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NHK 会見開くも謝罪の言葉ほぼなし

 NHKは8日午後4時から、記者会見して捜査情報漏えいを発表。情報管理や取材手法をただす声に冷水仁彦報道局長らは「遺憾」「残念」と繰り返した。冒頭に「視聴者の皆様に深くおわび申し上げる」とのコメントを読み上げたが、約70分の会見中、謝罪の言葉はほとんどなかった。

 また「会見ではなくブリーフィング」と主張、写真撮影を認めなかった。

 NHKでは2008年、放送前のニュース原稿を利用した報道局記者ら3人によるインサイダー取引事件が発覚。質疑では「今回も他社からではなく、NHK内部から得た情報を漏らしたのではないか」などと厳しい質問が相次いだ。

 冷水局長は当初「記者はNHK内部の情報に接触していない」と強い口調で否定したが、根拠を問われると「引き続き調査する」とトーンダウン。メールの送信先や発覚の経緯などについては「警察が捜査中」「言えない」と回答を避け続けた。

(2010年10月8日)

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