1月23日(土)
午後6:30〜6:50
「“チベット子ども村”の祈り」
-インド ダラムサラ-
(アンコール放送)
再放送予定
1月26日(火) 午後6:15〜6:35
1月27日(水) 午前9:15〜9:35
1月31日(日) 休止
インド北部ダラムサラ。ヒマラヤを望むこの町に、中国から亡命してきたチベット人の子どもたちが学ぶ学校がある。その名も「チベット子ども村」。チベット人としての教育を受けさせたいと、親は子どもたちを送り出す。そして、子どもたちは歩いて中国チベット自治区からインドへ亡命してくる。
今回の主人公ツェリン・ノルブ(26)も7歳の時にチベットからインドへ亡命し、チベット子ども村で13年間生活した。「今の自分があるのはチベット子ども村のおかげ」と、お世話になった子ども村に恩返しをしたいと教師になった。
(写真左)主人公:ノルブ(写真右)ディレクター:東 秀一
パオネットワーク
子どもがいっぱい!
名前通り、そこは「子ども村」だった。ワイワイ、ガヤガヤ。ノルブに「静かにしなさい」と怒られる生徒たち。「学校ってこんなところだったなぁ」と自分が子どもだったころを思い出す。ただ、違うのは、先生も生徒も、みんな難民だということ。
50年もの間、彼らは難民としてインドで生活し、自分たちの言葉や宗教、芸術を保護することに努めてきた。「チベット子ども村」で育ったノルブというひとりのチベット人を見れば、その努力が実になっていることが分かる。
「もっとチベット語や仏教を学びたい」というノルブを前に、「自分はどうだろう?」と自問する。手の届く日本しかしらないような気がしてきた。インドに行って、チベット人にあって、もっと日本を知りたくなった。よし、もうちょっと手を伸ばしてみよう。
チベットの人たち トゥジチェ!ありがとう!
ディレクター 東 秀一