質してしまっているので、どうやっても元には戻りません。

間違っても美容師が

「毛先にまだクセが残ってますね~、毛先までやっておきましょう!」

なんて言ってやっちゃったら更に悪循環です。∑( ̄口 ̄)。

でも結構そういうパターン多いのです(>_<)。

中には、「ビビリ」なのか「クセの残り」なのか判断が難しい場合もあります。
その場合も、濡れた時の弾力を見たり、極弱の薬で少し付けて軟化の状況を見たりします。

一番大切なのは、「過剰な薬液作用は、させない」ということです。
さらに、薬液作用が足りない部分は「伸びが不十分」になりますので、行き過ぎもダメ、足りなくてもダメ。
ジャストピッタリで薬液浸透させます。

いつも伸びが悪い方や、すごくボロボロになってしまっている方は特に、お時間のリミットがない日に縮毛矯正のご予約をいただくと嬉しいです。
「ジャストピッタリ」のタイミングはその人その人の髪質によって違います。
またそのタイミングでアイロン操作に入るには、パネルの幅を薄くとらないといけません。
他店よりお時間をおかけするのは、このためです。
大切な髪ですし、その一日座りっぱなしですが、きれいに仕上がれば、そのあと数ヶ月もの毎日のスタイリングが楽ちんになります(^-^)。

縮毛矯正の日は、「今日は美容院の日!」みたいな気持ちでお願いしま~す。
(食料持参でもOKで~すo(^-^)o)



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ヘアカラーと縮毛矯正で傷んだ髪にデジタルパーマをかけると...

b04ebfe1.jpgヘアカラーと縮毛矯正で傷んだ髪には、デジタルパーマの薬のパワーを極力控えないとなりません。
かなり気をつけたとしても、すでにダメージが進んでいる場合、カールのリッジ(らせん状の起伏あるカール)が出にくく、写真のようにすこじダレたウェーブになります。(髪が濡れているときはもう少しカールがでます)。
これは、デジタルパーマをかける前に既に、髪の中身(間充物質)が抜けていて髪が乾くとカールを形成する力がなくなっているためです。
でも、通常のアルカリのパーマをかけるのと比べると、断然デジタルパーマの方がリスクが少ないです(デジタルパーマの薬のパワーを加減するのが前提)。
縮毛矯正している方は、ずっと矯正しているから、時にはパーマに憧れることがあるかもしれません。ストレートではあまり気づきにくい、「見えない傷み」のことを考慮に入れて、潤いの残るスタイリングを心がければ、パーマにチャレンジできます。
写真のような緩いナローウェーブで良しとしたり(ウェット感を出すともうすこしカールがでます)、直毛の方より若干ツヤが落ちることを了承していただければ、今まで諦めていたパーマが出きるかもしれません。
これもデジタルパーマの魅力です(^-^)。

縮毛矯正したあと、クセが残る理由の見分け方

縮毛矯正後に、うねる、ざらざらする、縮れる・・・っと、なんかしっくりこないときの見分け方です。


●髪が濡れたときに、完璧に真っ直ぐになっているようでしたら、その「クセらしきチリチリ」は、薬液の過剰浸透でのタンパク質の変性か、もしくはアイロン過剰な加熱によるタンパク質の変性による「傷み」です。
●こうなってしまうと、その部分にもう一度縮毛矯正の薬をつけてしまうと悪循環になります、2~3ヶ月以上まって、「根元のみ」に薬液を気をつけながら塗布して、縮毛矯正をして、チリチリ部分は伸びるのを待つしかありません。
●一方、髪が濡れたときにも、カーブや縮れが出るときは、縮毛矯正の1剤の浸透が甘い場合です。
●そのような時は、次回の施術の時に、浸透が足りない分を補えば良いので、傷みはそれほど気にしなくて良いと思います。
●一概にはいえないのですが、ご自分で大まかに、残った「クセらしきもの」の原因を予想することができます。
●縮毛矯正は、上から下まで安易に薬をつけてしまうと大変なことになります。
●今の髪のコンディションに合わせて、適切に施術することがとても重要です。



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2005年10月31日

縮毛矯正時のクセ毛に応じたスイートスポット

クセ毛の強さによって、薬液浸透させるタイミングのスイートスポットの広さが違います。

スイートスポットっていうのは、よくテニスラケットやゴルフクラブや野球のバットなどで、「そこに当たると良い感じで飛ぶ」=「芯」みたな意味です。

縮毛矯正の薬の浸透で「クセがきれいに伸びるタイミング」をこのスイートスポットに例えると、
クセが強い髪はスイートスポットが狭く、クセが弱い髪はスイートスポットが広いです。

スイートスポットが狭い(クセ強)=ちょうど良い浸透のタイミング(瞬間)が狭く難しいです。
クセが頑丈で浸透が遅いので、強い薬を使いがちですが、そうするとスイートスポットを越し、ダメージを起こしやすいです。
(既存の縮毛矯正部分が伸びているのであれば、粘性のあるトリートメントでその部分を保護し、薬液が前回の部分と絶対に重ねないように配慮することが必要)。
かといって、弱すぎると時間をかけてもクセが伸びるのが不十分になりやすいです。
やや強めくらいのお薬でじっくり浸透させて、ジャストタイミングで施術するのが理想です。

スイートスポットが広い(クセ弱)=比較的優しいお薬を使えるので、浸透が緩やかで、ちょうど良いタイミングが広く見極めやすいです。
既存の縮毛矯正部分に薬をつけないことを遵守すれば、比較的良い仕上がりになります。

縮毛矯正の悩みの多くは、美容師が

このスイートスポットを「はずす」ためと、
既存の縮毛矯正部のプロテクトが甘いため に起こります。

たとえば、仕上がりが膨らむ場合、このスイートスポットより薬液浸透が「不足」なのか「過剰」なのかを見極めるのが重要です。
もし「過剰」な場合に「不足」と判断して、薬液をさらに付けてしまうと、余計に傷みがひどくなってしまいます。

縮毛矯正している方で、傷みのトラブルがある場合は、これを見極めて薬液を部分部分で変えながら調整します。

それでも、前回までの薬液浸透が過剰な場合は、改善できない場合もあります。

しかしながら、上記のことをふまえながら施術しますと、リスクは軽減されます。

傷みがひどい場合、仕上がりが改善するかどうかは「やってみないとわからない」というのも正直あるので、お客様にはその旨お伝えするようにしていますが、縮毛矯正のトラブルで「とにかく現状の状態から抜け出したい」という方がいらっしゃいましたら一度ご相談ください。

施術の際には、お時間のゆとりのある時が良いと思います。

クセが強い場合、そのクセに効きそうな薬液の「一歩弱いお薬」で、じっくり浸透させるのがスイートスポットを広げる唯一の方法ですので。



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縮毛矯正で傷んでいる髪へのデジタルパーマ

冬なので、パーマのお客様が多くいらっしゃいます。

よくお問い合わせであるのが「縮毛矯正していて傷んでいるのですがデジタルパーマならかけられますか?」っという質問です。

縮毛矯正での傷みの度合いは、その方その方で、とても違いがあります。

過去2~3年での施術で、常に根元だけお薬をつけ、丁度良い適度な還元具合(薬の浸透)であれば、毛先まで髪の弾力が残っており、比較的きれいにデジタルパーマがかけられますが、2~3年の間に縮毛矯正の薬を「既に真っ直ぐ伸びている部分」にもつけてしまっていると「パサッ」っとしてしまい、乾いたときにパーマが伸びてしまいます。

また、日ごろアイロンでスタイリングしている方は、髪のタンパク質が熱で変性(炭化)してしまっているので、真っ直ぐな状態ではわかりにくいですが、デジタルパーマをかけても、かからず「真っ直ぐのまま」っということもあります。

ただ、実際どの程度損傷が進んでいるかは、ストレート状態ではわかりにくいので、かけてみないとわからないというのもあります。

たくさんのお客様に、デジタルパーマをかけていますが、損傷が進んでいる場合は正確に「こういうカールになります」っと断言できないのです。

でも、「こういうカールになる場合が多いですが、この程度までかかる場合もあります」etc・・・っと、る程度の幅を持たせてお話することは出来ます。

縮毛矯正で、デジタルパーマがかからない位に損傷が進んでいる状態は、「ビショビショに濡れているときは、真っ直ぐで「クテン」とコシが無く柔らかい状態で、乾くと縮れたりパサパサになって膨らんだりする」状態です。

また、アイロンで日ごろブロー代わりにスタイリングしている方は、「濡れているときも、コシがあるけれども、実は髪のタンパク質が熱変性していてかからない」場合があります。

この場合は、美容師が見て触っても、損傷が見えない場合があります。

もし、日ごろからアイロンでスタイリングしている場合は、(傷んでいる場合はお聞きすることもありますが)できれば施術の時に言って頂けるととても助かります。

その分のリスクに備えて弱めのお薬で徐々に浸透させたり、出来るだけダメージのかからない方法を取ることができます。
(乾いている状態と、濡れている時の状態を加味して、薬液を調合しますので。上記の場合、弾力が残っていると、やや強めの薬を使うように判断してしまうことがあるため)

一つ念頭においていただきたいことは「縮毛矯正している髪は、縮毛矯正していない髪より、ツヤやカールのきれいさが多少劣る」ということです。

縮毛(クセ毛)の場合、本来のクセの艶が表に出てきます。
縮毛矯正のアイロンでの艶は、高温の熱で表面に作っている艶ですので、それより低温のデジタルパーマでは、若干艶は落ちるのです。
(縮毛矯正していない硬毛のクセでは、デジタルパーマをすると本来のクセの状態よりも艶が出るときもあります)

縮毛矯正している髪は、従来なら「パーマはかけられません」(もしくは、「なんとかかけられるけど、だいぶパサつきます」)っとなるのですが、デジタルパーマは、通常のパーマよりずっと可能性は広がります。

もし、傷みの状態をご自分でわかりにくかったら、お気軽にお聞きください。

おおよその、仕上がりの予想はお伝え出来ると思います。

この冬、ふんわり暖かいカールヘアーを楽しんでみませんか?



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カラーでダメージのある状態での縮毛矯正

■ハイトーンのカラーが入り、根元はクセが出ていて、既存のストレート部分はきれいに延びている場合の、次の縮毛矯正ではどのようなことを考えたらよいでしょう。■

注意点としては

●既存のストレート部分は粘度のあるトリートメントでプロテクトして、薬液が付かないようにする。

●根元のカラーリタッチ部分(カラーが入ってない新生部)が1cm以内(1ヶ月以内)であれば、縮毛矯正剤は、アルカリ(髪をふやかして薬が浸透しやすくする)は必要なく、リタッチ部分のみ酸性の薬液をつかい、過膨潤でのチリつき、パサつきが出ないようにする。
これにより、髪の水分量と自然なコシが保たれる。

○よく「ペッタンコはちょっといや...」「人工的な真っ直ぐはいや...」というお声を聞きますが、このほとんどが、アルカリの強い縮毛矯正剤での過膨潤が原因です。

きれいな縮毛矯正を施せば、セミロングやロングでも艶は保つことができます。
一方、やり方を間違えると、一発で髪はスチールウールのようにチリチリになり、何年も生え変わりを我慢しなければなりません。

意外と奥が深い縮毛矯正、正しく施術すればいつもサラサラなストレートヘアーを楽しめます。

パーマ派の方も、ストレート派な方も、髪の負担を極力抑えることが、お手入れのしやすさや、スタイリングの嬉しさ楽しさにもつながります。

o(^-^)o

縮毛矯正で、どうしても部分的に、かすかなクセが残るケース

縮毛矯正している方は、フロントも、サイドも、バックも、どの部分も傷めずサラサラつやつやになるのが理想ですね。

でも、「サイド・フロントの髪」と、「バック(襟足)・トップの髪」の、「太さ」や「クセの強さ」が大きく違う場合は、髪の細いサイドなどを守るために、あえて浸透しずらい側の薬液浸透を100%まで、到達する前に、すすいでアイロン工程に入ることもあります。

縮毛矯正を続けている方で、バックやトップの髪のクセが強い方は、初めていらっしゃる時は大抵、サイドの毛先が傷んでコシが無い状態になっていることが多いです。

これは、作用の早い(髪質に対して強い)薬液で、全体を、時間差や、塗布量差をつけずに、薬液を作用させてしまっているため、

クセが伸びやすい(髪が細い)所は過剰に薬液が作用してしまい、クセが伸びにくい(髪が太い)所は、逆に薬液作用が足りない時に生じます。

「後ろがボワッと膨らみ、サイドがチリつく・・・」といった状態です。

 

☆「丁度良い(傷みが少ない)浸透度合い」は、

理想的には、サイド・フロントも100%、バック・トップも100%なのですが、

時間差、塗布量差をつけても、どうしてもサイド・フロントの髪の細い部分が100まで先に到達してしまい、バック・トップの浸透度合いが95%、90%までしかいかないケースがあります。

その場合、バック・トップ(場合によっては、一部分)の浸透しずらい部分には、かすかにクセのカーブが残ってしまいますが、サイド・フロントを100以上にしないため(傷めないよう)、その時点ですすぎ、アイロン工程に入ることもあります。

バック他の残りのカーブは、次回の縮毛矯正の時に、時間差で薬液を塗布し、残りの5%~10%の還元軟化を補えば、100%のストレートは得られます。

100%伸びた部分は、それ以降、粘度の高いトリートメントでプロテクトし、それ以上薬液に浸されないようにすれば、サイド・フロント、バック・トップ、どちらも適正な100%の薬液浸透のまま、きれいな髪の部分が増えていきます。

髪の長さにもよりますが、1~2年でダメージで悩んでいた髪は、生まれ変わったようになります。

酸性の縮毛矯正でクセが伸びる髪質では、さらに髪の状態の変化に嬉しくなると思います。

髪や爪は、皮膚とは違い再生しないので、正しい施術で毛先をカットしながら、長い期間をかけないと良くなっていきません。

適正な100%の薬液浸透で、(120%、150%・・・の過剰な薬液作用が無ければ)、続けて縮毛矯正すれば、いつかは必ず髪はきれいになります。

髪は1ヶ月に1センチしか伸びませんので、極端なダメージは地道に良くして行くしかないのですが、良くする手段がわかれば希望が持てると思います。

もし、縮毛矯正のダメージで、悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。



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「デジタルパーマがどうしてもかからない」というrafikiさんが一時帰国でご来店くださいました

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昨年、「デジタルパーマがどうしてもかからない」というご相談をこのブログでお受けしていたrafikiさんが、日本に帰国されご来店くださいました。

下記のブログでご相談のあったように、シンガポールでデジタルパーマを4回かけてかからず、5回目は普通のコールドパーマをかけて、またかからず・・・という状態でした。

http://app.blog.livedoor.jp/hairvivace/tb.cgi/51081332 (19/7/26)

http://app.blog.livedoor.jp/hairvivace/tb.cgi/51102445 (19/8/16)

ご来店いただいて、髪の状態をみると、まだ若干髪のコシが残っていましたので、傷みの多くはアルカリによるもので、還元(髪内部の結合をパーマの為にほどく)は不完全、と予想されました。

5回かけてもかからないということは、還元もしずらいということですので、酸性のデジタルパーマ剤で、何回かテストして、還元を十分に確認出来てからロッドを巻く工程に入りました。

1剤の所要時間は、平均の時間の3倍強を要しました。(ここで還元を妥協してしまうと、またかからなくなりますので)

通常のアルカリのデジタルパーマ剤ですと、還元しにくい方の場合、還元の前にアルカリで髪がふやけてしまい、還元不完全のまま、次の工程に入ってしまいます。
これが、何度かけてもかからない原因となります。

rafikiさんの場合は、何千人もデジタルパーマをかけてますが、おそらく1番か2番の還元しずらい髪質です。

幸い、アルカリでの過剰膨潤はMAXまでは行っておらず、還元さえ上手く行けばかかるかな・・・と思っていました。

でも、さすがに、5回のパーマを施している状態ですので、「かかります!」とは断言できず、上記のブログ記事のように最大のダメージの可能性もあると、お伝えしておきましたので、施術前の段階でご理解をいただけました。

結果・・・思った以上にきれいにかかりました!

rafikiさん、とてもメールやお電話で悩んでいたので、僕も、なんか感激して「ジ~ン」ときてしまいました。 .。゚+.(・∀・)゚+.゚

海の向こうから、こんなローカルな町の美容室を見つけてくださって、インターネットってすごいなぁ、ってつくづく思います。

よかったよかった。



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傷んでいるのに伸びてない縮毛矯正...どうして?

多くの縮毛矯正の薬はアルカリ性の薬です。

縮毛矯正の薬液は、アルカリ剤と還元剤で出来ています。

○アルカリ剤は、還元剤が髪に入りやすいように、髪を膨潤(ふやかして柔らかくする)させるために配合されています。

○還元剤は、髪の形状(クセ毛や、直毛)を保とうとする、髪の内部のタンパク質の結合を「ほどく」ために配合されています。

■髪がバサバサになったのに、クセが伸びてない...

という髪の状態のお客様がよくいらっしゃいます。

これは、還元剤が髪に作用する前に、アルカリ剤が効きすぎて、髪が過剰に膨潤してしまうのが原因です。

アルカリはタンパク質を柔らかくしたり硬くしたり、変質させる働きがあります。

カラーやパーマで傷んでいる髪は、アルカリ剤に触れるとかなり早いペースで膨潤します。

なぜなら、カラー剤や通常のパーマ剤がアルカリ性なので、すでに膨潤しているからです。

そのような髪には、本来はアルカリは必要ないのです。


余談ですが(^-^)、僕の好きなラーメンの麺に「かんすい」というアルカリを混ぜるのも、麺の材料の小麦粉のタンパク質を変質させて麺にラーメン独特のコシを与えるためです。
(余談でした)


もちろん、酸性の薬では、クセが頑丈でどうしても伸びない髪には、アルカリ剤の入った薬を使う時もあります。

でも、もし酸性の薬で還元出来るのであれば、過膨潤させずに還元させることが出来、髪の水分、艶や光沢を髪に残すことができます。

vivaceでは8割~9割のお客様には、酸性タイプの薬で対応できています。

過膨潤させずに、還元だけを進める。

こうすることにより、傷みを極力抑えながら、クセを伸ばせるのです。

逆に、ダメージ毛で強いクセの髪に、パワーのあるアルカリ矯正剤を使うと、クセが伸びる前にバサバサに傷んでしまうのです。

これが題名に書きました「バサバサに傷んだのにクセが伸びてない」理由です。

既存のダメージは、根本的には生え変わりを待つしかないのですが、ぜひ一度、酸性の縮毛矯正を試してみてください。(^-^)

1週間前に、縮毛矯正と同日、デジタルパーマがかからず、vivaceにご来店のお客様

7b071138.jpg一週間前に縮毛矯正とデジタルパーマを同時施術して、デジタルパーマがかからなかったお客様が、いらっしゃいました。

当店は今回はじめての施術です。

ご来店時は、縮毛矯正は効いていたのですが、デジタルパーマはほとんどかかっていませんでした。

過去のブログでも書かせていただいたように、過剰な強さの薬液を縮毛矯正後につけてしまうと、元々の縮毛矯正のダメージにもよりますが、髪に弾力が無くなりデジタルパーマがかからなくなってしまいます。

このお客様の髪質は、しっかりしていて元の自毛は、細かい縮毛ではなく、根元から強くうねるような癖です。

お客様的には、続けてのデジタルパーマに躊躇されたようですが、カウンセリング時に髪の毛の状態を見ると、まだ髪のコシが残っていたので、100%ではありませんがデジタルパーマがかかる可能性は高い(一週間前の他店でのデジタルパーマは、薬液の浸透不足の可能性が高いということ。浸透の不足分を補う) お話をさせていただきました。

施術前の手触りでは、アルカリのデジタルパーマ剤は使っていなかったようなので、比較的カールのリッジが出やすい酸性タイプのデジタルパーマ剤を使ってみました。

結果は、一週間前に縮毛矯正をしてデジタルパーマを2度重ねたという条件の中では、きれいにカールがでました。

もちろん、縮毛矯正をしていない髪へのデジタルパーマより、普段のお手入れで潤いを与えてあげるのは前提ですが、このくらいかかっていれば、かなり長持ちするし、お手入れも楽にできると思います。

個々のお客様により、髪のダメージの状態は違いますが、臨床例の中で考えられる予想をたてながら、最善の方法でデジタルパーマをかけていきたいと思っています。

もし、「デジタルパーマかけたけど、カールの感じはこんなもん...?」っと疑問をもたれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ髪の状態をお見せください。

適正な施術方法と、デジタルパーマ施術後の考えられるカールの状態をお話できると思います。
(^-^)

縮毛矯正後、「ボワッ」「ジリッ」っと傷んだように膨らむのは・・・

梅雨時なので縮毛矯正のお客様がたくさんいらっしゃいます。

何万件もある美容室から、vivaceを見つけてくださってありがとうございます。

 

「いつもいつも、縮毛矯正で傷んだり広がったり、うまくいかない・・・」

という方がよくいらっしゃいます。

 

●ほとんどの縮毛矯正剤は、

1.アルカリ剤 (髪を柔らかくして、薬の浸透を促進する)

2.還元剤 (クセをほどく)   

でできています。

縮毛矯正の傷みで悩んでいる方は、1.のアルカリで髪のタンパク質が変性して壊れてしまっている場合が多いです。

美容師さんや、薬剤メーカーは、縮毛矯正の際の「薬液が浸透しているかのテスト」を、「軟化テスト」とよくいいます。

でも僕は、あんまり「軟化テスト」って言いたくないです・・・。

なぜなら、「軟化=アルカリが効いてるか」 だから。

見るべきところは、「還元=クセが、ほどけているか」 のところだから。

縮毛矯正で傷んで、なおかつ癖が伸びていないのは、還元されてないのに、アルカリだけ、過剰に効いてしまって、すすぎ~アイロン施術に入ってしまうから。

なので、癖が伸びていないのに、「チリチリ」したり「ボワッ」となってしまうのです。

vivaceでは、ほとんどの縮毛矯正で、酸性の縮毛矯正剤を使っています。

そうすると、上記の1.のアルカリの傷みの心配が無く、充分に還元できるから。

100%ではありませんが、癖が残った状態でボワッと広がる状態(縮毛矯正1~2ヶ月後くらいでもボワッとする場合など)でも、お手入れしやすいようになることも多いです。

でも・・・、数ヶ月~1,2年、時間をかけないと、治らない場合も時々あります。

既存の傷みが

■ 過剰なアルカリ膨潤+過剰な還元+過剰な加熱での傷み 

の場合です。

 

でもあきらめないで大丈夫です。(時間はかかりますが)

これでチリチリの場合は、正しい施術で長い目で、根気よく治していきましょう!



詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

~花梨さんからのご質問~縮毛矯正とアイロン、どちらが傷みますか?

■花梨さんからのご質問です■
 
1. Posted by 花梨    2006年08月14日 02:54
初めまして。
とってもタメになる情報が載っているのでよくお邪魔させて頂いています。
私は根元7、8cmがぶわっと浮いてしまうので、3ヶ月か半年に一度矯正をかけています。
そこで質問なのですが、矯正をし続けるのと、業務用アイロンのみで伸ばすのとでは、どちらが痛みは少ないのでしょうか?
友人に美容師がいるので、業務用のアイロンを譲って頂く事はできます。
ただ彼女はまだ新米の為か、同じ質問をしたところ、
「よくわからない・・・」と言われました;
矯正+トリートメントをすれば多少は痛みは緩和されるのでしょうか?
別の友人からは、
「毎日アイロンする位なら矯正の方が傷まない」と言われました。
この場合のアイロンは市販のものです。
(私はイオニティのアイロンを使っています)
今はまだ若いからいいにしても、例えば10年後もがんがん矯正をかけても大丈夫なのかな・・・と。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
花梨さん、ブログ見てくださってありがとうございます!
 
 
髪の傷みには色々な要素がありますが、まず縮毛矯正の傷みからご説明いたします。
 
縮毛矯正の傷みの原因を100%とすると、(これは、傷んでしまうやり方で、縮毛矯正をした場合です)

1. 1剤のアルカリで、髪が変性してしまうこと・・・・・90%
2. 1剤の還元剤で、髪が変性してしまうこと・・・・・・7%
3. 縮毛矯正のアイロンで傷むこと・・・・・・・・・・・・・・3%  
 
■縮毛矯正剤は、1剤で「髪のクセをほぐして」、それから、アイロンの熱と2剤で「ストレートを定着」させます。
 
1剤のの多くは、「アルカリ剤」と「還元剤」で出来ています。
 
薬だけの傷みを見ますと、アルカリ剤の傷みが9割、還元剤の傷みが1割です。
 
アルカリの薬で、「髪を傷めず、3~5年間(30cm~60cm伸びます)縮毛矯正をし続ける」のは至難の業です。
 
なぜなら、縮毛矯正のリタッチ(新生部の所だけストレートにする)するのに、境界線以降を保護しても、多少はどうしても既矯正部がアルカリ変性してしまうからです。
 
でもこれは、「アルカリの薬で正しく施術した場合」です。
 
美容室(美容師)の中では、縮毛矯正のリタッチすらもしない場合があります。
 
既縮毛矯正部に2回目以降も重ねて薬をつけてしまうのです。
 
既縮毛矯正部のクセが、充分伸びていても・・・
 
 
上記の 1. の傷みの多くは、この「1剤の重ねづけ(または過剰な作用)」によるものです。
 
1剤中の「アルカリ」は、還元剤が浸透しやすいように、髪を柔らかくする役目。
1剤中の「還元剤」は、クセをほぐす役目です。
 
髪が傷んで、縮毛矯正にご来店された場合、まず見ることは、「傷んでいる部分にクセがまだ残っているか」です。
 
A. クセが残っていたら、還元剤は、まだ効きが不十分です。
 
B. クセが残っていなくて、真っ直ぐで傷んでいる場合は、還元剤はもう100%以上効いています。
 
 
Aの場合は、酸性の薬を使い、それ以上アルカリ膨潤させずに、不十分だった残りの還元を100%ピッタリに進めます。
 
Bの場合は、改善は難しいので、トリートメント剤で保護し、1剤はつけません。(そっとしておき、生え変わりを待ちます)
 
 
縮毛矯正は、やり方次第では、ほとんどの場合、アルカリを使わないで、きれいに伸びます。(上記の9割の傷みの原因=アルカリ剤の過剰作用)
 
7%の還元剤の傷みと、3%の縮毛矯正施術時のアイロンの傷み(上手にアイロンをすれば、3%以下の傷みです)のみの傷みで縮毛矯正ができます。
☆アルカリの薬をほとんど使わないのがvivaceの縮毛矯正の特徴です。
 
 
※ アイロンを2秒、同じ場所で止まってしまうと、髪は熱変性を起こします。
(コゲるような状態)
これは、美容師さんが相当、下手にアイロンをかけた場合ですので、ここでは割愛しますが、縮毛矯正はアイロンで傷むとよく思われがちです。
 
上手にアイロンで定着させれば、縮毛矯正時のアイロンの傷みは微々たるものです。
 
1剤の過剰な作用で、アイロンの熱にも(髪が過剰なアルカリ膨潤のためアイロンの熱に耐えられなくなっている状態)過敏になっている場合、コゲたように帯状にチリつくことがあります。
 
 
 
酸性の薬で、既縮毛矯正部をトリートメントで保護し、還元を100%以下で施術すれば、見違えるように髪は良くなっていきます。
 
その方その方により、たとえばフロントサイドは100%まで還元しても、バックや襟足は95%の場合がありますが、この場合、フロントサイドの100%に合わせ、バックと襟足の残りの5%は次回に繰越します。そのようにすると、どの部分も100%以下の還元ですみますので、(クセが伸び、ツヤが出ますので)、還元剤による7%の傷みも感じなくなります。
 
■次に、市販のアイロンと業務用のアイロンですが、2者の違いは、
 
○スイッチを入れて、すぐに温まるか。
○設定温度が一定で定まるか。
○熱の出る部分の板の「材質」と「密着度」
○操作性と重さ
 
このくらいの違いだと思います。
 
「髪に熱を加える」という意味では、傷みの面ではそうかわりません。
 
イオンアイロンや、スチームアイロンでも、少し傷みは少ないですが、いずれにしても100℃以上は必ず出ますので、髪の「熱変性」は進みます。
 
髪毛や爪は、皮膚と違い、再生されません。
 
傷む方向にしか進みません。
 
 
傷みのスピードを例えると、
 
●酸性の縮毛矯正で正しくリタッチしていくと、アリ(蟻)が歩くように、傷みが進みます。
 
●弱アルカリ~アルカリの縮毛矯正で正しくリタッチしていくと、人が歩くように、傷みが進んでいきます。
 
●リタッチせず、毎回、既縮毛矯正部まで薬をつけていくと、ジェット機のスピードで一気に傷みます。
 
●アイロンで毎日ストレートに伸ばしていくと、自転車くらいの速さで、傷みが進んでいきます。
 
●アイロンで毎日、「ジュジュ~」とやりすぎてしまったら、新幹線くらいで傷みます。
 
1番上のアリの歩く早さでは、傷みはほとんど感じません。
なぜなら、同時にクセがきれいに伸びてツヤが出ますので。
 
 
■トリートメントで・・・
 
栄養分は入れられますので、トリートメントは、するのとしないのとでは、数段、した方が良いと思います。
 
でも上記のように、根本的には、髪の傷みは、「不可逆的で、元には戻らない」ですので、いかに傷めないかが重要です。
 
傷めないように、酸性の薬で「正しく」(これ重要!)縮毛矯正をすれば、毎日アイロンするより、ぜんぜん傷みません。
 
アリのスピードでは、ロングの方が、生え変わる5年間(60cm)、縮毛矯正を続けてもサラサラな状態で過ごせます。
(ヘアカラーなどでの傷みは、別です)
 
 
●ご説明が長くなってしまいましたが、なんとなくわかっていただけましたでしょうか?
 
