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メールは時津風親方へ…NHKに批判など440件

 大相撲の野球賭博事件をめぐり、NHK記者が警視庁による家宅捜索の情報を携帯電話のメールで知らせていた問題で、相手は時津風親方だったことが9日、関係者への取材で分かった。

 時津風親方は同日、共同通信の取材に「こちらから(捜査)情報を要求したことはなく、一方的にメールが送られてきただけ。メールが来て、どうこうしたこともない」と話した。警視庁からも既に任意で事情聴取された。捜査関係者によると、メールの情報に基づいて証拠隠滅が行われた形跡も見つかっていない。

 一方、NHKは同日、事実を公表した8日午後4時以降、視聴者から約440件の意見が寄せられたと明らかにした。「報道機関は公正でなければならないのに、おかしいのではないか」など、大半が批判する内容だったという。

 NHKによると、報道局スポーツ部の男性記者が、家宅捜索が行われる当日の7月7日午前0時ごろ「あす数カ所が捜索されるようです。NHKから聞いたとばれたら大変なので他言無用でお願いします」との携帯メールを送信した。記者は「真偽を確かめようと思った。関係づくりもしたかった」と説明している。

 警視庁は親方を賭博事件の捜査対象としており、情報通り7日に賭博開帳図利の疑いで、東京都墨田区の時津風部屋のほか、愛知県犬山市の名古屋場所の宿舎を家宅捜索した。

 時津風親方は6月、自ら野球賭博への関与を認め、7月には日本相撲協会から1階級降格の処分を受けた。解雇された元大関琴光喜関と親しく、恐喝事件について相談を受けていたとされる。

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