PENTAX K200Dの「うらメニュー」が見つかった…
私の愛機K200D。
あまり使っていません(汗)
なぜならNikon P50のようなコンデジの方が便利だから…
あまり使っていない理由は実は他にも。
最近の流行のデジイチからしたら、
重い。
連射がダメ。
ペンタミラー(ペンタプリズムではない)
AF微調整をユーザーがいじれない。
等など…
上の3つはもうどうしようもない。
(使うにあたっての特別なガックリ感は少ない)
最後の肝心要な機能は何とかならないものか、
ずっと他のK200ユーザーたちと共にと悩んでいました。
…が、やっと発見されました!デバッグモードへ入る方法。
ということで早速いじってみます。
まずはデバッグモード専用のその辺りに落ちている
SDカードを用意します。
インターネットでベクター(ソフトウエアのポータルサイト)を検索、
そのサイトでソフト検索、「バイナリエディタ」を探す。
どんなものでもいいのですが、最初に出てくる「BZエディタ」をダウンロード。
解答してソフト起動をします。
[OPEN_DEBUG_MENU]
(←リターンまで入れてコピー)
エディタにペースト。
保存。ファイル名はMODSET.445とする。
そのファイルをSDにコピー、K200Dに入れて、スイッチオン!
(蓋を開けたまま起動という情報がありますが、特に必要なし)
すると…
うらメニューが出現。
デバッグモードを十字キーでENにしてOK!
メニューボタンを押してAFテストモードに移行します。
メニューはスパナのマークのメニューにして
十字キーを上に押していくとすぐ出ます。
(つまり一番下層のメニューにあるということです)
上側、AF AREA TESTはスーパーインポーズの
位置の切り替えなので「0」で。
下側がフォーカスの位置を十字キーで移動させて調整するバー。
左が前ピンの時に使い、右に移動すると後ピンを強制します。
調整の仕方はピントがシビアなマクロ撮影にて行います。
今回は目安としてわかりやすい新聞での撮影で。
デフォルトの状態。
つまり数値が「±0」
どう見ても青の矢印通り、前ピンです。
(「と」にスーパーインポーズをあわせています)
いきなりの、かなりの前ピンにちょっと愕然(汗)
徐々に数値を変えていきます。
これで「-120」辺り。まだまだですよね。
このあと、「-400」まで小まめに数値を入れてやってみました。
「-300」で。
どうでしょうか。まあまあではないでしょうか。
でもちょっと後ピン気味かも…
最終的な調整は「-200」。
やっぱりというかなんと言うか、
マクロと普通に撮るのとでは若干ピン位置が違うように思えます。
でも満足です。
調整を終えたら再起動、デバッグモードを「DIS」にしてSDを抜きます。
上位機種のK20にはレンズごとに調整データを管理できるそうです。
今回の裏メニューではもちろんそんなことはできませんが、
デバッグ専用SDを持ち歩いて気になったらいつでも
キャリブレーションという風に使うと良いかも知れません。
しかしデジイチを使うにあたってAF微調整が自分でできないというは
はっきり言って「一番肝心なところが抜けている」と言っても過言でないですね。
特に大口径F1.8あたりの明るいレンズにはAF微調整をしないとダメ。
(確かにマニュアルレンズ55mmF1.8はピンが合っていなかった)
当初K200Dでできないことを知り、
デジイチをわざわざ使う意味は?と悩んだものです。
K20を使っている
これで気分的にも心置きなく使うことができるでしょう。
ガッチリとジャスピン(古い?)で撮りたい時は
デジイチのK200Dということで決まりです。
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