縮毛矯正とアイロン、どちらが傷むか・・・?
 
一言では言えないのですが、上記の痛みのスピードのたとえで考えてみるとよいと思います。
 
 
花梨さん、ご質問ありがとうございました。
 
また時々、ブログみてくださいね!

コテパーマと低温縮毛矯正

コテパーマというものも出ていますね。

以前に縮毛矯正で、熱面が湾曲(カーブ)しているアイロンでかけるものが流行りました。

でも、実際カールが付くのは、「シスチン結合が100%還元※(クセ毛がきれいに伸びるというレベルの100%)されていない状態」=「70~90%の還元で止めて、アイロン(カーブアイロン)工程に入る」

この条件が揃っている場合のみです。

※還元=髪の中身のタンパク質の結合をほどいて、パーマや縮毛矯正がかかるようにすること

アイロンの面が湾曲していても、100%以上還元されてしまっていては、実際は毛先はストレートになってしまうのです。

メーカーの開発上の理論では、酸化再結合(熱+2剤)前に、髪にカーブをつけておけば、毛先はカーブして内巻きの縮毛矯正ができるというものでした。

普通にストレートに伸ばす縮毛矯正でも、髪は部分部分で還元速度が違うため、上記の100%の還元を、フロント、サイド、バックすべての部分にとって均一にするのは、かなりの注意力が必要です。

時には、先に還元してしまう部分に合わせ、還元スピードが遅い部分は90%の還元で止めておいて、次回に100%まで持っていくということも必要です。

このように、ストレートの縮毛矯正の場合は、100%を常に超えないように、還元することは、1剤の時間や塗布量をコントロールすれば、可能です。

しかしながら、上記のように全部の部分を70~90%に還元を保ち、超えないようにする(数回の矯正の中で、1度でも毛先に1剤を重ね塗りしてしまっては、100%を軽く超えてしまいます)のには、

「縮毛矯正を初めてするかた」「縮れた縮毛ではないかた」「2回目以降だとしても、前回までの毛先の還元が70~80で止まっているかた」など、微妙な条件が揃わないと難しいことです。

デジタルパーマをきれいにかけるにも同じようなことが言えますが、デジタルパーマの場合は、コテパーマ(カールアイロン)の半分以下の温度で、10~15分間、一本一本のスライス幅は小さく、数回の回転数を確保し、加温しますので、100%~110%くらい還元されていても、アルカリ膨潤が過剰でなければ、なんとかパーマはかけられます。(もちろん酸性の薬液で過膨潤させないようにします)

一本一本、ヒートロッドを巻く際にも水分のある状態の時に充分トリートメントやケラチンPPT、コラーゲンPPT(タンパク質の粒子の細かいもの)を補って熱から守られるように施しますので、アイロンを使うコテパーマよりきれいにカールがでます。

 

アイロンの髪の接点が少ない「低温縮毛矯正」も、1剤のアルカリ過膨潤があっては、「柔らかい仕上がり」が単に「コシの損なった仕上がり」になってしまいます。

今考えているのは、低温アイロンと弱酸性縮毛矯正の融合です。

低温といっても、凹凸のあるアイロン熱面で挟み、軽いプレスでテンション(ピーンと張ること)が入り、結果的に髪に凹凸面の角で髪をならすので、接点が少なく、過剰に加熱しすぎないという仕組みです。

凹凸の角で、太く硬い髪も、ならされ、柔らかくなるという原理と、過剰に熱が加わりにくいため、タンパク質の熱硬化が出にくいという原理なのですが、軟毛への課題が残ります。

ストレートの熱面ならではの、鏡面のようなツヤ感も捨てがたいです。

よく「低温縮毛矯正は40℃」と歌われていますが、これは少し過大広告で、40℃では実際、熱による髪内部の再結合は成し得ません。

実際に、低温縮毛矯正の低温アイロンを試してみると、髪が2~3秒後には40℃くらいになりますが、熱面は180度くらいの温度があります。

でも確かに軽いタッチでテンションはかかりますので、弱酸性縮毛矯正と合わせれば、新しい風合いが表現できそうな気がしますが、デコボコの角で髪をしごくので、柔らかさの半面、キューティクルを傷つけてしまうという、難点が考えられます。

 

僕たち美容師は、新しいメニューの導入の際、メーカーからの広告を鵜呑みにしてはいけないと思います。

フェアーな目で見て、なおかつ、固定概念を良い意味で崩しながら、実験し、体感し、独自のノウハウを持ちながら、新しいメニューを開拓していかなければなりません。

既にあるメニューも、毎日毎日ノウハウの蓄積がありますので、以前よりは現在の方が進化していると思います。

髪により良い技術、素敵なヘアスタイルをいつも追求して行きたいとVIVACEは考えています。



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縮毛矯正の中学生さん

中学生の女の子がインターネットで縮毛矯正のことを調べて、船橋市から一人で来てくれました。

縮毛矯正を何回もしていて、「傷みやすい」「伸びにくい」という悩みがあったそうです。

髪質は細くねこ毛で、でもクセ毛は強めです。

通常の縮毛矯正の薬液だと、アルカリが先に作用してしまい、クセが伸ばす役目の還元剤が充分効く前に次のアイロン工程に入ってしまうため、くせが伸びずに傷んでしまうように見受けられました。 

ご来店は初めてでしたので、弱酸性の縮毛矯正剤で、アルカリ膨潤させずに、じっくり還元してクセを伸ばしました。

サイドは還元が100%進んでも、部分部分で90%~95%までしか届かず(作用が遅い部分は促進を進めるように対処しても)、100%まで到達しないところがあり、そこは次回に繰り越すとサイドの傷みが出にくい、お話をしました。

中間部分の、過去の伸びきれていないところも時間差で、薬液をほんのり塗布ししたので、クセの残りはほとんどなくなり、きれいになりました。

このように、100%(クセが伸びるちょうど良いタイミング)まで早く到達する部分は、遅く到達する部分より傷みやすいため、遅い部分に標準を合わせると、傷みやすい部分は最適ラインの100%を超えてしまいます。

作用が早い部分に標準を合わせ、遅い部分の作用を早めるようにして、それでもなおも追いつかない場合は、不足分は次回にくり越すと、傷みはほとんど感じません。

年齢にかかわらず、クセ毛の悩みは皆さんお持ちのようですね。

「髪の傷み」は、期間はかかりますが、傷みの少ない薬液で正しく縮毛矯正し、新生部を大切して毛先から切っていけば必ず無くなります。

縮毛矯正の傷みに悩んでいるかたも、サラサラ体験ぜひして欲しいです。



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栃木県からの縮毛矯正のお客さま

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先日、ブログにコメントいただきました、栃木からのお客様です。

いただいたコメント1

ヘアカラーやパーマの傷みによる乾燥と、クセ毛の広がりに悩まれていらっしゃいました。

くせ毛で悩んでいるかたは、とても多いと思います。

縮毛矯正をしても、ベースの髪にダメージがあると、伸びきれず「ボワっと」広がりが残ってしまったり・・・
以前に縮毛矯正で失敗したことがあるかたは縮毛矯正恐怖症になってしまったり・・・

縮毛矯正は、正確な施術で、適した薬剤で施術すれば、決して恐いものではありません。

でも、間違ったやり方をしてしまうと、とんでもないことになってしまいます。
場合によっては、「やる前のが良かった・・・」 となってしまうこともあります。

先日来ていただいたお客様もコメントいただいたときは、僕も「どんな状態なのだろう・・・」 、「遠くから来ていただいて、ダメージの度合いが改善不可能な状態だったら縮毛矯正の施術ができず申し訳ないなぁ」、と思っていました。

いらした時のクセ毛の状態

このような、髪の状態の時は、通常のアルカリの縮毛矯正剤ですと、還元作用(クセを伸ばす作用)より、アルカリ軟化(本来は、還元剤が浸透しやすいようにするためのアルカリ)が先に進んでしまい、ダメージによっては「トロトロ」に軟化してしまって、乾くとスチールウールのようなチリチリ状態になってしまいます。

チリチリになると、もう伸びるのを待つしかないのですが、傷んでいても、「クセが多少残っている状態」であれば、少し良くなる可能性は残っています。

酸性の縮毛矯正(内容成分の還元剤は数種あります)ですと、アルカリでの傷みを加えないでクセを伸ばせますので、ダメージヘアーの場合はとても良いです。

※上記のチリチリの状態で、濡らしたときにも「完全に真っ直ぐ」な状態は、還元剤も過剰に作用している状態ですので、そっとしておくしかありません。
でも、たいていの場合、髪全体で、部分部分状態が違い、「サイドと表面は改善が無理でも、バックや内側は改善の余地が残っている」、場合もありますので、ご相談ください。

ブログの写真は仕上がりで、ハンドドライした状態です。

還元にお時間がかかったのですが、きれいになってよかったです。

「どのくらい良くなるか?」はやってみないとわからないのですが、「現状のまま過ごすより、ずっといい」場合も多いですので、クセやダメージで悩んでいるかたは、ぜひご相談ください。

いただいたコメント2

さなきさま
クセや傷みに同じように悩まれているお客様もいらっしゃると思いますので、クセの状態のお写真も使わせていただきました。ご協力ありがとうございました!



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クセ毛と馴染ませる縮毛矯正

トップのみや、襟足だけ、縮毛矯正をするお客様もいらっしゃいます。
(^-^)

通常、きれいにちゃんと伸ばすのが縮毛矯正ですが、このように、一部分の強いクセが気になり、他の部分はそのままでいいという場合もあります。

そういう場合は、「細かい縮れたようなクセの方」「クセのカールの半径が小さい方」以外は、

70~80%の還元(髪内部のタンパク質の結合をほどく)で止めておいて、すすいで、アイロン行程に入ります。

そうすることにより、ぺったり直線になりすぎずに、柔らかいカーブは多少残りますので、縮毛矯正かけてない部分とつながり、馴染みます。

※ 既に真っ直ぐなっている所を元のカーブにする...というのは出来ませんが。σ(^-^;)

これからの季節、だんだん涼しくなってくるので、髪を束ねずダウンスタイルも簡単に出来るように...なのかな?

いろいろなケースに合わせて、オーダーメイドでご希望に添えるようにしたいと思います。

(^O^)

アルカリ膨潤して広がりの出てしまう縮毛矯正のお客様

腰くらいのロングのお客様で、2年前にやった縮毛矯正から傷みに悩まされていた方がご来店されました。

髪の状態は、軟毛でカラー毛(ホームカラー)で、2年前の縮毛矯正の際にアルカリの強い薬を毛先まで付けてしまったようで、全体的に縮れて「ボワッ」と膨れてしまう感じでした。
クセ自体は既縮毛矯正部も完全には伸びきれていないため、現状よりはお手入れしやすくなる確率が高いことと、既に傷んでいる部分は再生しないため、過度にアルカリ膨潤している箇所は改善できないかもしれないお話をしました。

還元(クセがほどける)スピードは比較的速かったのですが、軟毛のため「還元しているように見えて、実はまだ不完全」になりやすいので、よく見ながら還元を待ちました。

仕上がりは、根元の新生部はしっかりきれいになって、中間~毛先のアルカリ膨潤しているところは、多少、過膨潤のための膨らみは残りますが、クセの残りが無くなった分、だいぶ良くなりました。

らめらめトリートメントも最後にしたので、日常の摩擦も少なくなりお手入れ時の大変さからは開放されそうです。

ロングヘアーの場合、一度傷んでしまうと生え変わりまでに2年~4年かかってしまうこともあります。
たった一回の施術で長い期間傷みに悩まされてしまうので、美容師の縮毛矯正はパーマやカラー以上に神経を使わなければなりません。

傷みのトラブルのある場合、緩やかに還元させて髪の状態を見ながら施術しますので、多くの時間を必要とする場合があります。

縮毛矯正の際には、お時間の余裕を持ってご予約いただけますと、最善の施術ができます。

髪質と長さ、クセのタイプによって所要時間が4~5.5時間と幅が出てしまいますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



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デジタルパーマ後の縮毛矯正...ご質問のお答え

~ももさん からのご質問~

はじめまして。
早速質問させていただきます。

1週間前他店でデジパーをかけたのですが、どうしてもストレートに戻したくなってしまいました。
(本当はとても傷むのでやめたほうが
良いのはわかっているのですが・・・・)
この場合
弱酸性の縮毛矯正でストレートに戻すことができますか?
ご回答よろしくお願いいたします。

...........................

ももさん、ご質問ありがとうございます。(^-^)


デジタルパーマ後の縮毛矯正ということですが、弱酸性の縮毛矯正でしたら可能です。

ただ、デジタルパーマ時の薬の強さ(ダメージ)、デジタルパーマの前に縮毛矯正をしていたかどうか、ヘアカラーの傷みがどのくらいあったかによって、仕上がりの質感は違ってきます。

ホームページやブログの記事はご覧になったかもしれませんが、デジタルパーマを弱酸性縮毛矯正で真っ直ぐに伸ばすにも、やはり薬液処理が施されます。

現在の髪の状態が比較的良い場合は、「弱酸性縮毛矯正の負担」よりも「仕上がりの質感の向上」の方が大きいので、実際の感覚的な傷みは感じないと思います。

一方、デジタルパーマ前に、かなりの傷みがあった場合や、デジタルパーマの薬が強すぎた場合など、髪が「チリチリ」にタンパク変性を起こしている場合は、弱酸性縮毛矯正後にもチリチリ感は毛先中心に残ってしまいます。

その場合は、傷みの部分は少しずつカットして行きながら、ある程度我慢が必要です。

いずれにしても、通常のアルカリの縮毛矯正では、デジタルパーマのカールが還元(パーマをほどく)する前に、アルカリ過膨潤(アルカリで髪がクニャクニャにふやけること)が先に進んでしまうため、パーマは伸びたとしても、かなり質感が悪化してしまいます。

弱酸性縮毛矯正の場合はアルカリが入っていませんので、髪を膨潤させずに還元してパーマを伸ばすことが出来ます。

もしストレートに戻したい場合は、極力リスクを少なくするように最善を尽くしますので、ぜひ、ご検討ください。

(^O^)m(_ _)m

縮毛矯正を、「うどん」に例えると・・・

縮毛矯正を「うどん」に例えると・・・

縮毛矯正で、同じストレートヘアーにしていても、使う薬液によって、仕上がりの感触・・・自然なコシというか・・・髪本来のみずみずしさに違いがでます。

例えると、本格手打ちのツルツルシコシコしたコシのある「うどん」と、駅のそば屋の茹で置きのコシの弱い「うどん」、のように違います。
でも、コシの無いうどんしか食べたことがないと、「うどんて、こういうもの」って思ってしまいます。


クセが強い方に使われるほとんどの縮毛矯正は、アルカリタイプのものです。

ほとんどの「うどん屋さん」が、ゆで置きしたコシのない「うどん」であったとすると、誰もが「うどんってこういうもの」と思ってしまうように、
アルカリの強い縮毛矯正しか体験したことがない方は、髪が「クテン」っとコシがなくなったり(特に髪が細くてクセが強い方がなりやすいです)、ザラついてしまっても、「縮毛矯正してるとしかたない」と皆が思ってしまいます。

ノンアルカリの縮毛矯正剤を使っている美容室もあるかと思いますが、ほとんどがダメージヘアに限定使用しています。
健康毛だとクセを伸ばすほどの作用しないからです。(薬液のクセを伸ばす力が足りないため)
数々の薬液を試してみると、酸性域でもしっかりきれいに伸ばすお薬もあります。

有名な銘柄の縮毛矯正も、今まで色々試してきていますが、現場で肌で感じる「良いもの」とは、決して「名が知れているから」というものではありません。

なので、「当店は○○の縮毛矯正です」とブランド名を出すことはありません。

比べて、新製品の方が優れていたら、随時入れ替えて、常に最善のお薬で施術するからです。

既に傷んでしまっている髪は、生え変わるまでに、ある程度期間がかかってしまいますが、酸性のノンアルカリ縮毛矯正を2回以上施術していくと、ご自分の髪が良くなっていくのがわかると思います。

縮毛矯正していても、水分が失われていなくコシのある状態では、デジタルパーもきれいにかかります。(縮毛矯正毛へのデジタルパーマという条件の中で)

縮毛矯正でのハイダメージ状態では、デジタルパーマも本来の力の20%~40%しか発揮できません。

(その前からのカラーなどの塗り方も影響します)

ダメージ毛も時間をかければ、良くなっていきます。

根本治療はトリートメントではできません。
傷ませないことが重要なのです。

皮膚は再生しますが、髪は再生しないから。


あるメーカーから、「髪の中のミトコンドリアに働きかけ、髪を再生させるシャンプー」なんていうものも出ていますが、そんなのありえません(笑)。

「ほんとなの?それ?」っと疑り深い僕は、そのメーカーの講習に行き、シャンプーも試してしまいました。(笑)

プルンとみずみずしい、きれいな髪にしていきましょう。



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モトさんからのご質問のお答え。縮毛矯正+デジタルパーマ後のカラー

モトさんからのご質問のお答えです。

ご質問ありがとうございます。
いくつか、ご質問があるので、一つ一つお答えしていきますね。

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こんばんは。ちょっと伺いたいのですが...
髪の色を金髪ぐらいに明るくしたいと思っています。
7月に、VIVACEさんで、縮毛矯正とデジタルパーマをして頂いたのですが、更にヘアカラーというのは可能でしょうか?
できれば、前髪だけ矯正パーマもしたいのですが...。
あと、肌(というか手)がかぶれるので、普通のシャンプーは使えず、せっけんシャンプー+クエン酸リンス使用です。
どこかで、せっけんで髪を洗うと、カラーがすぐ落ちるときいたので、せっかく綺麗な色にしても、黒髪に戻ってしまうのかなー?と思いまして。

お陰様で、デジタルパーマもまだ綺麗にカールが出て、髪の痛みは特に気になりません。
どうもありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>髪の色を金髪ぐらいに明るくしたいと思っています。
7月に、VIVACEさんで、縮毛矯正とデジタルパーマをして頂いたのですが、更にヘアカラーというのは可能でしょうか?

●はい、通常のカラー(ブラウンくらい)の場合は、できるだけ、根元のカラーだけにすれは、問題はありません。
(毛先もカラーチェンジをしたいようでしたら、キュプアストリートメントカラーなど、傷みの無いカラーにすると、パーマの持ちが良くなります。)

でも、金髪まで、となるとリスクがあります。
そのくらい明るくするには、どうしてもカラー剤の中のアルカリ分も強いですし、脱色効果の際に、髪の中のタンパク質が大分壊れてしまいます。

既存の中間~毛先のカラーが既に金っぽく明るい場合は、根元だけ染めればそれほどパーマには影響しないのですが、現状が落ち着いたブラウンで、全体を金髪っぽくするには、縮毛矯正+デジタルパーマのことを考えると、しない方がいいように思います。

もちろん、「傷みは割り切って」とか、「次のパーマは考えていない」ようでしたら、出来ることは出来るのですが、やっぱり金髪(もしくは中間部~毛先を現状よ明るく)にするのは、お勧めできません・・・。

>できれば、前髪だけ矯正パーマもしたいのですが...。

●はい、フロント矯正のお時間(1時間~1時間半)を余分にとっていただいたら可能です。

>あと、肌(というか手)がかぶれるので、普通のシャンプーは使えず、せっけんシャンプー+クエン酸リンス使用です。
どこかで、せっけんで髪を洗うと、カラーがすぐ落ちるときいたので、せっかく綺麗な色にしても、黒髪に戻ってしまうのかなー?と思いまして。

●石鹸は、肌には優しいのですが、洗浄力は強いのが特徴です。
カラーが落ちるというのは、カラーに含まれる染料(赤味やオレンジ味やアッシュ、ピンク味など)が落ちやすいだけで、脱色されている明るさが黒く戻るわけではありません。
ベースカラー(ヘアカラーを染めて、2ヵ月後くらいに出てくる色)が明るすぎなければ、色落ちしてもノーマルなブラウンになるだけですので大丈夫です。
ただ、上記のキュプアストリートメントカラーの場合は、石鹸シャンプーだとすぐに取れてしまうので、毛先の色味をどうしても変えたいようでしたら、「通常のカラーから、アルカリ分だけ抜いてある」、ノンアルカリカラー(中性カラー、弱酸性カラー)がありますので、そちらの方が、石鹸シャンプーでも比較的落ちにくいと思います。

>お陰様で、デジタルパーマもまだ綺麗にカールが出て、髪の痛みは特に気になりません。
どうもありがとうございました。

●気に入っていただいてよかったです!
ぜひカラーのときもご相談ください。

ご質問ありがとうございました。



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あい様からのご質問~ヘアカラー、縮毛矯正、デジパー一緒にできますか?~

あい様からのご質問
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3. Posted by あい    2007年02月01日 19:31
カラー+矯正+デジパって,同日にできますか??

痛むとか,かかりにくいようなら別がいいんですけど...
あと...いくらくらいになりますか?

矯正は一番最近で半年前にかけてて,もうとれてきています。何度かかけたことがあるので...結構痛んでます。カラー&デジパは初です

矯正かけるかどうかは相談したいんですけど、とりあえずかける場合のお値段を教えてほしいです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
あい様、ご質問ありがとうございます。
 
カラーと縮毛矯正とデジタルパーマの同日施術は、根元だけのカラーでしたら、デジタルパーマと重ならないので大丈夫です。
 
縮毛矯正に関しては、先にカラーをしてカラー剤の中のアルカリで、髪がふやけている状態ですので、酸性の縮毛矯正でしたらそれ以上アルカリ膨潤させないので大丈夫です。
(縮毛矯正剤で、色が少し明るくなることがありますので、根元の色を若干深めに調節したほうがいいと思います。)
 
※ 縮毛矯正の後にカラーだと、髪が熱処理されているため色が出ずらいというデメリットがあります。
また、縮毛矯正の定着剤(酸化剤)の塗布時には、ペタンと根元が倒れないように地肌から浮かして付けるのですが、カラー剤(これも酸化剤と同じ反応)を後からすると、根元から縮毛矯正の定着剤をつけたことと同じ原理となってしまい根元が倒れてしまいますので、vivaceではカラーを先にしています。
 
デジタルパーマでの仕上がりは、前回までの縮毛矯正時の傷みに大きく左右されてしまいます。
傷みが多い場合は、デジタルパーマのカールが細くなる、乾くとほぐれ易くなる、毛先がパサパサする、などが考えられます。
 
髪を見ると、ダメージ度合いがわかりますので、もう少し詳しくご説明できます。
 
「縮毛矯正+デジタルパーマ+カラー」のお値段は、ホームページhttp://www.hair-vivace.com  の「■ メニュー& クーポン」に載せてみましたので、ご参照ください。
 
ご予約の際には、「ブログで質問しました・・・」とおっしゃっていただけますと助かります。
 
ご相談後に、メニューの変更をしても大丈夫です。
お時間がとれましたら、ぜひご予約お待ちしております。

えりりんさんから、フロント縮毛矯正、カラー、カットのプライスのご質問

1. Posted by えりりん    2007年02月07日 13:37
はじめまして 前髪の矯正、カラー、カットでどれくらいお時間がかかりますか?同日施術可能でしょうか?あと料金はカット+カラー+5250円くらいでしょうか?
 
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えりりんさん、ご質問ありがとうございます。
 
はい!
カット料金+カラー料金+5250円 で大丈夫です。
 
フロントの奥行きが深い場合や、サイドの一部も含む場合は、+1050~
となりますが、普通に前髪でしたら、その料金でできます。
 
お時間は、カラーや縮毛矯正の薬液の作用時間で若干ことなりますが、
カラー1~1.5時間
フロント縮毛矯正1~1.5時間
カット1時間
くらいでしょうか。
 
できれば、お時間にゆとりを持っていただけますと助かります。
 
初回ご来店の場合はクーポンで10%オフになりますので、ぜひお持ちください。
 
ご予約お待ちしております。

冬だけど、縮毛矯正のお客様が多いのは?

ここ最近、縮毛矯正のお客さまが多くいらっしゃっています。

冬場なのに? 
って思ったのですが、きっと夏に縮毛矯正をして、半年サイクルで施術されている方々でしょう。

遠くから、傷みが気になってインターネットで調べていらっしゃる方は、カラー毛で細い髪の方が、ここのところ多いです。

髪の細い方は、アルカリ膨潤がしやすくて、適正な還元軟化が難しいからでしょう。

「100km/hで、走っている電車と、50km/hで走っている電車とでは、駅にオーバーランしないで、ぴったり止めるには、早い速度の方が難しい」

というイメージを思い浮かべてみてください。

 

美容室によって縮毛矯正の薬剤は異なりますが、施術時間を短く、たくさんのお客様をこなす美容室では、「早く」還元軟化できる薬液を使います。

通常、薬液は、アルカリ剤と還元剤で出来ています。

■アルカリ剤=還元剤が浸透しやすいように髪をふやかす。

■還元剤=髪の中身に作用して、クセをほどく

髪の細い方で、カラーしている方は、もともと薬が浸透しやすいので、本当はアルカリ剤を使わなくても還元剤は浸透していきます。

薬液について安易な選択だったり、施術時間の短縮のため、デリケートな髪質にも通常のアルカリの入った強い薬を使ってしまうようです。

そうすると、還元される前にアルカリ剤で髪がふやけてきてしまったり、過剰に膨潤してしまうので、クセは伸びるけれどもパサつく、といった状態になります。

vivaceでは、極端にクセが伸びにくいお客様以外は、ほとんどの場合(98%くらい)アルカリの入っていない酸性の還元剤の薬液を使います。

還元剤の分子量が小さいので、アルカリを入れなくても髪に浸透してクセをほどくことができます。(還元剤には数種類あります)

そうすることにより、柔らかくてコシのない髪(クセの強い場合も、弱い場合も、髪をふやかせず、浸透時間の調整が自由にできます)でも、水々しさとコシを残して、縮毛矯正ができます。

酸性タイプの薬も、各社色々出ているのですが、還元力が弱すぎると、クセが伸びないので、色々な薬液をテストして、その強弱で選択しています。

なので、あえて、「リペア」とか「リシオ」とか「ハビット」とか・・・、ブランド名でなく、オリジナルで施術しているのです。

よくお客様から、「お宅の薬は何っていう名前の縮毛矯正?」って聞かれるのですが、縮毛矯正は、ブランドや知名度でなく、「いかに最小限の傷みで、きれいに伸びるか」「継続しても、髪の傷みを進めることなくサラサラツヤツヤを維持できるか」だと思っています。

それには、それぞれのお客様の髪質に合わせ、オーバーランせずに、ぴったり適正な薬液浸透に合わせるかだと思っています。

もちろんカラーの仕方や、日常のお手入れの仕方も重要ですが、デジタルパーマにしても、普通のパーマにしても、縮毛矯正にしても、髪になるべく負担をかけないようにすれば、あとあとのスタイルも違ってきます。

髪の傷みで悩んでいる方は、施術をするしないにかかわらず、ぜひ一度ご相談くしてみてくださいネ。


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

縮毛矯正&カラー毛で、デジタルパーマをかけたら・・・(>_<)

インターネットで、こちらを見つけてお電話いただいた方が、今日いらしていただきました。

今週、他店でデジタルパーマをかけたら、初めの薬を付けた時点で、髪が極度に変性しまって、デジタルパーマは巻かず、そのまま傷んでいるところをカットしたそうです。

巻かずに・・・・

1液をつけて巻かないと、熱処理されないので、以前にやっていた縮毛矯正のところが、ほどけてしまってクセ&パサつきでバサバサに広がってしまいます。

いらした時、髪を実際見た感じは、中間~毛先のチリチリ部は、「クセがほどけてしまった為のチリチリ」か、「傷みが重なってのチリチリ」か、見分けが付かなかったのですが、濡らすと、かすかにカーブが残っていたので、アルカリ膨潤が過剰で、還元は不十分な部分もあるという予測が立ちました。

でも「クセがほどけてしまった為のチリチリ」の割合と、「傷みが重なってのチリチリ」の割合は、互いに部分部分で交じり合っているので、施術してみないと改善の度合いはわかりません。

「クセがほどけてしまった為のチリチリ」、または、「還元が不十分のためにパサパサ広がる」の割合が多ければ、改善の余地は大きく、
「傷みが重なってのチリチリ」の割合が多ければ、改善の余地は少なくなります。

強さの違う2種類の弱酸性縮毛矯正で、新生部とダメージ部を時間差で塗りわけ、それ以上アルカリ膨潤させずに還元させました。

仕上がりが、予想したよりも改善された分が大きく、お客さまも笑顔で喜んでいただきました。

これからはしばらく、カラーの際、根元のみ染めることと、縮毛矯正の時もアルカリ膨張させないで根元のみ薬液を塗布すると良いことをご説明しました。

期間は長くかかりますが、気をつけて施術すれば、どんなに傷んでしまった髪もきれいになってきます。

仕上がったときに、お客さんが笑顔で嬉しいお顔をしてくれるのが、美容師として一番うれしい時です。

よかったよかった。


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

縮毛矯正で思うこと

縮毛矯正で、酸性タイプの薬ではどうしても伸びが悪い方が時々いらっしゃいます。
一段強めの、弱アルカリのタイプを上乗せしていくか、ダメージを進行させないように無理せず次回の施術に繰り越して、伸びにくい部分は還元(※1)が8割~9割で次のアイロン工程に入るか、葛藤があります。

髪の細い傷みやすい部分(※2)は、過去の縮毛矯正やカラーのアルカリ過膨潤(※3)で傷んでいることが多いので、とてもデリケートです。

新生部とダメージ部分のつなぎ目は、あらかじめトリートメントでプロテクトしても、長い時間還元させるにはリスクがあります。

また、還元が遅い部分には、あらかじめ薬を先に付けたり、多めに上乗せしていくのですが、どうしても浸透スピードの差が縮まらない場合があります。

縮毛矯正している方は、セミロング~ロングの方が多いので、1回1回の施術で傷めないようにすることはとても重要です。30センチの髪は、過去2~3年の施術の影響が出ますので。

できれば、あとあとの髪のサラサラ感や、潤い感、自然な弾力、ツヤ、を重視して、デリケートな部が適正に還元されていれば、還元しづらい部分は残りの若干のクセは次回に繰り越すことをvivaceでは提唱しています。

それにより、縮毛矯正が「傷むもの」ではなくて、クセ毛で悩んでいる方が安心してかけられるとても良いメニューに成り得るのではないかと考えています。

定番メニューほど、安易に考えられがちです。

傷みで「その日」だけでなく、その後ずっと悩んでしまうのは、美容師ではなく毎日スタイリングするお客様ですので、vivaceにご来店された日は、その後数ヶ月の重さがあり重要に考えています。

多少お時間もかかり、費用もかかりますが、髪は、大切に施術すれば答えてくれます。

傷んでいるかたもちょっと長めのスパンで治してみてください。

http://www.hair-vivace.com


※1、髪内部の結合を切り、クセをほどくこと。
※2、フロント・サイドは髪が細く還元が早いので、バックの還元しずらい部分に時間を合わせると、フロント・サイドが先に傷んでしまいます。
※3、アルカリで髪を柔らかくし、クセを解くための還元剤が染み込みやすいようにすること。過剰な膨潤は髪をザラザラにしてしまいます。


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室VIVACE

さやさんの縮毛矯正のご質問

■さやさんからのご質問■

Posted by さや

1・2ヶ月前にストパーをかけた
んですか、だんだんおちてきたので
今度は縮毛矯正をかけてみようと
思ったんですが、ストパーをかけて
あまり期間がたっていないので
髪が(ごわごわ)に傷むか
心配で悩んでいます。

....................................

