ア・リーグはワールドシリーズ連覇を狙うヤンキース(WC=最高勝率2位球団)とレンジャーズ(西地区)がともに2連勝し、リーグ優勝決定シリーズ進出にあと1勝とした。ナ・リーグのジャイアンツ(西地区)はブレーブス(WC)との初戦を1‐0で勝った。ブレーブスの斎藤、川上は登録を外れ、日本選手は地区シリーズに出場しないことが決まった。
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故障明けのヤンキース・ペティットが7回2失点でポストシーズン通算19勝目を挙げ、連勝を決めた。7月に左脚の付け根を痛めて長期離脱。9月下旬に復帰したが準備不足は否めなかった。それでも「これまでで最も準備が足りずに臨んだプレーオフだったが、試合に入ると集中できたし、投球も良くなった。長年、一緒にページをめくってきたポサダのリードのおかげだ」と喜んだ。
(2010年10月8日)