スポーツ報知のメインコンテンツへジャンプ

◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇

◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇

スポーツ報知>社会

ここからスポーツ報知のメインコンテンツです

救出トンネルが貫通 12日にも救出作業開始…チリ落盤事故

8日、チリ国旗が掲げられた北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故現場で、作業員の救出を待つ親族ら(AP=共同)

 チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山の落盤事故で、地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人を救出するためのトンネルが9日午前8時(日本時間同日午後9時)ごろ、地下の坑道まで貫通し、掘削工事が完了した。ゴルボルネ鉱業相が発表した。救出作業は12日にも始まる見通し。

 8月5日の事故発生から2か月余り、33人の生存確認から間もなく50日間。世界の注目を集める「奇跡の救出」はカウントダウンが始まり、作業員と家族との再会が目前に迫った。

 トンネルの貫通直後、現場付近にはサイレンの音が鳴り響き、作業を見守っていた家族らは、抱き合って喜んだ。

 鉱業相は「貫通後、地下の作業員と話したところ、とても感激していた」と述べた。一方で「まだ一人も救出しておらず、喜ぶのは早い。今日中に(早期に救出に着手できるか)トンネル内部の調査に入る」と話した。

 マニャリク保健相は8日、トンネル貫通後に地下100~200メートルの間で内壁を補強する工事をした上で、12日にも作業員の救出開始が可能になると述べた。

 事故発生後、33人の生存確認を受け、チリ政府は8月末から9月半ばにかけて3本のトンネル建設に着手した。このうち、初めて貫通したのは9月5日に建設を始めた「プランB」と呼ばれる2本目のトンネル(深さ約620メートル)。

 通気用などに使われていた既存の細いトンネルを直径約30センチに拡張する第1段階の工事は9月17日に終了。救出用カプセルが通れるよう直径約70センチまで拡張する第2段階の工事が行われてきた。(共同)

(2010年10月9日22時23分  スポーツ報知)

この記事をlivedoorクリップに登録 この記事をYahoo!ブックマークに登録

ソーシャルブックマークに登録

お薦めアイテム

携帯サービス

  • ニュース
  • GIANTS
  • 釣り
  • 競輪
NEWS 読売・報知

国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)

NEWS読売・報知の詳細へ

モバイルGIANTS

巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!

モバイルGIANTSの詳細へ

報知つり速報

翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)

報知つり速報の詳細へ

報知競輪情報

携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)

報知競輪情報の詳細へ

スポーツ報知の出版物 スポーツショップ報知
報知新聞社出版局 スポーツショップ報知