さやさん、ご質問ありがとうございます!

ストレートパーマが取れてきたという場合、髪が濡れているときどういう状態か、が一番わかりやすいと思います。

濡れているときに、クセのカーブが出ている場合は、還元が不完全な状態です。
言い換えると、まだクセが伸びる余地があるということです。

もし現在、パサついている場合は、還元が不完全ですが、アルカリで傷んでいる状態です。

アルカリの傷み=アルカリの入った、カラー、パーマ、ストレートパーマ、縮毛矯正などで髪がふやけて髪のタンパク質が壊れかかっている状態です。

濡れている時に直線になり、乾くとパサついてクセみたくボワッっとなる場合は、還元もアルカリ変性も行きすぎている場合ですので、もう薬液処理しないで、トリートメントなどで1年~2年そっと大切に保護してあげたほうがいいでしょう。

濡れているときにカーブがあり、乾いてもクセが出る場合は、アルカリ変化をそれ以上進めないように、酸性タイプの縮毛矯正がおすすめです。

1剤で不完全な還元を適正にし、アイロン工程を入れることで、髪にストレートを熱で記憶させて再結合(還元て髪内部の結合をほどいた後、またくっつけてその形を記憶させる)することで、ウエット状態とドライ状態のギャップをなくし、乾いた後もツヤがでます。

その場合、おそらく、今よりツヤが出て、見た感じは良くなると思います。

ご自分で、今の髪の状態がどういう状態か判断つきにくい場合は、一度見せにきていただいたら、アドバイスできると思います。

お気軽にご相談ください!
(^-^)

えりりんさんから、縮毛矯正のご質問のお答え

えりりんさんからのご質問

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1. Posted by えりりん    2007年06月25日 09:01
  おひさしぶりです。と言ってもお分かりですか?
金沢に引っ越したえりりんです。以前矯正で本当にお世話になりました。
こちらにきて初めて酸性の矯正を探して昨日かけてきました。
仕上がりは満足していますが(耳のよこあたりはビビリありですが・・・)そこはスピエラ、システアミン、チオグリコール酸という純酸性の薬剤を混ぜて施術するため全くいたまないと店長さんは言われます。
そのため次回も還元されている根元以外の毛にもお薬をつける!と言われ本当に痛まないのか?以前みたいにまた失敗したらどうしようと頭から離れない状態です。
森野さんの説明はすべて納得してこれたのですが、どう思われますか?
還元した髪を何度も酸性だからといって還元してもいいものなのでしょうか?

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えりりんさん、おひさしぶりです。(・◇・)ゞ

えりりんさんの髪の状態は、かなりデリケートな状態ですので、毛先までお薬をつけても、ひとまず「満足」いった仕上がりということは、髪に優しいお薬だったのだと思います。

えりりんさんのvivaceにいらっしゃる前からのダメージは、主にアルカリによるものです。

アルカリの強い薬液で、クセが「ほどける」(還元)前にアルカリ過膨潤のために、髪がとろけてしまって傷んでいます。
部分的にビビり(アルカリ過膨潤のため髪がちぢれる)はあるのですが、なんとか今耐えている状態だと思います。

各成分の特徴です。

●スピエラは、ほとんど負担が少ないのですが、還元力(クセをほどく力)が少ないのと、強烈な臭いがあるのが特徴です。(縮毛矯正に使う還元力を発揮するには、スピエラ濃度を濃くしないといけなく、=臭いがきつくなり、不都合が生じるため。vivaceでは採用しませんでした。)

●システアミンは、濃度にもよりますが、髪への負担は、スピエラまではいきませんが、チオグリコール酸よりずっと少ないです。
独特な匂いはあるのですが、メーカーの工夫でそれほど感じなくなっています。濃度(還元力)は各メーカーで異なります。

●チオグリコール酸は、濃度によって還元力をコントロールでき、酸性域でも縮毛矯正になんとか使える濃度の製品も出ています。ただ、難点としては髪のコシを弱くしてしまうのがあります(これは、システアミンだけの矯正を施術していて気づいたことです。8~9割の美容室は、まだチオの縮毛矯正剤を使っているので、この「コシの減少」は縮毛矯正上いたしかたないと考えているのかもしれません)。vivaceでも以前は、酸性のチオの縮毛矯正剤を使っていましたが、チオはアルカリを混ぜないと髪に浸透しにくいので=還元力を十分に発揮できない、こととなり、酸性または中性のチオの薬はチオ濃度を濃くしなくてはなりません=髪の弾力が減少となり、今は、ごく少数のシステアミンの残臭が気になる方のみ使っています。

えりりんさんの行かれた美容室では、

チオグリコール酸、システアミン(おそらくvivaceで使っている製品より還元力が弱いと考えられます)、スピエラの3種を合わせ、ほどほどの還元力があり、傷みが少ない薬液を作っていらっしゃるのだと思います。


えりりんさんの心配されていた、「既存の矯正部分に上記の3種混合のお薬を毎回つけても傷まないか」というご質問ですが、

僕の見解からしますと、緩やかではありますが、やはり傷みは進行します。

髪は限界まで耐えますが、限界を超えた時点で、ビビりになります。

でも、金沢の美容室さんも、かなり髪を大切にしていることと思われますし、ポリシーを持って施術していらっしゃるので、「既存の縮毛矯正部分には薬をつけないでください」と、上手く言って納得してもらうのが難しいように思います。

理想は、「既存の縮毛矯正部を粘度のあるトリートメント剤で保護し、新生部のみ薬液をつけ、アイロン時には、既存の縮毛矯正部にPPTなどのタンパク質のトリートメントをつけてアイロン施術(微量に還元剤も既矯正部にもつきますのでアイロンは通すことは必要なのですが、PPT{アミノ酸と蛋白質の間の大きさのもの}をつけてからアイロンをかけると、良い意味で熱によりPPTコートされますので)」

というのが理想ですが、その通り、その美容室さんにしてもらうのは、難しいと思いますので、

「どうしても心配なので、新生部だけ、1剤をつけていただきたいのですが・・・」とお願いしてみるのがいいかと思います。


vivaceでの、システアミンの薬は本来、「ダメージ部分用」なのですが、クセの強いところにたっぷり乗せ、時間をかけることでクセを伸ばしています。

使う薬液の量は、通常の2~3倍ですので、コストもそれだけかかるため、同じようにやっている美容室は、ほとんどないと思います。

(システアミンを使っている美容室でも、時間をある程度置いて効かない場合は、チオグリコール酸の薬液を追加して還元を促進するやり方が、通常ほとんどです)

なので、金沢の美容室さんの工夫も、すごくよくわかりますので、くれぐれもその美容師さんのプライドを損ねないように、やんわりとお願いするのが、よろしいかと思います。


長くなってしまいましたが、なんとなくわかっていただけましたでしょうか・・・?

また何かありましたら、なんなりとお尋ねください。



ちーさんから、縮毛矯正のご質問

■ちーさんからのご質問■

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Posted by ちー   

こんにちは。とても熱心で信頼出来るHPに出会えて、嬉しく思っています。

10歳の娘の事でご相談があります。もともと前髪は少し癖があり部分矯正をした事がありました。
今年に入ってとても癖(特に前髪とサイド)が強くなり、4月に矯正をかけましたが、施術中、沢山汗をかいてしまい薬が効きませんでした、後日かけ直しましょう・・と。
そしてかけ直すと、今度は後ろは綺麗にかかったのですが、前とサイドはまだ髪が出来上がってないので、完全には薬が効きませんでした・・と。

その、前髪とサイドが今ものすごい癖が強い状態で伸びてきてしまい、毎日悪戦苦闘しています。ドライヤーでギシギシ伸ばす日々に、せつない限りです。

やはり矯正はもう少し大きくならないと無理なのでしょうか?髪にも頭皮にもまだ負担がかかりすぎてしまいますか?

毎日、ドライヤーやスタイリング剤で無理矢理伸ばす方が傷ませてしまい、頑張っても綺麗に伸びないし・・と胸が痛い毎日です。何とかいい方法はありませんでしょうか。

私自身癖毛で、随分悩んだ時期もありましたが、我が子の事になると、自分の事よりせつなくなってしまいます。

長くなってしまって申し訳ありません。
こんな心配性で親バカですが、お忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

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ちーさん、ご質問ありがとうございます。

vivaceで、小学1年生で縮毛矯正をやっている女の子もいます。
その子もクセっ毛で、前髪がクルクルになってしまいます。
何か月かに一回、縮毛矯正やったあとは、サラサラの手間いらずのきれいな髪になります。

子供さんの場合は、なるべくお時間を短縮するために、前日の晩(もしくは当日の朝)にシャンプーして、そのまま最初のお薬をつけていきます。

地肌から1cmくらい、縮毛矯正のお薬は空けますので、薬液の地肌への作用は気にしなくても大丈夫です。
また、vivaceではほとんど、機械で温めたりもしませんので、涼しい店内でしたら、汗もかかないと思います。

10才でしたら、4年生くらいでしょうか?
おそらく髪は普通に大人のように丈夫になっているころだと思うのですが・・・。

前髪とサイドの髪が伸びないのは、
かけ直しの時に、アルカリが多く作用してしまって、傷みでクセの残りのようになっているのかもしれません。
髪の状態を見てみないと詳しくお伝えできませんが、vivaceでは、酸性のお薬でアルカリで髪を軟化させずにクセをほどきますので、髪への負担は最小限です。

毎日ドライヤーでブローするもの傷みますし、手間も暑さも大変だと思いますので、縮毛矯正で、サラサラしておくと子供さんも嬉しいと思います。
お子様にも話していただいて、2.5~3時間くらい我慢できそうでしたら、大丈夫だと思います。

クセの残りは過去のブログに書いてありますよう、還元(クセを解く)の不十分の場合と、アルカリ過膨潤&過還元の場合があります。

ご心配でしたら、施術前にご来店いただき、髪を見ながら状態をご説明できます。

施術をするか、しばらく見送るかは、ご相談してからでもかまいませんので、お時間のある時にぜひご相談にいらしてください。


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かなかなさんから、縮毛矯正のご質問

かなかなさんからのご質問

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はじめまして野田市民です。

4ヶ月ぶりに縮毛矯正をかけようとネットで探した近場の店にトライしたのが昨日。(毎度矯正は伸びた部分とフェイスラインにかけてもらいます。)
私はスキバサミとどうも相性が悪いので使わないでくださいとお願いしたのですが髪の濡れた状態でスキカッター?でジョリジョリ。のち矯正。。
結果何が悪いのかフェイスラインの脇はウネウネ、前髪の根元はチリチリ、後頭部には変な段差のクセが。。。
こんな私でも救いの手はあるのでしょうか?ここまで酷いのは初めてで辛いです

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かなかなさん、ご質問ありがとうございます。

スキカッターというのは、レザー(櫛のようなガードが付いたカミソリ)でしょうか。
きっと髪にほどほど重みがあるほうが落ち着くのですね・・・。

フェイスラインは、毎回根元だけお薬をつけるか、それとも、今回はフェイスライン全体的にお薬をつけましたでしょうか?
ウネウネは、過剰に還元軟化(薬液でクセを解き髪をふやかす)しすぎているため「ウネウネ」が出てしまう場合があります。(チリチリの一歩手前)

いつも根元のみお薬をつけていて、「ウネウネ」が濡れた時も残っているようでしたら、還元不十分のためクセが残っているのかもしれません。
その場合は、改善できることが多いです。

前髪の根元のチリチリは、強い薬を付けたときになりますので、アルカリによる過剰な膨潤のため髪が損傷してしまったと思います。(アイロンを一瞬とめた時になる場合もあります)
その場合は、改善が難しく、そこが伸びて無くなるのを待つしかないことが多いです。

後頭部の段差のクセは、地肌まで薬がついてしまい直角に折れまがってしまう場合と、後頭部のみ伸びが不十分な場合と、色々なケースがありますので、見てみないとわかりません・・・。

髪は、皮膚と違って再生しませんので、縮毛矯正で過剰に薬液が作用してしまってチリチリになったり、根元から折れてしまった場合は、半年~数年、我慢して髪を伸ばさないといけなくなります。

症状が軽い場合は、アルカリの入っていない酸性の薬液で、少し還元してアイロン工程をすると現状のまま我慢するよりかは、良い場合があります。

現状のままじゃどうにもならず、ダメ元でも・・・というスタンスでしたら髪に優しい薬液で直してみるのも手段かもしれません。

髪を実際に見ると、もっと詳しくわかりますので、ついでの用事のときがありましたら、ぜひお寄りください。

縮毛矯正をやり直すのは、しばらくスタイリングしてみて、ぜひご検討ください。
(その場合、強い矯正剤はタブーです・・・・)


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かなかなさんから、縮毛矯正のご質問、その2

かなかなさんより

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こんにちは
また相談なんですが今日思い切って矯正かけてもらった店に行って返金してもらいました。。
矯正かかっている毛先にトリートメントをかけ全体に矯正していたようです。結果ゴワゴワギシギシ・・
前髪の根元は見事に折れ水分が無いようでいつか切れちゃうのではと怖いです。
そこでインターロックトリートメントをしませんか?と言われたんですが・・・
1ヶ月は持続しますと言われてもなんだかそこでお願いするのが怖くて。
補修効果の高いトリートメントはありますか?この状態で放置は根元から切れていきそうで怖いです。

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かなかなさん、こんにちは。

やはり既存の矯正部にもお薬をつけてしまったんですね・・・。

恐ろしいことに、薬剤メーカーのインストラクターの人でも
「うちの縮毛矯正剤はトリートメント効果がありますので、全体に塗布してください!」なんて言うこともよくあることです。

純粋な(?)美容師さんは、それを鵜呑みにして毎回全体につけてしまうんですよね・・・。
それが取り返しのつかない傷みになってしまうのです。

かなかなさんの根元の折れも、「切れる寸前」ですと、トリートメントで滑りを良くして、そっとしておくしかないのですが、「折れてるけど、切れるまではいかない」場合は、少しほどいて伸せる場合もあります。

修復効果の高いトリートメントでは、vivaceでは、「らめらめトリートメント」ですが、厳密に言うと「修復」というか「現状よりも潤いを与えてツヤや手触りを良くする」

というものです。

どのトリートメントでも、残念ながら傷んでしまった髪を元に戻すことはできません。

でも、そのまま放置よりも、やはりトリートメントをした方が摩擦も軽減しますし感触がよくなりますので、したほうがいいと思います。

現状を見てアドバイスさせていただきたいと思いますので、遠いですがもしお時間がありましたら、ぜひいらしてください。


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パーマや縮毛矯正のかかりにくい髪

時々、通常の倍くらい時間をかけてもパーマや縮毛矯正がかからない方がいらっしゃいます。

髪の中に「はしご」のような結合があるのですが、それがなかなか「ほどけない」髪質の方です。

その「はしご」を100%ほどくと縮毛矯正がきれいに伸びると仮定しますと、70%くらいでデジタルパーマがきれいにかけられます。

ハシゴがほどけにくい方は、デジタルパーマをかけようとしても40%くらいで止まってしまい(芯が残るようなイメージ)、それから先がなかなかほどけません。

また、縮毛矯正の場合でも、なかなかハシゴ=クセがほどけず、80%くらいで止まってしまい、クセが残りやすい方がいます。

デジタルパーマの場合、ほどけているかどうかの見極めが難しく、手でもみながら柔らかさを見えるのですが、触った感じで芯が残りやすい方は、パーマがかかりにくい方と予想できます。

そういう場合は、芯の残りやすい部分をよくもみ込んで、全体的に均一に70%になるようにします。
傷んでいるところと、健康な部分の差も、同様に均一にします。

デジタルパーマの場合も、縮毛矯正の場合も、「いつもかかりにくいんです・・・」と事前に言っていただき、お時間にもゆとりをとっていただけると、妥協せずにじっくり薬液時間を置いてかけることが出来ますので助かります。

縮毛矯正の場合、時間をかけて置いても、フロントサイドは100%で、バック(または、伸びにくい所)は90~95%で止まる場合もあります。
その場合は無理せずに、バックの残りは次回に繰り越します。
そうすれば、フロントサイドの弱い部分に過剰な負担をかけないですみますので。

昨日、初めてご来店の縮毛矯正のお客様で、「いつも縮毛矯正してもクセが残ってしまう」という方がいらっしゃいました。

髪は細いのですが、クセがほどけにくいため、通常の美容室のアルカリの縮毛矯正剤では、アルカリが先に効いて軟化してしまい(美容師さんが還元されたと錯覚して)次のアイロン工程に入ってしまうので、「アルカリの傷みは出るのに、クセが残ってしまう」という、不甲斐ない結果になってしまうのです。(※還元=ハシゴをほどく)

酸性タイプのお薬でも、色々な還元剤の種類があったり、濃度が違ったりします。
還元力が弱いと、酸性の薬で傷みが少なくても、「パーマがかからない」「クセが伸びない」など、不完全な技術になってしまいます。

ヴィヴァーチェでは、色々な薬液をテストして、酸性(ノンアルカリ)でありながら、適正な還元力を発揮できる薬液を使っています。

デジタルパーマでも、縮毛矯正でも、現在では、ほとんどのお客様で酸性(ノンアルカリ)タイプのお薬で対応させていただいています。

皆さんがシャンプーをして濡れているときに、髪の根元の方より毛先の方が、「柔らかく」「コシがない」状態でしたら、過去のアルカリでの傷みによるものです。
(カラー剤のアルカリによる傷みの場合もあります)

髪は、1か月1センチと、ゆっくり伸びるので、全部が良い髪に変わるのには時間を要しますが、「良くなってきたなぁ」と感じるくらいには、半年~1年で状態は変化してきます。

傷んでいて悩んでいる方も、あきらめずに、髪に負担が少ない薬液と、適正な還元具合でパーマや縮毛矯正でのダメージを減らして、良い髪にしていきましょう。


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かずたまさんから、縮毛矯正毛へのふんわりデジタルパーマのご質問

かずたまさん からのご質問

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こんにちわ。前に、縮毛矯正をかけたのですが、そろそろ気分転換に、デジタルパーマをかけたいと思っています。
今の長さは、横は、肩くらいに伸びたところで、後ろは背中位です。
量が多いため、すいていただいたため、上にボリュームがあり、下は薄い感じです。
希望は、ふんわりな感じなのですが、もう少し伸びるまで、我慢した方がいいのでしょか?

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かずたまさん、こんにちは。

ご質問ありがとうございます。

長さ的には、かけられる長さなのですが、下のほうが細くなってるようですので、カールのボリューム感が少なくなってしまうかもしれません。
(下のほうが、丁度いい薄さでしたら、上だけを軽くすれば大丈夫です)

「ふんわり」は、もしかするとトップの雰囲気でしょうか?
縮毛矯正していますと、トップにかけるのは、ちょっとリスクがあります。
やはり、ストレート状態に比べると、多少ツヤは損ないますので、上の方にかけると「ボワッ」となる場合もあります。
縮毛矯正している方は、耳下くらいからが無難です。

過去の縮毛矯正のダメージ度合が少なければ、耳くらいから下に「ふんわり」かけることができる場合もあります。
また、縮毛矯正のダメージが進んでいた場合ですと、カールが細長くなったり、ザラザラした質感になったりします。

下の項目で、当てはまる数が、少ないと、比較的「ふんわり」かけられます。(コシのある大きいカールができやすい)

□ 元々のクセが細かい
□ コテで巻く回数が多い
□ 縮毛矯正の傷みで毛先がザラザラする
□ 髪が濡れると、毛先が柔らかくクニャクニャとした手ざわり
□ 中間部~毛先も、縮毛矯正の薬を付けている
□ カラーの時に、全体を染める回数が多い
□ 髪が細い 

髪の状態は、皆さんそれぞれ違いますので、実際には状態を見たほうが的確なアドバイスができますが、上記のチェック項目が少ないほど、大きいふんわりしたカールができやすいです。

でもやはり、縮毛矯正していない方に比べるとハンディキャップがあり、また、過去の縮毛矯正の薬液の種類などでもデジタルパーマの仕上がりがだいぶ違います。

「もう少し伸びたほうが・・・」というのは、バランス的に上が重く下が軽いから、という意味かもしれませんね・・・。

縮毛矯正しているので、「理想のふんわりカールになりにくい状態なんだなぁ」と、気持ちに幅を持っていただいて、多少許容範囲を広げてデジタルパーマをかけるといいかもしれません

もし、こちらにご来店できるようでしたら、お薬の種類や、反応時間など、最小限のダメージで、理想に近づける努力をさせていただきます。


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縮毛矯正&デジタルパーマのお客様

3b3eea2e.jpg昨日いらっしゃったお客様です。

フロントトップの癖が気になるため、その部分だけ縮毛矯正をかけて、下はデジタルパーマをかけました。

デジタルパーマは初めてだったのですが、もともとのクセと、過去のパーマやカラーでの傷みがあったので、施術前は少しパサパサしてしまっていました。

通常のコールドパーマによる過剰なアルカリ膨潤が原因の場合は、チリつきは治らないことが多いのですが、その一歩手前くらいのダメージだったようで、酸性デジタルパーマで思ったよりもリッジが大きく出てきれいにかかりました。
(^-^)

パーマの写真をしばらくアップしてなかったので、お願いして撮らせていただきました。

デジタルパーマのお手入れうまくできるかな?

(^-^)

デジタルパーマ→縮毛矯正→縮毛矯正

ec8035f1.JPG何回かデジタルパーマをかけていたお客様。

前回、縮毛矯正をして、根元のうねりが出てきたので今回も縮毛矯正。

デジタルパーマも縮毛矯正も、アルカリが入ってなく、髪をふやかさないお薬を使っていれば、後々もきれいな髪を保てます。

風なびくロングヘアーになりました。

(TSUBAKIのCMに後ろ姿で出ようかな?って言ってました...笑)

縮毛矯正している方が、ふつうのパーマをかけると・・・

縮毛矯正している方が、熱固定のない普通のパーマをかけると・・・


熱固定パーマとは、熱で酸化固定してストレートやカールに再現性を持たせること。

※ 熱固定パーマ: このブログの中で、便宜上つけた名前ですので、一般名ではありませんが、デジタルパーマや縮毛矯正がこれにあたります。
(コテパーマも入りますが150℃以上のコテを数秒間髪にあてるというのは、傷んだ毛先が炭化してしまうリスクが高いので、ここでは割愛します。フィルムパーマ(fパーマ)も同じ仕組みですが、元々パネルに凹凸がありツヤが出にくいので割愛します) 


普通のコールドパーマや、水パーマ、エアウェーブなど人肌程度の加温のパーマを、デジタルパーマや縮毛矯正の後に施してしまうと、せっかくのツヤや滑らかさがほどけてパサパサしてしまいます。

なぜなら、パーマを固定する仕組みが全く違うからです。

熱固定するパーマ(デジタルパーマ・縮毛矯正)では、髪の中身をほぐした後、熱で再結合させて同時に表面の凹凸を平らにします。
熱で再結合させると、形状記憶状態になって、乾かすだけで形がつきます。

熱固定の無いパーマですと、薬での再結合になりますので、表面の凹凸は平らにはならず、形状記憶状態にはなりません。

ですので、縮毛矯正(アイロン工程の入るストレートパーマ)や、デジタルパーマの後には、同じように熱で固定するパーマで施術しないと、熱固定した形はほどけてしまい、ボワボワした感じで膨らみます。

また、デジタルパーマであれば、新しく生えてきた部分だけ狙って薬をつけられるのですが、熱固定のないパーマでは薬を既存のカールまで付いてしまうことが多いです。
その結果、傷みが増したような質感になり、髪が濡れているときはパーマがかかっていても、乾くとパサついてカールが出なくなります。

それが、再現性の「あり」「なし」になり、デジタルパーマと、熱固定の無いパーマの大きな違いとなります。


逆に、熱固定のないパーマでカールが出にくいときは、デジタルパーマで再現性のあるカールにできることもあります。
(超ダメージ毛で、パーマがかからないくらい傷んでいる場合は除きます)


よくインターネットなどで、「デジタルパーマをやったら傷んだ」という方がいらっしゃいますが、それは「傷んでしまうやり方で、薬も過剰に強く作用させたから傷んだ」というのが正解です。

縮毛矯正にしても、デジタルパーマにしても、「傷みの出にくい薬で、正しく施術すれば」、そうでない場合にくらべて、かなり仕上がりは良くなります。

デジタルパーマや縮毛矯正の後に、普通のパーマ(熱固定の無いパーマ)の類を挟んでしまいますと、傷みが重なってカールもその前のデジタルパーマよりきれいに出なくなってしまうので、注意が必要です。

「パーマはかけてるけど、なんかまとまらない・・・」という方はぜひ一度ご相談ください。


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優しい縮毛矯正といっても、いろいろあります

優しい縮毛矯正剤のお薬は、数々ありますが、その中の還元剤(クセを解く成分)の種類と量によって、クセの伸びと、質感が違います。

「髪に優しい薬」であっても、クセが伸びてないと、美容室に来た意味がありませんので、ちゃんと還元力(クセをほどく力)があって、アルカリ膨潤がない(これ重要!)をセレクトします。

新しい成分の薬も続々と出ていますので、その都度実験してチェックしていますが、適正に還元(クセをほどく)できて、仕上がりの質感も良いものでないといけません。

現在vivaceでは、3タイプの酸性の縮毛矯正剤を使っています。

還元剤の種類の違うもの。
還元剤の濃度が違うもの。
仕上がりのコシの違い。
髪の水分保持の違い。

それぞれ特徴がありますので、お客様の髪質や、クセの伸び加減、前の施術での感想から、適正なものを選んでいます。

髪質がデリケートだったり、いつも縮毛矯正しても伸びなかったり、チリつきがあったり、以前にすごく傷んでしまったことがあったり・・・

髪を大切にしている方ほど、縮毛矯正が「怖いもの」という気持ちがあるようです。

でも、縮毛矯正は、「ダメージが最少のお薬で、適正に施術」すれば決して怖いものではありません。

一番怖いことは、「どうして傷んでしまうかわからない美容師(美容室)が、髪の負担が大きい薬液で、間違った施術すること」です。

お客様は皆さん、傷みのメカニズムがわからないと思うので、美容師さんの言いなりで、「まな板のコイ」のような状態で、施術されると思います。

どうして傷んでしまうかわからない美容師は、負担の大きい薬(作用の早い薬)で、簡単に短時間で施術します。

そして、傷んでしまったときには、「傷んでるので、トリートメントした方がいいですよ!」言うのです。

美容師側が傷めてしまったのに・・・。


カラーでも、パーマでも、縮毛矯正でも、最小限の負担で施術すれば、きれいな状態をキープできるますし、長い目でみれば改善していきます。

逆に、間違った施術をしていると、永遠にきれいな髪にはなりません。

 

もし、現状で髪のコンディションが心配な方や、きれいにしていく方法がわからない方は、ぜひ一度ご相談ください。


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ちっぴさんから、縮毛矯正のチリつきのご質問

ちっぴさんからのご質問

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こんにちは。他店で縮毛矯正をして、びっくりするほど バサバサ、ボサボサ、前髪と襟足は縮れて切れてしまい、外に出るのも辛くって帽子を手放せなくなってしまっている状態です。
検索エンジンでこちらにたどり着きました。
すがるような思いです。
前髪だから縮れた部分をばっさり切る事もできず・・・
(しかもかなりすかれているので 本当におかしな髪型です)

この状態ではもう元には戻らないと思いますので、次回、縮れた毛にまた矯正をかけるとつやつやさらさらになるのか教えてください。
無理かなー(泣)
また、何ヶ月位経てば 矯正をかけられるのかも知りたいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちっぴさん、ご質問ありがとうございます。

バサバサ、ボサボサになってしまったのですね・・・。

おそらく、薬液の過剰作用(特にアルカリの過膨潤)が原因だと思います。

心構えとしましては、残念ながら、伸びるのを待って(1か月1センチ、地道に伸ばしながら毛先をカットしていく)、根元のみ毎回(既存のストレート部は保護して薬を付けず、根元のみアルカリの入っていない縮毛矯正剤で)縮毛矯正していくしかないと思われます。

わずかな望みとしましては、髪が濡れているときに、そのバサバサ、ボサボサの部分と、チリチリの部分を見て、「クセのカーブが残っているか」調べてみてください。

もし、濡れているときにカーブが残っていれば、改善の余地が残っています。

カーブが残っているということは、膨潤は過剰ですが、還元は不完全であるということです。

(膨潤:髪をアルカリでふやかすこと。 還元:クセをほどくこと)

酸性タイプで、還元剤の種類が違うお薬を使えば、不完全なクセの残りを伸ばすと同時に、チリチリが改善することがあります。
(絶対ではありませんが、多くの場合は、現状より良くなることが多いです)

深刻なのは、「濡れているときに、テロテロにコシが無くて、真っすぐに伸びている場合」です。

この場合は、膨潤も過剰で、還元も過剰な場合です。

そうなると、そのままチリチリ部分は、伸びるのを待って切っていくしかありません。

でも、少数の方ですが、上記のように、濡れているときも伸びていて、乾くとチリチリの場合でも、酸性の別の還元剤で、超短時間還元してアイロン操作をすることで、「現状のまま過ごすよりは良い」程度ですが、改善する場合があります。

これは、髪質によってですので、「とにかくダメ元でもいいので、現状のままよりはマシ」くらいのスタンスでチャレンジしてみるしかありませんが・・・。

それくらい、縮毛矯正の薬剤の過剰作用は怖いのです。

でも、これは、「アルカリのチオグリコール酸塩(還元剤)の薬液をダメージ部分まで塗布しうてしまった場合」がほとんどですので、アルカリの入っていないチオ以外の還元剤の薬で、新生部のみ塗布すれば、なんら怖いことはないのです。

(強い薬を、安易にダメージ部に塗布してしまう美容師さんが多いことが怖いですが・・・。)

もし、ちっぴさんが、遠方でないようでしたら、一度髪を見せていただければ、もっと適切なアドバイスができると思います。

遠くていらっしゃれないようでしたら、上記の感じで参考にしていただければ幸いです。

髪は、皮膚のように再生しないので、治すのは地道に待たなくてはいけません。

でも、傷むのは、一回の施術でもありえるんですよね・・・。


こちらでさせていただく際には、髪の状態に合わせて、最善の方法で対応させていただきます。


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ありあ様から、デジタルパーマ+フロント縮毛矯正の料金のご質問

ありあ様から、デジタルパーマ+フロント縮毛矯正の料金のご質問

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こんばんは。
質問させていただきます。
デジパをかけてみたいと思っているのですが
デジパと前髪のみストレートにする場合でも
下記の料金となるのでしょうか?

