県内ニュース長井署などが消防職員3人逮捕 集団女性暴行容疑
2010年09月20日 23:19
集団で女性に性的乱暴をしたとして、県警捜査1課と長井署は20日、集団女性暴行の疑いで、西置賜行政組合消防本部(長井市)の職員3人を逮捕した。調べに対し、1人はおおむね容疑を認めているが、ほかの2人は「無理やりではなかった」と否認しているという。
逮捕されたのは、いずれも同本部に所属する消防士長川村龍介(30)=長井市九野本、消防士横山義宏(27)=同市中道1丁目、消防士長片倉稔(30)=同市本町2丁目=の3容疑者。 3人の逮捕容疑は、今年8月6日午前2時ごろから同3時半ごろの間、片倉容疑者が借りている長井市のアパートで、置賜地方に住む20代女性に対し、共同で性的暴行を加えた疑い。 捜査1課によると、女性は容疑者の1人と知り合いで「話がある」などと言われ呼び出された。片倉容疑者のアパート近くで待ち合わせ、部屋に誘い込まれたという。女性は8月11日、長井署に被害届を出した。 県警は20日、3容疑者に任意同行を求めて事情を聴く一方、犯行現場となったアパートなどを家宅捜索した。 集団女性暴行罪は2004年の刑法改正で新設。「2人以上の者が現場において共同して性的暴行した」とする容疑が固まったとして適用した。
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