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チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山の落盤事故で、地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人を救出するためのトンネルが9日午前8時(日本時間同日午後9時)ごろ、地下の坑道まで貫通し、掘削工事が完了した。ゴルボルネ鉱業相が発表した。救出作業は12日にも始まる見通し。
8月5日の事故発生から2か月余り、33人の生存確認から間もなく50日間。世界の注目を集める「奇跡の救出」はカウントダウンが始まり、作業員と家族との再会が目前に迫った。
トンネルの貫通直後、現場付近にはサイレンの音が鳴り響き、作業を見守っていた家族らは、抱き合って喜んだ。
鉱業相は「貫通後、地下の作業員と話したところ、とても感激していた」と述べた。一方で「まだ一人も救出しておらず、喜ぶのは早い。今日中に(早期に救出に着手できるか)トンネル内部の調査に入る」と話した。
マニャリク保健相は8日、トンネル貫通後に地下100~200メートルの間で内壁を補強する工事をした上で、12日にも作業員の救出開始が可能になると述べた。
事故発生後、33人の生存確認を受け、チリ政府は8月末から9月半ばにかけて3本のトンネル建設に着手した。このうち、初めて貫通したのは9月5日に建設を始めた「プランB」と呼ばれる2本目のトンネル(深さ約620メートル)。
通気用などに使われていた既存の細いトンネルを直径約30センチに拡張する第1段階の工事は9月17日に終了。救出用カプセルが通れるよう直径約70センチまで拡張する第2段階の工事が行われてきた。(共同)
(2010年10月9日22時23分 スポーツ報知)
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