ミディアムの場合、22050(縮毛矯正)+4200(同日デジタルパーマ)=26250

回答よろしくお願いいたします。

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ありあさま

こんにちは!

ご質問ありがとうございます。

デジタルパーマ+フロントの縮毛矯正の場合は、

  デジタルパーマ・・・(ミディアム12600円、ロング13650円)
+ フロント矯正(シャンプー付きのメニューと同日)・・・5150円
(フロントの奥行きや幅により、+1050~+2100になる場合もあります)

となります。

例) フロントの奥行2センチくらいで、幅は目の位置くらいで、髪の長さは肩くらいの場合。

12600+5150=17750(シャンプー、カット、税、込み)
となります。

ぜひご検討ください。


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田園調布から縮毛矯正のお客様が来ていただきました

田園調布から縮毛矯正のお客様が来ていただきました。

こんなローカルな千葉の美容室に、田園調布からお客様が来ていただきました。

遠くまでありがとうございます。

縮毛矯正の傷みでお悩みで、地元のいくつかの美容室に出向いて相談しても不安が解消せず、インターネットでvivaceを見つけてくださって先日お電話で髪の状況についてお話しました。

まだ、縮毛矯正をして2週間しかたってないそうです。
でも湿度の高い日には膨張して、特に中間部にウェーブが残っていてそこが膨らむそうです。

○○○という縮毛矯正で最後に施術しているということで、調べてみたところ、ハビットのようなブロー式の縮毛矯正のようでした。
それをその美容室ではアイロン方式にアレンジしていたようです。

ブロー方式の薬液の多くは、強いアルカリと還元剤で、髪がビヨ~ンと伸びるくらいに軟化還元してブローで伸ばし、その熱と2剤で固定する処方です。

そうなると、必然的にアルカリが多く作用しています。

アルカリでの傷みがかなり進んでいる場合、ペースト状の1剤を(vivaceでは、アルカリの入っていない酸性の縮毛矯正剤を使います)つけた状態で、髪が硬化して棒状に立ってしまうくらいになります。

そのお客様の場合もそうでしたので、過剰なアルカリが作用してしまっている状態のようです。

あと、中間部のウェーブの残りですが、そこが水に濡れたときにどうなるかを見ます。

水に濡れているとき直線であれば、還元(クセをほどく)が100%以上で、アルカリの膨潤も過剰であり、その傷みのために膨張するということです。

また、水に濡れているときも、ウェーブが出るのであれば、還元が不十分で、アルカリ膨潤のみが過剰で、膨張するということです。

その方の場合は後者で、濡れているときにウェーブが残っていたので、改善の余地が残っていました。


何度も縮毛矯正をしているのにクセが残るというのは、過去の施術において「完全に還元する前に、アルカリが効いてしまって、軟化テストがOKと美容師が錯覚して次のアイロン工程に入ってしまうから」です。

そうなると悪循環で、やればやるほど、その軟化スピードは速くなり、あわてて美容師がすすぎに入り(髪がトロけてしまうので)いつまで経っても肝心なクセが伸びないとういう状態に陥ります。

還元が不十分のままの縮毛矯正を繰り返すと、髪のタンパク質が変質して、そのカーブが取れない状態になったりしますので、早めに悪循環から脱出しなければなりません。

どうしてノンアルカリの薬を、デジタルパーマでも縮毛矯正でもvivaceが推奨するかといいますと、アルカリの作用に邪魔されることなく適正に還元をコントロールするためです。

元々アルカリは、従来の処方の還元剤(チオグリコール酸塩)の分子量(薬剤の粒子の細かさ)が大きいために、アルカリで髪をふやかしてからでないと還元作用が進まないからです。

ですので、分子量の小さい、他の還元剤では、アルカリ膨潤はそもそも必要ないのです。


あと、補足ですが、そのお客様がおっしゃっていたのですが、前の縮毛矯正では「臭気で喉が痛くなった」そうです。

これは、アンモニアなど揮発性のアルカリが入っていたということですが、臭いの無い「エタノールアミン」というアルカリもありますので、アルカリの強弱は、臭いでは判断しかねるということもあります。

(CMで、臭いの無いカラーをやっていますが、これはエタノールアミンなど臭いのないアルカリを使用しています)


幸い、vivaceでの薬液は、そのお客様的には臭いが気にならないと言ってくださったので、良かったです。


仕上がりの結果も、予想よりもいい仕上がりで、中間部の膨張もなくなり、うるおいも髪に残りやすくなりました。

まだ、過去のアルカリの傷みに関しては、隠れている状態ですので、大切にケアして縮毛矯正の悪循環を断てば、いずれ髪は良い状態に生え変わってきます。


遠くからはるばる来ていただいたので、きれいになって帰っていただきたいという思いがありましたが、笑顔で喜んでくださって良かったです。

今回は、その前の矯正が2週間前ということで、ほぼ根元付近からアルカリの影響が残っているのですが、数が月後にまた施術するときには、アルカリの影響を受けていない新生毛が生えてきますので、今回よりももっと水みずしい仕上がりになります。


その繰り返しで、セミロングでも、ロングでも、ツヤのあるサラサラヘアーになりますので、カラーや、パーマ時のアルカリには注意が必要です。


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やす様から、縮毛矯正のご質問

やす様からのご質問

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縮毛矯正について質問です!縮毛矯正をすると、どうしても不自然に真っ直ぐ(針がねのような。。。)になってしまうのがいやなのですが、VIVACEさんでは縮毛矯正で自然な毛流れにすることはできるのでしょうか??よろしくお願いします。

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やす様、ご質問ありがとうございます。

不自然な真っすぐ・・・そうですよね、一般的な縮毛矯正では、髪がアルカリで変質して人工的な仕上がりになってしまいますね。

vivaceでの、縮毛矯正では、アルカリの入っていない酸性の縮毛矯正剤を使いますので、髪の毛の自然な弾力を損ないません。

アルカリとは、髪をふやかす成分なのですが、それが強いと「クテンッ」と髪が寝たように真っすぐになったり、パサついたり、毛先が傷みで反ったりして、やす様のおっしゃるような「不自然に真っすぐ」になってしまいます。

アルカリが入っていなければ、髪の水分が抜けず、自然なコシが残せるために、自然に骨格にフィットするのです。

でも、既に縮毛矯正をしている部分に関しては、もし不自然に真っすぐになっていたら、それを自然なカーブに治すことはできませんので、根元のクセの部分のみ酸性の縮毛矯正でクセを伸ばしつつ毛先はカットして行くと、傷みが取れるにしたがってだんだん骨格の形にフィットしてきます。

クセが強すぎない場合は、還元(クセを解く)を90~95%くらいで止めて、トップの立ち上がりを残したり、毛先のカーブを残したりすようにもできます。

でも、これは、バージン毛の場合であったり、クセの強さとの兼ね合いがあったりしますので、ご相談の上で調整します。

「自然なストレート」というのが理想ですが、クセが残りすぎるのも、お手入れがしにくく、縮毛矯正をやった意味がなくなってしまいますよね・・。

ですので、その方の髪の状態に合わせて、クセをほぼ100%まで伸ばさないとお手入れしずらい髪質か、クセを90%までしか伸ばさなくてもお手入れができる髪質なのか、見ていきます。

なかなか、お客様側からみてどういう髪質なのかはわかりずらいかと思いますので、ご来店の際にぜひご相談ください。


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八王子から、縮毛矯正+デジタルパーマのお客様

遠くからありがとうございます。

八王子から初めてご来店の、縮毛矯正+デジタルパーマのお客様の施術例です。


○デジタルパーマは3回目。1回目は2年半前、2回目は2年前だそうです。

○1回目のデジタルパーマは、しっかりかかったのですが、2回目はパサパサしてカールが出ず、上手くかからなくて「もうデジタルパーマはかけない!」と思ったそうですが、今回2年空けて再チャレンジ。インターネットでvivaceを見つけてくださったそうです。

○長さは肩下くらいでしたので、2年前(24センチ髪が伸びている)なので、ほぼデジタルパーマ部分は無くなっていると予想されます。

○でも、その後の何回かの縮毛矯正と、カラーのアルカリの重なりで、バックの表面と、サイドの中間~毛先にチリツキがありました。


☆今回は、まだこれまでのアルカリの縮毛矯正と、ヘアカラーのアルカリのダメージがあるので、今回、弱酸性のデジタルパーマで施術して、最小限の負担で行っても、本来のノンアルカリでの縮毛矯正+デジタルパーマの良さを、まだ最大限発揮できないことはお伝えしました。

(カラーの際にも、ノンアルカリのカラーで毛先を染めたり、根元のみ染めたり工夫すれば、継続的なカラーでの傷みも軽減できますし、今後ダメージを抑えながら髪を伸ばしていった場合は、もっとデジタルパーマの仕上がりが良くなります。)

☆太めの28mmと、この長さで標準の23mmのロッドで迷ったのですが、持ってきていただいたイメージの写真を見ると、28mmのほうがご希望に近いので、28mmで巻くことにしました。

☆縮毛矯正に関しては、新生部と、過去の縮毛矯正でまだ残っているクセを、薬液塗布時間に差をつけて調整しクセをほどきました。


結果は、まだ若干サイドと、バックにカサつきはありますが、思ったよりカールはしっかりときれいにでました。よかったよかった。

最後のすすぎときに、一昨日のブログに載せた、リバイジングプラスをつけてみました。

こういった髪の状態にもとても有効です。

アルカリでの傷みのザラザラを埋めて、髪の中身のタンパク質や間充物質を補給してくれますので、デジタルパーマのカールがよりきれいにでます。

遠くからのご来店ありがとうございました。

またよろしくお願いしま~す。

 

P.S. リバイジングプラス、遠方の方は代引郵送できます。

(代金引換郵便で、送料と手数料で1500円くらい追加になってしまいますが、遠くの方にもぜひ使ってみていただきたい商品です。 うちのスタッフ、母の日のプレゼントで今日また買っていきました。)

いつもはこんな商品の宣伝しないけど、ちょっとこれはモノが違うので、ダメージが気になる人に試してもらいたくてプッシュしちゃってます・・・笑。


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アルカリによるハイダメージ毛への、縮毛矯正の症例

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今日、インターネットで調べてご来店いただきました白井市からのお客様です。

1か月前のパーマでチリチリになってしまい、ダメージの対処を綿密にネットで検索してvivaceを見つけてくださいました。

(写真は、ご来店時の状態です)


■ご自分で、市販のヘアカラーを2~3週間に一度染めていらっしゃるそうです。

■1年前に最後の縮毛矯正をして、1か月前にパーマをかけたらチリチリになってしまいました。

■髪は柔らかく細いです。クセは根元から、うねる感じです。

■アルカリの傷み(1.市販のヘアカラーのアルカリ、2.過去の縮毛矯正のアルカリ、3.一か月前のコールドパーマのアルカリ) が重なっていて、髪も細いため中間から先のチリツキがかなりありました。

■改善の目安である、濡らしたときのクセの残りですが、パーマもかけているためクセの残りの判別はできませんでした。


髪が細いところに、アルカリの3種の傷みが重なってチリチリが広範囲に広がっていまして
、条件的には、かなり深刻な状態でした。


その上で、

「もともとの傷みは根本的には再生しないので、だんだんと伸ばしてカットしていく」 ということ、

「アルカリでの傷みがかなり重なっていて、髪の限界を超えてしまっている場合があるため、改善するかがやってみないとわからない」 ということ、

「現状のまま過ごすよりは、今回、酸性の縮毛矯正剤で施術した方がベター」、という位の、スタンスで居ていただきたいということ、

(期待が多きすぎると、落胆も大きくなってしまいますので。それくらいハイダメージな状態でした)

「根元の7~8センチはダメージが少ないので、その部分の仕上がりに関しては、期待できる」ということ

☆ 「この条件の中で、できるかぎり最小限の負担とリスクでの施術方法でさせていただくこと」

をお伝えしました。


□アルカリの入っていない弱酸性の縮毛矯正剤で、根元の「最後の縮毛矯正後に生えた部分」を最初に薬液塗布しました。

□中間~毛先も、傷みはありますが、まったく薬をつけないと現状のままですので、時間差をつけて塗布しました。


既存の傷みはアルカリの傷みですので、アルカリの入っていない薬液であれば、それ以上傷みを進めません。


中間~毛先にクセが残っていれば、その部分が伸びることにより、現状よりおさまりが良くなります。


髪が細く、クセが伸びにくい方は、クセを伸ばす成分である還元剤が効く前に、アルカリが効いてしまい髪を壊してしまいます。


よって、髪は傷んでいるのに、クセが伸びないというくり返しでチリチリが出てしまいます。


また、今回のお客様のように、縮毛矯正している状態で普通のコールドパーマをかけてしまいますと、アイロンで鏡面に固定されたストレート状態がほどけてしまってバサバサになってしまいます。

デジタルパーマでは、縮毛矯正と同じ原理で熱の再固定がされますのでカールの構成は、コールドパーマより良いです。

でもこの場合も、酸性のデジタルパーマ剤でないと、カールより、パサつきが目立ってしまい、うまくかけられません。

過去の縮毛矯正でも、アルカリの矯正を用いている場合は、アルカリで髪が傷んでいますので、その分のリスクはあります。


長い目で見ていくと、カラーを根元のみ限定で染めたり、明るいカラーがご希望でなければ「ヘナ」に変えたり、

弱酸性の縮毛矯正を続けていき、水分と弾力のある部分を根元から増やしていけば、1~2年のうちには、格段に良くなります。

そうして、良くなってから、デジタルパーマも酸性の薬液でかければ、縮毛矯正もデジタルパーマも、どちらもアルカリ膨潤させていないので、比較的きれいにかかるでしょう。

※ ただ、縮毛矯正していない髪よりは、質感が落ち、カールが若干ひきしまります。これは縮毛矯正毛へのデジタルパーマとしてのハンディーキャップで、しかたのないことです。


1剤で、クセが充分にほどけてからアイロン工程に入りました。


あとは、仕上がりを待つのみです・・・・。


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アルカリによるハイダメージ毛への、縮毛矯正の症例 その2

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結果・・・


思った以上に、きれいに真っすぐになりました!

中間から毛先に関しては、よくみると細かいチリツキは残りますが、手触りも落ち着きも良くなりました。

ディスデモカシャンプーと、リバイジングプラスを、お使いいただくそうなので、日常でも質感は良くなっていくと思います。


よかった、よかった~ (@^▽^@)


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デジタルパーマ+クセっ毛の方の縮毛矯正

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縮毛矯正は10年ぶりだそうです。

カラーもしていて、デジパーもしているので、酸性の縮毛矯正剤で、優しく伸ばしました。

デジタルパーマ部分も、クセっ毛の部分も、キレイに伸びましたぁ。

ツルツルさらさらになったので、掲載させていただきました。

o(^-^)o


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北区から縮毛矯正のチリつきの悩みでお越しのお客様

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昨日、赤羽の方から縮毛矯正の傷みが気になり、お越しいただいたお客様の施術例です。

■髪は、細いです。

■全体的にアルカリでのチリツキがあり、ボワッと広がってしまうそうです。

■右後ろ、中間部に、アイロンを数秒止めてしまったような、チリチリ部分があります。

■ご自分でカラーをしていて、フロントサイド、表面にカラーでのアルカリの傷みでパサつきもあるようです。

■全体的にボワッとした広がりがあって、前回他店での縮毛矯正(2か月前)のあと、すぐにそうなってしまったそうです。


一番チリついていた箇所が右後ろの根元から10センチくらいのところだったのですが、その部分は、そこから先よりもチリつきが大きかったのでアイロンの動きを止めたために起きてしまった傷みであることが予想されました。
そこは、改善が難しいお話をしました。

アルカリの入っていない弱酸性縮毛矯正剤で、根元から順につけていき、根元の還元(クセをほどく)が進んできたら、中間~毛先の、「アルカリでのチリツキはあるが、クセが伸びていない部分」に塗布しました。

 

髪が細いお客様だったのですが、縮毛矯正剤にアルカリが入っていなければ、クセがほどけるまで、じっくり待てます。

(アルカリが入っている矯正剤ですと、クセがほどける前にアルカリが効いて髪がふやけて、仕上がりがパサパサになってしまいます。)

髪に潤いを持たせたいので、「ラメラメトリートメント(リバイジングプラス追加バージョン)」を最後にしました。

◎ 結果は、右後ろのチリツキは、予想してたよりもきれいに伸びました。

全体のボワッと下膨らみが目立たなくなり、ラメラメトリートメント+リバイジングプラスで、髪に弾力と落ち着きがでました。


(ほんとうは、施術前の状態を写真に撮らせていただけたらよかったのですが、仕上がり写真のみですみません・・・)


お手入れ、しやすくなったかな? (^o^)


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「アルカリ縮毛矯正の間違った施術」でのザラザラな傷みへの対処 その1

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ご来店時の髪の状態です。

すでに、クセが伸びている部分に、さらにアルカリの縮毛矯正剤をつけてしまったために、全体的にチリつきがあり、広がってしまいます。


「アルカリ縮毛矯正の間違った施術」でのザラザラな傷みへの対処 その2

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毛先は、過剰にアルカリで膨潤してしまっているのですが、内側は、前の前の19年10月にvivaceで縮毛矯正をされたとき以来、伸びていないようです。

1か月前の縮毛矯正と、19年10月の間に、もう一回縮毛矯正しているそうです。

いずれも、「アルカリでの膨潤は過剰で、還元は不足」の状態です。

※ 還元=クセをほどくこと


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「アルカリ縮毛矯正の間違った施術」でのザラザラな傷みへの対処 その3

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昨日、ご来店のお客様です。

アルカリ縮毛矯正の間違った施術で、一気にバサバサになってしまったようです。(>_<)

19年10月まで、vivaceで弱酸性縮毛矯正をかけてくださっていた、ず~~と前にこのブログに掲載した「さくらもちさん」です。

茨城からしばらく通ってきて下さっていたのですが、横浜に就職されて、他店でその後、縮毛矯正を2回施術したそうです。
直近は、1か月前で、クセの伸びが甘いのと、中間から毛先までザラザラバサバサしてしまい、昨日、ご相談に来ていただきました。

傷みが怖いので、フロント矯正にしようと思ったそうなのですが、初めの写真にあるように、前回(8~9か月前)にvivaceで施術した、縮毛矯正以降(直近の1か月前の縮毛矯正と、その前の縮毛矯正では)クセが伸びていないのがわかります。
トップ周辺は、クセが伸びやすいので、伸びているのですが、内側は、だいたい5~7センチ前後クセが伸びていませんでした。

中間~毛先のバサバサした状態の、経験上、このまま放置しておくよりは、弱酸性の縮毛矯正剤で、アルカリの傷みを進行させることなく、シワシワした部分にサラッと塗布し、伸ばしたほうが、お手入れがしやすくなる確率が高かったので、その旨をお話して全体の縮毛矯正をすることにしました。

たいていの美容室では、クセの強いかたには、アルカリの矯正を使うのですが、クセの伸びにくい髪質の場合、還元作用(還元剤で、クセをほどくこと)が充分に効く前に、アルカリで膨潤が進んでしまい、結果「クセは残ってるけど、バサバサ」という現象がおきてしまいます。

(アルカリの縮毛矯正剤で、単純に美容師さんが全体に薬を塗布してしまった時、クセが強く軟毛のかたによくあることなのですが、硬毛でも、カラーなどの傷みが進んでいる場合では、このように「クセは残ってるけど、バサバサ」になってしまうことがあります)

■はじめに、クセが強く残っている部分に弱酸性縮毛矯正剤を塗布し、自然放置。
次に中間部~毛先の髪に余力の残っている箇所に時間差をつけて塗布しました。

※ ここで、髪の「余力」ですが、ウェット状態で、髪に「ゆらぎ」(波状のウェーブ)があるかを見ます。ゆらぎがある場合の多くは、弱酸性縮毛矯正剤で僅かに還元してアイロン工程を入れたほうが、現状のバサバサ状態より改善することが多いです。


結果・・・まだ、毛先のパサつきは若干ありますが、残っていたクセの膨張と、アルカリでのチリつきが緩和されたため、だいぶ納まりな良くなりました。(^-^)

ヘアカラーのアルカリも、意外と大きな影響がありますので、いつも、根元のみ染めて(現状の色で大丈夫な場合)、もし、褪色が気になる場合は、アルカリの入っていないカラー剤を中間~毛先に用いるとさらに回復は早くなります。

そうしていくと、だんだんと良い髪の割合が増えてきて、下の方までスベスベのサラサラヘアーになっていきます。(*^_^*)

半年6センチ、1年で12センチですが、地道に治していきましょう! o(^-^)o


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初ご来店の縮毛矯正のお客様

a0b82468.jpg昨日いらしていただいたお客様。

まだ縮毛矯正をして2ヶ月なのに、いつもサイドのクセが伸びず、全体の痛みが増すばかり...だそうです。

クセが伸びる前に、アルカリが効いてしまうのが原因ですね。

酸性の縮毛矯正でじっくりクセをほどけばきれいになるはず...o(^-^)o

毛先にある、過去のアルカリの痛みがどれくらい耐えられるか、がキーポイントです。('-^*)












ee2f16f3.jpg仕上がりです。 (^-^)  

明るめのカラーだったので、過去のカラーでのアルカリも重なってるかもですね...

でも、なんとか、髪が耐えてくれて、チリチリにならずにきれいになりましたぁ~(^-^)

これで毎日楽ちんですね。o(^-^)o


硬い波状毛の縮毛矯正 1

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ご来店時の写真です。

前回の縮毛矯正から4か月半、経っていますので、根元の新生部は、その分伸びています。

中間から毛先も、まだ還元が十分ではありませんので、少しボワッとしています。

 

(硬い波状毛の縮毛矯正 2 へ続く)



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硬い波状毛の縮毛矯正 2

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この方は、浦安の方から来ていただいているお客様で、今回、vivaceで4回目の縮毛矯正です。

延べ、何千回もの縮毛矯正の臨床例がありますが、このお客様の髪質が、一番特殊で珍しいタイプだと思います。

vivaceにいらっしゃる前も、ずっと縮毛矯正をされていたのですが、硬毛で、クセも細かいため、アルカリのチオの還元剤を用いていたようです。

でも、アルカリのお薬だと、還元(クセをほどく)される前にアルカリで髪がふやけてしまい、次のアイロン工程に入らなければならなくなってしまいます。

結果、施術すればするほど、「一剤(還元剤)」 と 「すすぎ・アイロン」までの時間が短くなり、毎回一向にクセが伸びず、傷みが増すだけ、となってしまいます。


このお客様が最初にいらした時の状態は、3ミリくらいのチリメン状の波状が、全体に広がっていて、横方向の広がりも大きく、髪を結ばずに下ろしておくことが出来ない状態でした。

この、チリメン状の波状が、「髪のタンパク質のアルカリ変性によるものか」 「クセの残りなのか」 「アイロンの重なりでの熱変性によるものなのか」 が、初めての施術では、判断できませんでしたので、

1回目は、恐る恐る、弱めの酸性の縮毛矯正剤で、中間~毛先の波状の伸びを見ていきました。

1剤(還元剤)の時間は、かなり置いたのですが、中間~毛先は、ダメージが多かったので、深追いはしませんでした。

波状の幅は小さくなりましたが、なんとかギリギリ下ろせる程度の伸びでした。


2回目、3回目も、同様に、中間~毛先の状態(薬液に耐えられるかどうか)を見ながら、2時間以上の還元タイムを置きながら、施術しました。

回を追うごとに、下ろしたときの横方向の広がりは少なくなりましたが、全体的にボワッとした、アルカリ変性特有のザラザラ感は、まだ残っていました。


1枚目の写真は、3回目が終わった状態です(今回、いらしたときの状態)。

ほとんどのお客様は、一回目で、縮毛矯正の90%~100%は完成されるのですが、3回目でも、まだ還元が不十分で伸びが足りません。

でも、アルカリでの膨潤は、もともと過剰でしたので、酸性の還元剤で長時間ゆっくりと還元(クセをほどく)していくしか手はありません。


通常、左の写真のようにバサバサした質感になっている場合は、ダメージ部を保護するために、プレトリートメントを塗布したりするのが、セオリーなのですが、そうすると、余計に減力されてしまい、還元が進みません。

ですので、今回4回目では、日頃からのお手入れで、浸みこんでいるトリートメント剤や、オイル分をしっかりクレンジングした後に、1剤の還元剤に入りました。


アルカリの矯正ですと、このようはことは邪道なことなのですが、アルカリの入っていない還元剤のみのお薬ですと、還元を邪魔してしまうオイル分などを取った方が、1回の縮毛矯正で伸びる度合が増すのでは、という考えからです。

今回の還元時間は、トータルすると、3時間10分置きました。

伸びやすい方ですと、もう全行程終わってしまうくらいの時間を、1剤の還元時間に当てました。


アイロンのスライスの、通常の半分で細かくし、ゆっくりアイロンスルーするようにして、髪一本一本の波状を出来るだけタイトになるようにしました。


結果が、2枚目の写真です。


全行程、8時間を要しましたが、4回目にしてやっときれいに伸ばすことができました。 !(^^)! 

