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県警保護の青年死亡:目撃者3人、暴行否定 審判第5回公判で証言 /佐賀

 佐賀市で07年に知的障害のある安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題で、県警巡査長、松雪大地被告(30)が特別公務員暴行陵虐傷害罪に問われた審判の第5回公判が5日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)であった。弁護側が請求した目撃者男女3人が証人として出廷し、いずれも暴行を否定する証言をした。

 現場交差点を車で通過し、飲食店の駐車場に止めてから、近くの歩道橋付近で目撃した男性は「殴ったのは見ていない」と証言。男性と一緒にいた女性も「(殴ったことは)なかった」と話した。

 また交差点で信号停車中、車の助手席から目撃した女性は「殴ったのを見た」という証言が出ていることについて「殴ったようには見えなかった。警察官が安永さんの手をつかんで外される時の反動で、殴っているように見えたのかもしれない」と述べた。

 次回公判は11月4日の予定。【蒔田備憲、田中韻】

毎日新聞 2010年10月6日 地方版

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