新生部の縮毛矯正一回分の部分は、厳密に言うとまだ95%くらいの伸びですが、表面の髪は100%近く伸びているので、気にならないと思います。


これで次回からは、新生部と、2回目部分の残りの5%の、リタッチで大丈夫です。


朝から夕方まで、長い時間お疲れ様でしたぁ。


きれいになって良かった良かった (*^o^*)


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細い髪質で、クセっ毛が強い、縮毛矯正のお客様 その1

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いらした時の状態です。

縮毛矯正してからしばらく経つので、根元からだいぶクセが出ています。

大きなウェーブではなく、細かい波状毛のクセっ毛です。


「その2」が仕上がりの状態です。  o(^-^)o



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細い髪質で、クセっ毛が強い、縮毛矯正のお客様 その2

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髪が細く、クセの強いお客様の場合は、アルカリの薬では、クセをきれいに伸ばすのは、ほぼ不可能です。

それは、クセが還元(髪内部の結合をほどく)され、ほどける前に、アルカリ膨潤が過剰に進んでしまい、毛が溶けるようにふやけてしまうからです。

そうなると、クセは残ったまま、ボワっと広がり、パサパサ水分が無くなった状態になってしまいます。

毎回、クセが残っているため美容師さんは、中間~毛先も薬液をつけてしまい、アルカリの傷みばかりが重なって、一向に肝心のクセが伸びないという悪循環が続いてしまいます。


これが、「いつもクセがきれいに伸びない」原因です。


これに対処するためには、アルカリの入っていない薬液で、クセがほどけるまで、根気よく待つことが重要です。

20分~1時間でクセがほどける方もいれば、先日のブログに掲載したお客様のように、3時間待つこともあります。


アルカリに触れさせないで、じっくりクセをほどけば、髪はアルカリ膨潤されずに、水分が残って潤いながら真っ直ぐ伸ばすことができます。


写真のお客様は、1時間以上還元時間を置いたのですが、まだかすかにウェーブが残っています。


でも、結んだときに、カールが残っていたほうが、まとめやすいので、100%クセが伸びなくていいそうです。

なので、還元も90%~95%くらいで止めて、アイロン工程に入りました。


ほとんどのクセが伸びましたので、ずいぶん光沢が出ました。

すその方は、過去のダメージのパサつきがあるのですが、そこも、カールを残すため薬液をつけていないので、若干パサつきが残っています。


細い髪質でも、こうしてアルカリ膨潤させずに伸ばすと、コンディションを損なわず、きれいに伸ばすことができます。  (^o^)


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のん 様から、縮毛矯正の頻度のご質問

のん 様から、縮毛矯正の頻度のご質問

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はじめまして。質問です。
縮毛矯正は何ヶ月置きに施術するのがいいですか?
美容院の方にはあまり頻繁にするのは良くないと言われるのですが、伸びてきた部分がぼわっとして気になってしまうので1ヶ月位経つとまたすぐかけたくなってしまいます><
貴店で行っている弱酸性縮毛矯正なら、頻繁に施術しても大丈夫ですか?
よろしくお願いします。

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のん様、ご質問ありがとうございます。

縮毛矯正は、1か月に一回でも、3か月に一回でも、6か月に一回でも、傷みは気にしなくて大丈夫です。

既存のストレート部を、濃厚はトリートメント剤で、保護して、新しく生えてきたクセ毛のみに薬液を付ければ心配ないのです。


でも、美容室によっては、いつも中間~毛先まで薬液をつけてしまうサロンもあります。

そういったサロンの美容師さんは、続けて縮毛矯正をすると、既存の矯正部分が薬液で過剰に軟化してしまい、チリチリ、バサバサになったりしてしまうので、「期間をおいて縮毛矯正してください」と言うのです。

でも、正確にいうと、そういったやり方では、「期間を置いても」、「期間を置かなくても」、どちらにしても傷んでしまいます。

大切なのは、「新生部のみ薬液をつけること」 なのです。


酸性の薬液ですと、アルカリで髪を膨潤させずに、1剤の還元剤(クセをほどく成分)を効かせることが出来ます。

ですので、既存のストレート部と、新しく生えた部分 の薬液が若干オーバーラップする境界線の部分を、さらに傷めずに施術できます。


早い方で、1か月に1度、縮毛矯正をしている方もいらっしゃいます。

伸びてきた部分のみに、丁寧に薬液を付ければ大丈夫なのです。


「弱酸性の縮毛矯正だから頻繁に出来る」、ということではなく、「根元の新しい部分のみ縮毛矯正すれば、頻繁にしても大丈夫」 ということになります。

さらに、弱酸性の縮毛矯正だと、アルカリの膨潤が重ならないので、髪に水分と弾力を保持しながらクセを伸ばすことができるというわけです。


「薬液の種類」 と 「薬液の付け方」 の両方で、傷みが出にくいようにすれば、頻繁に縮毛矯正をしても、ツヤのある髪を維持できます。


髪の水分が失われず、パサッとしない縮毛矯正を、ぜひ一度試してみてください。

1年で12センチ、2年で24センチ、新しい毛に生え変わるまでは、時間がかかりますが、きっと艶のあるきれいな髪に変わっていきます。


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市販のストレートパーマ(縮毛矯正?)で、チリチリに・・・・(>_<)

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今回、初めてご来店のお客様です。

以前からのカラーのダメージが重なっている状態で、先日、お家で、市販のストレートパーマ(縮毛矯正?)をしてしまって、中間から毛先がチリチリになってしまったそうです。

すでに、ご来店前から、チリつきの部分を数cmカットしてあったのですが、内側のクセが残っているのと、全体的なチリつきを少しでも改善できれば・・・ということで、ご来店いただきました。


市販の薬液は、(カラーでも、ストレートパーマでも、ロッドのパーマでも)、
薬液の塗布が甘くても、髪に作用するように、アルカリが多めに入っています。

アルカリは、髪を膨潤させて薬液の浸透を良くする役目と、カラーでは2剤の過酸化水素水と反応して、地毛のメラニン色素を脱色して明るい色を出す働きがあります。

※ 還元剤(パーマや、ストレートをかけるために、髪の結合を解く)によっては、アルカリに頼らなくても効果を発揮する薬もあります。
vivaceの薬液は、パーマも、縮毛矯正も、ほとんどノンアルカリのものを使っています。


左の写真は、いらした状態ですが、もともと、カラーの際にも、毛先まで、何回かアルカリの薬液をつけてしまっていたようで、その上に市販のアルカリのストレートパーマをしてしまったように見うけられました。


濡らした状態では、まっすぐになるので、もう還元はMAXまできているので、チリチリ部分は改善できる可能性は低いお話と、内側と、中間部のクセの残りが無くなることで、スタイリングしやすくなりそうだということは、お伝えしました。

あとは、仕上げの際、どうしても治らないチリチリした部分をすくいながらカットして、手触りを良くしていき、今後のカラーの仕方や、縮毛矯正のやり方を気をつければ、生え換わった部分は、きれいになっていくお話をいたしました。

 

チリつき部分には、粘度のあるトリートメントで保護して、薬液の塗布量を加減しながら、アルカリの入っていない還元剤(縮毛矯正の1剤)で、気をつけながらクセをほどいていきます。


お家での、ストレートパーマで既に還元されている部分がありますので、よ~く見ながら、還元の足りない部分から、薬液の量の差をつけながら塗布していきます。


置く時間は、フロントサイドの髪が弱い部分が寝ない程度まで。

バックの髪が太い部分には、多く薬を乗せていきます。


~~~~~


仕上がりは、毛先の還元もMAXの部分もい多少改善できたようです。

あと、2~3cmカットしてもいいそうなので、毛先のチリつく部分をつまみながら、出来るだ繊細に切っていきました。


スタイル的には、少し短くなりましたが、見た感じと、手触り感は、だいぶ改善しました。


市販の薬は、CMでは「傷まない」って言っていますけど、かなり深刻な状態になってしまうこともあります。 (*_*)


くれぐれも、安易に自分でやっちゃわないように気をつけてくださいネ!


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伸びにくい髪質の縮毛矯正の事例

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このお客様も、今回初めてvivaceで縮毛矯正をしていただいたお客様です。

半年ちょっと前に、縮毛矯正して、その前も、何回かしているそうですが、いつも伸びが悪く、ストレートアイロンに頼ってしまうそうです。


ストレートアイロンで、クセ毛を何度も高熱にさらすと、クセのウェーブが、固まってしまい、縮毛矯正が効きにくくなります。
(タンパク質の熱変性によるクセの固定)

その上、いつもしている縮毛矯正が、おそらくアルカリの一般的な矯正剤だと思いますので、クセがほどける前にアルカリ膨潤が進んでしまい、髪がとけそうになり、すすいでアイロン工程に入ってしまうようです。

髪は細く、クセが強いので、アルカリに対しての耐性が弱く、早く悪循環から抜けて中間~毛先のダメージを止めないと、全体的にチリチリした質感になってしまいます。

アルカリの入っていない、違う種類の還元剤(クセをほどく成分)の縮毛矯正剤で、部分部分の還元の進行具合を見ていきました。

中間~毛先も、クセが残っていますので、時間と、塗布量に差をつけながら、全体的に還元していきます。


一通り薬を付けてけていくと、還元の進みのスピードが見えてくるのですが、一見伸びたように見えて、実はまだ伸びていない髪質のようです。

かすかな、ウェーブが、取れずに長時間残ります。

じっくり待って(これが、髪質によっては時間がかかるのです)、トップのほうが十分還元されたので、次の工程に入りました。


~~~~~

仕上がりは、上のほうは、きれいに伸びているのですが、やはりストレートアイロンで日ごろスタイリングしている部分は、若干うねりが残ります。

でも、いつもの縮毛矯正よりは、だいぶクセが伸びていると思います。

やはり、上の方は、きれいに伸びているのですが、下の方(特に日頃アイロンをしていた部分)は、若干のうねりは残っています。

この部分は、次回のとき、再還元してみてもいいですし、深追いしないで、カットしながら減らしていってもいいと思います。


モデルさんや、芸能人の人は、「その日のスタイリング」が重要ですが、一般の方々は、日ごろのお手入れは、「簡単に」「きれいに仕上がる」ほうがいいと思います。

そうなると、日ごろのストレートアイロンや、コテも、大きなハンディキャップになってきます。


長い目で見ると、スタイリングしやすい、パーマや縮毛矯正が、きれいにキマルのは、アイロンで、高熱に髪をさらさない方がベターだと思いますので、ちょっと頭に入れておいてくださいね。


イオンが出るものでも、蒸気が出るものでも、多かれ少なかれ、髪のダメージに影響が出てきます。

 

ダメージの少ない状態は、ほんとにお手入れ簡単です。

パーマにしても、ストレートにしてもです。


これから、乾燥する季節になりますからね。

髪本来の、水分を残すには、できるだけ、アルカリに髪を浸さないことです。

アルカリに触れる回数が少なく、還元も適正であれば、髪は「ぷるんっ」と水々しい自然な弾力が残ります。


縮毛矯正では、ブローで丸みをつけやすくなったり、デジタルパーマでは、カールのリッジ(カールの横幅)が大きく出せます。


「傷んだらトリートメント」 という発想でなく、「傷んでないから、あんまりトリートメントに頼らなくていい」 という発想にしていきましょう!!


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縮毛矯正毛へのデジタルパーマ

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浦安市からご来店のお客様です。

こちらのお客さまは、前回初めてvivaceで縮毛矯正をしていただいて(縮毛矯正は他店でも経験なく初めて)、今回は、デジタルパーマをかけてみました。

通常のアルカリの縮毛矯正をしている方は、デジタルパーマをかけると、毛先がザラザラしてしまったり、裾のカールがロッドの直径よりも引き締まって出てしまったりします。

セミロングでも、過去2年半くらいの髪の損傷が影響するので、「実際にかけてみないと、どのようにカールがでるかわからない」という部分もあります。

このお客様の場合、縮毛矯正も、vivaceで酸性タイプのアルカリの入っていないものを使っていますし、デジタルパーマも同様にアルカリの入っていない、還元力の優しいお薬を使いましたので、かなりリスクは軽減しています。

美容室で染めたカラーと、自分で染めたカラーの傷みがあるので、その部分はどうでるか・・・という感じでした。

縮毛矯正してしている方は、上からかけると縮毛矯正のツヤが少しほどけて、ボワッとなりやすいので、耳下からかけるほうが無難です。

カールも多少引き締まることが予想されたので、太めのロッドを使いました。

1液(還元剤)は、ノンアルカリの薬を、さらに弱めにして、緩やかに還元するようにしました。(矯正毛は、還元スピードが速く、塗布する間にも、各パネルによって還元度合が変わってしまうので)


結果は (^O^)


縮毛矯正している髪というハンディがある中では、比較的きれいな大きいカールが出ました。 (^O^)

やはり、アルカリに触れる回数を軽減していけば、日常のスタイリングも楽に出来ますし、髪自然な弾力やツヤも保持できます。

「デジタルパーマは、機械なので、どこでかけても一緒」 では、ありません。

髪質の状態に対する薬液の選択、薬液塗布の順番・方法、還元の度合い・・・「デジタル」と言えども、数多lくの臨床例と、「アナログ」な匙加減が必要です。


特に、縮毛矯正している方は、髪の状態がデリケートになっていますので、注意が必要です。


なめらかな、自然な弾力のあるカールのデジタルパーマをぜひ味わってもらいたいです。 (*^。^*)


縮毛矯正されてない方は、上の方からデジタルパーマをかけることも可能です。

冬は、温かみのあるふんわりウェーブヘアーを楽しんでみてくださいネ~。 (^O^)


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弱酸性縮毛矯正あとの弱酸性デジタルパーマ (^O^)

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3年半くらい、vivaceでカラーと縮毛矯正をしてくださっているお客様です。

初めていらしたときは、以前からのアルカリのチリつきと、還元の不十分による全体的な膨張がありました。

カラーの際には、必ず根元のみ染めるようにして、矯正の際にもアルカリの入っていない縮毛矯正剤を使って、上の方から、だんだんとダメージを無くしていきました。

3年半ですと、42センチ、きれいな髪に生え換わっています。

パーマをかけるのは10年ぶりで、当時のパーマもイマイチだったので、ずっと縮毛矯正だけしてきたそうです。

今回、一番下の方には、少しダメージ部があり、カラーもしていることで、デジタルパーマのカールの出方は、やってみないとわからない部分もありますが、3年半、弱酸性の縮毛矯正を続けているため、髪の弾力と水々しさは、残っていましたので、通常のアルカリの縮毛矯正をしている方に比べては、リスクは少ないと感じました。

デジタルパーマの薬液も、弱酸性であることはもちろんのこと、大きいカールがご希望だったので、更に薬液を弱めて、浸透も浅めにしました。

以前にも書いたのですが、縮毛矯正の還元は、デジタルパーマの還元より深いため、元々縮毛矯正している方は、すでにデジタルパーマに対しては過剰な還元度合いになっています。

※ 還元=クセを伸ばしたり、パーマをかけたりするために、髪の内部をほどくこと。

ですので、大きめのカールがご希望なときは、さらに減力して、還元スピードをゆっくりさせます。

そうすると、縮毛矯正している方でも、クニャクニャに還元させずに、コシの残っている程度の還元度合いで、デジタルパーマを施術できます。

でも、過去のアルカリの縮毛矯正で既に、過剰にアルカリ軟化&過還元している場合は、瞬間的に過剰な還元状態になって、デジタルパーマをかけても、下の方がチリついたり、カールが引き締まって小さくなってしまったりします。

ですので、このお客様のように、3年以上、アルカリ縮毛矯正に触れることなく、カラーも根元のみ染めている方は、リスクが少なく、大きなカールが出せる条件が揃っていることになります。


結果・・・

思ったよりも、大きくフンワリしたカールが出て、心配していたザラつきもそれほど出ず、とてもいい感じにかかりました。

お客様も、「私じゃないみた~い・・・笑」っと、喜んでくださいました。 (^O^)


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「縮毛矯正」と、「デジタルパーマ」は、同じ仕組みでかけます。 

(エアウェーブ他、色々なネーミングのパーマが出ていますが、「カールのツヤ、熱固定によるカールの持ち」という点では、デジタルパーマに勝るものはありません。)

髪を還元した状態で、熱で形状を固定するという流れは一緒です。

もうひとつの共通点は、「薬の種類と施術方法で、結果がとても大きく異なるということ」 です。

傷んでしまう薬で、傷んでしまう施術方法でかけたら、ものすごく傷んでしまいますし、

傷みにくい薬で、傷みにくい施術方法でかけたら、ツヤも残って長持ちして、とても良いものとなります。


それには、それまでの髪への施術も重要な要素なのですが、それに気づけば、今からでも、良いコンディションに必ず戻って行きます。

ぜひ、乾燥してパサつきやすいこの冬、きれいな髪に戻す、第一歩をスタートしていきましょう! !(^^)!


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千葉市から縮毛矯正に来ていただきました

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何回か、カラーとトリートメントでいらしていただいているお客さまですが、今回、vivaceでの縮毛矯正は初です。

ブログなども読んでいただいていて、縮毛矯正の特徴も理解していただいていたようです。

今回は、カラーも一回り明るくして、クセっ毛も無くなったので軽い雰囲気でサラサラヘアーになりました。 (^O^)

松戸市内にお住いだったのですが、千葉市の方に越してしまって、今回お時間がやっと作れて来てくださいました。

仕上げに眉カットと眉カラーもしたので、目元もスッキリして、色合いも髪と一体感が出ました。


年末でイベントも多い季節ですので、髪のおしゃれにしていきたいですね!!(^O^)


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部分的に伸びにくいクセあると、縮毛矯正で傷んでいく理由

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昨日、いらしていただいたお客様です。 (^-^)

縮毛矯正の傷みが髪の限界を超えてチリついてしまい、インターネットで探してvivaceに来てくださいました。

傷みの状態は、

○もともと、ヘアカラーでのアルカリの作用が中間~毛先に重なっていたようです。

○バックや襟足など、クセが伸びにくい箇所があって、何回かアルカリの縮毛矯正が重なってしまったためチリつきが出ていました。


写真は、襟足の伸びずらい部分です。

縮毛矯正して2ヶ月後ということですが、クセのカーブが残っています。(右写真)

表面の髪の細い部分の濡れた時の手触りは、綿のように柔らかい状態でしたので、数回のアルカリヘアカラーまたは、数回のアルカリ縮毛矯正が重なって、髪が解けてしまっているのが察せられます。

かなり、アルカリでのダメージがあったのですが、全体的にクセも残っていまして、クセの残りが残っているチリチリ部分に関しては、そのクセを取ることで、若干の感触向上ができるかもしれません、とお伝えしました。

また、還元(クセをほどくこと)も、軟化(アルカリで毛をふやかすこと)も、限界を超えていて「チリチリ」の部分は、伸ばしていってカットしていくしかない、というご説明もしました。


80%くらいの美容師さんは、「一度、縮毛矯正をした部分は、もう縮毛矯正の薬を付けない」ということは知っていると思います。(残りの20%は・・・ ((+_+)) )

また、かなりの確率で、根元につけるアルカリカラー(黒髪を明るくするカラー)を「褪色しているから」という理由で、安易に中間~毛先まで付けてしまう美容師さんが多いのも現実です。

(褪色部分には、ノンアルカリのカラー剤で、脱色せずに色味を補うと、傷みにくいです)

上記のように、カラーでの傷みにくいやり方もあるのですが、意外と知られてなく、「カラーでの傷みは、しかたがないもの」と、思われがちです。

でも、縮毛矯正では、美容師さんは正しい施術を知っているはずなのに、どうして薬液を重ねて、傷みを増してしまうのでしょう。

 

それは、クセの伸びずらい髪質(部分)も、伸びやすい髪質(部分)も、すべて軟化作用の強く早いアルカリの縮毛矯正で、施術してしまっているためです。

アルカリの縮毛矯正の薬液は、髪をふやかす「アルカリ剤」と、クセを伸ばす「還元剤」とで出来ています。

ヘアカラーをしていないバージン毛では、アルカリの効きがスローで、その時間内で還元されるので、薬液の作用のスピードがバランス良く発揮されるのですが、ヘアカラー毛(特に、何回もアルカリカラーに触れてしまっている髪)では、まだ還元剤が効いてないうちに、瞬時にアルカリが効いて髪が溶けてしまいます。

ということは、クセが伸びにくい方、またはクセが伸びにくい部分は、アルカリで、膨潤軟化されるけれども、肝心な「還元」が不十分となってしまうのです。

そして、施術の仕上がり時にも、まだクセが残っていて、次回もまた、「アルカリが先に効いてしまって、還元が不十分・・・」という繰り返しになって、一向にクセが伸びず、アルカリでの傷みは増すばかり、となってしまうのです。

どこかで、その悪循環を断ち切らないと、どんどんバサバサチリチリのほうきのような状態になってしまいます。


また、美容室によっては、アルカリの縮毛矯正剤しか置いてないサロンもありますので、物理的に不可能な場合もあります。

還元剤は必要不可欠ですが、アルカリ剤は無くても良いものなのです。
(トーンアップ用のカラーにはアルカリが必要ですが)

アルカリで髪をふやけさせずに、クセを伸ばせれば、髪の水分と弾力を残したまま、クセだけを取ることができます。

 

写真のお客様はトップとサイドは比較的クセが伸びやすかったので、トップ・サイドに100%の標準を合わせました。

100%というのは、クセを伸ばす率です。

伸びにくいところに100%を合わせてしまうと、伸びやすいところは120%~150%と、薬液作用の適正ラインを超えてしまいます。

ですので、伸びやすいところに100%を持って来て、伸びにくいところは90%~95%で止めて、次回に残りの数%は繰り越します。

90%~95%と言っても、アルカリで髪を溶かさずクセを伸ばすので、今までのように瞬時にアルカリで溶けてしまって還元が不十分な状態より、クセがきれいに伸びるのです。

だいぶ時間をかけて襟足のクセを伸ばしたのですが、95%くらいでしょうか、若干のカーブは残っていますがツヤが残りながらきれいに伸びました。(左写真)

(左の写真で、色が落ち着いたのは、アイロン時にタンパク質のコーティングが施されるためです)


傷んでチリついてしまっても、その時点で傷みの原因を除けば、傷みはストップします。

カットしていかないといけない部分もありますが、酸性タイプの優しいお薬で、正しく施術すれば、だんだんときれいな部分が増えて、いつしかピカピカツルツルの髪になります。

「縮毛矯正は傷む」といわれることが多いですが、傷む薬で、傷むように施術するから、傷むのです。

傷まないように、傷まない薬で施術していけば、根元の方から必ず良くなっていくのです。


チリチリになって、泣きたくなるくらい悲しい気持ちになって、藁をもすがる思いでインターネットで対処方法を探してvivaceを見つけてくださる方も多いと思います。


嬉しそうな笑顔で、髪を触りながら帰っていただけるように精一杯の技術、がんばります!! 0(^-^)0


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カラー&縮毛矯正&デジタルパーマのお客様 その1

01933a3e.jpg昨日は、縮毛矯正デジタルパーマのお客様がたくさんいらしていただきました。o(^-^)o

 このお客様は、東京都東村山市からきていただきました。

遠くからありがとうございます。

今回2回目だったのですが、だんだんと上の方からいい髪になってきてツヤツヤ~☆です。(o^∀^o)

1回目のとき、7時間かかってカラー&縮毛矯正&デジタルパーマをしたんですが、お家に帰って、ご主人に「7時間かかった」って言ったら、「うそだぁ~(¬з¬)そんなにかかるわけないでしょ!寄り道してたんでしょ~( ̄3 ̄)」っと、信じてもらえなかったそうです...笑。

 ご主人さま~!

今回もしっかり7時間かかりました。
(往復の時間入れたら11時間(≧∇≦)お疲れ様でした) 

寄り道なんて奥様してないですよぉ~(^O^)

カラー縮毛矯正デジタルパーマでも、ちゃんとリタッチのみのカラーをして、優しいお薬でしっかり時間かけて縮毛矯正をして、デジタルパーマのお薬も超デリケートバージョンにして... ってやっていけば、今、傷んでいる方でも、いずれこういう感じに艶やかなストレート&カールが楽しめます。

 あきらめないで、ぜひとりあえず今のダメージスパイラルから抜け出してください。

傷みの進みを止めて、傷まない施術方法で、カラー、縮毛矯正、デジタルパーマ、をやっていけばいいのてす。

根元の縮毛矯正部分は、初回でもかなりの違いはわかると思います。 デジタルパーマに関しては、ダメージのある場合は、はじめは本来のデジタルパーマの良さね20~30%くらいかもしれませんが、髪が伸びて上の方の縮毛で傷みが出ていない部分が下まで降りてくれば、もっとデジタルパーマの良さを実感できるようになってきます。o(^-^)o

縮毛矯正の方には、デジタルパーマしかありません。 コールドパーマやエアウェーブでは不可能なのです。

なぜなら、縮毛矯正の同じように熱による再固定がないとパサパサに縮毛矯正がほどけてしまうだけだから。

まだ縮毛矯正でストレートヘアーしか楽しんでいない方は、ぜひデジタルパーマでカールを楽しんでみてくださいネ! o(^-^)o


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カラー&縮毛矯正&デジタルパーマのお客様 その2

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このお客様も、昨日、カラー&縮毛矯正&デジタルパーマでご来店いただきました。

もう2~3年vivaceで縮毛矯正をしていただいています。

元々の髪質は、柔らかくコシが弱い感じです。

でもクセが強いので、どうしてもアルカリの縮毛矯正ですと、クセが伸びる前にアルカリで髪が溶けてしまい、クテクテのなってしまうのです。

アルカリに触れないように酸性縮毛矯正を2年位やっていると、髪のコシを損なわないでクセを伸ばせますので、デジタルパーマをかける際にもとても有利になります。

はじめの頃のデジタルパーマは、過去のアルカリの縮毛矯正の影響があって、髪にコシが無く、縦ロールっぽくなってしまっていたのですが、だんだんと髪が良くなってきて、カールの横幅が出てきました。

カールをつけながらハンドブローして、ふんわりほぐすと、ネコっ毛の方でもふんわりカールを楽しめます。

カラーでの傷みも重ねないことが重要ですので、根元のみ、いつも染めるようにします。

偶然、お二人共、6~7トーンのカラーですが、やや暗めのカラーの方がアンダーカラー(※)のブリーチが少ないので、その分カラーのダメージも少ないです。

(※ アンダーカラー :  アルカリカラー(明るくするカラー)は、その薬の作用で、同時に「脱色&着色」をしています。明るいトーンのカラーでは、その脱色力は高くなります。(その、実際の仕上がり時の色味に隠れている、「脱色して出ている色」をアンダーカラーといいます)。脱色効果を上げるためにはアルカリが不可欠ですが、明るいカラーほどアルカリのダメージが大きいわけです。ちなみにカラー剤での2剤のい白い液体は過酸化水素水といってオキシドールの濃いものです。これとアルカリが出会うと、酸素を発生して脱色(ブリーチ)力が増すのです。アルカリが強いとより酸素を多く発生して脱色力が増し、明るい色が出ます。アルカリが強いと、髪をふやけさせて傷みに・・・というのが、カラーの明るさ&アルカリのダメージの関係です)

髪が柔らかい、コシの少ない髪質の方は、縮毛矯正でまっすぐになっていると、アルカリのダメージが見えなくなるので、「もうそろそろパーマきれいにかかるかな?」と思ってしまいます。

もちろん、かかるのですが、ダメージでコシが弱ってるうちは、酸性のデジタルパーマであっても、細い縦ロールになりがちです。

パーマをかけながら、だんだんと良い髪に生え変わるのを待ってもいいですし、しっかりコシが出るようになるまで、ストレートでいてもいいと思います。

どちらにしても、2年もすると24cm生え換わりますので、セミロングくらいでしたらだいぶ改善すると思います。

シャンプーして、髪が濡れているときに、クテッっと柔らかい手触りになっている場合は、アルカリの過膨潤が起きている状態です。

濡れているときにも、「プルンッ」と弾力がある状態が良い状態ですので、そうなるまで、縮毛矯正でも、デジタルパーマでも、カラーでも、極力アルカリに触れないようにしていきましょう!!   !(^^)!


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丸みの出る縮毛矯正

かつては、いくつかのメーカーから、カーブのついたアイロンや、丸みが出ると表現された縮毛矯正がありましたが、実際は、なかなかそう簡単に、縮毛矯正で丸み(内巻きカーブ)を出すことはできません。

(ここで言う「丸みというのは、縮毛矯正のみで内巻きにできるか?という意味です。デジタルパーマでカールでカールを作ることは可能です。)

唯一、可能とすれば、「もともと艶がある髪質で、クセが弱く、弾力のある髪で、サイドとバックで髪質やクセの度合いが変わらない」の場合です。

そういった髪質で、なおかつ、還元(クセのほどく)を100%まで到達させず、80~90%で止めて、曲面のアイロンで、熱固定すると、少~しだけ、カーブします。

でも・・・・上記のような高条件の方って、なかなかいらっしゃらず、そういった方は、そもそも縮毛矯正する割合が少ないので、かなり限定した場合です。

 

ニュアンスは違いますが、「ブローで、丸みをつけやすい縮毛矯正」っていうのは、可能です。


アルカリに頼らず、髪を膨潤させずにクセを伸ばすと、髪に栄養分と潤い(水分)が残ります。

水分を保持できる髪ですと、ブローが効くのです。

(ブローで形がつく仕組みは、髪の内部の結合のうち、水分が乾く時に形が付く結合を利用したものです)


アルカリの入っていない弱酸性縮毛矯正では、髪の水分を奪わないので、人工的な不自然なストレートになりにくく、レイヤーのスタイルでも毛先がフィットします。

フロントも、軽くブラシで丸くブローすれば、自然な丸みが出ます。

今まで、「重さが無いと不安定になる」ので、重めのボブスタイルや、ワンレングスに近い形しか出来なかった方も、一般的な軽めのレイヤーが楽しめます。


中間部~毛先が、今までのアルカリの縮毛矯正でバサバサしている方も、意外とレイヤーにすると、早く傷みが気にならなくなることも多いです。

乾燥する冬場こそ、髪のもともと持っている水分保持能力を大切にしなければいけません。


静電気の起きにくい、しっとりと肩になじむ、質感を試してみてくださいネ! !(^^)!


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硬毛で、クセの強い髪のお客様

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東京都葛飾区からご来店いただいたお客様です。

定期的に縮毛矯正されているそうですが、太く硬い髪質のため、「強い薬だと傷んで」、「弱い薬だと伸びない」という繰り返しだったと思います。

vivaceでは、「還元力(クセを伸ばす力)は、あり」、「アルカリ膨潤させない」お薬を使います。

通常は、

■「硬く強いクセ」→「アルカリの強い薬」→「クセがほどける前に、アルカリで毛がふやける」→「クセは伸びないが、傷んでしまう」

という流れになるのですが、


vivaceでは、

●「硬く強いクセ」→「アルカリ膨潤させない還元剤(クセを伸ばす成分)」→「じっくり時間をかけて癖をほどく」→「髪の水分や栄養分・自然な弾力を失わないで、クセを伸ばすことができる」


という、処方で施術していきます。


還元剤との相性の良い髪質は、早くクセがほどける場合もあるのですが、たいていは、一般サロンより、縮毛矯正に少しお時間をおかけすることが多いです。


ですが、当日一日、ちょっと美容室にいる時間が多くても、その後の数か月間、お手入れ時間が短縮されて、自然な曲線にブローできたり、静電気の起きにくい、しっとり潤いのある手触りになったり、風になびくヘアースタイルになったり、

当日のお時間以上に、メリットも多いと思います。

(所要時間は、3時間半~5時間超です。髪質(クセの、ほどけるスピードは個人差があります)、髪の量、長さ、によって所要時間は異なります。平均すると4時間くらいの方が多いです。)


ですので、縮毛矯正の施術の日は、終了時間のタイムリミットを作らないほうが、クセの伸びに妥協しなくて済むと思います。


髪は1か月で1cmしか伸びないので、完全に傷みが無くなるまでは期間がかかりますが、根元3~4cmの新生部でも、アルカリ過膨潤の無い縮毛矯正の感触の違いは実感していただけると思います。


このあいだ、ブログに書きました、枝毛のカットや、ダメージ部を拾いながらカットする技法を組み合わせれば、意外と短期間で、傷みのジャリジャリ感から脱出できるかもしれません。


傷ませたくない方も、傷んでしまってどうしよう(>_<)、 という方も、ぜひ一度、ご相談ください。

 (^O^)



根元がふんわり立ち上がる縮毛矯正

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「根元をフンワリと縮毛矯正をかけたい」

それが理想ですよね。 (^O^)

よくお問い合わせいただくのですが、髪質によって、可能な場合と、難しい場合があります。


○可能な場合

1、髪に元々弾力があり、クセの特徴は、細かい縮毛ではなく大きなウェーブのかた。
2、地肌から髪が生えている角度が寝ていなく、起き上がって生えているかた。


△難しい場合

3、髪のコシが弱く、地肌から生えている角度も寝ているかた。
4、細かい縮毛で、縮毛を伸ばすことが最優先のかた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1、の場合は、根元から1センチ~2センチの薬液を薄づけにしたり、薬液を弱めたり、トップに時間差を設けて塗布したりして、根元の還元(クセを薬液でほどく)を控え目にすると可能です。


2、の理由としましては、縮毛矯正は、根元から7ミリ~1センチくらいは、薬をつけることができません。体温の影響もあり、地肌から髪が折れてしまうからです。

そのため、元々、髪の生え方が、寝て生えている方は、縮毛矯正で根元の角度までは変えることができず、クセは伸びても、ふんわり立ち上げることは難しいのです。


3、のコシの面ですが、アルカリの縮毛矯正に比べて、弱酸性の縮毛矯正では、髪の水分と栄養分を損なわないため、ネコっ毛の細い髪でも、コシ(弾力)は残ります。

でも、元々髪が細いため、「クセを伸ばすと膨張せず収まりが良くなる」=「フンワリ根元から起こすことは難しい」 のです。


4、の場合です。縮毛(細かい波状毛)の場合は、クセをほどく工程(還元)を甘くすると、同時にクセも残ってしまいます。

大きいウェーブのクセの場合は、クセの直径が大きいので、根元周辺のクセを残しても、それが、「ふんわり」に繋がるのですが、細かい縮毛の場合は、中途半端に還元すると、ボワッとした感じが残ってしまい、ザラザラした質感の仕上がりになってしまいます。

やはり、細かい縮毛のかたは、クセを伸ばすことを最優先として、ブローで多少立ち上がりをつけるほうが、艶も出ますし、お手入れ時間も短縮されるでしょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いずれにしても、アルカリの縮毛矯正の場合、アルカリで髪のコシを弱くしてしまうのと、髪の水分や栄養分を流出させてしまうので、余計に髪がヘタってしまいます。

ですので、アルカリを用いないで、縮毛矯正をかけて、クセがお手入れしやすいレベルまでクセが伸びている状態で、フロントは細めのロールブラシで、また、トップはデンマンブラシ等で、フンワリ立ち上がるようにブロー するのが最良だと思います。


髪質は、100人いたら、100通りですので、それぞれの方が、理想を追い求めていると思います。


初めて、このブログを見つけてくださった方も、きっと「今よりもっと髪を良くしたい!」と思って、インターネットを駆使して探してくださったのだと思います。


お客様も、美容師側も、「もっときれいに!」 を目指して、追及していきたいですね! !(^^)!


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「過去の縮毛矯正のダメージ」と、「デジタルパーマのカールの大きさ」の関係

「過去の縮毛矯正のダメージ」と、「デジタルパーマのカールの大きさ」の関係

縮毛矯正でのダメージは、主に、「アルカリ(※1)の過剰膨潤」と、「還元剤(※2)の過剰還元」です。


※1 アルカリ=還元剤が浸透しやすいように、髪をふやかす役目。 カラー剤では、膨潤効果と、2剤の過酸化水素水と反応してトーンアップの役目。

※2 還元剤=パーマや縮毛矯正で、髪の中身の結合を解くこと。


縮毛矯正で傷みやすい方は、アルカリに反応しやすく、還元しにくい方です。


▲アルカリ膨潤するけれども、還元が不十分(クセの伸びがイマイチ)・・・。

クセが伸び足りないから、次回また薬液を全体に塗布して・・・。

そしてまた、アルカリ膨潤するけれども、還元が不十分・・・。


この繰り返しで、「傷むけれど、かからない」、という現象が重なってダメージ毛になっていきます。

(アルカリの薬剤での還元度合いは、美容師の目では判断できません。アルカリで髪が軟化されてしまうため、還元状態が判断不可能なのです。vivaceでは、アルカリ膨潤させない薬液を使っていますので、純粋に還元状態を見ることが出来ます。)

 

■縮毛矯正のダメージの進みの例■ 
(カラーでのアルカリの傷みも重大なのですが、ここでは省略します)

※薬剤の作用において、縮毛矯正の適正が100、それ以上がダメージ域とします。


■レベル1、縮毛矯正で、パサついたけど、クセが伸びてない。

・・・・アルカリ膨潤が100、還元が50。

■レベル2、感触がザラザラしてきたけど、まだボワッと膨張する。

・・・・アルカリ膨潤が120、還元が70。

■レベル3、毛先がチリチリしてきて、髪が濡れると感触が柔らかくなる。でもまだ膨らむ。

・・・・アルカリ膨潤が140、還元が85。

■レベル4、中間の部分までチリチリになってきた。髪のもつれるし、濡れるとテロテロ。髪は真っ直ぐだけど、パサパサ。

・・・・アルカリ膨潤が160、還元が100。

■レベル5、全体的に、濡れると綿にようにテロテロな感触で、完全に乾けば髪はほぐれるが水分があると絡んでしまう。

・・・・アルカリ膨潤が180、還元が120以上。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


デジタルパーマでも、縮毛矯正でも、きれいにかかる適正な還元のタイミングがあります。 

仮に、縮毛矯正での適正な還元を100とすると、デジタルパーマの場合は60~70となります。

(※アルカリの膨潤は、還元剤の種類によっては必要ないものなので、アルカリ膨潤0ゼロが理想です。一般には、伸びにくいクセの方に使うお薬は、ほとんどがアルカリ矯正ですので、初のご来店の際には、多かれ少なかれアルカリのダメージがあります。カラーでもアルカリ作用の重なりが無いように染めるのが理想です。)


●さて、肝心な「過去の縮毛矯正のダメージ」と、「デジタルパーマのカールの大きさ」の関係ですが、

上の、レベル1~レベル2くらいまでは、多少のパサつきはありますが、デジタルパーマのカールは、比較的いい感じに出ます。 

(縮毛矯正にしては、還元が足りないのですが、デジタルパーマとしては適正な還元に出来、好条件となって比較的大きくきれいなカールを出せます)


レベル3~レベル4になると、還元が、既にデジタルパーマの適正を超えていますので、カールが引き締まり、縦ロールっぽくなります。

レベル5以上になると、アルカリと還元剤で、髪の中身のタンパク質が壊れていますので、デジタルパーマでは、かすかにかかる場合と、ほとんどかからない場合があります。

(コールドパーマは、強めにはかかるのですが、クリームや、ウェーブ用ムースなどで常に濡れていないとウェーブ保持できません。カールというより、ウェーブという感じになります)


よく、お問い合わせで、「縮毛矯正をかけてるのですが、デジタルパーマはかかりますか?」と、ご質問いただくのですが、上記のように、ダメージのレベルでカールの雰囲気と質感が違って出るのです。

レベル5以上の極限のダメージでなければ、なんとか、かかります。

(カールの質感の妥協は必要ですが・・・(^-^;) )


もちろん、vivaceでは、その状態以上、アルカリに触れさせず、最善を尽くして施術させていただくのですが、「現状の傷み」にパーマをかけるので、その場所に傷みがある状態は、伸びてカットするまでは残ります。

でも、最小限の負担でパーマをかけるのと、安易にかけて傷みを増すのでは、仕上がりに雲泥の差がありますので、かける際の注意は必要です。


上記は、縮毛矯正の方がデジタルパーマをかけた場合ですが、縮毛矯正をしていない方は、カールが引き締まることが少ないので、大きくふんわりかけることも可能です。

また、スタイルも色々楽しめますので、デジタルパーマでのボブスタイルも次回載せてみますね!

(^-^)


縮毛矯正&デジタルパーマでのボブスタイル

4ab52064.jpgいつもセミロングのデジタルパーマで、緩いカールをつけていましたが、今回は思い切ってボブにチャレンジo(^-^)o

明るめのカラーもしているし、縮毛矯正で、もう充分還元されているので、ノンアルカリのお薬を更に弱くして。

耳半分から下にお薬をつけて、薬液浸透時間は、2~3分でOK!

すぐすすいで一番太いロッドで巻きました。

無造作に、ほぐしながらハンドドライして、アフターカットで軽めのボブに。

普通のコールドパーマでかけちゃうと、縮毛矯正しているかたはバサバサになっちゃうので(>_<)要注意です。

デジタルパーマならスタイリング剤も軽めで形づけられますからね(^-^)楽チンで~す。

縮毛矯正のお時間を短縮する方法

縮毛矯正の所要時間は髪質によって異なりますが、伸びずらく時間がかかる髪質の方でも、施術前2~3日の工夫で所要時間を大幅に短縮できることがあります。

クセの伸びずらい方で、日頃からボリュームを抑えるためにオイル系のスタイリング剤を使っていたり、効き目の良い持続性トリートメントをたっぷり使っている方は、縮毛矯正の施術前2~3日は、オイルや持続性トリートメントを控えると、縮毛矯正の薬液の作用がスムーズになって、場合によっては、30分~1時間くらい短縮できます。

アルカリの強い縮毛矯正剤の場合は、元々、作用が早すぎるため、そういったもので薬液を減力することも有効かもしれませんが、vivaceでは、アルカリ膨潤させない緩やかな作用の縮毛矯正剤を使っていますので、オイルや持続性トリートメントにガードされていると薬液の作用がなかなか進まず、お時間がかかる時があります。

2~3日、多少手ざわり感の物足りなさを感じるかもしれませんが、縮毛矯正当日の薬液作用時間が大きく変わるメリットと、根元付近の髪が倒れやすさ(※)も防止できます。

( ※ 根元に近い部分は、体温の影響を受けやすく、他の部分に比べて、還元時間が短縮されます。よって、クセの伸びずらい部分との還元時間(クセのほどける時間)の差が生じやすくなるのです。上記のように薬液が減力されてしまうプロテクトがあらかじめ「はずれて」いると、根元付近と、他の部分の還元時間の差が小さくなり、部分的なクセの伸びの違いが出にくくなったり、伸びずらい部分の伸びを待つ間に、伸びやすい部分の根元付近の「倒れ」が出にくくなるメリットがあります。)


最低限のお時間で、最低限の薬液作用で、なおかつ、きれいにクセが伸びる方が、髪にも、体にも(長時間座りっぱなしだと疲れちゃうので)良いと思いますので、ちょっと頭の片隅に入れておいてくださいネ。 (^O^)


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先日コメントいただいたメンズパーマ&フロント縮毛矯正のお客様

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先日、パーマのご質問をいただいたお客様がご来店くださいました。

今回は、パーマはかけないで、フロントの縮毛矯正と、ラメラメトリートメントをしてヘアケアしました。

イギリス留学から帰ってきたばかりで、向こうでインターネットで調べてコメントくださったそうです。

いらした時の髪が、アシンメトリーのアーティスティック(U.K.的☆)なベースでしたので、現状の雰囲気を生かしながら、量感を調節して動きが出やすいようにカットしてみました。

(ご希望のスタイルを携帯で見せてくださったのでイメージが伝わりやすかったです(^o^))

フロントは今までアイロンで延ばしていたそうですが、これからは楽ちんでアイロンの負担も無くなりますね。 

今度は、パーマに挑戦してみてくださ~い! o(^-^)o


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縮毛矯正毛なので、表面にデジタルパーマでふんわり前下がりボブ

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カラーと縮毛矯正で少しダメージ毛なのですが、トップをふんわりしたいということで、デジタルパーマをかけてみました。 (^-^)

多少ブローしてツヤを出したほうがきれいなので、パーマの丸みに沿ってブローしてあります。

ご希望は、ボリュームの位置を出来るだけ上に持ってきたいけれど、下のレングスはストレートラインにしたいということでした。

(バックのボリュームの位置が高い場合は、サイドの長さからボリュームの位置まで斜めに切り込んで、バックはショートっぽくするのがセオリーなバランスなのですが、あえて裾はストレートラインにしてあります。)

元々のクセっ毛の質が、細かい縮毛ですので、デジパーをかけたときに縮毛矯正のツヤよりは若干落ちてしまいますが、普通のコールドパーマではもっとパサついてしまいますので、デジパーの選択でOKだと思います。

お家でのヘアケアとブロー、ちょっと頑張ってくださいね~! o(^-^)o


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初めての縮毛矯正 & デジタルパーマ

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昨日いらしていただいたお客様です。

縮毛矯正は今回初めて。 (^O^)

デジタルパーマは以前にしたことがあるそうです。

髪は細くてクセは細かめで、いつもブローでクセを延ばすのが大変だったそうです。


まず、根元が伸びていたので、その部分にカラーをしてから、縮毛矯正を耳下までしました。

縮毛矯正が初めての場合は、デジタルパーマをかける部分には縮毛矯正はせずに、髪の弾力を残しておきます。

そうすると、カールが引き締まらず、大きいカールが出せます。

デジタルパーマは、縮毛矯正が終わってから、矯正の薬と同じようにアルカリの入っていない薬液で、還元しすぎないようにしました。

※還元=パーマをかけるために髪内部の結合をほどくこと

はじめてvivaceにいらしていただいた方なので、髪の還元の匙加減が難しかったのですが、きれいにかかって良かったです。

お客様もとても喜んでいただけました。 \(^o^)/


お稽古事の発表会があるそうで、これでバッチリですね!  !(^^)!


また、お待ちしてま~す。 (^-^)/


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小学校4年生の縮毛矯正の女の子

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先日、お母さんに付き添いで、来ていた女の子。

vivaceで髪をするのは、今日が初めてです。 (^-^)

1年半くらい前に縮毛矯正をしたら傷んでしまって、バッサリ切ってそれ以来、怖くてかけられなかったそうです。 (>_<)

お母様に薬液の違いなどはお伝えしてあったので、今日は思い切って縮毛矯正にチャレンジ! !(^^)!

髪がしっかりしていてクセも強いので、通常のアルカリ縮毛矯正ですと、還元(クセをほどく)前に、アルカリ膨潤してしまって、クセが伸びません。

弱酸性の縮毛矯正で、膨潤させずに、じっくりとクセをほどきました。

1剤で1時間以上かかったと思いますが、よく頑張りました! o(^-^)o


きれい伸びてよかった~☆ \(^o^)/

これでサラサラヘアーで新学期迎えられるね!


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さや様から、縮毛矯正後のウルフレイヤーパーマのご質問

さや様からのご質問

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2009/03/15 13:56 投稿者:さや 
失礼します、縮毛矯正とパーマについて質問させてください。

2009年02月28日のウルフっぽいパーマレイヤーhttp://vivace.livedoor.biz/archives/2009-02.html#20090228
の記事を見て素敵だったので、私もこのようにトップにパーマをかけたいと思ったのですが、
去年の8月にこちらで縮毛矯正をかけていただいてます。
それでも大丈夫ですか?
また、最近クセが出てきて困っているので、同時に顔周りに縮毛矯正をかけていただくのは可能でしょうか?

髪の長さは、ショートでトップが短め、横と襟足は顎より長いくらいです。

わかりにくくてすみませんが、お返事お願いします!

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さや様、ご質問ありがとうございます。 (^o^)

去年の8月に縮毛矯正とされたということは、根元の新生毛は、7センチ伸びていますね。

トップに関しては、2/28のお客様のようにトップを短くしてかけるのでしたら、縮毛矯正部分をカットしてしまいますので問題はないと思います。

あとは、元々のクセの種類が、「大きいうねり」か、「細かい縮毛」か、「硬毛」か、「軟毛」か、で、仕上がりの質感が違ってくると思います。


あと、過去のアルカリの縮毛矯正で施術した部分が、根元からどのくらいに降りてきているか、でバック~襟足のパーマの質感が変わります。

(vivaceではアルカリ膨潤させない縮毛矯正ですので、それが1回であったとしますと、「根元から7cm+前回vivaceで縮毛矯正をした時の新生部の長さ」がアルカリに影響を受けてない部分です。 vivaceでの縮毛矯正が2回であったとしますと、更に前々回の新生部の長さ、3回、4回も同様)

縮毛矯正の後のパーマの仕上がりの質感は、コールドパーマにしても、デジタルパーマにしても、過去にアルカリの影響を多く受けていればパサつきも多くでますし、縮毛矯正の際の還元(クセをほどく)が過剰であれば、パーマのカールは細く引き締まります。

(過去のカラー剤の塗り方も、アルカリの影響が大きく出ますが、ここでは省略します。 コールドパーマでも、デジタルパーマでも、アルカリの入っていない弱酸性の薬液のほうが、アルカリ膨潤をそれ以上進めないのでお勧めです。)


縮毛矯正あとのコールドパーマでの、一番のネックは、「熱での再固定が無いので、縮毛矯正がほぐれてしまって、パサパサすること」です。

でも、2/28のウルフレイヤーですと、バックのレイヤーも多く入っていますし、すその長さもそれほど長くないので、上記のようにパサパサしてもワックスなどでスタイリングすれば、過去のダメージが大きくなければ、問題ないでしょう。


それより、バック~襟足の、元々のクセのボリュームや、フェイスラインを縮毛矯正するかどうか、のほうが、実際のスタイルに影響があると思います。


元々のクセが強い場合は、フロント~サイドは縮毛矯正をして、トップ~バックは酸性のコールドパーマで、最小限の傷みで施術するのが一番良いと思います。


お店にいらしてからご相談でもかまいませんので、ぜひご検討ください。 ヽ(^o^)丿


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M3Dヘアカラー、M3D縮毛矯正で、すごく傷んでしまったお客様

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以前に、M3Dのご質問をいただきましたが、vivaceのお客様で、M3Dを半年くらい体験された方がいらっしゃいましたので、掲載します。 

2年位前、その方が初めてvivaceにご来店の際、「バサバサに傷んでしまって・・・」と、とても悩んでいらしたので、カラーはリタッチのみにして、アルカリ膨潤させない縮毛矯正を1年くらい続けて、だんだんと髪がよくなってきました。

半年くらい前に、その方のお友達が「カラーで髪が良くなって、縮毛矯正をしなくても良くなる」という話を聞いてM3Dのサロンに行かれたそうです。

でも、どんどん、からんで、もつれていく ご自身の髪に不安になって、そしてM3Dの美容師さんに色々なお手入れの制限を与えられ、とても苦しかったそうです。


お話を聞いていて、そしてお客様の現在の髪の状態を見て、M3Dの仕組みがわかりました。


■簡単にいうと、車のポリマーみたいなものですね。 

車のボディーにガラスコーティングする際、表面をまず削って、コーティング剤が付きやすいようにして、ガラスコーティングします。
樹脂をボディーにコーティングするので、ワックスがけしなくてもツルツルになる仕組みです。

その、髪バージョン。

かつては、Mr.ハビットもそうでした。
強力にアルカリ膨潤させて、髪のコシを無くして(テロテロ状態)還元して、樹脂でコーティングする流れ。

樹脂でコーティングしている間は、硬い膜で覆われているので、コシがあるように感じますが、それは髪が乾いた時だけで、濡れているときはクテクテに傷みで弱ってコシが無くなっています。

Mr.ハビットは、ストレート固定を、ブローで行っていましたが、M3Dはアイロンで行います。 その違いだけです。

カラーでは、その樹脂を混ぜる(+塗布)して、アルカリの傷みを重ねつつ、樹脂コーティングを続けていきます。


そのお客様は、vivaceで素の髪が良くなっていくのを過去に体感していたので、途中で、「なんかおかしい・・(>_<)」と、気づいたそうですが、
傷みに悩んで、M3Dサロンに行った方が、「それしかダメ!」と言われれば、樹脂でのコシとツヤを頼って信じてしまうのもわかるような気がします。


写真のお客様はいらした時、ビカビカした異様な光沢のある髪でした。

一見、ツヤツヤに見えますが、自然のツヤではなく、樹脂でコートしたようなファイバーに似た光沢です。

よ~くみると、フロントの先にチリチリ部分があるのがわかります。

でも水に濡れると、写真のようにザラザラクテクテの柔らかい、アルカリ過膨潤の状態になります。


素髪は、アルカリ過膨潤と、毎日のアイロン(毎日乾かした後、アイロンで熱処理するように指導されるそうです)で、タンパク変性を起こしてザラザラなのですが、樹脂のコーティングを施しているため、乾くと一応サラサラします。

キューティクルも、傷みのザラザラも含めて、ぶ厚い樹脂膜でコーティングしているので、髪の表面が極端に平らになり、人工的なツヤになります。

髪本来の自然なツヤは、髪の表面のキューティクルで微妙に細かい凹凸があるため、天使の輪(光沢の輪)がふんわり見えますが、M3Dのツヤは、髪表面の凸凹ごと樹脂コートするので、人形の毛のような、鋭い光の反射をします。


■M3Dサロンでは、通常のシャンプー、トリートメントをすると、「髪がひどくなってしまう」ということで、専用シャンプー、トリートメント以外は禁止されるそうです。


■そして、悪者は「シリコン」と、言われ続けるそうです。

初めの数回は1週間おきに「髪についたシリコンを落とす」という理由で、薬液を付けたそうです。

・・・・髪の角が出来たということで還元力、バサバサしたということでアルカリ過膨潤があったと思われます。


シリコンなんで、悪いの? っと、その美容師さんに聞きたくなりますが、M3Dの理論だと、「人工的なオイルなので酸化されて、髪に悪影響を及ぼす」そうです。

ほぉ~? (゜o゜)?

シリコン=ジメチコン、シクロメチコン等は、化粧品にもヘアケア剤にも使われていて、スベスベ感や、摩擦の軽減をするものです。
植物油などよりもむしろ安定していて、酸化して悪影響を起こすほど髪に影響を及ぼしませんし、ましてや、毎週サロンに通って、薬液を付けて髪がバサバサになるほど除去しないと取れないような強固なものではありません。

安価な洗浄力の強いシャンプーで、数回洗えば簡単に取れます。

(なぜか、ネットなどで、オーガニックな方々や、ロハスな方々から敬遠されてるんですよね・・・。 その方々もきっと使っている身近なものなのに・・・)

 

M3Dで、「シリコンが髪のキューティクルに入り込んでなかなか取れない」と言われるそうですが、それは電子顕微鏡レベルの話で、髪に残ってることは、むしろ剥がれつつあるキューティクルの摩擦を軽減してくれます。

そんなに、ムキになって、髪を傷めてまで、剥がすものではありません。


むしろ、この樹脂コーティングの方が、シリコンより数十倍強固で、人工的に思います。

シリコン除去(?)作業と、アルカリカラーの重なりで、濡れているときテロテロに過膨潤で傷ましてしまっている髪が、乾くとナイロンのようにビカビカビーンと張るのですから。 (@_@)

 

■「毎日のアイロンやコテでの熱処理は必須」、ということも、まるでナンセンスで、200℃のアイロンを毎日していたら、髪のタンパク質が熱変性を起こしてしまいます。

これも、「素髪を良くしていく処方ではなく、素髪をザラザラさせて樹脂をくっ付けやすくする処方」とわかります。

そして、普通のシャンプーで洗ったり、他のサロンでカラーや、縮毛矯正をすると、とんでもないことになる、と言われるそうです。

それは、「アルカリ過膨潤と過還元」+「毎日アイロン」の傷みのせいで、あたりまえでしょ! と言いたいです。 (>_<)


でも、今日は、そのお客様の不安と制限を取り除けるよう、vivace処方で、ハンドブローでちゃんと落ち着きました。(^O^)

 (アイロン毎日しなくて済むように、縮毛矯正するんですもんね (^^) )

 

☆☆☆ vivaceの考えは、もっとシンプルです。 カラーの際には、極力アルカリに触れる回数を減らして、縮毛矯正やパーマの際もアルカリの入っていない薬を使っていけば、だんだん傷みの少ない部分が増えていくのです。

その繰り返しで、新しく生えてきた部分は、髪に水分をい保てるようになって、自然な弾力が残ってくれるのです。

もちろん、良いシャンプーやトリートメントで、感触向上すれば、さらに理想ですが、ちゃんときれいに生え換わった髪は、スーパーで売ってるシャンプートリートメントでも、サラサラになるのです。


「この専用シャンプーじゃないと、バサバサになっちゃいます!」、なんて言いません。 (^O^)


昔からあるんですよね・・・ 支離滅裂な理論で、お客様を洗脳して、自社のブランドを売っていくメーカーや、美容室が。 (>_<)


言葉が強くなってしまいましたが、「シリコン除去」だの、「好転反応」だの、「専用シャンプーしかダメ」だの、「毎日アイロンしなきゃダメ」だの、そんな制限、いらないんです。

理論に無理があるから、制限が増えるし、まやかしや、嘘が増えるのです。


お客様も私たちも、気持ち良く・嬉しくなって・お手入れ楽ちんで・笑顔になれば、いいのです。


あっ、つい熱く語ってしまった~ (^O^;)


だって、今日のお客様の髪、とてもとても可愛そうだったんだもん。


また、地道に本来のサラサラな素髪に、戻していきましょう! o(^-^)o


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やっち様から、縮毛矯正後のデジタルパーマと、M3Dのダメージについてのご質問

やっち様から、縮毛矯正後のデジタルパーマと、M3Dのダメージについてのご質問

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2009/03/22 21:29 投稿者:やっち

ずっとVIVACEさんで矯正をしていただいていたのですが、他店でデジパをしたらすごく痛んでしまい、半年程M3Dをしました...結果、お人形の髪のようなキシキシパサパサ感で枝毛切れ毛がすごい事に(;_;)どうしたらよいかわからず困っています。
根元はくせ毛が伸びてきてるし、毛先はデジパが残ってて痛んでます。
これ以上痛むのはいやです...切るしかないでしょうか??

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やっち様、ご質問ありがとうございます。

おそらく、他店でのデジタルパーマが、強い薬だったのでしょうね・・・。

アルカリ&還元力が強すぎて、傷んでしまったんですね。

縮毛矯正している髪は、すでに十分還元して、再結合している髪ですので、超敏感です。

ですので、デジタルパーマ時の、アルカリ厳禁はもちろん、還元剤もかなり弱く調整してかけなければ、いっぺんにバサバサになってしまいます。

その後、さらにM3Dですからね・・・  (>_<)

M3Dの縮毛矯正をしていないで、デジタルパーマがまだ残っているようでしたら、根元の新生部のクセをまず、アルカリの入っていない還元剤でほどいて、その後、デジタルパーマのカールを、弱めの還元剤で取れば、現状のまま過ごすよりも数段いいと思います。

でも、他店のデジタルパーマのアルカリの傷みと、M3Dのアルカリの傷みで、かなり髪が過膨潤していると思いますので、ダメージ部分は、地道に伸ばして下がってくるのを待つしかありません。

根元のクセを伸ばすことは、心配しなくて大丈夫です。

以前にvivaceでさせていただいてるように、アルカリに触れさせずに、クセを還元してほどけば、ダメージは最小限で済みます。

中間~毛先が、濡れているときに、テロテロな感触で、真っ直ぐな状態でしたら、もうすでに、アルカリ膨潤だけでなく、還元も過剰で、デジタルパーマの残りではなく、タンパク変性での膨張だと思いますので、縮毛矯正剤は付けずに、ケラチン補充だけする方がベターでしょう。

濡れているときに、デジパーのなごりのカールが残っていれば、還元の余地が残っていますので、現状のままより、弱酸性縮毛矯正で、還元力をさらに弱めて、カールのなごりを取ったほうが、見た感じは改善すると思います。

アルカリでの傷みは、一度そうなると、伸びるのを待つしかありませんので、それを踏まえて、現状の最善の方法をアドバイスできたら、と思います。


◎根元の新生部のクセを弱酸性縮毛矯正で伸ばし、中間~毛先は、部分部分の髪の状態をよく見ながら、微妙に還元する部分と、還元剤をつけずにスルーする部分を見極めながら、施術するのが、今の状態では、一番いい方法だと思います。

ぜひ、お時間のあるときにご相談ください。 o(^-^)o


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伸びにくいクセっ毛の縮毛矯正のお客様

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今回、初めて縮毛矯正に来ていただいたお客様です。 (^o^)

7年前まで、縮毛矯正をしていて、久しぶりに昨年の7月に縮毛矯正をしたら(7年前と同じ美容室で)、クセが伸びずボワッと膨らんでしまって、傷みもかなり出てしまったそうです。

何か月か前に、、このブログを見つけて、ひとつひとつ記事を読んでいただいて、vivaceにご来店くださいました。


いらしたときの状態は、(左の写真)

■9か月前(昨年7月)の縮毛矯正では、アルカリ過膨潤の状態で、還元は不完全のようでした。

※ 過膨潤=アルカリで、髪がふやけて水分を保てない状態になっていること。 

※ 還元=髪の内部の結合を緩めて、クセをほどくこと。

■毛先は、だいぶ水分が飛んでしまっていて、多少のザラつきは残ってしまうと予想されました。

「傷んでる所は、けっこう切ってしまっていいです。(^^)」 と言ってくださったので、チリつき部分は後から、カットしていく旨をお伝えしました。

 

●施術は、

アルカリを用いずに、弱酸性の縮毛矯正剤で、緩やかに還元してクセをゆっくりほどきました。

( 「時間もたっぷりありますので、大丈夫です。(^^)」 と言ってくださったので、還元時間に妥協しないで出来ましたので助かりました。)

やはり、還元しずらい髪質のようです。

通常よりも、多くの還元時間を要しました。

▲一般的な、クセが強い髪用の「アルカリ縮毛矯正」では、還元が十分に進む前に、アルカリが作用して膨潤してしまい「軟化テストOK!」と美容師さんが判断して、次のアイロン工程に入ってしまいます。(還元が不完全)

そのため、仕上がると、クセが伸びていなくて、

「アルカリで傷むけれど、クセが伸びない」 という状態が続いて、悪循環になってしまいます。


フロントに比べて、バックは還元しずらいようでした。

でも、バックに標準を合わせてしまうと、フロントの還元が進みすぎて、フロントのボリュームが無くなってしまいますので、ほどほどの還元時間で、アイロン工程に入りました。

伸びずらいバックの還元の残り5~10%は、次回の縮毛矯正の時に繰り越せます。

今回、フロント・サイドは、ほぼ100%伸びていますので、次回はリタッチのみにして、

バックの、「今回還元が適正まで到達しなかった部分」は、次回塗布時間をずらして還元を補足します。


そうすることにより、どの部分も、還元100%を超えず、過剰に還元するのを防ぐことができます。

 

●仕上がりは、(右の写真)

バックにカーブが残っていますが、トップの9センチの今回の新生部は、きれいに伸びています。

通常、還元しずらい部分は、上のほうにもクセが残るはずなのですが、上がきれいに伸びているということは、下のうねりは、9か月前のアルカリと熱の作用で、クセが固まって(タンパク質の熱変性・アルカリ変性)、クセが固定してしまった可能性が大きいです。

根元にも、還元しずらかった部分がありますので、もともと部分的に伸びずらい箇所もあるようです。

次回に、また、各部分、還元のパーセンテージを見極めながら、時間差で薬液を塗布していけば、中間~毛先のバックのクオリティーをもう少し上げられると思います。


最後に乾かすまで、ドキドキワクワクですが、いらした時よりも、きれいになってよかったぁ~ \(^o^)/


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WEB用の縮毛矯正の写真撮影してみました

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モデルは、スタッフの沙希さん。

カメラマンは、スタッフの泉さん。 (あはは。手作り・・・笑)

夕方空いたときに、キャッキャ言いながら撮ってました。 ヽ(^o^)丿

沙希さん、vivaceで縮毛矯正して何年か経つので、カラーしてメッシュしてても、あんまり傷んでなくてサラサラです。 (^O^)

写真で、下の方が切れてますが、超ロングです。

ホームページに写真、載せよ~と。


カラーも、縮毛矯正も、髪を傷めないように大切に施術すれば、ハイトーンのロングでもサラサラになります。

でも、1回でも傷んでしまうと、その先、何年も傷みに悩まなくてはいけません。

きれいなヘアスタイルには、健康な髪が必要です。


髪は、大切にしましょう~! !o(^-^)o


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過去の縮毛矯正の傷みでご相談のお客様です

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先日、インターネットでvivaceを見つけていただいて、ご来店いただいたお客様です。

2008年3月~2009年4月の過去のカラーや、縮毛矯正のデータを書いて持って来てくださいました。 (^-^)

http://www.hair-vivace.com/kyousei21.4.28.html

こうして、過去の施術が見えると、傷みの原因などもわかりやすいですね。

ありがとうございます! (^^)


カラーは、リタッチだけのようですので、最低限のダメージで抑えてますね。

(12/28の M3Dカラーは、全体塗布ですので、このカラーの時は、アルカリ過膨潤のダメージがありますが。(>_<))


傷みの主な原因は、過去の縮毛矯正と、上記のM3Dのカラーですね。


クセがほどけにくいため(還元しずらい)、縮毛矯正剤の中の、還元剤が効く前に、アルカリ剤(還元剤が浸透しやすいように髪をふやかせる役目)が効いてしまっていたのでしょう。

毎回、クセが完全にほどける前にアイロン行程に入ってしまうため、傷みは進んでも、クセが伸びない状態という悪循環になっていたようです。


M3Dの縮毛矯正も、アルカリで膨潤させて還元剤を効かせる処方ですので、コーティング工程があっても、通常の縮毛矯正の仕組みと、なんら変わりません。

Mr.ハビットもそうでしたが、テロテロにアルカリ膨潤させてからコーティング剤に頼る、という処方では、結局いつになっても「素の髪でもサラサラきれい☆」には、なりません。

 

大切なのは、アルカリになるべく触れさせず、クセをほどくことです。

 


過去のアルカリ過剰膨潤の傷みは、徐々にカットしていかないといけませんが、「クセの残り+アルカリ過剰膨潤によるチリチリ」の部分は、1回の施術でだいぶ改善できることも多いです。

(髪は、皮膚と違って再生しませんので、「ダメージが治る」というわけではなく、「お手入れしやすいように改善する」、という意味です。)


■写真のお客様は、ご来店時、左のようにバックの内側に過去の縮毛矯正で伸びきっていないクセがありました。

その他に、全体的に、「過去の縮毛矯正」と「M3Dカラー」による、アルカリ過剰膨潤が重なり、チリチリになっていました。


見ただけでは、判断が難しいですが、チリチリ部分が、「クセの残り+アルカリ過剰膨潤によるチリチリ」 であれば、「大きなチリチリ」を、「小さな目立たないチリチリ」に改善できる可能性も大きいです。


基本的には、アルカリ過剰膨潤でのチリチリは、もう髪のダメージに耐えられる限界を超えてしまっているので、治らないと思っていただいたほうが、いいです。


でも、上記のように、「大幅に、切ってしまう前に、ラストチャレンジ! o(>_<)o 」

というスタンスの場合は、アルカリを用いない縮毛矯正で、やってみる価値は、十分にあると思います。

また、新生部付近の、髪も、最小限の傷みでクセを伸ばせるので、後々のことも考えると、一回でもアルカリに触れる回数を少なくしたほうが、絶対にいいです。

短く切った髪を、また伸ばすのは、苦労しますからね。 (+_+)

 

vivaceでは、アルカリ剤を用いないでも効果を発揮する還元剤(=弱酸性縮毛矯正剤)で、クセを伸ばします。 (^-^)

ちょっとお時間はかかりますが、クセがほどけにくい方でも、アルカリ膨潤させずに、クセをほどくと、自然な「水分」と「栄養分」と「弾力」を保ちながら、きれいなストレートにできます。


■右の写真は、今回の施術後です。

いつも、美容室で縮毛矯正をした時は、美容師さんがアイロンで伸ばして仕上げていたそうですが、

(クセが伸びていないから、そうするのですが・・・(>_<))

今回、この施術後の写真は、ハンドドライのみです。

もちろん、傷みが「治った」わけではありませんが、内側のクセもちゃんと伸びて、傷みも目立たなくなって、だいぶきれいになりました。 (^o^)


ちゃんと、クセが伸びていれば、施術後にアイロンなんて使わなくていいのです。

もちろん毎日のセットのときも、ハンドドライだけで、OKです!


やっぱり、「素の髪でも、サラサラ」 が一番。


今傷んでいる方も、「アルカリ縮毛矯正」&「アルカリカラーの重なり」での、悪循環から抜けだせば、「素の髪でも、サラサラ」になっていきます。


髪は、1か月に1cmしか伸びませんからね。

大切にしなければ、いけません。


これから、湿度が多くなって、髪がまとまりずらくなる季節です。


ぜひ、今年の夏は、「脱・アルカリ過膨潤」 でいきましょう! o(^▽^)o


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栃木のブッチ様からの、縮毛矯正&カラーのご質問

栃木のブッチ様からの縮毛矯正&ヘアカラーのご質問
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Posted by ブッチ

初めまして!
栃木に住んでいるのですが近々そちらで縮毛矯正の予約をしようと思ってるのですが、その前に‥
 私は強いくせ毛(縮毛)が悩みで、もう何年も(10年以上)縮毛矯正とカラーをし続けているんですが、
もう痛みがハンパなく、縮毛もカラーも恐ろしくて半年くらい美容室に行かず放置し‥伸びた部分のゴワゴワと痛みのゴワゴワとカラーの退色andプリン状態で
大変なことになっているんですが‥ そんな頭もどうにかなるでしょうか?すがる思いです(T_T)

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ブッチさん、はじめまして。

ご質問ありがとうございます。

カラー&縮毛矯正をする上で、通常の施術では、クセが伸びにくい髪質なのでしょうね・・・


■まず、傷みの原因ですが、文面から、硬い毛質のいクセっ毛と思われますが、下記のような原因が考えられます。

(髪が、肩くらいと想定しますと、過去3年(36センチ前後)くらいの施術内容が影響しています。)

半年放置、ということですので、カラーを半年分の新生部のみリタッチして(伸びたところ限定で染める)、

縮毛矯正は、アルカリの入っていない髪を膨潤させない薬でかければ、根元の6センチはツヤとみずみずしさが残しながら、クセを伸ばすことができます。

ごくまれに、一回の施術では、十分に還元(クセをほどく)しない髪質の方がいらっしゃいますが、その部分は次回に繰り越しが出来ますので、(弱酸性縮毛矯ですと、髪を膨潤させないため、還元不足を次回に繰り越しても、傷みは心配しなくて大丈夫なため)ご安心ください。


■あとは、中間~毛先ですが、クセの伸びにくい方の多くは、過去のアルカリの縮毛矯正で施術の際、「アルカリ膨潤はするけれど、還元が不十分」という現象が繰り返されていると考えられます。

アルカリは、髪を溶かす作用があります。

強いものでは、「除毛クリーム」や「パイプユニッシュ(排水溝の髪を溶かす洗剤)」などがあります。

もちろん、パーマや、縮毛矯正、ヘアカラーでは、そこまで強くないアルカリが入っているのですが、回を重ねてしまうと、溶ける一歩手前の硬いチリチリ状態までになってしまいます。

そこまで行くと、カットして、その部分を取り除かないといけないのですが、その手前(濡れるとクセの波があり、乾くとチリつく)くらいの部分は、弱酸性の縮毛矯正一回の施術でも、だいぶ良い感じになります。

また、その下の傷んでいる部分も、「カラーはリタッチ、縮毛矯正はアルカリに触れさせない」、と徹底していけば、何か月かに一回の縮毛矯正の間には、だんだんとカットしていきますので、必ず傷みは減っていきます。


■また、カラーの褪色部分は、ヘナ、または、アルカリの入っていないヘアカラー剤で、トーンダウンすれば、明るくする力のあるカラー剤で毛先まで塗ってしまうよりも、格段にダメージは減ります。

「明るくするカラー」=「脱色力がある」=「アルカリ(ヘアカラー1剤)、と 過酸化水素(ヘアカラー2剤)で、ダメージが大きい」

となっていますので、美容師さんの安易な、

「毛先が褪色してますので、毛先まで染めておきますね~♪」 

は、実は怖いのです。 

(ちゃんと根元と毛先で薬液を変えているかを確かめないと)

美容師さんも、毛先までアルカリに触れさせることに、違和感も、罪悪感も無い人も多いので。 

(ただ単に、ダメージへのプロセス・原因を知らないだけで、わるぎはないのですが・・・)

 

●上記のような、感じで、1年くらいのスパンで見ていただければ、必ず髪は良くなっていきます。

「今までチリチリなのに、ほんとに治っていくの~?」っと、信じられないとは、思いますが、

■「ホームカラーは、絶対しないこと」

■「美容室のカラーでも必ず新生部のみ染める」

■「褪色部と染める場合は、何回かに一回のみにして、かならず弱酸性~中性カラー or ヘナで」

■「縮毛矯正も、アルカリを用いず、2回目以降は、リタッチのみ」


と、必要なことを守っていただければ、必ず、ご自分の髪が良くなっていくことの実感を感じられると思います。


☆縮毛矯正は、決して怖いものではありません。

でも、傷ませていることに気づいていない美容師さんが多いことは、とても怖いことです。


そして、「縮毛矯正は傷むもの」と、いうイメージがあることと、

チリチリに傷んでしまった方々が日本中に大勢いらっしゃることを、とても残念に思います。


栃木からですと、とても遠いですが、往復の数時間分の嬉しさと、その後の毎日の何百時間のも「お手入れ時間の短縮」を考えると、ぜひとも、施術させていただきたいと思います。  (*^-^*)


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☆Miyauchi様からのご質問☆縮毛矯正やデジタルパーマ後のコールドパーマは可能?


Miyauchi様からのご質問

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投稿者:Miyauchi

こんにちは。
お仕事ご苦労さまです。
5月4日に千葉市からデジパをかけにいった者です。
縮毛矯正と以前のデジパで傷んでウエーブがのびていた状態をきれいにしていただき、ありがとうございました。
お店の雰囲気もとってもくつろげてよかったです。
その後の髪の状態なのですが、ウエーブはちゃんとかかっています。

ただ、やはり自分でうまくブローができていないせいか、ドライヤー後はカールがだれてしまいます。

そのこととは別で、やはり私はデジパのウエーブより、通常のパーマスタイルの方がすきなのだと気づきました。
次に通常のパーマをかけるとしたら、やはり今の矯正とデジパがかかっている部分を切って、新生毛にかけるしか選択技はないのでしょうか。

デジパの上から通常パーマをかけても、かからないのでしょうか。

お手数ですが、お時間のあるときにお返事いただければと思います。

よろしくお願いします。

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Miyauchi さま

先日は、ありがとうございました。 (^O^)

ダメージのハンディはあったのですが、なんとかカールがかかって良かったです。 (^-^)


今回、vivaceで初めて施術させていただいたのですが、

以前の履歴で、

「20年10月のアルカリ縮毛矯正の過剰膨潤」と、
「21年2月のアルカリのデジタルパーマの過剰膨潤」で、どうしても、乾くと表面のカールがダレてしまいますね。

vivaceでの、デジタルパーマでは、アルカリ膨潤させない薬ですので、最小限の負担で施術させていただいたのですが、過去のアルカリでのダメージを無くすには、月日はかかりますが伸びるのを待つしかありません。


Miyauchi さまの髪質は、還元しずらいため、(パーマを作る髪内部の結合がほどけにくい)、どうしてもアルカリの薬ですと、還元する前に過剰に膨潤してしまうため、ダメージが重なり、結果的に「乾くとカールが伸びてしまう」現象が起きます。

特に、外側は、内側の髪質より弱いので、そうなりやすいです。


幸い、内側の髪は、まだ、還元に余力がありますので、次のパーマ(デジタルにしても、コールドパーマにしても)が、かかる余力は残っているのですが、外側は、既に前回までで、アルカリ過膨潤が起きてしまっていますので、乾くとカールが伸びてしまいます。

これは、通常のコールドパーマではもっと顕著で、表面の髪は回を重ねるごとに悪化して、さらにウェーブは出なくなっていきます。

ですので、表面のパサつく部分は それ以上負担かけないようにした方がいいです。


普通のパーマ(コールドパーマ)をその上にかけるということは、かかっている部分に、もう一度薬液が重なるリスクと、熱酸化固定されたカールがコールドパーマの薬液で ほどけてしまってバサバサしてしまうリスクの、2つのリスクがあります。

内側に関しては、まだ髪の弾力と、還元余力(パーマをかけるための髪の中の結合の残り)がありますので、コールドパーマ(できればアルカリの入っていないパーマ剤が理想)でもかかると思います。


今の時点でも、表面のパサつき部分には、ムースや他のスタイリング剤で、水分&油分を補ってスタイリングする、ということが必要となります。

また、一般的にコールドパーマでは、乾いたときのカールの再現性がデジタルパーマよりも劣るので、乾くとパサついてカールがダレてしまいます。
ですので、ダメージ部同様、スタイリング剤の水分&油分でしっとりさせることが必要です。

縮毛矯正後はコールドパーマが「かかりにくい」と言われますが、条件によっては、むしろデジタルパーマや縮毛矯正をかけてる髪では元々コールドパーマの適正な還元度合よりも「深く還元」してありますので、パーマ液に対して敏感になっていてかかりすぎる場合もあるのです。

そのため、縮毛矯正やデジタルパーマがかかっている髪に、どうしてもコールドパーマをかける場合は、酸性(ノンアルカリ)のお薬で、(vivaceでは、コールドパーマでも、弱酸性のものがあります)、なおかつ、還元力を弱めてかけないといけないのです。

今以上膨潤させないでカールをかけることは、後々の髪のコンディションを保つ上でとても大切なことです。


よく、「縮毛矯正のあとは、パーマがかからない」と言われますが、それは、アルカリの縮毛矯正の重なりで、髪の損傷が大きく、髪内部の結合が壊れてしまって、次のパーマがダレてパサパサになってしまう、というところから来ているのでしょう。

一方、その前段階のアルカリ過膨潤が、髪の限界を超えるまで行っていない場合は、「かからない」のではなく、「すごくかかってしまう」と、180度違う結果になるのです。

でも、そのハイダメージ毛の「損傷度合い」というのは、見た目では、どのくらい傷んでいるか(髪の限界を超えているか、限界の一歩手前か)が見極めずらく、特にハイダメージ毛の場合は、「ダレてかからない」と、「かかりすぎてチリチリ」が、紙一重なのです。


Miyauchi さまのご質問のお答えとしましては、


■理想に近い、きれいなコールドパーマをかけるには■

カラーはリタッチのみにして、あと1~2年くらい経ってから(12~24cm生え換わります)、酸性のコールドパーマをかけるのが、よいかと思われます。


■すぐに、または3か月以内にコールドパーマをかけたい場合■

表面のダメージ部分は、今よりもっとパサつき、カールは出なくなりますので、後悔する確率が高いので出来れば避けたほうがいいと思います・・・。(+o+)

「表面のダメージは無視して、パサパサウェーブでもOK v(・.・;)」、という場合は、これ以上膨潤させないように、せめて酸性のコールドパーマ液で。


■パーマの種類は問わないので、もっとしっかりかけたい場合■

少し長さが伸びた時点で、先日と同じようなデジタルパーマの工程で、襟足の還元を前回よりも進めて、ロッドを細くしてスタイリング時、引っ張りながらほぐして乾かすとコールドパーマ風になります。(デジタルパーマは根元5cmはかけられませんが・・・ )

 

「デジタルパーマ(縮毛矯正)後のコールドパーマ」と言っても、現状のダメージ状態、薬液選択、塗布の仕方・・・など、いろいろな施術がありますので、どうしてもかけてみたい場合は、時期をずらしたりして、極力リスクを減らしたほうが良いかと思います。


長くなってしまいましたが、内容わかりましたでしょうか・・・   (*^_^*)


ぜひ、ご検討ください。 !(^^)!


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momoさんから、縮毛矯正のダメージ部分への施術方法のご質問


momoさんから、縮毛矯正のご質問 


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2009/05/15 14:20 投稿者:momo

はじめまして♪

今年の2月に8ヶ月ぶりに縮毛矯正をかけたところ
去年はとてもきれいに伸びたのに
今回は速攻でブローしないとぼわぼわと広がってしまい
手触りもボサボサ、ゴワゴワするようになってしまいました。

実は去年の秋までは月1でヘナをしていましたが
寒さに負けてしまい(^^;ホームカラーを数回してしまったので
そのせいで痛んでしまったんでしょうか・・・(T_T)

今は、また週1でヘナをしているので少しバサバサ感はよくなってきたような気がします。

これからの季節、湿気で余計広がってしまうので
痛んでしまった髪をどうにかしたいと思って書き込ませていただきました。

できれば今月中にでもそちらで
縮毛矯正をしていただこうと思っているのですが
ヘナをしていてもかかりますか?
矯正をかける前何日か空けたほうがいいでしょうか?

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momoさん、はじめまして。 (^-^)

ご質問ありがとうございます。

2月に縮毛矯正をされたということで、今の新生部は、3cmくらいですね。

去年きれいに伸びたのに、2月には「ボサボサ、ゴワゴワ」ということは、

「ホームカラー数回・・・」が、かなり影響していると思います。 (>_<)

気軽についやってしまいがちですが、ホームカラーは、アルカリが強く、本当に怖いのです・・・涙。(T-T)

また、2月の縮毛矯正の際に、

「既に縮毛矯正で真っ直ぐになっていて、本来なら薬を付けてはいけないところに付けてしまった」か、

「若干クセが残っていたので、既存のストレート部分にも薬をつけたのですが、アルカリが過剰に作用してしまって、ボワボワになった」
のどちらかも、あると思います。

ホームカラーで、髪の限界近くまで行っていて、アルカリ縮毛矯正を、毛先まで塗布してしまって、ついに限界を超えてボワボワしてしまった、ということが考えられます。


上記の、前者の場合は、もう髪が耐えられる限界を超えてしまっているので、そのボワボワ部分は、そっとしておいて、根元の新生部と、そのとなりの「傷んではいるけど、まだクセが残っている部分」のみ、薬液をつけて縮毛矯正をすることになります。

後者の場合は、中間~毛先に、また髪の余力が残っていそうですので、弱酸性の縮毛矯正剤で、アルカリ膨潤させずにクセを伸ばすと、現状のまま過ごすよりも、お手入れしやすくなると思います。


ヘナは、縮毛矯正する上で、それほど問題ではないです。

日常の髪の保護と、カラーの役目で、そのまま続けていかれるとよいでしょう。


ヘナは、髪を包む作用があるので、縮毛矯正当日の還元時間をスムーズにするために、念のため、1週間くらいあけたほうがいいかもしれません。

(ヘナがついていても、若干お時間がかかる程度の差ですので、2~3日前にしたとしても気にしなくても大丈夫です)

※ 還元=クセを薬液をほどくこと

あと、意外と重要なのは、ボワボワを抑えるために、日ごろ、オイルやクリームなどでボリュームを抑えていた場合の事前準備です。

オイルや、クリーム、(資生堂のTSUBAKI椿シャンプーなども)、でオイル分が髪の内部に浸透していると、還元時間が倍くらいかかってしまったり、100%還元しないままストップしてしまったりします。

ですので、オイル系のヘアケア剤は、施術前3日くらいは控えたほうが、縮毛矯正がきれいにかかると思います。

特に、vivaceの縮毛矯正は、アルカリ(浸透促進剤)が入っていないため、オイルでガードされていると還元時間がかかってしまいお時間を余分に取らせてしまうことになってしまいますので。


タイミング的には、もう根元が3cm伸びていますので、縮毛矯正はいつでも大丈夫です。o(^-^)o

あとは、ボワボワ部分の髪の状態を見させていただいて、要所要所で、施術方法を工夫していけば、最善の方法となります。


アルカリの縮毛矯正では、こうした微妙な施術ができませんので、ぜひお時間のあるときにお越しください。


ダメージのハンディは、かなりあると思いますが、最善の方法で、縮毛矯正できると思います。 o(^-^)o


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クセが伸びにくい方でも、アルカリの強い矯正に頼らないで (^-^)

8bb12cd2.jpg

髪が元々もっている潤いを、出来るだけ逃がさないように、

アルカリ膨潤させず、クセだけを 「ほどく」。

そういう処方で、縮毛矯正をやっていると、ごくまれに、どうしても、1回2回では、クセが残ってしまう方もいらっしゃいます。

でも、クセの残りは、次回に繰り越して・・・

次の時には、カルテを見ながら作戦を練って、

「前回、こうやったので、今回はこうしてみよう!」、と、同じ成分のお薬でも、いくつかのメーカーで出しているので、それをミックスしながら、髪との相性をみていきます。

そして、何回か工夫していくと、「これだ!」という処方が見つかっていきます。


写真のお客様も、数か月ごとに、ちょうど3年vivaceで縮毛矯正をしています。

はじめていらした時には、髪の長さは肩くらいで、チリチリした傷みで、白っぽくなっていました。

「いつも矯正をすると傷んでしまって、チリチリを切っていくと短くなってしまって、ぜんぜん伸ばせないんです・・・」

と、おっしゃっていました。


クセのうねりが強いため、4~5か月すると、内側から持ち上がってきて、ヘアスタイルがまとまらなくなってきます。

なおかつ、還元がとてもしずらく、いつも、5%~10%くらいのクセは、次回に繰り越しになっていました。 (還元=クセをほどく)

それでも、アルカリで膨潤させないように縮毛矯正をして、カラーは毎回リタッチ(根元のみ染める)にしていると、だんだんと健康な髪が上から下に降りてきます。


毛先のチリつきは、少しずつカットしていって・・・。

毎回毎回、繰越しの数%の、クセの残りを取る方法を工夫していって・・・。


3年経つと、36cm生え換わります。

もう肩を超えてもチリつくことはありません。 (^-^)

クセの伸びずらい方でも、弱酸性の縮毛矯正で辛抱して(つい強い薬を使いたくなってしまうけれど)伸ばしていくと、髪の中のタンパク質が壊れないので、髪に保水力が出てきます。


髪に保水力が出てくると、お風呂上がり乾かすのも早くなりますし、湿気の多い日でもフワフワ浮かず安定してきます。

レイヤーの軽いヘアスタイルにしても、フィット感が出てきます。


だんだんと湿度が高くなってくるこの季節。


髪の傷みで、ヘアスタイルがまとまらなくなっている方も多いと思います。

ぜひ、いつもと違う縮毛矯正を体験してみてください。 o(^-^)o


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momoさんから、縮毛矯正毛へのパーマのご質問

momoさんから

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先日はお世話になりました♪
痛んでいた髪が手触り良くサラサラになって、毎日のスタイリングもとっても楽チンになりました!

今回、相談させていただいてから実際にお店にうかがったので
安心してお任せすることが出来ました。

店長さん、スタッフの皆さんがとっても丁寧に丁重に施術してくださって
ほんとにうれしかったです。

お手入れがんばって、秋ごろにまたうかがいたいと思ってますので、
よろしくお願いいたします。

この次には、ムースとかで固めずにフンワリゆるいカールにできるなら挑戦してみたいんですが・・・

過去ログの「デジタルパーマのふんわりショートスタイル」みたいな感じです。
http://image.blog.livedoor.jp/hairvivace/imgs/4/1/41417a2c-s.jpg


縮毛矯正のお手入れの簡単さは捨てきれないのですが
実は動きのあるパーマスタイルのほうが好きなんです(笑)

縮毛矯正はせずにデジタルパーマだけでできるでしょうか?
(太くて硬くて癖があるので普通のパーマをかけると失敗する確率が大でした)


本当にお暇なときでかまいませんので、お返事いただけるとうれしいです(^^)


今後もたくさんの方の髪の悩みを解決してあげたくださいね(^_^)v


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momoさん

先日はありがとうございました! (^-^)

お手入れ楽ちんになってよかったです。

クセっ毛が強くて、縮毛矯正している場合は、パーマ、ちょっとハンディがありますね・・・

かけるとしたら、先日の縮毛矯正と同じ成分のお薬をもっと弱めて、デジタルパーマなのですが・・・

縮毛矯正してある状態でデジタルパーマをかけるとすると、「元々の髪質のクセっ毛のザラつき」と、「今の縮毛矯正をしたサラサラ感」の、中間くらいの質感になると思います

でも、かけるとしたら、待ったほうがいいような・・・

まだ、デリケート部分が無くなっていないですからね。(´∀`)

ショートにする場合は平気かな?

でも、元のクセの上からだと、ボワボワが混ざってしまうかな・・・


髪は、ちゃんと傷めないように施術していれば、だんだん良くなりますので、

ちょっとずつ切っていって、中間~毛先に「プルンッ」とした弾力が出てきたら、デジタルパーマOKです!

それまで、できれば縮毛矯正で待ったほうがいいような気がします。


またご来店の際に、ご相談くださいね! 。(^∀^)。


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縮毛矯正毛から、初めてのデジタルパーマ

77b25d5c.jpgvivaceをインターネットで見つけてくださって、先日お電話いただきました。

「縮毛矯正で傷んでるからデジタルパーマかけられるかどうか...(>_<)」
とおっしゃっていました。

今日、いらしていただいて、髪の状態を拝見すると、まだ髪に弾力がありましたので、おそらく大丈夫そう(^-^)と予想されました。

あとは、10ヶ月前の縮毛矯正と、その前の縮毛矯正が、どれだけ髪にダメージを与えているか...

仕上がりのパサつき感がどのくらい出るかは、かけてみないとわからない部分です。

縮毛矯正しているので、酸性タイプで通常の1/4くらいの還元力のお薬を使いました。

(還元力=パーマをかける為に、髪内部の結合をほどく力)

通常、縮毛矯正している方は、毛先のダメージ部分が細く引き締まってかかりやすいのですが、意外にも、それほど引き締まりが出ず、艶っぽく大きなカールに仕上がりました。(^O^)

よかったよかった。o(^-^)o

1歳の坊やがベビーカーに乗りながら待ってたのですが、パーマが終わるまで静かにおりこうさんにしててくれてました。(=^▽^=)

ママ素敵な髪型になったね~。

o(^▽^)o

埼玉県の桶川市からご来店の縮毛矯正のお客様

74756934.jpg今日、初めてご来店いただいたお客様です。

埼玉県の大宮の向こうのほうから来てくださったそうです。
遠くからありがとうございます。 (*^-^*)

中学生の頃から、ずっと縮毛矯正をしていて、いつもなかなか伸びず、前回(2月)の縮毛矯正の際にチリチリなってしまって(>_<)、ネットで今回vivaceを見つけて来てくださいました。


■左が施術前です。

内側をみると、4が月前に矯正をした部分もクセが伸びていないので、還元不足というのが、わかります。

※ 還元 = クセをほどくこと

また、毛先が5~6cmに、チリつきがあり、その部分を濡らすと、まだカーブが残っていましたので、「アルカリ膨潤が過剰」で、「還元は不十分」ということが予想されました。

※ アルカリ過膨潤 = 一般の縮毛矯正剤では、還元剤が浸みこみやすいように「アルカリ」で、髪をふやかします。それが髪を傷ませてしまう主な原因です。vivaceでは、アルカリ膨潤させずに、なおかつ還元力の十分あるお薬を使っています。


1、髪の部分部分の還元スピードを確認しながら、薬液の量を加減していきます。

2、還元が進むまで、じっくり待ちます。


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●一般的なアルカリの薬液、または、還元力の足りない弱酸性縮毛矯正では、ここの還元行程でつまずいてしまいます。

A アルカリの薬液では、還元が十分に進む前に、アルカリ膨潤が進んでしまい、美容師さんが「十分浸透した!軟化OK!」と思ってしまい、すすぎ→アイロン行程に入ってしまいます。
結果、最後のドライをすると、「あれ?伸びてない・・・」となってしまうのです。

B また、還元力の足りない弱酸性縮毛矯正では、時間を置いても、還元が進まず、結局、アルカリの従来の還元剤を追加してしまい、質感は従来のパサパサ質感とそう変わらず、Aの繰り返しで「アルカリ膨潤が過剰で、還元は不十分」となってしまいます。

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3、途中途中で、還元状態をチェックして、じっくりじっくり待ちます。 ( 辛抱、辛抱・・・ o(^-^)o )

4、バックが還元しずらいのは、左の写真でも、薬液を付けていった時にも、感じますので、フロントサイドが「100%還元」になるまで、バックの還元を促進させ、なるべく追いつくようにします。

(フロントサイドが100%で、バックが90%~95%までの還元までしかどうしても進まない場合は、次回に残りの数%の還元不足は繰り越します。そうすることにより、敏感なフロントサイドの傷みが出ないようになります。バックの還元不足部分も、アルカリ膨潤させないお薬でしたら、次回に安心して還元の追加ができます。)

5、アイロン行程に入ります。 細かくスライスを取って、縮毛の表面の凸凹を均していきます。


■右が仕上がり写真です。

バックに、わずかですが、5~10%の還元不足の部分がありますが、これは、次回に繰り越せます。 おそらく、バックとフロントサイドでは、1.5~2倍の還元の所要時間の違いがありそうです。

また、今までの縮毛矯正で、「アルカリ膨潤が過剰で還元は不十分→アイロン行程」の繰り返しで、クセがタンパク変性により焼き付いてしまっていて、どうしても100%まで還元しない部分もあります。

この部分は、毎回チョコチョコ切っていけば、チリつきと共に無くなっていきます。 (^-^)


いつもの縮毛矯正では、仕上がり時にクセが伸びていないため、アイロンで仕上げて(家では、また元通りのクセのまま・・・(>_<) ) いることが多いと思いますが、これだけ還元を進めることが出来ると、

右の写真のように、ハンドドライだけで、艶が出てきれいになります。


実際は、毛先のチリつきがどれだけ改善できるかは、「やってみないとわからない」のですが、このお客様の場合は、思ったよりも、毛先のチリつきが改善できて良かったです。 \(*^o^*)/


アルカリ膨潤させないで、クセを伸ばしていくと、髪の水分が失われないので、だんだんとヘアスタイルのフォルムにフィット感が出てきたり、フロントサイドなどに丸みのあるブローが出来てきたりします。

毎回、このようにしていくと、2~3回目には、もっといい状態になっていくでしょう。 !(^^)!


アルカリの過剰な膨潤や、アイロンでのスタイリングは、1回でも少ないほうが、良いです。

縮毛矯正で、不安に感じたら、ぜひ一度、vivaceにご相談ください。 o(^-^)o

「デジタルパーマがどうしてもかからない」というrafikiさんが一時帰国でご来店くださいました

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昨年、「デジタルパーマがどうしてもかからない」というご相談をこのブログでお受けしていたrafikiさんが、日本に帰国されご来店くださいました。

下記のブログでご相談のあったように、シンガポールでデジタルパーマを4回かけてかからず、5回目は普通のコールドパーマをかけて、またかからず・・・という状態でした。

http://app.blog.livedoor.jp/hairvivace/tb.cgi/51081332 (19/7/26)

http://app.blog.livedoor.jp/hairvivace/tb.cgi/51102445 (19/8/16)

ご来店いただいて、髪の状態をみると、まだ若干髪のコシが残っていましたので、傷みの多くはアルカリによるもので、還元(髪内部の結合をパーマの為にほどく)は不完全、と予想されました。

5回かけてもかからないということは、還元もしずらいということですので、酸性のデジタルパーマ剤で、何回かテストして、還元を十分に確認出来てからロッドを巻く工程に入りました。

1剤の所要時間は、平均の時間の3倍強を要しました。(ここで還元を妥協してしまうと、またかからなくなりますので)

通常のアルカリのデジタルパーマ剤ですと、還元しにくい方の場合、還元の前にアルカリで髪がふやけてしまい、還元不完全のまま、次の工程に入ってしまいます。
これが、何度かけてもかからない原因となります。

rafikiさんの場合は、何千人もデジタルパーマをかけてますが、おそらく1番か2番の還元しずらい髪質です。

幸い、アルカリでの過剰膨潤はMAXまでは行っておらず、還元さえ上手く行けばかかるかな・・・と思っていました。

でも、さすがに、5回のパーマを施している状態ですので、「かかります!」とは断言できず、上記のブログ記事のように最大のダメージの可能性もあると、お伝えしておきましたので、施術前の段階でご理解をいただけました。

結果・・・思った以上にきれいにかかりました!

rafikiさん、とてもメールやお電話で悩んでいたので、僕も、なんか感激して「ジ~ン」ときてしまいました。 .。゚+.(・∀・)゚+.゚

海の向こうから、こんなローカルな町の美容室を見つけてくださって、インターネットってすごいなぁ、ってつくづく思います。

よかったよかった。


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室 VIVACE

りえ様の「縮毛矯正で毛先が傷んでいる場合のデジタルパーマ」についてのご質問

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1. Posted by りえ    2006年03月08日 17:41
 
4 はじめまして。私は長年の縮毛矯正で毛先チリチリっ子なんですが、デジタルパーマについて教えていただきたいのですが・・・。<br>最後に矯正してから約半年が経過し、通常だとそろそろリタッチ矯正の時期なのですが、もう毛先つんつん傷んでしまう矯正が嫌になってます。そこへ「癖毛にも大丈夫なデジタルパーマ」なる触れ書きを目にしました。本当なのでしょうか?かなり癖毛な私ですが、デジタルパーマは癖毛にも対応できるならチャレンジしてみたいのですが・・・
 
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りえ様 
 
ご質問ありがとうございます。
 
まずはじめに、「長年の縮毛矯正で毛先チリチリ・・・」についてですが、縮毛矯正は、正しい施術で行なえば、チリチリにならずにきれいな状態を保てます。
 
でも、たとえば、髪の長さが30cmの場合、過去3年間の施術が正しく行わなわれていないと、毛先はチリチリしてきます。
 
一度チリついてしまった髪は、切らないと治りません。
でも、次の縮毛矯正が正しくないと、また毛先はチリチリになってしまいます。
 
その繰り返しになって、髪がいい状態にはなかなか戻れない方が多いのです。
 
おそらく、過去2年~3年の施術の中で、毛先を完全にプロテクトして、「リタッチ」すれば、そう傷まないところを、美容師さんが、何回か、毛先まで薬液を塗布していることが考えられます。
 
また、クセが強く、サイドやバックの毛先がチリついている場合は、髪の部分部分の薬液浸透のスピードを考慮せずに、全体を一緒の時間と塗布量で施術しているため、たとえば、80%の浸透の部分(浸透不足)と、120%の浸透部分(浸透過剰)が生じてしまい、全体的に、バラバラな効き目になってしまっていることも考えられます。
 
ご希望のデジタルパーマですが、縮毛矯正で「毛先がチリチリ」状態ですと、既に過剰な薬液浸透が考えられますので、デジタルパーマをかけても、毛先のチリチリは、元には治らない可能性が高いと言えます。
 
もっと、傷みが進んでいる場合は、デジタルパーマをかけても、カールが付かないこともあります。
 
これは、髪が既に、薬液の過剰作用で、たんぱく変性をい起こしているということです。
 
デジタルパーマは、縮毛矯正している方にも、リスクが少なくパーマがかけられますが、過去のカラーや、縮毛矯正や、スタイリングの際のアイロン・コテ、で、髪にダメージを受けている場合は、どうしてもきれいにかからないのです。
 
ただ、言えることは、「普通のコールドパーマ」よりは、だんぜんリスクが少ないということです。
 
(これも、酸性の、髪に優しいデジタルパーマの薬液を使ったり、髪の損傷度合いによって、デジタルパーマの薬液塗布量を変えたりしないと、縮毛矯正で傷むのと、同じ仕組みで、デジタルパーマでも、傷みを進めてしまいます)
 
それでは、どうしたらよいでしょう・・・?
 
2つの方法があります。
 
○1つは、毛先の傷みの度合いは、個々のお客様でまったく違いますので、とりあえず、「毛先のチリつきは、目をつむって、スタイリング剤などで、ウェット感を出し、パサパサを抑えるようなスタイリングをする」、ということを前提に、デジタルパーマをかけてみる・・・
 
○もう1つは、これからの縮毛矯正を正しく施術し、
(弱酸性の縮毛矯正剤などで、極力、髪をアルカリ膨潤させずに、正しいリタッチ「毛先をプロテクトし、根元の新生部のみ縮毛矯正する」をおこない、徐々に治していく)、チリつきが治ったら、デジタルパーマを行う・・・
これは、傷みにもよりますが、1~2年くらいのスパンで、治していくことになります。
(縮毛矯正の正しい施術が必須です)
 
■長くなってしまいましたが、それだけ「縮毛矯正で毛先がチリチリ」状態から、脱出するのは、難しいことなのです。
 
こちらにいらっしゃるお客様でも、何人かの方は、ひどくチリチリな状態から、脱出した方もおられます。
 
長い目で見ないとダメですが、縮毛矯正は、宣伝のキャッチコピーや、メーカー(縮毛矯正の商品名)うんぬん、ではなく、「髪に合った、適正な薬液で、正しい技術を行う」という、共通の約束事があります。
 
ただ、それを知らないで、安易に縮毛矯正を施術してしまう美容師さんがあまりにも多いため、9割以上の方が、縮毛矯正のダメージで悩んでいます。
 
デジタルパーマでも、同様で、正しく施術しないと、デジタルパーマでさえも、チリチリになることもあります。
 
■難しいことをたくさん書いてしまいましたが、ご検討の材料にしていただけましたら、幸いです。
 
もし、当店で施術していただく場合は、今の状態の中で、最善の方法でさせていただきますが、今現在、きれいなデジタルパーマを施すことは、少し難しいように思います。
 
■デジタルパーマも、縮毛矯正も、本来、とても良い物なのですが・・・

ダメージ毛の上に、デジタルパーマをかけて、次にストレートに戻す場合

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■ダメージ毛にデジタルパーマをかけた後、元のストレートに戻したいという時■

●写真の髪は、カラー、縮毛矯正、パーマ、の繰り返しで毛先がタンパク変性を起こしており、パサついてうまくパーマのカールが出ない状態です。

○ヘアカラー(明るくなるカラー)の傷みは・・・

1.脱色(過酸化水素)による、髪の傷み

2.アルカリによる、髪の傷み

があげられます。

○パーマや縮毛矯正やストレートパーマの傷みは・・・

1.アルカリによる髪の傷み

2.還元剤による髪の傷み

3.アイロンによる過剰な加熱による傷み

があげられます。

 

□ 上記の何らかの原因で髪が、「すご~く傷んでいる」場合、デジタルパーマをかけると、パサついたり、カールが細くなったり、乾くとカールが伸びやすかったりします。

今回は、
そのくらい傷んでしまっている状態で、「またストレートに戻したい」っていう場合のお話です。

○上記の傷みの原因で、髪には、デジタルパーマをかける「以前に」、アルカリによって過膨潤(ふやけて過剰に柔らかくなること)が起きています。

っということは、デジタルパーマをかけるときに、アルカリのデジタルパーマ剤は強すぎるということです。

(このブログ読んでくださっている美容師さんがいらっしゃいましたら、ダメージ毛へのデジタルパーマの際には、ぜひお願いします。たった一回のデジタルパーマでも、アルカリの強い薬液を使ってしまうと、パサパサ、デレっと伸びた仕上がりになってしまいます。2回目以降かかけられなくなってしまいます。)

□そして・・・お客様がパーマに飽きてしまって、「またストレートに戻したい」っと、ご来店の際には、

ストレートパーマ剤・縮毛矯正剤も、酸性タイプのものを使い、アルカリ膨潤を進めないようにします。

デジタルパーマは熱でパーマを固定していますので、通常のコールドパーマ(薬をかけるだけのパーマ)より、ストレートパーマ(縮毛矯正)時に、なかなかストレートに伸びにくいです。

その状態で、アルカリのストレートパーマ(縮毛矯正)を使うと、還元(パーマを解く)する前に、アルカリで髪がテロテロになってしまって、ストレートになる前に、改善不可能な傷みが生じてしまいます。

なので、酸性のストレート(縮毛矯正)剤で、膨潤させずに、じっくり還元させます。

そうすることにより、アルカリでの傷みは進めず、還元してパーマを伸ばすことができます。

もちろん、還元作用により、髪の中の「シスチン結合」という、タンパク質のつながりを解くので、傷みは無いわけではありませんが、極力最低限の傷みの進行で抑えられます。

 

微妙な、さじ加減や「目と手の感覚」で、部分部分で薬液の浸透度合いを調節することが多いので、「この薬を使えばOK!」っということもありませんが、極力、お一人お一人のお髪の状態をしっかり見て、丁寧に施術していきたいと思います。


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室 VIVACE

まきろんさんからのご質問~デジタルパーマがかからないのは・・・~

1. Posted by まきろん   2006年05月22日 00:34
 
1週間ほど前に他店でデジタルパーマをかけましたが、よくかかりませんでした。
もう一度4日後にかけなおして頂いたのですが、更にウェーブが弱くなってしまいました。
その美容師さんがおっしゃるには、「パーマはかかるんだけれども、それを固定する薬を髪の内部にしめておく力が弱いので、デジタルパーマには向かない」とおっしゃるのですが、やはりそういうものなのでしょうか・・・?
カラーリングはしていませんし、コールドパーマも3、4ヶ月に1度ぐらいしかかけていません。
ただ髪質は細くコシはありません。
このような私の髪質には無理なのでしょうか。
もしくは薬剤によっては、VIVACEさんでかけて頂くことは可能と思われますでしょうか?
 
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まきろんさん、ご質問ありがとうございます。
 
●そうですね・・・。
今のまきろんさんの髪の状態だと、デジタルパーマは、もう難しいように思われます。
 
●3~4ヶ月に一回のコールドパーマですと、仮にまきろんさんの髪の長さが30cmだとしますと、毛先のほうは、少なくとも5回以上は、パーマ液に浸されています。
 
●また、元々の髪の毛の内部の弾力を作るタンパク質の量(パーマのカールを維持する力)を仮に
 
太い髪=100
細い髪=50
 
とします。
 
●パーマやカラーで、髪が傷むと、内部のタンパク質はだんだん減ってきます。(まきろんさんはカラーはしてないですね)
 
○太い髪の方の場合、内部のタンパク質は、100の状態から、数回のコールドパーマで、50くらいに減っても、
その残りの50のタンパク質のうち、20だけ、デジタルパーマの薬で「還元」(パーマをかけるために髪内部の結合をほどく)して、その20でカールをつくり、残った30でカールを維持します。(この維持力がコシです)
 
○細い髪の場合、もともと内部のタンパク質は、50しかないので、
数回のコールドパーマで、毛先はすでに0に近づいていて、中間部も15くらいしか残っていません。
 
その状態で、デジタルパーマをかける場合、唯一のかけ方は、毛先の「パーマのダレ」は、覚悟しながら、中間部の残りの15のうち、7くらいを還元して、残った8でカールを維持します。(コシがなく、ギリギリかかる状態です)
 
もちろん、この場合、強いデジタルパーマの薬液では、12くらい還元してしまい、残りの3では、髪の重さをカールが支えきれず、伸びてしまいます。
 
また、まきろんさんのように、その状態で、もう一度、デジタルパーマの薬液で還元すると、15全部、結合を解いてしまい、コシの残りが0ではカールは出ません。(ストレートに伸びてしまうこともあります)
 
●細い髪の方で、コールドパーマをかけている場合、(または日常のシャンプー、ブローなどでも、内部のタンパク質は失われます)
大切なのは、アルカリの薬液で髪を必要以上に膨潤させず(酸性のデジタルパーマの薬液を使います)、還元する度合いも、コシを残す微妙なサジ加減で、デジタルパーマをかけるということです。
 
もともとデリケートな髪の場合、通常のアルカリのデジタルパーマの薬液ですと、内部のカールの弾力の元となるタンパク質の全部を一気に、過膨潤+過還元してしまうので、すでにそこでアウトになってしまいます。
 
また、もともとあるダメージで、限りなく「カールの弾力の元となるタンパク質」が0に近い場合、上手に還元しても、カールがダレてしまうこともあります。
(これは、かけてみないと解かりません)
 
●まきろんさんの髪は、おそらく2回目のデジタルパーマ時に「カールの弾力の元となるタンパク質」が0になってしまい、真っ直ぐになってしまったように思われます。
 
おそらく、vivaceでかけたとしても、「カールの弾力の元となるタンパク質」が0の場合は、デジタルパーマは、かからないと思われます。
 
2年くらい生え変わりを我慢(パーマをいお休みして)すれば、
 
「カールの弾力の元となるタンパク質」=50  
 
に戻るので、上記のように気をつけてデジタルパーマをかければ、可能だと思います。
 
■どのように説明するのが一番わかりやすいか考えたのですが、髪のコシの量を数値で説明してみました。
 
実際は、数値のように単純ではなく、たとえばデジタルパーマでは、かからないけれど、酸性のシステアミンのコールドパーマでは、なんとかかかる(パサつきの覚悟や、ウェットスタイリング前提)場合もありますので、上記の
 
 「カールの弾力の元となるタンパク質」=0
 
というのは、極端かもしれませんが、「デジタルパーマをかける」場合の意味で、50とか0とか表現してみました。
 
わかりにくいかもしれませんが、うまく伝わりましたでしょうか・・・
 
髪が太くても、ダメージが多い方は、上記のことは当てはまります。
 
また、日常のスタイリングの際のコテ(カールアイロン)などで、
「カールの弾力の元となるタンパク質」が熱変性してしまっている場合も同様です。
 
デジタルパーマは、髪のコシ=「カールの弾力の元となるタンパク質」がある程度残っていないと上手くかかりません。
 
ダメージ毛や、髪の細い方の場合、コシを残しての還元のサジ加減が重要です。
 
デジタルパーマも大分普及してきましたが、美容師側もそのサジ加減を理解してかけないと、2~3年パーマがかけられない髪になってしまうこともあります。
 
また上手にデジタルパーマをかければ、普通のパーマより数段メリットがあります。
 
まきろんさんや、このブログを読んで下さっているデジタルパーマが上手くかからなかった方は、髪を2年くらい延ばして(カラーをしている方は、常に根元のみ染めて、毛先をトーンダウンorカラーチェンジする場合は、中性カラーやトリートメントカラーで)、ぜひもう一度デジタルパーマを試してみてください。
 
ハンディキャップがある髪質でも、とてもいい感じのカールがでます。

あや様からのご質問。~マイクロパーマの後のデジタルパーマ~

3. Posted by あや    2006年06月04日 22:04
質問とか悩み相談はどこですればいいんでしょうか・・・・他の店で2週間前にマイクロパーマとかいうのをかけましたが、どうもおもったようにスタイリングできなくて。期間をあけずにデジタルパーマをかけなおしにお店にお伺いするのも、髪的に
大丈夫なものなのでしょうか。・。。。
 
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あや様
 
ご質問ありがとうございます
 
ご質問の「熱固定させる巻き髪パーマ」の件なのですが
 
マイクロパーマも、形状記憶デジタルパーマも、システムキュールも、3Dカールも、・・・、各社メーカーのネーミングの違いで、熱で固定させるパーマという点では一緒の仕組みです。
 
もっとも、各社、自社の商品に自信をもっていますので、「自社の巻き髪パーマが一番!」っというと思いますが・・・
 
「デジタルパーマ」という名前は、vivaceでも扱っている「パイモア」という会社が初めて作って、登録商標をとっていますので、他社は「デジタルパーマ」という名前は使えません。
 
でも、現在の一般名として、「デジタルパーマ」がだいぶ普及していますので、違う名前だと、「仕組みが違うもの?」っという誤解が生じてしまいますね。
 
■ご質問の「マイクロパーマの後のデジタルパーマ」ですが、
 
1.初めのパーマの際の薬液の浸透が「過剰」でスタイリングしにくいのか・・・
 
2.初めのパーマの際の薬液の浸透が「不足」でスタイリングしにくいのか・・・
 
3。もともとの傷みによって、いたし方ない状態なのか・・・
 
主に、その3つが考えられます。
 
2.の「不足」の場合は、問題なく、その上にデジタルパーマをかけることが出来ます。
適正な強さの薬液を、ちょうど良い浸透具合まで、追加すれば大丈夫です。
 
1.と3の場合は、髪の状態を見てみないと、アドバイスが難しいです。
 
場合によっては、1と3が合わさっている場合もあります。
 
もし、ご心配でしたら、髪の状態を見させていただければ、おおよその予測はできると思います。
 
パーマをかけるかけないは、それからゆっくり考えてからでも構いませんので、お時間ありましたら、ご相談に一度おでかけください。

デジタルパーマと石鹸シャンプー のご質問

ぴーねこ さんからのご質問です。

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はじめまして。"デジタルパーマ""せっけんシャンプー"で検索してきました。

もう5年以上せっけんシャンプーで、髪や頭皮のコンディションもよいのですが、ぺたんこのストレートヘアに飽き飽きしています。でもパーマをかけると、せっけんで洗うと落ちたり、もたついたりトラブルばかり。もともと丈夫でパーマのかかりにくい髪質です。しかしたまにはスタイルを変えたい!

デジタルパーマとせっけんの相性はどんなものでしょうか。せっけん愛好者はパーマは諦めた方がいいのでしょうか。お忙しい所恐縮ですが教えて下さい...。

当方神奈川在住なのですが、近くにこんな研究熱心な美容師さんが居ないのが残念!!というか、相談に乗って下さるなら千葉まで行っちゃいたいくらいです。

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ぴーねこさん、ご質問ありがとうございます。

ちょうど、おととい、いつも石鹸でシャンプーしているお客さまがデジタルパーマ(当店で2回目)をおかけになりましたが、まったく問題なくかかりますヨ。

せっけんシャンプーでの、「もたつき」は、いつもどおり、どうしても出てしまいます(石鹸シャンプー独特の、ミクロの石鹸カスが髪に付着するため) が、

毛先にだけ、シャンプー後に、何かすべりのよくなるもの(お肌に合うもの)をつければ、デジタルパーマのカールに艶が出ると思います。

丈夫でかかりにくい方には、ぜひデジタルパーマ、おすすめです!

神奈川からいらっしゃる方も時々いらっしゃいますが(遠いですよね・・・)、もしお時間がありましたら、いらしてください。

なるべく、デジタルパーマのお薬でも、アルカリを使わず、質感の良いように最善をつくしてきれいにかかるようにいたします。

 

ブログのご質問ありがとうございます。

遠くの方も、たくさんの方に見ていただいてうれしいです。

ぜひ、ご参考にしてみてくださいネ。


詳しくはこちらへ→ 弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室 VIVACE


~デジタルパーマの傷み~ ゆめさん から

ゆめさん からのご質問

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相談なんですが(;_;)
この間他店で初めてデジタルパーマをかけたのですがかなり傷んでしまって
パーマも自分で乾かしてセットしても全然パーマがかかってる感じがしません
どぅにかなりますか?

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ゆめさん、ご質問ありがとうございます。

おそらく、デジタルパーマをかける際に、髪の状態に対して、お薬が過剰に作用してしまったためと思われます。

そのようなケースのほとんどは、残念ながら、デジタルパーマをかければかけるほど、状態が悪化してしまい、カールが出なくなってしまいます。

もし、カラーをしてらっしゃるなら、いつも根元のみ染めるようにして
(毛先まで、いつもアルカリのカラーをつけてしまうとデジタルパーマのカールがパサついて、伸びやすくなってしまいます)、毛先にカラーのダメージを重ねないことと、コテやストレートアイロンはしないこと(熱で髪がタンパク変性を起こしてデジタルパーマがかかりにくくなってしまいます) を、注意して、生え変わりを待つしかありません。

実際の髪の状態をみれば、もう少し適切なアドバイスができると思いますので、お近くでしたら、ご相談にいらしてください。

デジタルパーマでも、普通のパーマでも、縮毛矯正でも、現状から、いかに傷めないようにかけるかが、後のヘアスタイルのスタイリングに大きく影響します。

今の髪の状態ですと、本来のデジタルパーマの良さが、残念ながら出ませんので、髪の状態がよくなるのを待って、もう一度ぜひチャレンジしてみるとよいと思います。

濡れているときに、もしカールが出るときは、ラメラメトリートメントで髪内部にタンパク質を髪に補ってあげると、デジタルパーマのカールが出やすくなる場合があります。

ぜひご参考にしてみてください。


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縮毛矯正毛へのデジタルパーマ

bfa2db64.jpgデジタルパーマのお客様に撮らせて頂きました。(^-^)

髪質は、膨張しやすいクセ毛で太め。

カラーが数回重なっていて、縮毛矯正を1年半前くらいにやっています。

縮毛矯正毛は、パーマがダレやすい場合があるので、妥当な2番目の太さのロッドで。

 トップも凹凸のあるクセなので、デジパー効果で、凹凸を緩和する狙いで、一番太いロッドでサラッとかけました。

縮毛矯正を過去にしているので、カールが細長くなることが多い条件でした。

酸性タイプのお薬で、髪を膨潤させずに優しく還元させてかけてみました。

髪質がしっかりしていたため比較的カールの直径が大きくでました。

軟毛の髪で、縮毛矯正している(長さにもよりますが、過去2~3年までの縮毛矯正の施術が影響されます)髪では、デジタルパーマのカールの直径が細目に出るか、傷みによってはパサッとほぐれ易くなったりします。

 薬の強さや、還元の深さをコントロールすれば、通常のコールドパーマよりリスク少なくパーマをかけることが出来ます。

髪のダメージレベルは、主観と客観で違いますので、わからないときは、お店に髪の状態を見せにいらしてください(^-^)。

ご相談の際も、一応ご予約を入れていただけますと、髪の状態を見ながらお話出来ると思います。

もちろん考えてから後日施術もOKですので、お気軽に。 o(^-^)o


弱酸性 縮毛矯正 デジタルパーマ 松戸 柏 美容室 VIVACE

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